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10万円前後で1kgアンダー! コスパ優良モバイルPC『dynabook GA/ZY』実機レビュー

13インチ16:9 液晶国内PCメーカー製品情報
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色域が高いディスプレイではなく、性能もほどほど。しかし、なにより1kgを切った軽さでありつつ、お値段が安い時には9万円台から買える、という絶対的なコストパフォーマンスが魅力です。

今回はそんなdynabookの人気モバイルPC『dynabook GA/ZY(2024)』のご紹介です。

GAの上位機種GZの方が一歩軽く、IGZOパネルも搭載しています。Thunderbolt 4 も搭載して全体的なグレードが高めです。

価格差は約2万7000円前後ですが、それだけの価値もあるシリーズです。

『dynabook GA/ZY(2024)』の特長

位置付けと特長

・dynabookで最も売れているモバイルPC、『dynabook GZ』の兄弟機種

・dynabookとしては珍しいRyzen搭載モデル

・1kgアンダーでいながら最安10万円前後のコスパ優良機

dynabookで最も売れているモバイルPC、『dynabook GZ』の兄弟機種

dynabookのモバイルPCにはRZやXZなど色々ありますが、最も数多く売れているのはGZシリーズです。

軽くて性能が良く、お値段もほどほどの手ごろさのため、バランスが良くて売れるのがGZシリーズの特徴です。

対して、今回『dynabook GA/ZY』は GZと同じ筐体をしていながら、幾つかの点を削減してコストを抑えました。

※詳しくはデザイン的な特徴、の項目をご覧ください。

 

dynabookとしては珍しいRyzen搭載モデル

『dynabook GAZY』のプロセッサーシール

基本的にdynabookはプロセッサーを Intel 搭載モデルばかりのメーカーですが、Ryzen機は一部、法人向けで僅かな搭載のみに留められていました。

今回のGAシリーズから個人向けにもRyzenが搭載されるようになり、最新性能ではないものの、Zen 3 となるRyzen 7 7730U と、Ryzen 5 7530U を搭載しつつの登場です。

最新でないといっても、外出先でよく行う事務作業や調べものなど、問題ない速度をキープできます。

重たい動画編集などをガンガンやる人には不向きですが、特にそうでない方には十分、役立つ性能です。

※詳しくは性能を調べた結果、まとめ、の項目をご覧ください。

 

1kgアンダーでいながら最安10万円前後のコスパ優良機

キャンペーンが入ると10万円を下るのですが、時期により変動しますので、敢えて10万円前後という表現を使っています。

つまり、運が良ければ9万円台から買うことができる1kg切りのモバイルPCです。

海外メーカーで性能が良いものは色々とありますが、大抵は1kg以上でやや重たくなるか、1kgを切るけどお値段が上がるか、のどちらかです。

今回、ご紹介している『dynabook GA/ZY』では、幾つかの点で同筐体の従来機である『dynabook GZ/HY』に劣りますが、その代わり、軽さとお値段を両立しており、加えてインターフェイス(接続口)も豊富です。

表向きの性能だけを見ていると気づきづらいのですが、多くの方にオススメできるコスパ優良機です。

※詳しくは価格とラインナップの一覧、の項目をご覧ください。

 

GZとGA、ライバル機の比較

こちらでは兄弟機種のGZとライバル機となる『Aero 13-bg』との比較になります。

GZとGA、『Aero 13-bg』との違い一覧
Aero 13-bg GZ/HY GA/ZY
プロセッサー Ryzen 7 8840U
Ryzen 5 8640U
Come i7-1360P
Core i5-1340P
Ryzen7 7730U
Ryzen5 7530U
ディスプレイ 13.3型(16:10
IPSディスプレイ
13.3型(16:9)
IGZOパネル
13.3型(16:9)
TFTカラーLED液晶
インターフェイス Type-A ×2
Type-C ×2
HDMI ×1
Type-A ×2
Thunderbolt 4 ×2
LAN ×1、HDMI ×1
micro SD ×1
Type-A ×2
Type-C ×2
LAN ×1、HDMI ×1
micro SD ×1
質量 約990g 約875g 約956g
バッテリー 約11.5時間 約11.0時間 約11.2時間
最低価格
119,800円
148,280円
94,380円

※質量は公称値で表記しています。
※ここでのバッテリーとは、200cdの明るさでYoutube動画を再生し続けた時の時間数で表記していますが、GA/ZYのみ計測できていません。JEITA Ver3.0 になってから、ほぼこちらの調べた実践的な実働時間と同じだったので、そちらを記載しています。
※価格は記事アップ時点での表記です。

PassMark比較ですが、それぞれのシングルコア性能とマルチコア性能を並べてみるとこうなります。

PassMark:シングル PassMark:マルチ
Ryzen 7 8840U 3599 23508
Ryzen 5 8640U 3545 20560
Come i7-1360P 3487 18882
Core i5-1340P 3492 18799
Ryzen7 7730U 3052 18500
Ryzen5 7530U 3094 15840

