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Dynabook Gシリーズ2021年モデル(直販ではGZ/HU)全ラインナップ

13インチ16:9 液晶国内PCメーカー製品情報

各メーカーとも、売れ筋となる定番モバイルを用意していますが、その中でも、今回はDynabookの定番モバイル。GZシリーズの2021年モデル「Dynabook GZ/HUシリーズ」をご紹介します。

新しく第12世代Core『Alder Lake』を搭載した2022年モデルが3/18にリリースされました。リリース直後から注文できますので、ご興味ある方は以下も併せてご覧ください。リリース直後の価格差はざっくり2万円ほど。

「COCORO MEMBERS」とは
「COCORO MEMBERS」とは
Dynabookの親会社となる、シャープの会員登録のことです。
〈登録するだけで大幅に値段が下がります〉
かつては東芝の会員登録として「Room DynaBook(旧Room1048)」が、同じ役目を負っていましたが、Dynabook自体が東芝からシャープの傘下に入ったことにより、登録作業もシャープの「COCORO MEMBERSicon」に変更されました。
年会費も維持費もかかりません。当サイトに表示しているダイレクトモデルの値段は、全て会員登録後の価格になっています。
「東芝Direct」から「DynaBook Direct」への表示変更について
「東芝Direct」から「DynaBook Direct」への表示変更について
2019年以降、名称が「東芝ダイレクト」からシャープ傘下の「Dynabook Direct」に正式変更となっています。
基本的なサービス、連絡先、製品内容は何も変わりません。
ただ、値段を下げるための会員登録システムは「Room DynaBook(旧Room1048)」から「COCORO MEMBERSicon」へ変更となっています。
ご注意点:カタログモデルとダイレクト(BTO)価格について
カタログモデルとダイレクト(BTO)について
カタログモデルは、別名店頭モデルとも呼ばれ、家電量販店での販売用にカタログに記載されたものです。これに対し、ダイレクトモデルとは、メーカーから直販サイトを通して買うPCのことです。カタログモデルは代表的な性能のみ販売され、ダイレクトモデルは幅広い組み合わせが対応可能です。ただし、ネットを通じて買うので、手元に届くまで時間がかかります。価格は時期により変動するので、どちらの方が安いとは言えません。ただ、ダイレクトモデルでなければ手に入らない性能が多いため、総じてダイレクトをオススメすることが多いです。
法人様のご購入(領収書)について
法人様のご購入(領収書)について
法人名義でダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
多くの直販パソコンでは、領収書代わりとして使用できる証明書を発行しています。
ダイナブック(旧東芝ダイレクト)も「出荷納品証明書」というのを商品と一緒に送付できます。
こちらをクレジットカードの明細書などと一緒にすれば、ほとんどの会計処理は通ります。
手順としては、注文完了後に出てくる受注番号を「DynaBookあんしんサポートicon」に連絡して、そのように希望を伝えれば良いだけですので簡単です。
どうしても「領収書」でなければいけない場合。
支払い方法をコンビニ払いなどにして頂ければ、支払ったコンビニ店の領収書として受け取ることができます。
また、法人窓口からご購入いただけると、支払い方法が「カード一回払い、または銀行振り込み」のどちらかしか受け付けられませんが、それで問題がなければdynabook(株)発行の「領収書」を出してもらうこともできるようになっています。

dynabook direct の特別販売会場から買うと、最大で12,100円引きになるキャンペーンを実施中です。

※当サイトでは、dynabook directのレビューした機種は、全ての特別価格と納期情報を掲載しています。ほぼ毎日更新中。

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Dynabook Gシリーズ2021年モデル(直販ではGZ/HU)の特徴

位置付けと特長

機体構成は変わりませんので、デザイン的な変更はありません。

大まかな特徴は「GZ/HPシリーズ(2020年モデル)」の以下の記事も併せて見ると分かりやすいと思います。

カラーリングがオニキスブルーとパールホワイトの二色展開となっているのも変わりません。

今回の主な変更点は下記の四点です。

・Windows10→11搭載になった。

・Office2019→2021搭載になった。

・AIノイズキャンセラーの機能が追加された。

・新CPUが塔載された。

・ディスプレイが新しくなった(色バランスが良くなった)。

Windows10→11搭載に、Office2019→2021搭載に

今はどのメーカーもWindows11を出し始めていますので、Dynabookもその流れに沿ってOS変更となりました。

併せてOffice2019 → 2021搭載となっています。

決められた通りの使い方しかしないので、Officeの年度にはこだわらない、という方は少なくありません。今回の変更点は便利なものを知らなければ不便とは思いませんが、使ってみたら快適さが味わえる、といった類の改良版です。

目が疲れないよう黒地に白文字のダークモードが使えたり、ネット上のファイルを複数人で編集する機能が強化されるなど。特にExcelの関数が増えたのを目当てにする方は多いようです。

 

