優良コンパーチブルPCの dynabook V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)全モデル

13インチ16:9 液晶国内PCメーカー製品情報
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Dynabook V8、V6(VZ/HP、VZ/HR)はTiger Lake搭載のコンパーチブル2 in 1(本体が裏返る)モデルです。

旧来機にあった幾つかの弱点が大幅に改善されており、多くのユーザーから絶賛されていたTruNoteも健在です。

今回は新しい筐体に生まれ変わった、Dynabookの新Vシリーズ(直販で言うところのVZシリーズ)をご紹介します。

※カタログモデルでは「Dynabook V」シリーズ(V8 及び V6)。ネットを通じてDynabookから直接買うダイレクトモデルは「VZ/HP(Win 10 Home)」及び「VZ/HR(Win 10 Pro)」と呼ばれます。当サイトでは、選べるラインナップの幅が広いことと、コスパ良く買うことのできる直販モデルをオススメしています。

VZ/HPの実機レビューはこちらです。併せてお読み頂くと分かりやすくなっています。

2021年11月に後継モデルの「dynabook VZ/HUシリーズ(2021)」が発売開始しました。

もう一歩、上の性能を搭載しての登場です。よりハイパフォーマンスをお求めの方にはこちらがオススメになります。

dynabook V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)

今もって旧モデルの V(VZ)も平行販売しています。ハードウェアの性能が下がってもTruNoteが使いたい、値段を抑えたい、という人にオススメです。

逆にタッチパネルは不要だけど、性能の良いモバイルノートをもう少し安く買いたい、などの場合には同時期に発売された、こちらのG(GZ)シリーズをどうぞ。

法人様のご購入(領収書)について
法人名義でダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
多くの直販パソコンでは、領収書代わりとして使用できる証明書を発行しています。
ダイナブック(旧東芝ダイレクト)も「出荷納品証明書」というのを商品と一緒に送付できます。
こちらをクレジットカードの明細書などと一緒にすれば、ほとんどの会計処理は通ります。
手順としては、注文完了後に出てくる受注番号を「DynaBookあんしんサポート」に連絡して、そのように希望を伝えれば良いだけですので簡単です。
どうしても「領収書」でなければいけない場合。
支払い方法をコンビニ払いなどにして頂ければ、支払ったコンビニ店の領収書として受け取ることができます。
また、法人窓口からご購入いただけると、支払い方法が「カード一回払い、または銀行振り込み」のどちらかしか受け付けられませんが、それで問題がなければdynabook(株)発行の「領収書」を出してもらうこともできるようになっています。
ご注意点:カタログモデルとダイレクト(BTO)価格について
カタログモデルとダイレクト(BTO)について
カタログモデルは、別名店頭モデルとも呼ばれ、家電量販店での販売用にカタログに記載されたものです。これに対し、ダイレクトモデルとは、メーカーから直販サイトを通して買うPCのことです。カタログモデルは代表的な性能のみ販売され、ダイレクトモデルは幅広い組み合わせが対応可能です。ただし、ネットを通じて買うので、手元に届くまで時間がかかります。価格は時期により変動するので、どちらの方が安いとは言えません。ただ、ダイレクトモデルでなければ手に入らない性能が多いため、総じてダイレクトをオススメすることが多いです。
「東芝Direct」から「DynaBook Direct」への表示変更について
「東芝Direct」から「DynaBook Direct」への表示変更について
2019年以降、名称が「東芝ダイレクト」からシャープ傘下の「Dynabook Direct」に正式変更となっています。
基本的なサービス、連絡先、製品内容は何も変わりません。
ただ、値段を下げるための会員登録システムは「Room DynaBook(旧Room1048)」から「COCORO MEMBERS」へ変更となっています。
「COCORO MEMBERS」とは
「COCORO MEMBERS」とは
Dynabookの親会社となる、シャープの会員登録のことです。
〈登録するだけで大幅に値段が下がります〉
かつては東芝の会員登録として「Room DynaBook(旧Room1048)」が、同じ役目を負っていましたが、Dynabook自体が東芝からシャープの傘下に入ったことにより、登録作業もシャープのものに変更されました。
年会費も維持費もかかりません。当サイトに表示しているダイレクトモデルの値段は、全て会員登録後の価格になっています。

Dynabook V8、V6(直販 VZ/HP、VZ/HR)の特長

タッチパネルが付いて360度回転するVZシリーズですが、今回の新旧交代は大きな変更点が幾つもあります。

今時としては珍しくないものは以下の3つです。重要なものはその後の変更点になります。

・SSDがほぼ全機種でPCIe対応になった

Wi-Fi 6対応になった

・プライバシーシャッターが付いた

SSD、Wi-Fi 6、プライバシーシャッターについて

SSDがほぼ全機種でPCIe対応になった

ほぼ全機種と書いたのは、全てのラインナップを確認してはないためです。少なくとも11月10日にリリースされた直販モデルとカタログモデルのG8、G6は全てPCIeでした。今後、量販店モデルのG7などが出てくることが予想されますが、そうした時にはご確認が必要となります。

ともあれ、どのモデルを選んでも素晴らしい速度を体感できるので、紹介する方としてもオススメしやすいです。

Wi-Fi 6対応になった

元々VZは東芝時代の最後の方に設計されたものですので、その基本設計のままWi-fi 5までしか対応されていませんでした。

2020年はWi-Fi 6の年となりましたが、当然のように新筐体となった2020年秋冬モデルから先のVZはWi-Fi 6対応となっています。

プライバシーシャッターが付いた

画像だと分かりづらいですが、画面上部にあるフロント側のカメラアイには、今、流行りの物理的な窓閉め機構のプライバシーシャッターが付きました。

小さな変化ですが、これがないだけで購入候補から外そうとする人もいるので、重要度は増している部分です。

その他、大きく目立って変更された点は以下の通りです。

2020年春モデル → 秋冬モデルへの変更点一覧

・12.5インチ → 13.3インチへインチアップ(それでいて、面積縮小)