※マルチコアの順番に並べています。

簡単に言うと、シングルコア性能は一つコアだけの作業での速度を表しますが、転じて言えば作業を切り替えた時のキビキビした動きはシングルコア性能で決まります。マルチは全コア使ったガッチリ負荷のかかる作業での挙動です。

見て頂く通りですが、『dynabook GA/ZY』に搭載されているRyzen7 7730U、Ryzen5 7530U はマルチはそれなりにありますが、シングル性能はGZや『Aero 13-bg』にやや開きがあります。

言葉にすると、細かな作業の切り替えはいまいちですが、普通の軽作業で使うには問題ない範囲、といったところです。

GZシリーズとの比較では

・Thunderbolt 非対応
・IGZOパネルではなくなる=画面の色域が下がる
・重量が約956gになる

の3点です。しかし、やや重たくなるとはいえ1kg以下ですし、他2点もこだわる人でなければ値段の方を優先する人は多いと思います。

Aero 13-bg』の方だと、インターフェイス(接続口)が少なくなる代わりに、ディスプレイが16:10になる長所が出てきます。

 

外観について

『dynabook GA/ZY』の天板

「dynabook GZ/HW(2023)」の比較・斜め

dynabook GA/ZY(2024)』では、記事アップ時点ではオニキスブルー(紺色っぽいですが、名称としてはオニキスブルー)のみ用意されています。GZと同じ筐体のためおそらく後日、ホワイトも追加されるかもしれません。

今回はオニキスブルーをご紹介します。

デザイン的な特徴

『dynabook GA/ZY(2024)』 のデザイン

『dynabook GA/ZY(2024)』オニキスブルーの比較・正面、内容物一覧

長年続いたdynabookのオーソドックスなデザインとなった13インチ。ザ・スタンダードです。

『dynabook GA/ZY』の重さと天板、『dynabook GA/ZY(2024)』の重さ、天板

『dynabook GA/ZY』の天板の油脂がついたところ

公称値では約956gとなっていますが、実際には938gでした。

ちなみに、この筐体のオニキスブルーは手の油脂がつきやすいです。気になる方はマメに拭くのがオススメです。

『dynabook GA/ZY(2024)』・大きさ比較

大きさはA4用紙より横に1cmくらい大きいです。

左右から見るとこのように。

『dynabook GA/ZY(2024)』・左側

『dynabook GA/ZY(2024)』右側

180度開き切ることもできます。

『dynabook GA/ZY』のヒンジ180度の開き

 

dynabook 画面回転ユーティリティについて

dynabook 画面回転ユーティリティ、コマンド前dynabook 画面回転ユーティリティ、コマンド後

dynabook 画面回転ユーティリティ、コマンド前(GZ/HV)

dynabook 画面回転ユーティリティ、コマンド後(GZ/HV)

通常であれば、向かい合った相手に見せやすく画面を回転させるには、機体ごとひっくり返すか、Windowsの設定内から入って画面を逆転させる必要があります。

ですが、『dynabook GA/ZY』ならCtrl  +  Alt  +  ↑   ↓  のコマンドだけで上下を逆にして、また戻せます。覚えておけばすぐできますので、見せたい相手がいる使い方の時にはとても便利です。

この手の機能は地味なので、あまり紹介する人がいないのですが、CPUの速度が1秒、2秒、早くなるよりも人の作業が早くなる方が仕事を効率化しやすいので、知っておいて損はないです。

 

『dynabook GA/ZY(2024)』の比較・天板側の斜めから

この筐体はヒンジ側が白くなっているのがワンアクセントです。

『dynabook GA/ZY(2024)』側面、ヒンジ外側とパームレスト側

背面から見たところです。

『dynabook GA/ZY(2024)』背面1

手前左右の端にあるのがスピーカーグリルで、底面に響かせて音を出します。幾つかの音源を試しましたが、やや低音が軽めに聞こえました。

背面にはヒンジ側にラバーフットと呼ばれる長いゴム足が付いており、底面の空間を造って空気の流れを良くします。

さりげなく、このラバーフットが手で持つ時に掴みやすいです。ちょっとしたところですが、こうした細かい配慮が使いやすいと感じます。↓の画像はGZシリーズの白筐体ですが、同じ形状のため掲載しておきます。

GZ のヒンジ側を手で持つ

 

機能一覧・カメラやディスプレイ情報など

Webカメラ(約92万画素)

