軽さ、頑丈さ、性能などをバランス良く備えていながら接続口も豊富に、価格も抑えられている。
今回はそんなdynabookの人気モバイルPC「dynabook GZ/HW(2023)」をご紹介します。
旧モデルの「dynabook GZ/HV(2022)」は、同様の筐体に第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』を搭載しています。13世代Coreほどではありませんが、普段使いでは十分なパフォーマンスを得られます。
GZの下位機種であるSZシリーズもあります。性能や軽さを多少犠牲にしてでも、お値段を抑えたい、抗菌ボディでコロナ禍でも安心して使いたい。そんな方にオススメです。
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「dynabook GZ/HW(2023)」の特長
同時に他社PCもレビューしたので、比較用動画にまとめてみました。
併せて見て頂けると、分かりやすいと思います。
Gシリーズ(GZシリーズ)とは
このシリーズはダイナブックで最も売れている、軽量モバイルの代表格です。
大学生や会社員の方でGCXシリーズをお使いであれば馴染みがあるかもしれませんが、あれの店頭販売されているカタログモデルがGシリーズ。
個人向けに直販サイトである dynabook direct で販売されているものがGZシリーズです。
こちらでは組み合わせの幅の広さや値段の安さから、直販で買えるGZシリーズをオススメしています。
軽量、頑丈、ディスプレイが見やすいIGZOパネルを採用しており、キーボードも打ちやすい、と一通り揃っています。目立って気になるのはバックライトキーボードが対応ではないところ。

軽さとハイパフォーマンスを両立しつつ操作性も良いバランス優良機
人によってはSIMを入れられない(LTE対応ではない)という点で候補から外れる人がいるかもしれません。
逆にその辺りが必須でない方であれば、オススメできる人気シリーズです。
2022年モデルの実機レビューはこちらにて。ご参考にどうぞ。
価格は上がっても良いので、さらなる使いやすさを、というのであれば「dynabook RZシリーズ」があります。14インチでありながら1kg以下から選べます。
特長・今までとの違いは?

「GZ/HUシリーズ」から変わっていない、定番のパールホワイトとオニキスブルー
今回は前回同様、筐体に違いはありません。
色合いなどのデザイン変更もなく、上記の二色のみ。プロセッサー含めた中身が一部変更されたマイナーチェンジに落ち着きました。
そのため、こちらの記事では色違いのデザインも含めて、旧機体の写真も含めての説明になります(今回、手にしたのはホワイトです)。
・プロセッサーが変更、第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』へ
・Wi-Fi 6 → Wi-Fi 6E 対応へバージョンアップ
・Home 構成だと「Microsoft 365 Basic」が付属してくる
・他、細かい特徴。重さやバッテリー、カメラ機能など
第12世代Core → 第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』へ
性能低:電力低 U < P < H 電力高:性能高
第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』はモバイル向けではUよりPが。PよりHの方が性能が高いのですが、軽量モデルになればなるほどUを搭載したモデルが多くなってきます。
ベースパワー | コア数 | |
---|---|---|
Pプロセッサ (ハイスペックモバイル向け) |
28W | P-core:4 |
E-core:8 | ||
Uプロセッサ (低消費電力モバイル向け) |
15W | P-core:2 |
E-core:8 |

CPUMark比較表-2023.05 時点での数値で比較
今回の「dynabook GZ/HW(2023)」は、前回同様900gを切っている軽量モバイルですが、Pプロセッサーを搭載しており性能は高めです。
同じP同士で比べてみると、12 → 13世代になったことで、PassMarkグラフにある通りシングルコア、マルチコア、共に一割以上伸びました。
単独作業やアプリの立ち上げ、複数作業や、全コア使った重たい作業など、いずれも短時間で処理できるようになった、ということです。
コア数やスレッド数は変わりませんが最大周波数が上がってPコアが最大5Ghzに。ひと昔前のデスクトップ並みの処理能力が、重さ900gにも満たない小さな筐体に詰まっています。
色々実機を調べてみて分かったのですが、特定のアプリで挙動が悪くなるということはなく、他社機種で懸念されていた13世代Core Pプロセッサーのパワポの挙動の悪さ、というのもありませんでした。
実機を調べてみるまではそうしたことが分からないままでしたが、これで晴れて本格的にオススメできます。