・バックライトキーボードになった(他、電源ボタンの位置が変わった)

・4K対応の高精細カメラが搭載された(旧来機では 約92万画素)

・電池式のアクティブ静電ペンだけでなく、充電式も出てきた

・インターフェイスが強化された(HDMI追加、Thunderbolt 4 対応など)

・CPUが第10 → 11世代Core(Tiger Lake)になった

・バッテリーが強化、14.5時間 → 24時間駆動へ(液晶がIGZOに変更)

・さらに軽くなった、重さ約1,059g → 約979gへ

※説明が長い部分は袋とじにしています。見たい箇所をクリック(またはタップ)してみて下さい。

12.5インチ → 13.3インチへインチアップ

まず、筆頭に挙げられる特徴がこれです。

V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)シリーズ新旧(春と秋冬モデル)の大きさ比較

視覚化して並べると良く分かりますが、画面は12.5インチから13.3インチへと大きくなりました。

しかし、画面がインチアップした割には上下幅が2cm近く縮小されています。

元々、旧機体は上下のベゼル(枠)が太いことが難点として挙げられていました。特にヒンジ側には幅広の部分が出てしまっていたのですが、ここが削減されています。

横幅は4~5mm大きくなりましたが、今回の方が無駄な面積をなくして、よりコンパクトに使いやすくなったと言えます。

 

Dynabook V(VZ)シリーズ2020年春モデル以前の旧機体

 

バックライトキーボード対応になった(他、上下のピッチが広がった、など)

一時期、VAIOを除いてほとんどの国内メーカーからなくなっていたバックライトキーボードでしたが、VZもバックライトが装備されるようになりました。

オフィシャルの画像ではゲーミング的に青白く光るのですが、実際に試してみると公式ページほど青い色は強調されていません。

若干青みがかった通常のバックライトという感じです。

青白く光るキーボードはちょっとゲーミングマシンぽくてカッコいいですが、これはダイレクトモデルのVZ/HP、VZ/HRの場合です。

カタログモデルであるV6、V8に関しては、赤い色合いになっています。

ただ、カタログモデルはラインナップの幅が少ないです。赤か青か。

性能を細かく選びたいか否かによって、色の選別が決まるとお考え下さい。

カタログモデルのV6、及びV8シリーズ

Dynabook VZ(ダイレクトモデル)のバックライトキーボード

バックライトはオフ、タッチした時だけ光る、常時光るなど、段階を分けて設定できます。

Dynabookの場合はFNキーとキーを押す度に切り替わります。

キーの左下にはFNキーと連動したキーボードのマークがついています。

これがバックライトキーボードの切替えマークです。

キーボード関連の説明

現在、同時期に出されたG(GZ)シリーズもオススメですが、G(GZ)シリーズは軽さ優先のためにバックライト装備はありません。

コロナの影響があった後…2020年秋現在では第2~3波襲来で、再び時短要請やロックダウンという単語がニュースに並びだしています。現状では、暗い会議室でスライドショーを動かしながら操作する、という機会は減ったかもしれませんが、代わりに家族が寝ている傍で仕事をしなければならないテレワークパパさんは増えたと思われます。

こうした使い方をする際、手元から照らされる仄かな明かりが役立ってくれるのですが、ディスプレイの明るさで十分では?という方がよくいらっしゃいます。
やってみれば分かりますが、モバイル端末(ノートパソコン等)は何か理由がない限り、90度以上開いて使いますので、キーボードは“手暗がり”の範囲に入ってしまうのです。

キーボードのキー配置は変更ありませんが、上下幅のピッチが横と同様の19mmへと大きくなりました。元々、このキーボードであったUZシリーズの打ち心地が絶賛されていたことから、とある販売員が新商品は同様のキーボードにするべきだ、と強く提言されたという噂もあります。そうしたユーザーからのフィードバックが生かされてブラッシュアップした今回の新機体です。

キーサイズやクリックパッドを大型化

それほどのものなので打ち比べてみるとすぐに分かります。縦にも広がることで、かなり入力しやすくなりました。

V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)シリーズのキーボード、新旧比較

もう一つ。キーボード繋がりで細かい部分をご説明すると、タッチパッドの左上にあった指紋認証センサーは外されました。

指紋認証が欲しいという方もいらっしゃると思いますが、このセンサー部分がタッチパッド上に配置されていると、急いでいる時にパッド左上の操作時に反応しないで困るという人も一部いらっしゃいました。

今回から顏認証での対応となりましたので、そうした心配はなくなります。

 

4K対応の高精細カメラが搭載された(Youtuberにオススメ)

「V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)」シリーズは、裏返った時にタブレット形状になりますが、背面カメラが4K対応の800万画素という高精細なカメラを備えています。

元々、強いグラフィック性能を備えている2020年秋冬モデルなので、このカメラで撮影してそのまま編集という、一台で何役にもなる使い方も可能になります。

使い方としては、テントモード(逆V字)にして立てておくだけで、三脚不要の4K定点カメラになりますので、Youtuberの簡易的な発信用として持ち運ぶのに最適な一台と言えます。4Kカメラで撮影した動画はデフォルトでmp4形式になります。極端な長時間でなければ、撮影した4K動画を、そのままプリインストールされているPowerDirecter16で編集することが可能です。