このカメラは顏認証に対応しています。

ディスプレイ上部のインカメラは物理シャッターが付いています。右が開け、左が閉めです。使っていない時に閉めておけば、切り忘れやハッキング対策として安心できます。

『dynabook GA/ZY(2024)』のプライバシーシャッター開け閉め

『dynabook GA/ZY(2024)』の約92万画素カメラの撮影例他社:約92万画素カメラの撮影例

『dynabook GA/ZY(2024)』の約92万画素カメラの撮影

「Thikpad X1 Carbon 2018年(6th-Gen)」の約92万画素カメラ

こちらは同日の同時刻に同じライティングの中での比較です。同じ92万画素ですが、けっこう違って見えるのが分かると思います。

キメの細かさはともかく、色合いがやや薄くなりがちですが、これは今のノートパソコンの標準的なカメラ画質です。

AIカメラエフェクターが付いています

dynabook GA/ZY(2024)』のそれは、デフォルト設定で稼働するミーティングアシストのAIカメラエフェクターにより、明るすぎず暗すぎず適切な露出補正に整えてくれます。

この機能の凄いところは、昼間の窓際などを背景にした逆光の中でも、問題なく見やすくしてくれるというものです。

AIカメラエフェクター・切り状態AIカメラエフェクター・入り状態

AIカメラエフェクター・切り状態

AIカメラエフェクター・入り状態

会社で急にWeb会議が始まって、会議室を抑えたいけどすでに埋まってた。仕方がなく、自分の机の上で始めようとしたら窓際の席だった。。なんてことはよくあるサラリーマンの日常です。

同様にマイクの雑音をカットしてくれるAIノイズキャンセラーは、ほぼ全メーカーで標準装備となりました。併せて使えば、強い味方になってくれる頼もしい機能達です。

 

接続口(インターフェイス)

『dynabook GA/ZY(2024)』の接続口(インターフェイス)

dynabook GA/ZY(2024)』の接続口は標準的なものがすべて揃っています。

USB端子(Type-A)は左右に散らして2つ。SDカードスロットは micro ですがHDMIや、開放式のLAN端子も一通り搭載です。

Type-C はサンダーボルト対応ではないものの、Type-A の倍の10Gbpsで少し早くデータ転送できます。充電接続口として使えてディスプレイ出力も対応です。

※1 スリープ&チャージ ⇒ パワーオフチャージにできます。

Dynabookセッティング(USB給電)について

Dynabookセッティング(USB給電)設定方法

設定方法は簡単です。

アプリ一覧の中にある「dynabook セッティング」の中に入ります。

パワーオフチャージ手順1

左上にある一覧の中から「USB給電」を選ぶと、以下のような画面になります。

初期状態では、ここのパワーオフチャージが無効になっているので、クリックして有効に。

パワーオフチャージ・Off状態パワーオフチャージ・On状態

パワーオフチャージ手順2

パワーオフチャージ手順3

ただ、この設定を行うと、PCのバッテリーが消耗している時に使い切ってしまうことがあります。

そこで、バッテリー残量が低すぎる時にはパワーオフチャージの機能が働かないよう、リミット%を設定できます。

dynabookセッティングでは、他にも細やかな設定が簡単にできて便利です。

他、Type-C はThunderbolt 4対応となっており、高速で大容量のデータをやりとりできます。PD対応の急速充電に対応しており、ディスプレイ出力もできて便利です。

バッテリー

『dynabook GA/ZY』のバッテリー

バッテリー容量は53Whです。

今回、バッテリーの計測までできていませんが、こちらの計測方法から割り出した実践的な現実的な実働時間とJEITA Ver3.0の動画再生時間がほとんど同じであることから、公称値となる約7時間が稼働し続けられる目安だとお考え下さい。

200cdでのYoutube動画再生に近い負荷ですから、Office作業と多少の調べもののみ、くらいであれば、輝度を落とせば10時間いけるかもしれません。

キーボード

『dynabook GA/ZY(2024)』のキーボード・全体

縦横ともにキーピッチ19mm、キーストロークは1.5mm。

打鍵感は軽めでパタパタした打ち心地です(これはGZも共通です)。

dynabookのキーボードは何度もご紹介してきましたので、基本的には同様のご説明が多くなります。

まず、左上にある電源ボタンは指紋認証になっていません。それっぽく見えますが、生体認証は顏認証のみ対応です(上位機種であるRZシリーズでは指紋認証も付いてきます)。

『dynabook GA/ZY』のキーボード右側

Enter キーの上にBackSpace キー、その上には Delete キーの鉄板配置。

逆T字の左右上側に空間を造っているので、手元を見ないでカーソル移動し続けられます。出先でマウスが使えない場面でも速度を落とさず操作し続けることができる機体は重宝します。

ノートパソコンのキー配列に関しては、こちらに評価をまとめています。

アルパカが評価するキー配列チェックポイント
Enter キー Enter キーの大きさ
Enter キーの横に一般的ではない特殊キー列が配置されていないか
Enter キーの上にBackSpace キー、その上に Delete キーになっているか
Enter キー横の特殊キー(\や[ ]など)が幅狭になっていないか 
矢印キー 矢印キーが逆T字になっているか
矢印キーが一段下になっているか ×
Ctrl キー Ctrl キーと FN キーが逆になってないか
右側のCtrl キーが省かれていないか ×
タッチパッド タッチパッドのクリック感の感触が良いか
タッチパッドの中に指紋認証などを入れていないか
その他 シリンドリカル形状になっているか
電源ボタンがキー配列外に配置されているか
FN キー列とフルキーの間に間隔を開けているか ×
パイロットランプ各種が点いているか
(NumLock、CapsLock、半角/全角、マイクミュート等)
バックライトキーボード対応かどうか ×
総合評価 9.5 / 15