仕事から私用までマルチに使いやすいモバイルPCです。
※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。
ちなみに、第12世代Coreの頃からすでにコアがPとEに分かれていますが、ご存じない方のために、かいつまんだ内容を以下に置いておきます。
折りたたんでいます(クリックかタップでご覧になれます)。
PコアとEコアって何? 簡単にまとめると
Wi-Fi 6 → Wi-Fi 6E 対応へバージョンアップ
今までは Wi-Fi 6 まで対応でしたが、Eの文字が付くようになりました。
ルータ側の環境も整えられれば、という話ですが、6GHzの高周波数帯を使えるようになります。通信障害が起きることなく、使えるチャネルも5GHzまでの2つから3つとなり、実測での速度向上が望めます。
Home 構成だと Microsoft 365 Basic が付属してくる
あくまでもHome構成のOffice付モデルだけですが、「Microsoft 365 Basic」がついてくるようになりました。
「Microsoft 365 Basic」とは、2023年年初からサブスクリプションで提供され始めた容量100GBのOneDriveが利用できるミニサービスです。
通常、「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」では1TBの大容量のOneDriveが使えるようになりますが、その場合には年額、14,900円(税込)が必要です。
元々、永続ライセンスとしてOffice付を買えば、ワードやエクセルなどのOfficeソフトはそのままずっと使い続けられますがクラウドサービスはありません。OneDrive Basic で、誰でも無料で使える 5 GBの小さな容量に限られていました。
今回、「dynabook GZ/HW(2023)」のHome構成では「Microsoft 365 Basic」付きのOfficeあり構成を選ぶと、一年間は100GBのOneDriveが無料で使えるようになります。元々、このサービスのお値段は月額229円または年額2,244円です。
ただし、注意点もあります。
お使いになる際には、以下の二点をご注意下さい。
他、細かい特徴。重さやバッテリー、カメラ機能など
重さ約 880g
元々、控えめに表示する国内メーカーですが、特にdynabookは余計に重く記載しがちでした。
2022年モデルのパールホワイト(実測) 約853.5g
2022年モデルのオニキスブルー(実測) 約845.5g
ただ、今回の2023年モデルのパールホワイトは重さが881gとなり、+30g弱。ほぼ表記通りの重さとなりました。おそらく、オニキスブルーの方も表記通りと考えると、875g前後になったのだと思います。
いずれにしても900gを下っての軽量モデルであることに変わりはありません。
移動することが多い方にとって、フットワークを犠牲にしたくない、作業速度も落としたくない、という方には魅力的なラインナップです。
バッテリーの駆動時間の表記も変更なしの 24時間駆動
バッテリーの駆動時間が前回まで同様の24時間駆動です。
dynabookに限らず、多くのメーカーが実働時間とカタログ値の乖離でクレームに発展することが多い昨今、実働時間がどこまで伸ばせるのかが気になるところです。
プロセッサーが変わったことによる影響がどのように作用するのか。前回までが動画再生7~8時間という結果でしたが、今回も8時間ほどの実働時間を確認できました。もちろん、作業内容により使える時間は変化します。
※詳しくはバッテリー、の項目をご覧ください。
旧来機同様、AIカメラエフェクターが付いています
前回同様、AIカメラエフェクターが付いてきます。ミーティングアシスト機能のAIカメラエフェクターにより、明るすぎず暗すぎず適切な露出補正で整えてくれます。他メーカーでも近い機能はあるのですがdynabookの調整機能は特に優れていると感じた部分です。
オンライン会議をしていて、急いで場所を確保した時のあるあるとして、窓際で逆光になってしまい、顏が暗くなってしまった、という経験をした人は多いのではないでしょうか。そうした心配なく場所を選んでも明るく写せるようになります。
※詳しくはWebカメラ(約92万画素)、の項目をご覧ください。
外観について
「dynabook GZ/HW(2023)」では、オニキスブルー と パールホワイトの二色が用意されてます。
今回はパールホワイトをご紹介します。
デザイン的な特徴
「dynabook GZ/HW(2023)」 パールホワイトのデザイン

「dynabook GZ/HW(2023)」の比較・正面、内容物一覧
国内メーカーはいずれも紙ベースでの説明書が多いですが、Dynabookも例に漏れず多くの内容物を同梱しています。