Dynabook Vシリーズの4K対応カメラ

本格的な4K動画の編集は、相応のグラフィックカードが搭載されたモデルが良いと思います。

ですが、持ち運べる1kg以下で長時間バッテリー搭載機でもできることは、他ではなかなかありません。

この辺りに関しては一歩先行して4K動画の撮影から編集出力までを一台で行った人がいましたので、ご参考までに掲載しておきます。この範囲までなら、全て一台でこなせる、という指標です。

 

電池式のアクティブ静電ペンだけでなく、充電式も出てきた

Vシリーズのアクティブ静電ペン(充電式)

Vシリーズのアクティブ静電ペン(電池式)

電池式のアクティブ静電ペンだけでなく~、の説明

今までは電池式のアクティブ静電ペン一択でしたが、ダイレクトで「VZ/HR(Win 10 Pro)」を選ぶと充電式のペンになります。

充電式はペンをアタッチメントを付けることで本体との接続充電が可能になるもので、充電にかかる時間はなんと15秒のみ。

どれだけ長時間、描き続けられるのかが分かりませんが、考えられる場面としてはビジネス用途で細かく断続的に描く人などは便利そうです。使用時間の限界が不明ですが、長時間を描き続けるデジ絵描きの場合は従来タイプの電池式の方が良いかもしれません。

V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)シリーズのアクティブ静電ペンの書き心地テスト

いずれもWacomのペン技術を使っているので、傾き検知や強弱の反応も良いそうです。オンライン展示会の様子では、確かに微細な強弱が付けられていて書きやすそうでしたし、実際に試し描きしたところ、快調な描き心地でした。

なお、電池式のこのペンは「電池単6形電池」が適合します。新旧ともに同じ電池を使用するとのことで確認済です(試し描きは「Dynabook VZ/HP の実機レビュー、4K動画編集やデジ絵を描いてみた」をご参照下さい)。

これは同じタイプのアクティブ静電ペンを使う他機種でも同様ですが、大きめの電気屋さんやホームセンターでなければ売っていないサイズの電池です。夜中に切れたからといって、近くのコンビニにダッシュしてもAAAAの単6形電池を置いていないことが多いです。

デジ絵師の人が締め切りに追われている時にこのペンにだけ頼っていたら危険ですので、そうした方は、あらかじめ予備をセットで用意しておくようにしておくのがオススメです。

補足:Bamboo Ink(2019モデル)の傾き検知なしタイプが使えました

初期のペンと近しい書き心地で、こちらの「Bamboo Ink(2019モデル)」が使えました。予備ペンとしてちょうど良いと思います(サイドボタンの挙動までは確認できていませんので、ご購入の際には自己責任でお願いします)。

 

インターフェイスが強化された(HDMI追加、Thunderbolt 4 対応など)

元々の旧機体ではThunderbolt 3が一つ搭載されていたものの、その他にはUSB 3.0しかありませんでした。

もちろん、オンラインでデータのやり取りが可能になった現在では不要という方もいらっしゃると思いますが、全般的にはまだまだ必要な場面は多くあると思います。

Dynabook「V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)」シリーズの接続口

今回はHDMIとminiSDカードスロットが付きました。

加えてThunderbolt 3 から 4 へ強化。それも2つ付きました。拡張したいものがたくさんある人ほど嬉しい改良点です。

オンライン商品説明会での解説図

Thunderbolt 4とは

現行のThunderbolt 3では、転送速度が40Gbpsと速かったものの、ケーブルの長さは最長0.8mまでと限られていました。転送速度は物理的な長さに応じて届くのが遅くなります。そういう意味ではデジタル時代にありながら、水道管のような郵便物のような…アナログの側面を残しています。ともあれ、0.8m以上長くなると最大20Gbpsに制限されていたものがThunderbolt 4では最長2mまで常時40Gbpsを保つことができます。

他、4K解像度の映像伝送はディスプレイ2台まで可能になったという強みも出てきています。

ただ、GPU性能の上がったTigerLakeになったものの、果たしてオンボードのノートPCでどこまで安定して映像出力できるのか、まだ試していません。いずれ機会がありましたらレビューします。

 

CPUが第10 → 11世代Core(Tiger Lake)になった

CPUが第10 → 11世代Core(Tiger Lake)になった・説明

これは先日ご紹介したGシリーズと同様の特長になります。

Dynabookの説明では第10世代から比較して、CPUの処理能力が1.5倍。

GPU性能が3倍にまで上がりました。

特にグラフィック性能の上昇は今までよりも大きく伸びていますが、これはTiger Lakeに内包されているインテルの Iris Xe グラフィックスエンジンによるものです。

今までIrisシステムを使ってきた時には、大幅な違いまでは体感できなかったものですが、今回は違います。

MX350というグラフィックカードに等しい性能で、従来ならCPUだけでは手の出せなかったグラフィカルな作業もスムーズに行えるようになります。

大幅性能アップの最も大きな部分と言えます。

CPU性能ベンチマーク比較イメージ第10 → 11世代Core(Tiger Lake)

それを可能にしたのが、TDP(熱設計電力)28Wの廃熱機構です。

Vシリーズの場合、やや小型ファンを左右に二基搭載することにより、吸排気による冷却を強めています。これによりCPUの高いポテンシャルを維持しています。

V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)シリーズの分解図(廃熱機構)

例えば、今まではグラフィックカードありきでなければできなかったような重たい、アクション3D系のゲーム「ストリートファイターV」あたりがすいすい動くようになります。

もちろん、こだわる人にとっては中堅クラス以上のグラフィックカードを搭載させたゲーミングを使うのは変わらないでしょう。ですが、ちょっとした息抜きにやるゲームの幅が大きく広がるという点では、ゲーマーでなくとも嬉しい性能向上ですね。