 配置、装備されています(1点)。
 配置、装備されていますが全シリーズではなかったり、補足説明が必要になります(0.8点)。
 配置、装備されていますが何らかの難点があります(0.5点)。
× 配置、装備されていません(0点)。

この採点方法では15点満点を出せるメーカーは今のところありません。厳しめに見ているチェック項目なので、10点で平均的にオススメしやすいレベルだとお考え下さい(テンキーレスノートは15点満点、テンキー付ノートは19点満点、デスクトップは17点満点での評価です)。

 

世界標準と言えるほどスタンダードな使いやすいキーボードです。しっかりと打ち込める打鍵感の良さを求めるなら富士通製かThinkpadがオススメですが、『dynabook GA/ZY』のそれもストローク1.5mmでしっかり打てますので悪くない打ち心地です。

一番の難点は、やはりバックライトキーボードが付いていないこと。

暗い部屋でプロジェクターに繋げてプレゼンや、ご家族の寝静まった部屋でこっそり使う時など。そうした用事がないようであれば気にするところではありませんが、必要な方はUSBライトと併用するか、別の機種がオススメになります。

同じdynabookであれば「dynabook RZシリーズ(2022)」や「dynabook VZシリーズ」が対応していますが価格が上がります。逆に安くする方に考えるなら「Pavilion Aero 13-bg」などですが、キーボードに癖があります。いずれも一長一短です。

 

ディスプレイ:非光沢の16:9液晶 1920×1200

『dynabook GA/ZY(2024)』の液晶パネル「N133HCE-EAA」:Color ACの色度図、LUT表示

※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。

輝度は276cd/㎡と一般的な明るさで、色域はsRGBカバー率が65.9%。Adobeカバー率が46.9%。コントラスト比は1189:1。

フリッカーは発生していませんでした。

赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると、やや、緑が強く出ているのが分かります。

気になるほどではありませんし、広い色域ではないものの、この価格帯で手に入るノートPCとしては一般的です。

どこまでこだわるかの話ですが、日常使いで不便に感じることはまずないと思います。エンタメ的な楽しみ方をするにも向いている綺麗な液晶です。

『dynabook GA/ZY(2024)』の反射を確認

非光沢ディスプレイなので、反射を抑えられます。光沢液晶のように色映えはしませんが、長時間の作業でも目の疲れを抑えやすくて見やすいです。自分の顔が映り込むこともありません。

 

視野角の広さ(画像)

次に画像の見やすさ、視野角の広さを確認します。

『dynabook GA/ZY(2024)』のsRGBカバー率 65.9%一般的なIPS液晶 sRGBカバー率67.2%TN液晶 sRGBカバー率61.3%

『dynabook GA/ZY(2024)』のディスプレイ・正面から(画像)

「HP Pavilion 15-eg 3000(2023)」-正面(画像)

LAVIE Direct N15(R)のTN液晶 sRGBカバー率61.3%

IPSではないといっても広視野角液晶を使っているので、斜めからでも画質が劣化しずらいです。

『dynabook GA/ZY(2024)』のsRGBカバー率 65.9%一般的なIPS液晶sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61%

『dynabook GA/ZY(2024)』のディスプレイ・上から(画像)

『dynabook GA/ZY(2024)』のディスプレイ・横から(画像)

ThinkPad E15 Gen 3 の斜め上から見た時の一般的なIPS液晶

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(視野角確認)

TN液晶 sRGBカバー率61%、斜め上から

TN液晶 sRGBカバー率61%、斜め横から

 

内部性能について

『dynabook GA/ZY』のプロセッサーシール

今回、アルパカが調べたのは『dynabook GA/ZY(2024)』のRyzen 5 7430U搭載機になります。

今回の記事では、主にAC接続時の最適なパフォーマンスとバッテリー駆動時のバランスを中心に調べています。

dynabook GA/ZY(2024)』の計測では、OGHにより最適時とパフォーマンス時でそれぞれ試しました(どちらか一つだけを計測する時には、パフォーマンス設定を優先しています)。

 

性能を調べた結果、まとめ

『dynabook GA/ZY(2024)』Ryzen 5 7430UのCPU-Z、プロセッサー情報

『dynabook GA/ZY(2024)』のCPU-Z、メモリ情報

即応性を表すMoziila Kraken の数値は608.6となり、400以下でキビキビした動きという基準なので、やはりここはシングルコアがいまいちです。バッテリー駆動時には1065.8となり、それなりに体感してもっさり感を感じます。