全部に目を通す必要はありませんが、あると安心と言う方もいらっしゃると思います。あまり慣れていない方でも、大体はスタートアップガイドの一枚用紙を見ながら、必要であればDynabookあんしんサポートに問い合わせれば初期設定は完了します。

「dynabook GZ/HW」に同梱されていたガイドブックや延長保証案内用紙
大きさはA4用紙の縦側に+1cm弱といったところで、A4書類と一緒に鞄に入れてもかさばりません。
一般的に使う角度で開いた時の左右からだと以下のようになります。
このシリーズは、ヒンジが180度開きます。タッチパネルではありませんが、視野角の広い液晶が搭載されているので、周りに画面を見せやすいです。
その際に便利なのが、dynabook 画面回転ユーティリティと呼ばれるものです。
dynabook 画面回転ユーティリティについて
通常であれば、向かい合った相手に見せやすく画面を回転させるには、機体ごとひっくり返すか、Windowsの設定内から入って画面を逆転させる必要があります。
ですが、GZ/HVならCtrl + Alt + ↑ ↓ のコマンドだけで上下を逆にして、また戻せます。覚えておけばすぐできますので、見せたい相手がいる使い方の時にはとても便利です。
この手の機能は地味なので、あまり紹介する人がいないのですが、CPUの速度が1秒、2秒、早くなるよりも人の作業が早くなる方が仕事を効率化しやすいので、知っておいて損はないです。
ヒンジの内側、右手側には廃熱口があります。100%稼働させ続けても画面側に廃熱されるだけなので、熱による不快感はありません。
ヒンジ外側には色違いのシルバーラインが走っており、dynabookロゴの輝きと共にワンアクセントとなっています。
天板やパームレストにはマグネシウム合金を採用。軽量でありながら剛性に優れています。
今回はパールホワイトの機体のため、天板はツヤのあるホワイトですが、オニキスブルーですとマッドな感じの落ち着いた紺色になります。
ちなみに強度の面では、アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠した9項目の耐久テスト(落下、粉塵、高度、高温、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射)をクリアしています。元々、dynabookはかなり頑丈に作るメーカーですが、MIL規格をパスしているというのは安心感があります。
側面から見たところです。接続口が多めにあります。
背面にはヒンジ側にラバーフットと呼ばれる長いゴム足が付いており、底面の空間を造って空気の流れを良くします。
さりげなく、このラバーフットが手で持つ時に掴みやすいです。ちょっとしたところですが、こうした細かい配慮が使いやすいと感じます。
機能一覧・カメラやディスプレイ情報など
Webカメラ(約92万画素)
このカメラは顏認証に対応しています。
ディスプレイ上部のインカメラは物理シャッターが付いています。右が開け、左が閉めです。使っていない時に閉めておけば、切り忘れやハッキング対策として安心できます。
「dynabook GZ/HW(2023)」は一般的なWebカメラを備えています。
こちらは同日の同時刻に同じライティングの中での比較です。同じ92万画素ですが、けっこう違って見えるのが分かると思います。 キメの細かさはともかく、色合いがやや薄くなりがちですが、これは今のノートパソコンの標準的なカメラ画質です。 「dynabook GZ/HW(2023)」のそれは、デフォルト設定で稼働するミーティングアシストのAIカメラエフェクターにより、明るすぎず暗すぎず適切な露出補正に整えてくれます。 この機能の凄いところは、昼間の窓際などを背景にした逆光の中でも、問題なく見やすくしてくれるというものです。 会社で急にWeb会議が始まって、会議室を抑えたいけどすでに埋まってた。仕方がなく、自分の机の上で始めようとしたら窓際の席だった。。なんてことはよくあるサラリーマンの日常です。 同様にマイクの雑音をカットしてくれるAIノイズキャンセラーは、ほぼ全メーカーで標準装備となりました。併せて使えば、強い味方になってくれる頼もしい機能達です。 「dynabook GZ/HW(2023)」では、最初から設定はされていませんでした。アプリ一覧にある “dynabook オンラインミーティングアシスト” からオンオフ設定を切り替えられますので、そちらからご設定下さい。 双方共にデフォルトで設定済でしたので、買ってから設定することなく、いきなり便利に使い始められます。 「dynabook GZ/HW(2023)」の接続口(インターフェイス) 左右にType-A を散らしつつ、解放式のLANポートを設けています。開放式だと可動部分がないため強度が高く、片手でLANケーブルを挿しやすいこともあり実用性は高いです。ただ、見栄えが良いのは開閉式の方なので、開閉式の方が使いやすいと勘違いして説明する人がけっこういます。使い比べてみるると分かりますが、開放式の方が使いやすいです。 