AIノイズキャンセラーの機能が追加された。

AIノイズキャンセラーのイメージ図(公式ページより)

AIノイズキャンセラーは他のメーカーも出しているので、今後の一般向けPCのスタンダードになる機能だと思います。Web会議の際に威力を発揮し、周囲の余計な雑音をカットし、話している人の声だけを選り分けて相手に届けてくれます。

会社勤めあるある話として、会議室を抑えようとしても他の部署が使っていて場所が取れない、急いで対応したいWeb会議が発生した、などの時に威力を発揮します。大部屋の片隅でヘッドセットを付けてのWeb会議でも急場を凌ぎやすくなります。

新CPUが塔載された。

旧機種から順に

PZ55  (2019)が第10世代Core
PZ/HP(2020)が第11世代Core
PZ/HU(2020)が第11世代Coreの追加型番

このように進化してきました。

2020年から2021年にかけては同じ11世代型番ですから、さして違いがないように見えますが、計測してみるとかなりの違いが出ています。

特にシングルスレッドでRyzenのZen3アーキテクチャを超えてきたのは素晴らしく、普段使いでのレスポンスの良さを提供してくれます。

詳しくは内部性能の項目をご覧ください。

ディスプレイが新しくなった(色バランスが良くなった)。

「GZ/HPシリーズ(2020)」からもう一段、色バランスが取られたものに変わりました。

前回も色域の広いIGZO液晶だったので悪くはありませんでしたが、明るさによって色バランスが崩れることがありました。今回は、その点が補正された別型番の液晶が搭載されています。

詳しくはディスプレイの項目をご覧ください。

 

外観について

デザイン的な特徴

前回と同様のデザインになりますが、改めて写真をまとめてみました。

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・正面

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・正面、内容物一覧

カラーリングは二色展開

色はオニキスブルーとパールホワイトの二色展開です。

オニキスブルーは紺色っぽく見えます。黒というと堅いイメージですが、この色合いだと少し柔らかいので、仕事、私用どちらでも使いやすいです。

「GZ/HUシリーズ(2021)」左パールホワイト、右オニキスブルー

パールホワイトの構成は一番のボリュームゾーンに絞られており、基本色はオニキスブルーになります。

「GZ/HUシリーズ(2021)」パールホワイトとオニキスブルー・斜めから

パールホワイトだと天板に少しテカりがあるのですが、オニキスブルーは全面マットな仕上がりです。ヒンジ部に色違いのワンアクセントはどちらも変わらず。

「GZ/HUシリーズ(2021)」パールホワイトとオニキスブルー・天板

 

プライバシーシャッター搭載92万画素Webカメラ

インカメラは92万画素と一般的で、プライバシーシャッターが標準搭載されています。物理窓が付いているので、不要な時には安心して窓を閉めておけます。

質量の差、900g以下

公式では

パールホワイト(公称値) 約908g
オニキスブルー(公称値) 約888g

となっており、ホワイトの方が何故か20gほど重たく表記されています。SZや旧来の東芝製品でもそうでしたが、なぜかカラーリングが変わると質量表記が変わるというDynabook謎シリーズは未だ健在です。

「GZ/HUシリーズ(2021)」パールホワイトの計量

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルーの計量

おそらく塗料や使う部品の違いだと思いますが、実測だと以下の通りになります。

パールホワイト(実測) 約860.5g
オニキスブルー(実測) 約851.5g

タニタのクッキングスケールを使ったので正確性には欠けますが、それにしても公称値よりも随分と軽めになっています。ホワイトでも900gを超えることはありません。色による重量差は 9g 程度でした。

大きさやその他の外観

大きさとしてはA4サイズに+1cm弱くらいです。書類と一緒に鞄に入れやすいサイズです。

一般的によく使われる角度で開いて左右から。

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・左側

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・右側

ヒンジ部は最大で180度まで広がります。

タッチパネルは付いていないモデルなので、別の人に見せる時や、ヒンジ部を無理に開いて壊してしまわない意味合いが強いです。

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルーの180度開いたところ

ヒンジ背面の右側には吸排気口があり、稼働時はここが一番熱くなります。GZの熱量は大したことはありません。

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・のヒンジ外側

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・背面

 

GZ/HUの裏蓋を外してみたら

背面は12本のビスで止められています。

通常の+ドライバーで開けられます。特に内側から爪が噛んでいることはないですが、ビスが堅く閉められているので、そこだけ無理な開け方をしないようご注意を。裏蓋開封の難易度は低めです。

内部の基本構造は2020年モデルと変わらず。

写真右上にあるメモリとSSDが隣接した位置に配置されており、取り外しは簡単でしたので、交換、増設も楽にできそうです。

ただし、メモリスロットは1つしかありません。オフィシャルでは、メモリの交換増設はできないとされていますから、16GBを1枚購入して装着しても認識するかどうかまでは分かりません(もっとも、経験上、こうした場合には大抵は認識してきました)。