平行作業が多い人や、ヘビーワーカーの方であれば、GZか他機種の方が良いと思います。しかし、そこまでではなく、一般的な学科(工業系、美術系以外)の学生の方や事務的な作業中心の方であれば問題なく使うことができるでしょう。

性能を安定的に保ち続けるdynabookの独自技術「エンパワーテクノロジー」が生きています。

『dynabook GA/ZY(2024)』でオススメしやすい作業の目安
軽作業 ネット Webブラウジング、見るの中心
Office 軽office作業(扱うファイル目安3MB以下、文章中心の事務作業やレポート作成、Excelなら関数やリンク数が50個以下)
ZoomやTeamsでのWeb会議単体で、背景変更はせず
画像 簡単な画像処理(JpegやPNGでの年賀状作成、軽いお絵描き←WindowsInkやSAIなど)
動画 「Shotcut」や「AviUtl」などでFHD動画を簡易編集
ゲーム 軽いブラウザゲームやドラクエ Xを低解像度でのプレイ
並み重作業 ネット Webブラウジングで調べものが多く、情報発信も頻繁に行う
Office 並office作業(扱うファイル目安3MB以下、Excelなら関数やリンク数が200個以下、パワポも動画を入れたり数十ページを扱う)
ZoomやTeamsでのWeb会議、背景を変更して行う
画像 並みの画像処理(数十枚単位の多少のLAW現像。クリップスタジオでレイヤー50枚以下で厚塗りなどはしない)
動画 「パワーディレクター」や「ビデオスタジオ」などで2Kまでの編集、4Kの簡易編集
ゲーム ドラクエ X、FFXIVは設定を落としてのプレイ、シューター系は「PUBG」や「VALORANT」で少し遊ぶくらいなら
重い作業 ネット Webブラウジングでタブ分け100以上を開き続けて、毎日のように情報収集と発信を行う
Office 重office作業(扱うファイル目安4MB以上、Excelなら関数やリンク数が201個以上で万行単位のフィルタリング、パワポでは動画を入れた数十ページ単位が基本)、それらをZoomやTeamsでのWeb会議と並行しながら
画像 重ための画像処理(「Photoshop」でLAW現像100枚単位。「クリップスタジオ」で重たいブラシ作業や定規ツール、レイヤー100枚単位の厚塗りや32枚以上の描き込んだ漫画作成、それらを2K以上の高解像度液晶で行う)
画像生成AIは数枚単位で少し使える
動画 「パワーディレクター」や「Premiere Pro」などで4K編集を毎日のように行う ×
ゲーム FFXIVは解像度を上げ気味にしても楽しめる
「ホグワーツ・レガシー」や「サイバーパンク 2077」あたりは設定を落とせば楽しめる
シューター系は「APEX」や「フォートナイト」で設定を落とせば勝負できる
×

 この性能で十分、足りている使い方です。
 オススメです。ですがもう少し余裕ある性能だと、なお使いやすいです。
 できないことはないですが、オススメはしづらいです。
× できない、またはオススメではない使い方です。

※動画の簡易編集とは出力時に5分以内で「パワーディレクター」ならパワーツール(倍速加工など)をあまり使わない程度に抑えたものを基準としています。簡単に言うと、スライドショーに少しアクセントが付いたくらいで、お友達の結婚式に出席する時に流す5分以内のPV作成までが簡易編集でできる範囲としています。

 

全体的な計測、AI、一般作業

CinebenchR23

Single Core 1400 pts、Multi Core 8068 pts

※どちらもグラフが長いほど優秀です。

dynabook GAZY グラフ-Cinebench R23(Shingle)

dynabook GAZY グラフ-Cinebench R23(Multi)

 

インターネットの速度(WEBXPRT3)

『dynabook GA/ZY』Ryzen 5 7430U比較用・『dynabook GZ/HY』Core i7-1360P

WEBXPRT3の速度『dynabook GA/ZY』Ryzen 5 7430U

WEBXPRT3-ダイナ GZ/HW(2023)

主要三大ブラウザ(Chrome と FireFox と Edge)で、それぞれのAC電源あり最適なパフォーマンス時と、バッテリ駆動バランス時での速度を計測しています。

180あれば遅いとは感じなくなり、200でまあまあ。250で快適。300ならタイトなレスポンスを気にする人にもオススメできる即応性が手に入ります。

AC電源接続時に400弱であれば快適に使える範囲です。AC電源なし時でやや重さは感じますが、多めにタブ分けして使うことがなければ、極端な遅さにはなりません。その辺り含めて、オールマイティに速度が欲しいという方は、GZの Intel Core 搭載シリーズがオススメとなります。

 

Excel の実測時間

Excel・置換 78470件の9文字ずつの置換作業に変換した際にかかる時間を計測。
Excel・計算 128000回分のVLOOKUPと、184000回分のSUMIFS(3つの条件)を一度に計算させたときにかかった時間を計測。