また、仕様書では Type-A が単なるUSB3.1 Gen1 としか書いていないのですが、左右共にスリープアンドチャージに対応しています。スリープ状態にして鞄に入れておけば、スマホの充電器替わりとして使えます。どちらから挿しても問題ないので便利です。 加えて言いますと、右側のType-A のUSB端子のみパワーオフチャージに対応していますが、出荷時では設定されていません。普段、スリープ状態で使うだけでなく、電源を完全に切っている状態でも、スマホなどに充電できるようにしたい方は、以下の「Dynabookセッティング(USB給電)について」の項目をお読み下さい。 ※折りたたんでいます(クリックかタップでご覧になれます)。 他、Type-C はThunderbolt 4対応となっており、高速で大容量のデータをやりとりできます。PD対応の急速充電に対応しており、ディスプレイ出力もできて便利です。 HDMIから4Kモニターへ繋げた際にはRGB形式にて、60Hzで出力できました。 ACアダプタの型番は「PA5352U-1ACA(リンク先は互換アダプタです)」、2022年モデルと同じものを使っていましたので、画像はそのまま流用しています。長さは175+50=225cm。重さは252g。定格電力は65Wとなっており、メガネケーブルは国内向けの125V用でした。この型番はdynabookのモバイル機では広く使われているものです。 ダイレクトの GZ/HW のOSで Homeモデルを選ぶと、Type-Cで給電するACアダプタが2個入っているという、嬉しい特典付きです。これは前回のGZ/HVでも同様で、そのまま継続されています(カタログモデルでは一つだけです)。 職場と自宅など、よく行く場所に置いておくと、どちらでも充電できて便利です。ただ、持ち歩く場合には、もう少し軽め、小さめのPD対応Type-C充電器がオススメです。「dynabook GZ/HW(2023)」は試した限り、18W以上のPD対応Type-C 充電器で全て対応できました。警告ポップアップなども出てはいません。 ただ、元々の定格電力が65Wということもありますので、充電速度のことを考えるなら65Wのものがオススメです。 ※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。 バッテリー容量は55Whでした。 Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでが7時間3分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終8時間55分まで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約8時間までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)。 ※外出先でバッテリーを優先して使うなら、200cdあたりまでが使いやすいと思います。そこで、計測では輝度200cdにして電力設定をバランスにて行っています。Officeワークでの軽い使い方に終始するようであれば、もっと時間数は伸びます。 充電速度は以下の通りです。残量2%時に電源をオフにした後に給電開始した後の%になります。デフォルト設定では特段、早くはなく、一般的な充電速度です。 縦横ともにキーピッチ19mm、キーストロークは1.5mm。 打鍵感は一般的な打ち心地で良い感じです。 dynabookのキーボードは何度もご紹介してきましたので、基本的には同様のご説明が多くなります。 まず、左上にある電源ボタンは指紋認証になっていません。それっぽく見えますが「dynabook GZ/HW(2023)」の場合、生体認証は顏認証のみ対応です(上位機種であるRZシリーズですと指紋認証も付いてきます)。 Enter キーの上にBackSpace キー、その上には Delete キーの鉄板配置。 逆T字の左右上側に空間を造っているので、手元を見ないでカーソル移動し続けられます。出先でマウスが使えない場面でも速度を落とさず操作し続けることができる機体は重宝します。 世界標準と言えるほどスタンダードな使いやすいキーボードです。しっかりと打ち込める打鍵感の良さを求めるなら富士通製かThinkpadがオススメですが、「dynabook GZ/HV」のそれもストローク1.5mmでしっかり打てますので悪くない打ち心地です。 難点を挙げるとすると、やはりバックライトキーボードが付いていないこと。 暗い部屋でプロジェクターに繋げてプレゼンや、ご家族の寝静まった部屋でこっそり使う時など。そうした用事がないようであれば気にするところではありませんが、必要な方はUSBライトと併用するか、別の機種がオススメになります。 同じdynabookであれば「dynabook RZシリーズ(2022)」や「dynabook VZシリーズ」が対応していますが価格が上がります。逆に安くする方に考えるなら「Pavilion Aero 13-be」などですが、キーボードに癖があります。