第11世代Core『TigerLake』ですいすい動く「ストリートファイターV

余談:インテル Evo プラットフォームの国内初認定機

インテル Evo プラットフォームのロゴ i7 と i5

インテル Iris Xe グラフィックスのロゴ

ちなみに言うと、このモデルはインテル Evo プラットフォームの認定を受けています。

これはインテルにより一定の水準が認められたPCだけに与えられるブランドロゴなのですが、いわゆるMicrosoftが提唱する「モダンPC」のようなカテゴライズ認証の一種です。

Dynabook V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)は 国内メーカーとしては初の認定機種になるそうで、それだけ使いやすい機能と高い性能を備えていると約束された機体と言えます。

認定基準は第11世代Core i7 / i5プロセッサー搭載急速充電対応、かつ長時間バッテリー駆動など、幾つかありますが、同様の条件を満たしている機体は今の時点でもありますので、今後はこのシールが貼られている他メーカーも多く出てきそうです。

Dynabook V(VZ)の実機を使ったPCMark10のトータルスコアは以下の通りです。

Dynabook VZ/HP搭載のTigerLakeと旧CPUを比較したPCMark10のトータルスコアで比較してみたグラフ

総合的に見た時には上記のグラフの通りとなっており、i7を選ぶと一割近いスコアの上昇が望めます。

およそ3,000以上が快適な目安と言われている中では十分な性能です。

個別に見た詳細スコアはこちらでは割愛しますが、全データは「IntelのCPU、第11世代Core(Tiger Lake)についての性能比較」に。

VZ/HPの主要なスコア説明は「PCMark10の個別スコアで見てみると」にまとめてあります。

簡単に言うと、実用的なトータルスコアで約2割ほどの上昇というのは、従来まで待ち時間の発生していた重たい作業も難なくこなせるようになってきた、と言えます。やろうと思えば4K動画の編集も可能です。

 

SSDがほぼ全機種でPCIe対応になった

これはDynabook G(GZ)シリーズでもそうでしたが、前回モデルでは値段がある程度抑えられているモデルもあったもののSATA接続のSSDが多かったです。

最上位のみPCIeであったことから、速度の速い機種を考えるには結局高い買い物をするしかありませんでした。

今回から速度の速いSSDがローエンドの組み合わせから買えるというのは、実に嬉しいポイントです。

 

バッテリーが強化、14.5 → 24時間駆動へ(液晶がIGZOに変更)

これも嬉しいポイントです。

「お急ぎ30分チャージ」に対応しており、30分で4割の給電ができるのは従来通りですが、その上限値が大幅に強化されて24時間駆動となりました。

7掛けの実働時間としてみれば、24時間駆動は16.8時間が実用的な期待値です。

スペック上だけの表記だったJEITA 2.0計測での時間数を超える実働時間が手に入ります。

それで重たくなったのであれば長短あります、という言い方になるのですが、今回は逆に軽くなっているわけですから、良い面しかありません。

ちなみにこれらを可能にしたのは液晶パネルがSHARP製 IGZOに変更されたためです。

軽量でありながら消費電力が抑えられますから、東芝時代から培われたバッテリー技術と相まって、長時間駆動を可能にした、といったところです。

 

さらに軽くなった、重さ約1,059g → 約979gへ

パソコンを選ぶ基準を軽さで考える人は多いと思います。

体感的には1.2kgくらいまでがずっしり感を感じる線引きで、心理的には1kgを下るかどうかが重要な分かれ目です。

当初、出てきたばかりのVZは1.1kgほどでしたが、徐々に徐々に軽くなり続け、とうとう1kgを下りました。

画面が大きくなりつつ、バッテリーも伸びているのに、重量は軽くなっている。

あらゆる意味でオススメしやすい機体へと進化しました。

 

Dynabook V(VZ)シリーズのデザインについて

dynabook VZ/HP、VZ/HR の外観

基本色はダークブルーで、黒に近い紺色という表現が合っていると思います。

旧機体はオニキスブルーで、今回からダークブルーと呼ばれていますが、写真上では大きな違いには見えません。

dynabook V8、V6(直販VZ/HP、VZ/HR)の外観、回転の図

dynabook 直販VZ/HP、VZ/HR の、タブレットモード

dynabook VZ/HP、VZ/HRの外観、平面モード

店頭モデル(V8、V6)ではラインナップが少ないものの、Dynabookのロゴやヒンジに色が付いていますので、また違ったデザインを選ぶこともできます。

dynabook V8、V6 と 直販の VZ/HP、VZ/HRのデザイン比較・背面

dynabook V8、V6 と 直販の VZ/HP、VZ/HRのデザイン比較・テントモード

残念なのはカタログモデル(V8、V6)にあるデザインが、多様な性能で選べるダイレクトモデルにないことです。

いずれは出てくるのかもしれませんが、今のところダイレクト(VZ/HP、VZ/HR)はダークブルーのみ、となっています。

カタログモデル(V8、V6)の赤&黒をベースにした外観

 

Dynabook V(VZ)シリーズの裏蓋を外してみた(ストレージ交換しやすい位置だった♪)

裏蓋を外して自分で手を入れたいと言う方のために、以下、画像をアップしておきます。

裏蓋は全部で12本の+ネジで止まっており、ヒンジ側8本(赤丸)が長いネジ。

パームレスト側4本(青丸)が短いネジです。

Dynabook Vの裏蓋を外してみる図(ネジの説明)

二本のヒートパイプにツインファン構造は、シャープの親会社である鴻海(ホンハイ)の技術を多く取り入れたであろうことが伺えます。

そのCPU部分の少し下にある赤い四角枠内がM.2 2280, PCIe-NVMe対応のSSDです。

旧来のGZがストレージ交換しずらいキーボード側だったので期待していなかったのですが、今回は交換しやすい位置にあります。

Dynabookは旧東芝時代からメモリ交換しても、本体が保証対象外にならない独自ルールや、ストレージが交換しやすい位置にあるなど、裏蓋が外しやすい国内メーカーとして人気がありました。再び元に戻ってきてくれたようで嬉しいです。