また、2019までの旧モデルと違って、SSDが交換しやすい位置にあります。これだけで、購入候補に入れる人もいるのではないでしょうか。やはり予備ストレージが交換できると、安心して使い続けられます。

2020~2021年GZに搭載しているメモリ「PC4-25600(DDR4-3200)

2020~2021年GZに搭載しているストレージ「2280のSSD(PCIe)

GZ/HUのバッテリーは、前回同様53Wh/3450mAhでした。

GZ/HPのバッテリーは53Wh/3450mAh

 

接続口

「GZ/HUシリーズ(2021)」オニキスブルー・左右の接続口

左右にUSBのType-Aが備えられているので、どちらでもすぐに使えて便利です。microでもSDカードがあるとスマホとのデータ移動などで役立つ場面は多いと思います。何より有線LANポートが解放式で付いているので、急いでモジュラージャックを挿したい時に役立ちます。開閉式だと、一度開ける必要がありますし、何と言っても稼働部分がないので解放式の方が強度があって安心です。

※Type-Cの接続口は Thunderbolt 4 対応となっており、PD充電対応です。
※今回、時間がなくて試せていませんが、基板が変わっていなかったのでディスプレイ出力にも対応している筈です。

 

ACアダプタ(PA5352U-1ACA)について

ACアダプタの型番は「PA5352U-1ACA(リンク先は互換アダプタです)」、長さは175+50=225cm。重さは251g。定格電力は65Wとなっており、メガネケーブルは国内向けの125V用でした。

ダイレクトの GZ/HU のOSが Homeモデルを選ぶと、Type-Cで給電するACアダプタが2個入っているという、嬉しい特典付きになっています。これは前回のGZ/HPでも同様で、そのまま継続されています(カタログモデルでは一つだけです)。

職場と自宅など、よく行く場所に置いておくと、どちらでも充電できて便利です。ただ、持ち歩く場合には、もう少し軽め、小さめのPD対応Type-C充電器がオススメです。今回、他社製のType-C充電器を試せていないのですが、おそらく前回同様の通りですので18W~65Wまでは一通り使えると思います。

以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。30W口もあるので、片方スマホで片方PCと使い分けができて便利です。コンパクトで120gで済みます。

バッテリー

Youtubeの連続再生時間で計測しています。

電力制限のかかる残量20%になるまでが8時間10分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終的には9時間25分まで稼働しましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約8.5時間までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)

※輝度50%、音量40%で、高パフォーマンスでの電力設定(Windows11のバランス)にて、ライブ映像を流し続けた時のバッテリーの持続時間になります。

ここがDynabook G(GZ)シリーズの最も残念な点です。

24時間駆動と表記されているものの、実際に稼働させると5割にも届きません。これはDynabookだけに限った話ではないのですが、特に最近は JEITA2.0 の計測値との乖離が見られる機体が多くなりました。使い方により、消費電力の差が激しくなった、ということのようです。

10年前なら実働7割で説明できていましたが、今では6割。GZにいたっては3~4割です。

一方で充電速度は以下の通りです。

30分 60分
65W給電時 40% 66%
「お急ぎ30分チャージ」に対応していますから、前日に充電しておくのを忘れたまま会社に持参しても、昼休みのスキマ時間で十分、充電可能です。

やはり、どこでも充電できる環境を整えておく予備アダプタはオススメです。

 

キーボード

黒キーボード白キーボード

「GZ/HUシリーズ(2021)」のキーボード・オニキスブルー

「GZ/HUシリーズ(2021)」のキーボード・パールホワイト

広々と使えるキーピッチ19mm、深く打ち込めるキーストローク:1.5mm。

矢印キーは逆T字でカーソル移動がブラインド操作しやすく、 Enter キーの上に BackSpaceDelete の鉄板配置。もちろん、NEC、Lenovoのように Ctrl キーと FN キーの逆問題もなければ、HPのように Enter キーの右横に HomeEnd などの列が配置されることもありません。キーコンフィグレーションの設定変更することなく、そのままガッチリ実戦投入できる造りです。

使いやすいキーボードの代表格。ザ・スタンダードと言えます。

純粋に打鍵感を求めるなら富士通やThinkPadの方が上ですが、打ち心地は標準的でも “使いやすさ” に的を絞るならDynabookのそれはまさに安牌です。

難点を挙げるなら二つ。

Enter キー近くの特殊キーがやや小さくなっていることですが、これくらいは馴れます。

あと半角/全角キーが小さい点を指摘する方もいますが、ここは小さくて問題ありません。端、角にあるものはブラインドで操作しやすいので大きく作る必要がないのです。使い込むと分かりますが、まったく不便はありません。

それより惜しいのはバックライトキーボードがないことです。暗闇の中で使う(プレゼンや家族の寝ている寝室など)で使うことが多いようなら、他機種にするか、USBライトのいずれかを考える必要があります。