いずれも一長一短です。 「dynabook GZ/HW(2023)」の液晶パネル「LQ133M1JW41」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示 ※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製 液晶パネルは前回と同じ型番を使用していました。 輝度は488.1cd/㎡と明るく、色域はsRGBカバー率が99.9%。Adobeカバー率が77.0%。フリッカーは発生していませんでした。 赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると、三色とも綺麗にバランスしているのが分かります。 IGZOパネルらしく視野角も広く、色鮮やかな液晶です。内部性能が許される範囲ならクリエイティブな作業を含めて、映像、画像系のコンテンツを楽しむのにも向いています。 次に画像の見やすさ、視野角の広さを確認します。 今回、アルパカが調べたのは「dynabook GZ/HW(2023)」のCore i7-1360P搭載機になります。 Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約13.7秒でした。 今回、初めて調べた Core i7-1360P ですが、ベンチマークでは控えめな数値に留まりました。電力設定を抑えているためですが、そのため12世代Coreに近い動きになっています。 ここに掲載していない計測ではベンチマークの数値が高いものよりも早く処理を終えるものが幾つもありましたので、一般的な作業で不便を感じることはまずないと思います。 バッテリー駆動時にはそれなりに速度が落ちますが、ブラウジングではWEBXPTR3で280前後をキープできていれば高スコアです。あまり快適さを失わずに外でもネット作業を続けられます。 900gアンダーの軽量モバイルでこの性能を出しており、加えて、記事アップ時点では13万円台半ばからメモリ16GBの実用的な構成で買える、というのが「dynabook GZ/HW(2023)」の良いところです。 グラフで掲載している通りですが、やろうと思えば動画の編集もけっこうこなせる性能ではあるので、常に移動しながら作業の手を止めたくない、という人がサブ機として選ぶのに良いと思います。 また、以前より懸念とされてきました第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』のパワポの動きの悪さについてですが、これも見て頂く通りで問題のない速度で処理できました。以前、他社製のCore i5-1340Pであった極端な動きの悪さが未だに理由がよく分かりません。 おそらく現在までの間に行われたドライバの更新で13世代Coreが最適化されたか、または他社の設定が異常だったのか、などだと思います(念のため他社機種でも確認したのですが、やはり同様の現象は確認されませんでした)。 いずれにしましても、アルパカが調べている限りでは、アプリ相性問題はないと分かりました。 「dynabook GZ/HW(2023)」に関しても安心してオススメできます。 ※掲載しているグラフ内の濃い緑バーがAC電源接続時、明るい緑バーがバッテリー駆動時となっています。 Single Core 1732 pts、Multi Core 7723 pts(AC電源接続時) ※記事が長くなりすぎるのを避けるため、グラフの多くを畳んでいます。クリックかタップでご覧になれます。 「dynabook GZ/HW(2023)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて小容量で計測 「dynabook GZ/HW(2023)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて大容量で計測 SSDがサムスン製のGen3搭載となっていました。普段使いで不便を感じることはない速度です(1TB SSDの上位モデルを選ぶとGen4になります)。 大容量を扱う際に速度が減衰しますので、ストレージ内の整理や大きなデータを移行する際にはお気をつけ下さい。 「dynabook GZ/HW(2023)」Core i7-1360P Cinebench R23 の10分稼働後の外郭温度 シングルファンではありますが、Dynabookのエンパワーテクノロジーでしっかり冷却できています。 一番、熱くなるのはモニター右下部の廃熱口近辺で50度超えですが、身体が触れる場所ではないので問題のない範囲です。キーボード中央部で44度くらいなら問題のない範囲だと思います。 dynabook direct の特別販売会場から買うと、最大で17,600円引きになるキャンペーンを実施中です。 ※当サイトでは、dynabook directの特別価格と納期情報を掲載しています。人気機種はほぼ毎日更新中。 