ただし、Dynabook V(VZ)はメモリはオンボードで固定されていますので、交換や増設は裏蓋を外してもできません。必要な方は最初から大容量を選んでおきましょう。

Dynabook V(VZ)の裏蓋を外してみたら(ストレージ交換しやすい位置にある♪)

もし、予備ストレージを作成しておくのであれば、オススメはCrucial製SSDです。

速度が速くてエラー少なく安牌。それでいて値段もお手頃。

商品パッケージにUSBメモリも一緒に入れておけるので、交換後にリカバリーメディアとセットで保管しておくにも便利というのも嬉しいポイントですね。

Crucial製のSSDはパッケージが絶妙。USBメモリとセットで保管しやすい。

また、その際のストレージ修復にご参考になる記事はこちらです(他社製品でのストレージ交換時に書いた記事です。全てにおいて動作保証が取れているわけではありませんので、挑戦される際には自己責任でお願いします)。

 

旧来機種から引き継いでいる特徴

harman/kardonのスピーカー搭載で音が良質

性能や頑丈さ重視のパソコンにありがちな「音がいまいち」は、このVZシリーズには当てはまりません。

Dynabookは昔から上位機種にharman/kardonのスピーカーを搭載してきましたが、同様にこのコンパーチブルモデルでありながら、薄くて軽い機体とは真逆に低音域まで広がりを感じさせてくれます。

もちろん、筐体の小さいノートパソコンでは限界がありますが、旧機体を聞く限りでは音が大きく、良い音質だと思います。

 

ACアダプタがType-C「PAACA048」で急速充電対応

Type-Cで給電する「PAACA048」というACアダプタを使用します。30分で7時間充電できるので、ちょっとしたスキマ時間しか充電できなくても、継続して稼働させやすいです。

Type-Cで給電できるものとしてはZZ75シリーズや、同時期に販売された2020年秋冬モデルの G(GZ)シリーズにも同じ「PAACA048」が使われています。そういった意味では、二台目三台目もDynabookで固めておくと、ACアダプタを使いまわせて便利な状況を造ることもできます。

ACアダプタはケーブル込みで175cm、眼鏡ケーブルは50cm。合計225cm、重さ243gです。イメージとしては、身長180cmくらいのちょっと背の高い人が腕を伸ばしたくらいですね。

Dynabookで幅広く使える65WのType-CのACアダプタ「PAACA048

PAACA048」はType-Cで充電できるタイプのDynabookでは共通で使えるACアダプタです。
実はこのモデルはType-CのPD対応でさえあれば、18W以上で使えることを確認しています。
ただ、18Wギリギリですと充電時間が極端に遅くなりがちです。現実的に使いやすいもので考えれば45~65Wがオススメです。

Dynabook V(直販はVZ)シリーズの互換アダプタ

使用 PD対応
電力
メーカー 商品型番
18W cheero CHE-324
20W AUKEY PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black)
45W Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)
65W Dynabook Type-CのDynabook共用ACアダプタ「PAACA048

※45Wまでのケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。

もし、予備電源としてポータブルバッテリーを一緒に持っていくのであれば、同じく45~65Wであれば使えます。以下が軽量でオススメになります。

※動作確認までは取れていませんので自己責任でお願い致します。

 

Tru Note(トゥルーノート)系ソフトが素晴らしい使い心地

単に頑丈なデタッチャブルというだけなら、それほど目立つ存在ではないのですが、多くの人が展示機での動作を見た後で「このソフトは何!?」と訊いてきます。

それほど便利で使いやすいTru Note系のソフトが入っています。

1000ページのノート1000冊分を記録できて、すぐに呼び出せるので、これ一つでノート要らずになります。

TruNoteが素晴らしく使いやすい

TruNoteが素晴らしく使いやすい

デジタルノートらしく、一度書いた文字を書き直すことなく、色や線の太さをあとから変更できたり、そのままネットでの検索に入れたりできます。

Tru Note(トゥルーノート)系ソフト・説明

これは東芝が独自に開発したソフトで、まさにタッチ機能を持つデタッチャブルPCに相性ピッタリです。

代表的な便利機能がOCRで、例えばスケッチ的に文字を書いた後でそれを読み取らせて、テキスト化させたり、授業で書かれた白板や黒板の写真を撮ったら、それらが多少斜めになっていても補正してテキスト文章として変換しながら読み取ってくれたり、という使い方もできます(文字の認識率は書いた人の文字の綺麗さによりますので、あまりに崩した文字は認識しないことがあります)。

書くばかりではなく、「TruRecorder」なども凄いです。

周囲の音を拾ってくれるのですが、後から聞き直す時のために視覚的に話し手を分けてくれます(10分以上の録音をすると自動で切り替わります。最長で3時間まで。3時間以上使いたい場合は、一度、ファイル保存して、もう一度録音を別に開始する必要があります)。

TruRecoderは話し手を色分けして再生できる
例えば、会議で5人が会話していたとしたら、その5人の声が上図のようにタイムライン上に色分けして流れるので、後から文章起こしする時などに便利です。

他にも色々あるのですが、ともかく、このソフトを使いこなせる方であれば、学生でもビジネスマンでも多くの作業で時短となるので、好成績を収めることができることでしょう。

元々、このアプリが欲しいからこそVZを買う、という人がいたくらいです。

しかし、ハードの性能や構造が古すぎたため、このアプリが生かしきれていませんでした。今回の新機種はその足かせが解かれた状態です。

余談:Tru Noteは他のPCにも入れられるの?