 

ディスプレイ:非光沢のFHD液晶

Dynabook GZ/HU搭載の液晶パネル「LQ133M1JW64」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示

※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。必ずこの内容と同様のものになるとは限りませんが、モバイルの場合はほぼ同じになると考えて問題ないようです。

 

輝度は465.6cd/㎡とかなり明るい方で、色域はsRGBカバー率が96.5%。Adobeカバー率が71.6%。

LQ133M1JW41 → LQ133M1JW64

前回までの2020年モデル(GZ/HP)からディスプレイが刷新されています。前回までは輝度の低い時には色が強めに出てしまい、LUT表示(別名ガンマ補正曲線)が歪んでいました。

今回はその欠点がなくなり、理想的な直線を描いています。また、輝度もやや高くなったようで、前回の機体でも400は超えていましたが、今回は460という明るさに。外出先での太陽光の下でもより使いやすくなりました。

次に視野角の広さを確認します。

元々が視野角の広いIGZOパネルですから、ここはシャープ傘下になった良いところです。

Dynabook GZHUシリーズ(2021)-正面(文字)

Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)のパネル「LQ133M1JW64」-正面(文字)

Dynabook GZHUシリーズ(2021)-斜め上から(文字)

Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)-斜め上から(文字)

「Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)」のディスプレイ・横から(文字)

Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)-横から(文字)

写真でも確認できますが、かなり斜めから見ても文字を読むことができます。これならどの角度からでも見やすく、使いやすい液晶と言えます。

特に画像だと違いが分かりやすく出ます。

Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)のsRGBカバー率 96.5%一般的なIPS液晶 sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61%

Dynabook GZHUシリーズ(2021)-正面(画像)

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(正面から)、標準的なIPS液晶

Dynabook SZHU-HD液晶-正面(画像)

以下、15.6インチを含めますが、他機種の代表的な液晶と比較した時の違いになります。一般的なIPS液晶でも十分綺麗に見えますが、色域が狭いと角度によっては色が白ける、または暗くなる、のいずれかで色が褪せます。GZ/HU搭載のIGUZOにはそれがほとんどありません。

Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)のsRGBカバー率 96.5%液晶一般的なIPS液晶sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61%

Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)のsPGBカバー率 96.5%液晶

「Dynabook GZ/HUシリーズ(2021)」のディスプレイ・横から(画像)

ThinkPad E15 Gen 3 の斜め上から見た時の一般的なIPS液晶

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(視野角確認)

Dynabook SZHU-HD液晶-上から(画像)

 

内部性能について

GZ-HU搭載 Core i5-1155G7 のプロセッサーシール

Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約13.1秒でした。

性能を調べた結果、まとめ

今回、GZ/HUでは Core i5-1155G7 のみ調べています。Core i7-1195G7に関しては PZ/HU にて調べていますので、併せてそちらの内部性能の項目も見て頂けますと分かりやすいです。

GZ-HU搭載 Core i5-1155G7 のCPU-Z

今回、GZ/HUに新しく以下、二型番が投入されました。

Core i7-1195G7
Core i5-1155G7

もっぱらAMDのRyzen 5000番台 Zen3 対抗モデルとして出されたものです。

DynabookにRyzen搭載モデルはありませんが、もし、他社のRyzenにしようか迷うようでしたら、以下の説明がお役に立つと思います。

2021の夏にご紹介した「Aero 13」が1kgアンダーでありながら、Zen3を搭載していてコスパ良く、と推しどころ満載で未だに人気ですが、マルチはともかく、シングル性能では今回、投入された新型11世代Coreの方が一歩秀でています。

1kg以下のノートPCとしては最上位クラスの処理能力です。

基本的にこの性能があれば普段使いでなんら不便なことはありません。あとは重たいクリエイティブワークや、タイトなレスポンスがどれほどのものか、という部分が気になるところです。

 

PCMark10

以下、快適性を計測する PCMark10 の計測比較になります。電力設定を変えたものを含めて、より細かくご覧になりたい方はこちらの記事がご参考になります。

トータルスコアApp Start-up ScoreWeb Browsing ScoreProductivitySpreadsheets ScoreDigital Content CreationPhoto Editing Score

全体的な快適性能を計測したもの。

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のトータルスコア比較

アプリケーションの起動速度。

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のApp Start-up Score比較

ブラウジング(ネット)の処理能力。

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のWeb Browsing Score比較

ビジネスアプリ全般の性能。

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のProductivity比較

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のSpreadsheets Score比較

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のDigital Content Creation比較

Dynabook GZ/HU塔載 Core i5-1155G7 のPhoto Editing Score比較

こちらはグラフィックカード搭載機を除いた、各メーカーの計測値比較グラフになります。

トータルスコアでは4932となり、良い数値ではありますが、PZ/HU の Core i5-1155G7 と比較すると200程度の違いとなり、やはりモバイル機ではパフォーマンスが一歩劣ることが分かります。もっとも900gに満たない軽さでありながら、このパフォーマンスを出せていることがGシリーズ(直販はGZ)の魅力です。