※どちらもグラフが短いほど優秀です。

dynabook GAZY グラフ-Excel・置換

 

AI能力(Geekbench AI)

出てきたばかりのベンチマークで実際にAI性能を試す機会が少ないことから、この数値で具体的にどこまでの挙動ができるか説明できるものではありません。

ただ、力量差を見るには適していると思いますので掲載しておきます。

※全てONNXでの計測としています。

dynabook GAZY グラフ-Geekbench AI-CPU

Single Precision Score 2020
Half Precision Score 1081
Quantized Score 2683

Single Precision Score 2623
Half Precision Score 3412
Quantized Score 1928

 

クリエイティブワークについて

サイバーリンク社のアプリ

サイバーリンク社のアプリは安価で使いやすいものが多いのでオススメです。価格の一覧や簡易的な説明は以下「PowerDirectorやPhtoDirecterの値段一覧と簡易説明」にまとめています(クリックかタップでご覧になれます)。

PowerDirectorやPhtoDirecterの値段一覧と簡易説明

家庭用PCにプリインストールされていることが多いサイバーリンク社のアプリは、安価でありながら静止画や動画の本格的な加工編集ができることで人気があります。
プロユースではAdobeが定番ですが、機能が豊富な分、お値段が高くて操作の難易度も高めであること。PCにかかる負担が重たいことがネックです。サイバーリンク社はその逆とお考え下さい。
アルパカが普段Youtubeにアップしている動画はサイバーリンク社のPowerDirectorで作成しています(作成動画例)。直感的に使えて便利ですし、性能的にも満足してます。4K含めてこのくらいまで作れれば良い、という方はPowerDirectorを。静止画にしても、露出補正やカラーバランスをある程度、整えられてRAW現像するくらいならPhtoDirecterがオススメです。
逆に静止画の補正時にカメラ・レンズプロファイルがないとダメとか、Adobe Firefly で画像生成したい、などがあるようでしたらAdobeになります。

Adobe サイバーリンク
動画編集
(単体)
年間契約
/月間契約
Premiere Pro
¥34,680 /¥4,980
PowerDirector 365
(無料体験版あり:Essential)

¥8,980 /¥2,180
買い切り なし PowerDirector 2024 Ultra
¥12,980
   
写真編集
(単体)
年間契約
/月間契約
フォトプラン
(LightroomとPhotoshop)
14,080 /¥4,980
PhotoDirector 365
(無料体験版あり)

¥6,980 /¥1,800
買い切り なし PhotoDirector 2024 Ultra
¥7,300
   
動画や静止画音声編集などの総合パック 年間契約
月間契約
コンプリートプラン
86,880 /¥12,380
Director Suite 365
16,480 /¥3,980
買い切り なし PowerDirector 2024
Ultimate Suite
20,980

※両社とも導入時に安くなるキャンペーンをしょっちゅうやっていますが、こちらでは二年目以降の定額金額(税込)を記事アップ時点で比較しています。最新のお値段は公式ページでご確認下さい。
※フォトプランは2つのアプリがセットになっていますが、そちらの方が安くなるため、安い方のお値段で表記しています(月々払いでは単体プランしかありません)。

 

画像と動画の出力時間

dynabook GAZY グラフ-PhotoDirector・RAW現像、Jpeg出力

※PhotoDirector・RAW現像 108枚のRAW画像をJpeg出力にかかる時間を計測。
※PowerDirector・動画エンコード4K-H.264出力 約5分40秒間の編集された動画(「2024年度モバイルランキング(2月改訂版)」の第6位までの内容)をH.264形式の4K解像度で出力にかかった時間を計測。
※PhotoDirector は画像の出力時にCPUの能力を使います。PowerDirector は動画の出力時にCPUが8割、GPUが2割くらいの能力を使います。そのため、CPU側の能力を中心に測ることができます。

 

『ダビンチリゾルブ(DaVinci Resolve)』の挙動について

『ダビンチリゾルブ(DaVinci Resolve)』の扉絵

※ダビンチリゾルブ(DaVinci Resolve)・動画エンコードFHD-H.265出力 約3分52秒間の編集された動画(「【気になるニュース】トランプ氏の大統領就任前後の危険と予測」)をH.265形式のFHD解像度で出力にかかった時間を計測。
※『ダビンチリゾルブ(DaVinci Resolve)』はハードウェアエンコードの出力時にdGPUの能力を優先して使います。そのため、グラフィックボード搭載機の場合は、その能力を中心に測ることができます。

dynabook GAZY グラフ-DaVinci Resolve・動画エンコード FHD-H.265

最近始めたYoutubeの【気になるニュース】カテゴリーで作成した動画を『ダビンチリゾルブ(DaVinci Resolve)』の 19 にて出力時にかかった時間を計測しています。このくらいの軽い編集でもH.265形式なら、それなりに負担がかかります。