良く訊くかれる質問なのですが、結論から言うと入れられます。ですが、本来の機能を全て使えるわけではなく、レビューを見る限り異常動作も散見されます。もちろん最初からプリインストールされている旧機体のVZシリーズで異常動作を耳にしたことはありません。

直販モデル「VZ/HP(home)」と「VZ/HR(pro)」の性能表

カタログモデルと直販モデルでは性能の組み合わせが違います。

基本的に選べる幅の広さから直販モデルの方をオススメしますが、納期は待たなければなりません。

在庫がある状態になってしまえば、2~3日と早いですが、それまではそれなりに待つ期間が発生します。

カタログモデルには、Proモデルも用意されています。

OSをProにした方が良いのか判断がつかない人は以下の記事をご参照下さい(9割以上の人はHomeのままで問題ありません)。

※Dynabookの場合、Proモデルを選ぶと年賀状の印刷ソフトや動画の編集ソフトなど、Homeに入っていたソフトが削減されています。

TruNote(トゥルーノート)のプレミアム機能、有料機能は幾ら?

Tru Note(トゥルーノート)」はPro構成の「VZ/HR」のシリーズを選ぶとプレミアム機能が一部制限されています。プレミアム機能はアプリ内から有料での購入により使用可能となりますが、旧モデル通りであるなら700円(税抜)で購入可能です。Homeは制限なく無料で全て使えます。

この場合のプレミアム機能とは、例えばOCR機能の一種として「手書きの図や表をオフィス形式に変換し、Power Pointなどに簡単に貼りつけられる」とか、同様に「手書きで書いた文章をテキスト形式に(もちろんオフィス形式にも)変換できる」などの機能のことです。
プレミアム機能はマイクロソフトストアから買うことができます。
700円程度でこれらの機能を全て使えるようになるのなら気にしない人は多いと思いますが、いざ、使おうとアテにしていて支払いで躓いて使えなかった、などのないようお気をつけ下さい。

VZ/HP(VZ/HR)の i5モデル

シリーズ名 dynabook VZ/HPシリーズ
i5 モデル
OS Windows 10 Home 64ビット
カラー ■ ダークブルー
CPU Core i5-1135G7
2.4/4.7GHz<4C8T>PCMark10トータル:4,342
PassMark(2021.02):9,861
メモリ 8GB(8GB×1)/最大8GB
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ 512GB SSD
(PCIe対応)
256GB SSD
(PCIe対応)
ディス
プレイ
タッチパネル付き FHD
軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶
IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット
※ディスプレイサイズは13.3インチです。
グラフィック インテルIris Xe グラフィックス
(CPU内蔵)
無線
通信
Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac)
Bluetooth Ver5.0
セキュリティ 顏認証
質量 約979g
バッテリ 約 24.0時間
(実働 14.4時間
Office Microsoft Office Home & Business 2019
(Office搭載モデルのみ)
リリース 2020年11月10日
officeなし
期待価格
W6VHP5CZAL W6VHP5CZBL
¥140,580
)¥138,380
¥133,980
)¥132,880
officeあり
期待価格
W6VHP5BZAL W6VHP5BZBL
¥159,280
)¥157,080
¥152,680
)¥151,580
限定販売会場

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直接、当該型番の特売ページに飛ぶことができます。

シリーズ名 dynabook VZ/HPシリーズ
i5 のProモデル
OS Windows 10 Pro 64ビット
カラー ■ ダークブルー
CPU Core i5-1135G7
2.4/4.7GHz<4C8T>PCMark10トータル:4,342
PassMark(2021.02):9,861
メモリ 8GB(8GB×1)/最大8GB
ストレージ 512GB SSD
(PCIe対応)
256GB SSD
(PCIe対応)
officeなし
期待価格
W6VZ83RRLG W6VZ83RRLC
¥149,380
¥147,180
¥141,680
)¥140,580
officeあり
期待価格
W6VZ83PRLG W6VZ83PRLC
¥166,980
)¥165,880
¥160,380
)¥159,280
   
リリース 2021年5月18日
officeなし
期待価格
W6VZHS5RAL W6VZHS5RBL
¥153,780
¥144,980
officeあり
期待価格
W6VZHS5PAL W6VZHS5PBL
¥171,380
¥163,680
備考 5/18リリースモデルは、以前に販売開始していたProモデルと同様の内容です。型番違いのマイナーチェンジになります。

※価格は全て税込表記です。
2021年10月13日時点での価格で表示しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。

 

さすがに、一気にバージョンアップされた機体は安くはありません。

徐々に値段が下がってくるとは思いますが、それでもしばらくは近しい価格帯での推移が予想されます。

もっとも、富士通やVAIOはこれより頭一つ分ほど高くなることが多いので、国内メーカーのモビリティとして見れば、標準的になった、というところでしょう。

「レッツノートみたいに、とんでもなく高いのは困る。けど、多少は高くてもいいから良いものが欲しい」という人は、こちらのVZシリーズの i5 の組み合わせがオススメになります。

先のCPU説明を見て頂くとお分かりの通り、今回は i5 と i7 の性能差が少ないようです。メモリ8GBで問題なければ「W6VHP5CZBL」「W6VHP5BZBL」あたりからがオススメになります。

ちなみにVZの場合、メモリ8GB。または上位モデルの16GBでそれぞれ一枚挿しのオンボードなわけですが、ハードウェア詳細にはデュアルチャネル対応、と書いてあります。

これは誤記ではなく、一枚のメモリでもデュアルチャネルとして稼働できる新型メモリ「LPDDR4X-4266対応 SDRAM」を搭載しているためです。VZはGZよりも機体内部の空間が狭いですからね。メモリも一枚に統合する必要があったわけですが、それでも速度を落とさない配慮です。