前回の「GZ/HPシリーズ(2020)」のCore i5-1135G7 と比べると700の上昇となり、各スコアを見ていても相応の性能アップとなりました。

アルパカ的には「App Start-up Score」を快適さの代表的な指標として見ていますが、12000台であれば、十分な立ち上がり速度だと言えます。

ただ、PZ/HU の Core i7-1195G7 がウェブの速度が結構凄かったものの、Core i5-1155G7 では小さな上昇に留まったのは少し残念です。

ビジネス用途で考えるなら「Productivity」ですが、Intel Core の苦手としていた「Spreadsheets Score」がまったく伸びず、Ryzenには大きく水をあけられたままという点も気になります。

「Spreadsheets Score」は関数計算の能力を中心に計測した値のようなので、AMD Ryzenが得意なグラフですが、コピーや置換作業になると Intel Core の方が早く作業を終えることが多くあります。そのため、Excelは多用するけど関数計算をガッツリ組まれたシートは扱わない、という人なら気にする必要はありません。逆ならRyzenがオススメです。個別のOffice作業計測は以下の記事が参考になります。

他を見ていくと「Digital Content Creation」では小さな機体に入っているCore i5-1155G7でも7000を超える高スコアを出しました。

特に「Photo Editing Score」はよく伸びており、平面のグラフィカルな編集系能力が高いことが分かります。写真のレタッチやデジ絵イラストの執筆には向いています。

 

以下、他ベンチも幾つかまわしましたので掲載しておきます。

折りたたんでいますので、クリックかタップでご覧いただけます。

その他、ベンチマーク各種

CinebenchR23

GZHU 搭載のCore i5-1155G7 のSinebench R23

Single Core 1440 pts

Multi Core 5403 pts

 

WEBXPRT3

「GZ/HUシリーズ(2021)」のWEBXPRT3の速度比較

 

PassMark

PassMark RatingCPU Mark2DMark3D Graphics MarkMemory MarkDisk Mark

「GZ/HUシリーズ(2021)」の PassMark Rating

「GZ/HUシリーズ(2021)」の CPU Mark

「GZ/HUシリーズ(2021)」の 2DMark

「GZ/HUシリーズ(2021)」の 3D Graphics Mark

「GZ/HUシリーズ(2021)」の Memory Mark

「GZ/HUシリーズ(2021)」の Disk Mark

ストレージ

小容量計測時

大容量計測時

普段使いの速度としては申し分ありません。

ただ、大容量になるとランダムアクセスの速度がある程度、減衰します。極端に速度が落ちるわけではありませんが、大容量データを整理する際には時間を多めに取っておいた方が良さそうです。

なお、256GBのストレージで購入した場合は以下の通りです。183GBが自由に使えますので、ローカルにデータを溜め込みたい人でなければ、すぐに使い切るようなことはなさそうです。

ただし、iPhoneのバックアップを取ろうとするのであればご注意下さい。以下、ご参考までに。

※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。

「GZ/HUシリーズ(2021)」の256GBの初期ストレージ容量

 

Core i5-1155G7 の高負荷パフォーマンス推移

電源設定:最も高いパフォーマンス時電源設定:高パフォーマンス時

「GZ/HUシリーズ(2021)」搭載、Core i5-1155G7 にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(最も高いパフォーマンス時)

「GZ/HUシリーズ(2021)」搭載、Core i5-1155G7 にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(高パフォーマンス:バッテリー駆動時)

ダイナ W6GZHU5CBL搭載、Intel Core i5-1155G7
最も高いパフォーマンス時
平均 最高値
周波数 3,272.1MHz 4,288.4MHz
電力量 28.1W 45.9W
温度 81.4度 100.0度

GZ/HU に搭載されている Core i5-1155G7 の場合、立ち上がった瞬間のトップ 1%の周波数が17秒も持続します。熱量もこの時、瞬間的に100度に達しますが、基本的には80度前後の巡航を続けます。このくらいなら機体を傷めることなく使えそうです。

この17秒の壁を意識して使うなら、効率よく処理を終える短時間作業を断続して使うことがオススメになります。

バッテリー駆動にして電源設定を一つ落とすと、途端に穏やかな動きになります。立ち上がりも緩やかになるので、レスポンスを重視する人はバッテリー時間が短くなっても良いなら電源設定を変えずに最も高いパフォーマンスのままでいた方が良いかもしれません。

騒音計測はアルパカの部屋だと周囲の雑音が大きくて正確には計測できていません。体感的にはピーク時でも、おおよそ40db程度だと思います。気になるほどの駆動音ではありませんでした。

 