 

ゲーム系ベンチマーク

軽い:ドラゴンクエストX

『dynabook GA/ZY』でドラクエXを試す

ドラゴンクエストX:『dynabook GA/ZY(2024)』Ryzen 5 7430Uにて

最高品質、FHD、仮想フルスクリーン設定:10448(すごく快適)

 

少し重い:FF-XIV 黄金のレガシー

FF-XIV 黄金のレガシー:『dynabook GA/ZY(2024)』Ryzen 5 7430U、ノートPC(高品質)、フルスクリーンモードで計測

平均fps: 27.8、最低fps: 19

スコア:4028(普通)

※平均fps / 最低fps。
※スコア15000以上が非常に快適。11000~14999がとても快適。10999~8000が快適。7999~6000がやや快適。5999~4000が普通。3999以下が設定変更を推奨、となっています。

 

3DMarkによるグラフィック性能比較

3DMarkによるグラフィック性能比較

3DMark-NIGHT RAID

3DMark- NIGHT RAID:『dynabook GA/ZY(2024)』Ryzen 5 7430U時にて。

dynabook GAZY グラフ-NightRaid(軽量ゲーム用)グラフィック

 

ストレージ

『dynabook GA/ZY(2024)』本体ストレージ・小容量で計測

『dynabook GA/ZY(2024)』本体ストレージ・小容量で計測

『dynabook GA/ZY(2024)』本体ストレージ・大容量で計測

サムスン製、PCIe 4.0 x4の「SAMSUNG MZVL8512HELU-00B07」を搭載していました。

いまどきのSSDとしては一般的な速度です。普段使いで不便に感じることはないと思います。

 

機体外側の温度推移と駆動音について

外郭温度

『dynabook GA/ZY(2024)』Ryzen 5 7430U 搭載機で Cinebench R23 を10分間稼働させた後の外郭温度

Cinebench R23 を10分間稼働させた時にキーボードの中央上側が25.5度になります。
不快感はありません(寒い日の中だったので、低めになっています)。

背面でも34.6度程度なので膝上でも作業しやすいと思います。気になる方は背面の排気グリルを塞がないよう、なにかを敷くと良いかもしれません。

室温10度の時に調べています。

 

駆動音について

『dynabook GAZY』の駆動音

ファンの音はおおよそ40.3db前後でした。これは図書館で使うことができる範囲の駆動音ということです。ノートPCの中では静かな方だと思います。

※通常の無音状態でも30db出ます。一般的には、この計測法では50db以上で煩わしさを感じるレベルです。
※赤ライン(SLOW)と青ライン(FAST)が近い状態の時に最も雑音が少なくなります。距離15~20cmでの計測です。

 

価格とラインナップの一覧

『dynabook GA/ZY』価格とラインナップの一覧

限定販売会場」から買うと、お安くなる機種が幾つもあります。お目あてのものがお安くなっているようでしたら、ぜひご利用下さい。

「COCORO MEMBERS」とは
「COCORO MEMBERS」とは
Dynabookの親会社となる、シャープの会員登録のことです。
〈登録するだけで大幅に値段が下がります〉
かつては東芝の会員登録として「Room DynaBook(旧Room1048)」が、同じ役目を負っていましたが、Dynabook自体が東芝からシャープの傘下に入ったことにより、登録作業もシャープの「COCORO MEMBERSicon」に変更されました。
年会費も維持費もかかりません。当サイトに表示しているダイレクトモデルの値段は、全て会員登録後の価格になっています。
「東芝Direct」から「DynaBook Direct」への表示変更について
「東芝Direct」から「DynaBook Direct」への表示変更について
2019年以降、名称が「東芝ダイレクト」からシャープ傘下の「Dynabook Direct」に正式変更となっています。
基本的なサービス、連絡先、製品内容は何も変わりません。
ただ、値段を下げるための会員登録システムは「Room DynaBook(旧Room1048)」から「COCORO MEMBERSicon」へ変更となっています。
ご注意点:カタログモデルとダイレクト(BTO)価格について
カタログモデルとダイレクト(BTO)について
カタログモデルは、別名店頭モデルとも呼ばれ、家電量販店での販売用にカタログに記載されたものです。これに対し、ダイレクトモデルとは、メーカーから直販サイトを通して買うPCのことです。カタログモデルは代表的な性能のみ販売され、ダイレクトモデルは幅広い組み合わせが対応可能です。ただし、ネットを通じて買うので、手元に届くまで時間がかかります。価格は時期により変動するので、どちらの方が安いとは言えません。ただ、ダイレクトモデルでなければ手に入らない性能が多いため、総じてダイレクトをオススメすることが多いです。
法人様のご購入(領収書)について
法人様のご購入(領収書)について
法人名義でダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
多くの直販パソコンでは、領収書代わりとして使用できる証明書を発行しています。
ダイナブック(旧東芝ダイレクト)も「出荷納品証明書」というのを商品と一緒に送付できます。
こちらをクレジットカードの明細書などと一緒にすれば、ほとんどの会計処理は通ります。
手順としては、注文完了後に出てくる受注番号を「DynaBookあんしんサポートicon」に連絡して、そのように希望を伝えれば良いだけですので簡単です。
どうしても「領収書」でなければいけない場合。
支払い方法をコンビニ払いなどにして頂ければ、支払ったコンビニ店の領収書として受け取ることができます。
また、法人窓口からご購入いただけると、支払い方法が「カード一回払い、または銀行振り込み」のどちらかしか受け付けられませんが、それで問題がなければdynabook(株)発行の「領収書」を出してもらうこともできるようになっています。