一言で言うとお金かかってる内容です。値段が高くともますますオススメ。

一方、ストレージとしてはDynabookの場合、256GBモデルを選んだ人はアプリとか隠しパーティション領域で差し引かれて、ユーザー側で使えるのは170GB強といったところ。

写真や音楽をガッツリ本体に入れたいなら、その上の512GB以上のモデルになります。

「私、大して入れるのないから」と思っていたらiphoneのバックアップを取ろうとして入らない…なんてことにならないよう、念のため以下のリンクも貼っておきます。

ヘビーなiphoneユーザー用の方はご一読をどうぞ。

 

VZ/HP(VZ/HR)の i7 + 8GBモデル

シリーズ名 dynabook VZ/HPシリーズ
i7 + 8GB モデル
OS Windows 10 Home 64ビット
カラー ■ ダークブルー
CPU Core i7-1165G7
2.8/4.7GHz<4C8T>
PCMark10トータル:4,752
PassMark(2021.02):10,461
メモリ 8GB(8GB×1)/最大8GB
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ 512GB SSD
(PCIe対応)
256GB SSD
(PCIe対応)
ディス
プレイ
FHD 軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶
IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット
※ディスプレイサイズは13.3インチです。
グラフィック インテルIris Xe グラフィックス
(CPU内蔵)
無線
通信
Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac)
Bluetooth Ver5.0
セキュリティ 顏認証
質量 約979g
バッテリ 約 24.0時間
(実働 14.4時間
Office Microsoft Office Home & Business 2019
(Office搭載モデルのみ)
リリース 2020年11月10日
officeなし
期待価格
W6VHP7CZCL W6VHP7CZEL
¥157,080
¥154,880
¥143,880
)¥142,780
officeあり
期待価格
W6VHP7BZCL W6VHP7BZEL
¥175,780
¥173,580
¥162,580
)¥161,480
限定販売会場

>> 特別価格の限定販売会場 <<

※特選サイトにログインした状態になった後に をクリックすれば、
直接、当該型番の特売ページに飛ぶことができます。

シリーズ名 dynabook VZ/HPシリーズ
i7 + 8GB のProモデル
OS Windows 10 Pro 64ビット
カラー ■ ダークブルー
CPU Core i7-1165G7
2.8/4.7GHz<4C8T>
PCMark10トータル:4,752
PassMark(2021.02):10,461
メモリ 8GB(8GB×1)/最大8GB
ストレージ 512GB SSD
(PCIe対応)
256GB SSD
(PCIe対応)
officeなし
期待価格
W6VZ83RRLD W6VZ83RRLF
完売 ¥153,780
)¥151,580
officeあり
期待価格
W6VZ83PRLD W6VZ83PRLF
¥177,980
)¥175,780
¥171,380
)¥170,280
リリース 2021年5月18日
officeなし
期待価格
W6VZHS7RDL
¥158,180
officeあり
期待価格
W6VZHS7PDL
¥176,880
備考 5/18リリースモデルは、以前に販売開始していたProモデルと同様の内容です。型番違いのマイナーチェンジになります。

※価格は全て税込表記です。
2021年10月13日時点での価格で表示しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。

 

i7 モデルはOffice付きであれば20万円弱からの登場です。

メモリ8GBあれば通り一遍の作業はなんら問題ありません。この場合の作業とは、事務的なOfficeワーク、Zoom、Teamsを使ってのやり取り、意外と重たい一太郎であるとか、チャットによる平行作業の代名詞である「フランツ(Franz)」あたりを使う、というくらいです。

問題はこれらの作業を何重にも並べておきつつ、切り替えながら電源を落とさないで24時間以上、日をまたいで使う、などです。

キャッシュに溜まったメモリも関係なく、PCの再起動さえ煩わしくずっと使うということを考えるなら、お値段が高くなってもメモリ16GB構成はオススメになります。

 

VZ/HP(VZ/HR)の i7 + 16GBモデル

シリーズ名 dynabook VZ/HPシリーズ
i7 + 16GB モデル
OS Windows 10 Home 64ビット
カラー ■ ダークブルー
CPU Core i7-1165G7
2.8/4.7GHz<4C8T>
PCMark10トータル:4,752
PassMark(2021.02):10,461
メモリ 16GB(16GB×1)/最大16GB
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ 1TB SSD
(PCIe対応)
512GB SSD
(PCIe対応)
ディス
プレイ
FHD 軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶
IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット
※ディスプレイサイズは13.3インチです。
グラフィック インテルIris Xe グラフィックス
(CPU内蔵)
無線
通信
Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac)
Bluetooth Ver5.0
セキュリティ 顏認証
質量 約979g
バッテリ 約 24.0時間
(実働 14.4時間
Office Microsoft Office Home & Business 2019
(Office搭載モデルのみ)
リリース 2020年11月10日
officeなし
期待価格
W6VHP7CZAL W6VHP7CZBL
¥175,780
)¥173,580
¥162,580
¥161,480
officeあり
期待価格
W6VHP7BZAL W6VHP7BZBL
¥194,480
)¥192,280
¥180,180
)¥177,980
限定販売会場