機体外側の温度推移

「GZ/HUシリーズ(2021)」Core i5-1155G7搭載機、100%稼働による機体外側の温度推移:前面

「GZ/HUシリーズ(2021)」Core i5-1155G7搭載機、100%稼働による機体外側の温度推移:背面

アイドル状態の際に30度を下り、100%稼働5分経過でもキーボード部は30度程度で、廃熱口で48度。10分経過でも大して上がりませんでした。熱くなるのはモニター下部とキーボードの上部が少し程度ですから、不快感はありません。膝上での作業も安心して行うことができるでしょう。

 

人気モバイルHP「Aero 13」と比較してみると

HP「Aero 13」

(左)HPの「Aero 13」と(右)Dynabook「GZ/HU」

全メーカー通して2021年の売れ筋の筆頭に挙げられるHPの「Aero 13」です。

実はGZと大きさがほとんど変わりません。若干、「Aero 13」の方が小さいというくらい。

(左)HPの「Aero 13」と(右)Dynabook「GZ/HU」・天板比較

画面が同じ13.3インチですが、アスペクト比が違います。Dynabook「GZ/HUシリーズ(2021)」が一般的な16:9に対して、「Aero 13」はやや縦に長くなった16:10。

(左)HPの「Aero 13」と(右)Dynabook「GZ/HU」の画面比較

そのため、縦長が基本のWeb画面では、「Aero 13」の16:10の方が広くて見やすいです。

(左)HPの「Aero 13」と(右)Dynabook「GZ/HU」画面アップ比較

画面の綺麗さはどちらも文句なしに良いです。

Aero 13」のキーボード

アスペクト比の関係で「Aero 13」の方が見やすいですが、その代わり、キーボードはEnterキーの右横にある一列が難点です。

馴れれば使いやすいと思いますが、ここが「Aero 13」にするかどうかの分かれ目となります。そういう意味では「GZ/HU(2021)」は使う人を選ばずにオススメしやすいです。

もう一つ、「Aero 13」はプライバシーシャッターが付いていません。コストカットのためだと思いますが、そうした部分が許容できるかどうかです。

逆に「Aero 13」にはバックライトキーボードが付いているのに対して、「GZ/HU(2021)」にはありません。人によっては重要なポイントだと思います。

まとめると、こうなります。

HP Aero 13 Dynabook GZ/HU
画面 どちらも綺麗
比率 16:10
比率 16:9
キーボード
Enterキー横一列あり
スタンダード
バックライトあり
バックライトなし
プライバシーシャッター
なし
あり
バッテリー
動画再生6時間
動画再生8.5時間
重さ
約957g
約888g
プロセッサー AMD Ryzen Intel Core
価格
¥93,000
¥121,880

※価格は記事アップ時点でのi5とRyzen5、共にメモリ8GB、Officeなしで比較。

 

この二機種は面白いように、お互いの短所と長所が裏表になっています。もし「GZ/HU(2021)」が候補から外れるようであれば、「Aero 13」で検討頂くのが良いかもしれません。

内部性能も「Aero 13」はAMD Ryzen に対して、「GZ/HU(2021)」は Intel Core ですから、挙動がかなり変わってきます。特にExcelの関数計算が多いか少ないかで Intel Core がオススメかどうかが変わります(詳しくは内部性能の項目をご覧下さい)。

 

性能表について

限定販売会場」から買うと、お安くなる機種が幾つもあります。お目あてのものがお安くなっているようでしたら、ぜひご利用下さい。

新しく第12世代Core『Alder Lake』を搭載した2022年モデルが3/18にリリースされました。リリース直後から注文できますので、ご興味ある方は以下も併せてご覧ください。リリース直後の価格差はざっくり2万円ほど。

 

GZ/HU(2021) Win11 Home

シリーズ名 dynabook GZ/HVシリーズ
基本構成
OS Windows11 Home
カラー ■ オニキスブルー □ パールホワイト
CPU Core i5-1155G7
Core i7-1195G7
メモリ 8GB(4GB+4GB)/最大8GB
16GB(8GB+8GB)/最大16GB
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ 256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD
ディス
プレイ
FHD 軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶
IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット
※ディスプレイサイズは13.3インチです。
グラフィック インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
無線
通信
Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac)
Bluetooth Ver5.2
有線LAN 1000Base-T
(自動認識、Wake-up on LAN対応)
セキュリティ 顏認証
質量 ■ 約888g
□ 約908g
バッテリ 約 24.0時間
(Youtube連続再生8.5時間)
Office Microsoft Office Home & Business 2021
(Office搭載モデルのみ)
リリース 2021年11月11日
備考

Home モデルはACアダプタが予備で+1つ付いてきます。

※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
Youtubeの連続再生時間で制限のかかる時間から現実的な実働時間を表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。

 