dynabook の特定媒体サイトバナー

dynabook direct の会員登録+こちらの特別販売会場から買うと、さらにもう一歩お安くなります。

>> 特別販売会場はこちらからどうぞ! <<

ご利用頂く際には最初に以下をご入力して購入サイトにログインを♪

ID :dyna204cls
PW:T8Y7GRSVicon


 

Windows11 Home モデル

dynabook GA/ZY
OS Windows11 Home
CPU Ryzen5 7530U Ryzen7 7730U
オニキスブルー
メモリ 16GB オンボード
SSD 256GB 512GB 256GB 512GB
Office なし W6GAZY5CBL W6GAZY5CAL W6GAZY7CBL W6GAZY7CAL
¥96,580 ¥93,280 ¥102,080 ¥98,780 ¥113,080 ¥109,780 ¥118,580 ¥117,480
[入荷待]3月25日(火)頃出荷 [入荷待]4月1日(火)頃出荷 最短翌営業日出荷 最短翌営業日出荷
Office 付き W6GAZY5BBL W6GAZY5BAL W6GAZY7BBL W6GAZY7BAL
¥117,480 ¥114,180 ¥122,980 ¥121,880 ¥133,980 ¥132,880 ¥139,480 ¥136,180
最短翌営業日出荷 最短翌営業日出荷 最短翌営業日出荷 最短翌営業日出荷

※価格は全て税込表記です。
※2025年3月4日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※下段(または右側)の安い方が「限定販売会場」を経由した特別価格です
(ID:dyna204cls
 PW:T8Y7GRSVicon)。
黄色い背景の価格は値下がり幅が大きいものです。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら

 

 

Windows Pro モデル

dynabook GA/ZY
OS Windows11 Pro
CPU Ryzen5 7530U Ryzen7 7730U
オニキスブルー
メモリ 16GB オンボード
SSD 256GB 512GB 256GB 512GB
Office なし W6GAZY5RBL W6GAZY5RAL W6GAZY7RBL W6GAZY7RAL
¥94,380 ¥93,280 ¥99,880 ¥98,780 ¥117,480 ¥114,180 ¥124,080 ¥122,980
在庫切 在庫切 最短翌営業日出荷 最短翌営業日出荷
Office 付き W6GAZY5PBL W6GAZY5PAL W6GAZY7PBL W6GAZY7PAL
¥122,980 ¥121,880 ¥119,680 ¥118,580 ¥135,080 ¥131,780 ¥133,980 ¥132,880
在庫切 在庫切 最短翌営業日出荷 在庫切

※価格は全て税込表記です。
※2025年3月4日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※下段(または右側)の安い方が「限定販売会場」を経由した特別価格です
(ID:dyna204cls
 PW:T8Y7GRSVicon)。
黄色い背景の価格は値下がり幅が大きいものです。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら

 

 

最後に・まとめ

『dynabook GA/ZY』の記事まとめ

まとめますと『dynabook GA/ZY(2024)』の気になる点としては、

・色域が高くない(sRGBカバー率65%)

・バックライトキーボードではない

・もう一歩、性能が欲しい

の三点。
逆に良い点としては、

・1kg切りモデルの中では、他社を見回せば最もコスパが優れたモバイルPC

の一点となりました。

バックライトキーボードはGZにもありませんでしたが、sRGBが100%クラスのIGZOパネルを搭載していました。こうした部分がお値段を抑えられている要因です。

性能に関しては、もう一歩欲しいものの、この範囲で特に問題ない方は少なくないと思います。

それらを許容した上での、「1kg以下で買えるモバイルPCとしては最安」というのが『dynabook GA/ZY(2024)』の最大の強みです。

一番のオススメは学生の方で、お値段を抑えつつ軽作業なら一通りのことができる。それでいて機体は軽い、という、最も多くの人が欲しがるポイントを備えています。

近年の卒業生らのインタビューでは、多くの方が「これほど高い性能は必要なかった」として、性能よりコストを優先しておくべきだった、とする答えが多くあります。

それらを活かしてパソコン選びを考えたい方には、まさにお勧めのシリーズです。

 

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