>> 特別価格の限定販売会場 <<

※特選サイトにログインした状態になった後に をクリックすれば、
直接、当該型番の特売ページに飛ぶことができます。

シリーズ名 dynabook VZ/HPシリーズ
i7 + 16GB のProモデル
OS Windows 10 Pro 64ビット
カラー ■ ダークブルー
CPU Core i7-1165G7
2.8/4.7GHz<4C8T>
PCMark10トータル:4,752
PassMark(2021.02):10,461
メモリ 16GB(16GB×1)/最大16GB
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ 1TB SSD
(PCIe対応)
512GB SSD
(PCIe対応)
officeなし
期待価格
W6VZ83RRLA W6VZ83RRLB
完売 完売
officeあり
期待価格
W6VZ83PRLA W6VZ83PRLB
完売 完売
2021年5月18日
officeなし
期待価格
W6VZHS7RAL W6VZHS7RBL
¥191,180
¥176,880
officeあり
期待価格
W6VZHS7PAL W6VZHS7PBL
¥210,980
¥195,580
備考 5/18リリースモデルは、以前に販売開始していたProモデルと同様の内容です。型番違いのマイナーチェンジになります。

※価格は全て税込表記です。
2021年10月13日時点での価格で表示しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。

 

基本的に、現行のモバイルPCのトップグレードになりますので、このあたりの構成内容でできないことは、モバイルPCでは元々無理な範疇に入ってきます。

最高の一台を、というこだわりの人にはオススメできる内容です。容量も1TBというのは、直近の全ての仕事のデータを持ち運びしないといけない、というようなハードなお仕事をされる人にとっては、ふさわしい構成内容となっています。

仮に、「タッチパネルは不要。むしろ煩わしい」というようでしたら、先日、同時期にリリースされたDynabook G(GZ)シリーズの2020年11月モデル」がオススメになります。

先のモデルではメモリ16GBがなかったので、メモリを妥協できない人はこのラインナップから選ぶことになります。

 

カタログモデル「V6/P」と「V8/P」の性能表

比較対象のために、以下、カタログモデルも記載しておきます。

もっとも、価格の面と選べるラインナップの広さから、オススメは直販モデルになります。

シリーズ名 カタログモデル
「V6/P」と「V8/P」
OS Windows 10 Home 64ビット
カラー ■ プレミアムブラック
CPU Core i7-1165G7
2.8/4.7GHz<4C8T>
PCMark10トータル
:4,752
PassMark(2021.02)
10,461
Core i5-1135G7
2.4/4.7GHz<4C8T>PCMark10トータル
:4,342
PassMark(2021.02)
:9,861
メモリ 16GB(16GB×1)/最大16GB 8GB(8GB×1)/最大16GB
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ 512GB SSD
(PCIe対応)
256GB SSD
(PCIe対応)
ディス
プレイ
FHD 軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶
IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット
※ディスプレイサイズは13.3インチです。
グラフィック インテルIris Xe グラフィックス
(CPU内蔵)
無線
通信
Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac)
Bluetooth Ver5.0
有線LAN 1000Base-T
(自動認識、Wake-up on LAN対応)
セキュリティ 顏認証
質量 約 979g
バッテリ 約 24.0時間
(実働 14.4時間
Office Microsoft Office Home & Business 2019
リリース 2020年11月10日
型番
期待価格
P1V8PPBB
P1V8PPBB
P1V6PPBB
P1V6PPBB
¥217,800 ¥179,960

※上が楽天、下がYahoo!の購入ページになります。
※価格は全て税込表記です。楽天とYahoo!、それぞれの最安値を表示しています。
2021年10月13日時点での価格で表示しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。

 

Dynabook V8(VZ/HP、VZ/HR)に搭載されている TigerLake、Core i7-1165G7 に関して

Dynabook V8 ドラクエXベンチマーク結果

V8のスペックCore i7-1165G7とメモリ16GB

V8で少しばかりベンチマークを回してみましたので、追記しておきます。

個体差による違いがあるのか、アルパカの設定が違っていたのか分かりませんが、同じCore i7-1165G7にメモリ16GBの構成内容でも、機体や計測タイミングが違うと、けっこう違う数字になりました。

定番の軽量MMO、ドラクエXのベンチマークでは最高品質、解像度1920 × 1080、フルスクリーンでの計測では、12,000前後がピークで、最低では9,000くらい。

電源設定での高いパフォーマンスと最も高いパフォーマンスとでは、目立って大きな違いではありませんでした。

Dynabook V8 ドラクエXベンチマーク結果、左が高パフォーマンス、右が最も高いパフォーマンス

 

Dynabook V8 ファイナルファンタジーXIV_ 漆黒のヴィランズベンチマーク結果

加えて少し重たいMMOの定番「ファイナルファンタジーXIV_ 漆黒のヴィランズ」のベンチマークを回してみると以下の通りです。

Dynabook V8 のファイナルファンタジーXIV_ 漆黒のヴィランズ ベンチマーク結果

とても快適に楽しめそうです。標準的な設定のまま試したスコアとしては6,500~6,700ほど。ローディングタイムは28~29秒台。おおよそ、この範囲が電力設定の高いパフォーマンス、最も高いパフォーマンスで出る数字です。

以前、Dynabook GZシリーズの2020年春モデルを見た時に、Core i7-10710U の計測ではドラクエXで5,000と少し。ファイナルファンタジーXIVでは、2,700ほど。今回のCore i7-1165G7では、あっけなく倍以上のスコアを出しました。さすがはTiger Lakeといったところでしょうか。

もちろん、本格的なゲーマーの方にとっては物足りないとは思いますが、それでも持ち運べるモバイルPCでできる範囲としては十分な数値と言えます。

ただ、便宜上、説明のためにベンチマーク画面を掲載しましたが、それだけを見て判断してほしくないと思っています。ベンチの数値より実利性がTigerLakeのオススメである理由はこちらの記事にも書いています。

dynabook V8、V6(直販のVZ/HP、VZ/HR)はメーカー側で設定できるTDP28Wギリギリまでチューニングを施しています。ある程度の高負荷にも耐えつつ、普段使いの作業を切り替えて使うには、これ以上ないというくらい最高の機体と言えましょう。

 

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