基本構成は全て同じで、心臓部となるプロセッサーとメモリ、ストレージの容量が変わるだけです。

全ての組み合わせのお値段と納期は以下の通りです。

CPU Core i5-1155G7
■オニキスブルー □パールホワイト ■オニキスブルー
メモリ 16GB オンボード 8GB オンボード
SSD 512GB 256GB
Office
なし
W6GZHU5CCL W6GZHU5CAL W6GZHU5CBW iconW6GZHU5CBL
¥125,180
¥124,080
¥108,680
¥107,580
¥114,180
¥113,080
¥104,280
¥103,180
在庫切 在庫切 在庫切 在庫切
Office
付き
W6GZHU5BCL W6GZHU5BAL W6GZHU5BBW W6GZHU5BBL
¥143,880
¥142,780
¥127,380
¥126,280
¥129,580
¥128,480
¥128,480
¥127,380
在庫切 在庫切 在庫切 在庫切
備考 Home モデルはACアダプタが予備で+1つ付いてきます。

※価格は全て税込表記です。
※2023年2月2日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。

 

一番の売れ筋になりそうなモデルがi5、8GB、256GBのOfice付である「W6GZHU5BBL」か「W6GZHU5BBW」だと思います。

GZ/HUシリーズ(2021)」の場合、メモリ8GBでもオンボード4+4GBでデュアルチャネルになっており、普通に学生や会社員の方が使い込む性能としては問題ありません。

ただ、最近はメモリ16GBを求める方が多くなってきており、一部の学校では16GB指定のレジュメ記載が出てきていることから、i7までいかずとも16GBをお求めの方が増えました。Dynabookもそこは分かってくれているようで、2022年2月21日に i5 のメモリ16GBモデルが投入されています。投入された頃合いでメモリ8GBモデルも品切れつつあるので、ちょうど良いタイミングだったと思います。

OSの使用メモリが肥大化するであろう3年後くらいを考えるなら、最初から作動領域に余裕を持たせる意味でも 16GBにしておくのはオススメです。もちろん、純粋に性能の底上げをしてグラフィック性能を上げておきたい、とする場合にも良いと思います。

CPU Core i7-1195G7
■オニキスブルー □パールホワイト ■オニキスブルー
メモリ 16GB オンボード 8GB オンボード
SSD 1TB 512GB 256GB
Office
なし
W6GZHU7CAL W6GZHU7CBL W6GZHU7CBW W6GZHU7CCL
¥149,380
¥148,280
¥135,080
¥133,980
¥127,380
¥126,280
¥131,780
¥130,680
在庫切 在庫切 在庫切 在庫切
Office
付き
W6GZHU7BAL W6GZHU7BBL W6GZHU7BBW W6GZHU7BCL
¥160,380
¥159,280
¥153,780
¥144,980
¥151,580
¥150,480
¥146,080
¥144,980
在庫切 在庫切 在庫切 在庫切
備考 Home モデルはACアダプタが予備で+1つ付いてきます。

※価格は全て税込表記です。
※2023年2月2日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。

 

illustrator と Photoshop を同時に立ち上げて平行して使いたい、などであっても踏ん張って処理してくれます。「Digital Content Creation」が強いので、そうしたクリエイティブワーカーには向いていると思います。二つ目の売れ筋が i7 + 16GB 構成です。ボリュームゾーンとしてのカラバリ選択肢を設けてあることから、ここがメーカーの推しどころなのだと思います。

扱うデータがエフェクトかけまくった4Kなどでなければ、それなりに動画編集も可能です。もちろん本格的にやるには足りませんが、持ち運べる性能としては申し分ありません。

あとはやはり軽い作業ばかりだったとしても、連続稼働が多い人にはオススメです。

Officeワーク、Zoom、Teamsを使ってのやり取り、オンラインデータベースの構築、SNSやワードプレスを使っての情報発信や、それらを平行しながらフランツ(Franz)を使っての情報交換などなど。

一つ一つは軽いのですが、それらを大量に行い、電源オフせずスリープか休止状態でずっと使い続ける場合には少しでもレスポンスの低下を防げる、Core i7-1195G7 + メモリ16GB構成はオススメです。

 

GZ/HU Win11 Pro

以下、Proモデルになります。

ざっくり一万5000円前後上がります。会社でのまとめ買いの定番として、ネットワーク内で使う都合から、セキュリティ的に Pro がいいなどで選ばれています。

折りたたんでいますので、クリックかタップでご覧になれます。

GZ/HUシリーズのProモデル一覧
Windows11 Pro モデル
CPU Core i7-1195G7 Core i5-1155G7
オニキスブルー
メモリ 16GB オンボ 8GB オンボード
SSD 512GB 256GB 512GB 256GB
Office
なし
W6GZHU7XBL W6GZHU7XCL W6GZHU5XAL W6GZHU5XBL
¥153,780
¥152,680
¥133,980
¥132,880
¥132,880
¥131,780
¥128,480
¥127,380
在庫切 在庫切 在庫切 最短翌営業日出荷
Office
付き
W6GZHU7WBL W6GZHU7WCL W6GZHU5WAL W6GZHU5WBL
¥169,180
¥168,080
¥152,680
¥151,580
¥146,080
¥144,980
¥152,680
¥151,580
在庫切 最短翌営業日出荷 在庫切 在庫切
備考 基本的にHomeモデルと同様の構成です。OSのみが変更になっています。
Proエディションでは色はオニキスブルー一択になります。