キャンペーンの終わり期間は未定です。 加えまして「10万円キャッシュバック」も並走しています♪ 10月31日までの購入期間に対象商品(といっても現行商品はほとんど対象です)をご購入頂けた方は、ご応募頂けますと抽選で50名様へ10万円がキャッシュバックされます。 ただし、Amazonや楽天などのショッピングモールからだと対象外となります。当サイト、パソコン選びのコツのdynabookへのリンクは全てdynabookdirectの正規サイトとなりますので、ご応募の対象です。ぜひ、奮ってご応募下さいませ。 ※他にも登録の際にメールマガジンを受信しておくことなど、細かい条件があります。詳しくはリンク先の応募方法をご覧下さいませ。 ご応募できる購入期間は 2023年10月31日 まで。 残りあと 29日です! Home モデルはACアダプタが予備で+1つ付いてきます。 ※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。 基本構成は全て上記の通りです。 心臓部となるプロセッサーとメモリ、ストレージ容量の組み合わせが変わるだけです。 ※その時により、それぞれの組み合わせが変わりますが、今回はメモリ32GBの最上位構成が直販(Direct)モデルのみとなりました。 ※価格は全て税込表記です。 今回調べたのはCore i7-1360Pですが、Core i5-1340Pでも普段使いでは十分なパフォーマンスを得られます。体感的に大きな違いはないので、コスト優先の人はCore i5-1340Pにメモリ16GB構成がオススメになります。もちろん、予算がある方はCore i7-1360Pをどうぞ。 ※価格は全て税込表記です。 OS違いのProエディションは以下の通りです。 未だに8GBがあるのですが、長く速度を落とさずに使い続けるのであれば、やはり16GB以上がオススメです。 ※価格は全て税込表記です。 まとめますと、「dynabook GZ/HW(2023)」の気になる点としては、 ・LTEに対応していない。 ・バックライトキーボードではない。 の二点。 ・900gを下る軽量モバイルとしてはかなり安い。 ・キーボードの造りや画面回転ユーティリティなど、扱いやすい機能が豊富。 の二点となりました。 5Gに対応していない点を難点として挙げる方もいますが、アルパカは5Gをオススメしていませんので除外します。 ただ、5GはともかくLTEの選択肢はあると嬉しかったです。バックライトキーボードに関してもそうですが、特に暗がりでの作業がない方にオススメです。 このシリーズに関しては、実はアルパカは12世代Core搭載の2022年モデルを一年ほど使わせて頂いています。仕事の都合から使うことになったのですが、使い始めてから仕事の能率が格段に上がりました。 そんな大げさな、と思うかもしれませんが、それまで型落ちの4年前のモバイルを修理しながら使っていたので、体感して便利さが良く分かるのです。 キーボードの造り、画面回転ユーティリティ、ラバーフットの持ちやすさ、など。一つ一つを見ればどうということのない小さなことですが、全てが詰まって900gを下った軽さというのは、非常に強みです。 特にフットワークの軽い人には相性が良いと思います。仕事に私用にと、PCを持ち運ぶことが多い人にオススメです。 AIカメラエフェクターが付いています
接続口(インターフェイス)
Dynabookセッティング(USB給電)について
4K出力について
ACアダプタについて
「dynabook GZ/HV」の互換アダプタ
使用
PD対応
電力メーカー
商品型番
〇
18W
cheero
CHE-324
〇
20W
AUKEY
PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black)
〇
30W
Proulx
GAN-65(White)のUSB-C2
〇
45W
Anker
PowerPort Atom III Slim (Four Ports)
〇
65W
Proulx
GAN-65(White)のUSB-C1
バッテリー
30分
60分
65W純正AC給電時
27%
52%
キーボード
ディスプレイ:非光沢の16:9液晶 1920×1080
視野角の広さ(画像)
内部性能について
性能を調べた結果、まとめ
CinebenchR23
ストレージ
機体外側の温度推移
価格とラインナップの一覧
GZ/HW(2023)シリーズ
シリーズ名
dynabook GZ/HWシリーズ
基本構成
OS
Windows11 Home or Pro
カラー
■ オニキスブルー □ パールホワイト
CPU
Core i7-1360P
Pコア(4) : 最大 5.0GHz
Eコア(8) : 最大 3.7GHz
12コア/16スレッド
メモリ
8GB(8GB×1)/最大8GB
16GB(16GB×1)/最大16GB
32GB(32GB×1)/最大16GB
※LPDDR5-4800対応、SDRAM、デュアルチャネル対応
※メモリの交換・増設はできません。
ストレージ
256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD
ディス
プレイFHD 軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶
(IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット
※ディスプレイサイズは13.3インチです。
グラフィック
インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
無線
通信Wi-fi6E(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac)
Bluetooth Ver5.1
有線LAN
1000Base-T
(自動認識、Wake-up on LAN対応)
セキュリティ
顏認証
質量
■ 約875g
□ 約879g
バッテリ
リチウムポリマー(バッテリーL)
約 24.0時間
Office
Microsoft Office Home & Business 2021
(Office搭載モデルのみ)+Microsoft 365 Basic
リリース
2023年5月18日
備考
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。Windows11 Home モデル
OS
Windows11 Home
CPU
Core i5-1340P
色
パールホワイト
オニキスブルー
メモリ
16GB オンボード
SSD
512GB
Office
なし特)W6GZHW5CAW
特)W6GZHW5CAL
¥132,880
¥131,780¥128,480
¥127,380
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
Office
付き特)W6GZHW5BAW
特)W6GZHW5BAL
¥148,280
¥147,180¥144,980
¥143,880
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
備考
Home モデルはACアダプタが予備で+1つ付いてきます。
※2023年9月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
OS
Windows11 Home
CPU
Come i7-1360P
色
オニキスブルー
パールホワイト
メモリ
32GB オンボード
16GB オンボード
SSD
1TB
512GB
Office
なし特)W6GZHW7CAL
特)W6GZHW7CBL
特)W6GZHW7CBW
¥168,080
¥166,980¥138,380
¥137,280¥144,980
¥143,880
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
Office
付き特)W6GZHW7BAL
特)W6GZHW7BBL
特)W6GZHW7BBW
¥179,080
¥177,980¥150,480
¥149,380¥164,780
¥154,880
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
備考
Home モデルはACアダプタが予備で+1つ付いてきます。
※2023年9月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
Windows11 Pro モデル
OS
Windows11 Pro
CPU
Come i7-1360P
Core i5-1340P
色
オニキスブルー
メモリ
16GB オンボード
8GB オンボード
SSD
512GB
256GB
Office
なし特)W6GZHW7XAL
特)W6GZHW5XAL
特)W6GZHW5XBL
¥161,480
¥169,180¥153,780
¥152,680¥144,980
¥143,880
在庫切
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
Office
付き特)W6GZHW7WAL
特)W6GZHW5WAL
特)W6GZHW5WBL
¥182,380
¥181,280¥174,680
¥173,580¥155,980
¥154,880
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
最短翌営業日出荷
※2023年9月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
最後に・まとめ
逆に良い点としては、
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