基本構成はProもHomeも変わりません。ただ、白のカラーリングがなくなり、オニキスブルーのみとなります。

CPU Core i7-1195G7
オニキスブルー
メモリ 16GB オンボ-ド
SSD 1TB
Office
なし
W6GZHU7XAL
¥166,980
¥165,880
在庫切
Office
付き
W6GZHU7WAL
¥180,180
¥179,080
在庫切
備考 基本的にHomeモデルと同様の構成です。OSのみが変更になっています。
Proエディションでは色はオニキスブルー一択になります。

※価格は全て税込表記です。
※2023年2月2日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。

icon

 

GZ/HU Win10 Pro(ダウングレード権行使モデル)

以下、2022/3/18にリリースされたWindows10のProモデルになります。

一般的にはすでにWindows11でオススメしますが、特殊なネットワークに組み込む場合や、Windows10でないと動作しない特定のアプリを使う場合。もっぱら法人の方、または個人でも10の方が馴れているから、という理由で買われることがあります。

ご注意点 ダウングレード権行使モデルについて

元々はWindows11だったものをdynabook側でダウングレードしてからの販売としているので、購入後にWindows11にアップグレードできます。

ただし、販売時のOS状態で保証が効いているものですから、アップグレード後は保証を受けられず、全て自己責任となります。

また、MSが提供するアップグレードページから行う場合、10日以内に限りWindows10に戻すロールバックが可能ですが、この方法で無料アップグレードすること自体が2022年9月まで。10月以降にできなくなる可能性があります(MSがその可能性を匂わせています)。そのため、dynabookでは、その後もアップグレードできるよう、ユーザー向けにWindows11へのアップグレード用サポートページを用意するようです。

ロールバックができなくなると、一度アップグレードすると元には戻せなくなります。この場合、Windows10の時にリカバリーメディアを作成しておくことでWindows10に戻せるようになりますが、リカバリをかけるので基本的には初期状態になります(旧来機のダウングレードモデルでは、全てそのように対応可能でした。おそらく今回も同じ筈)。

そういうわけで、必要そうな方はUSBメモリ32GB以上をご用意しておき、購入後にすぐ作成しておくのがオススメです。

以下、折りたたんでいますので、クリックかタップでご覧になれます。

GZ/HUシリーズのWindows10 Proモデル一覧
Windows10 Pro モデル
CPU Core i7-1195G7 Core i5-1155G7
オニキスブルー
メモリ 16GB オンボード 8GB オンボード
SSD 1TB 512GB
Office
なし
W6GZHU7JAL W6GZHU7JBL W6GZHU5JAL W6GZHU5JBL
¥173,580
¥172,480
¥158,180
¥157,080
¥139,480
¥138,380
¥132,880
¥131,780
在庫切 在庫切 在庫切 在庫切
Office
付き
W6GZHU7HAL W6GZHU7HBL W6GZHU5HAL W6GZHU5HBL
¥190,080
¥188,980
¥181,280
¥180,180
¥155,980
¥154,880
¥154,880
¥153,780
最短翌営業日出荷 在庫切 最短翌営業日出荷 在庫切
備考 基本的にHomeモデルと同様の構成です。OSのみが変更になっています。
Proエディションでは色はオニキスブルー一択になります。

※価格は全て税込表記です。
※2023年2月2日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら
※「」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。

icon

 

最後に・まとめ

「GZ/HUシリーズ(2021)」最後に・まとめ

以前から売れているモデルのマイナーチェンジということで、安心してオススメできます。軽さ、性能などバランスが取れています。

残念な点としては、

・バックライトキーボードではない。

・実用的なバッテリー稼働としては8.5時間(表記上では24時間駆動)。

・電源設定を一つ落とした状態だと初速が、やや緩やかになりがち。

の三点。
逆に良い点としては、

・最も高いパフォーマンス設定の時にはアプリの立ち上げが速い(Core i5-1155G7搭載機にて)。

・映像画像系のグラフィカルなクリエイティブワークが一段と強くなった。

・液晶の色バランスが取れているものに進化した。

の三点です。

忙しい企業戦士にはあるあるの話ですが、Chromeで100個くらいのタブを常に出し続けて調べものばかりとか。デスクトップは大量のフォルダが連なっていて、整理する時間もままならないなど。

それらをしながら毎日の移動ともなると、選ばれるPCは限られてきます。

そうした使い方をする人には、まさに軽さと性能を兼ね備えたオススメの一品です。

 

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