お値段はかけたくないけど、使いやすいモバイルPCは欲しい。
1kg以下でなくても良いけど、それなりに持ち運びしやすい軽さは欲しい。
今回はそんな方にオススメしたい「dynabook SZ/MV(2022年モデル)」のご紹介です。
※旧記事はこちらにリダイレクトされます。
※「dynabook SZ/MV」は2024年度のアルパカ的新生活オススメモバイルランキング、第9位に選ばれました。動画、記事にてご紹介中です。
※2024年の新モデル『dynabook SZ/MX(2024)』が販売開始しました。性能が一歩良くなってIGZOパネル搭載機種で統一されています。
「dynabook SZ/MV」の特長
位置付けと特長
・13.3インチの中でも、GZ(上位)に対するSZ(下位)モデル。
・重さ、約1.165kg の抗菌加工を施されたアルミニウムボディ
・ベゼル(枠)が細めに、スタイリッシュな筐体へ進化
・プロセッサーは第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』の U を搭載
・全機種IGZOパネル搭載(sRGBカバー率 96%)
13.3インチの中でも、GZ(上位)に対するSZ(下位)モデル
13.3型 スタンダードモバイルノートとして、上位機種はGZ(店頭はG)シリーズに対する、下位機種のSZ(店頭はS)となっています。
旧来機でもそうでしたが、大きく違うのが質量とお値段です。
心理的な重さの壁となるのは1kgですが、実際に持ち運びをしてみると、1.2kgを超えたあたりからずっしり感を感じる人は多いです。
今回の SZシリーズは、店頭モデルだと1.21kgの表記ですが(実測ではもっと軽いと思われる)、ダイレクトのSZ/MV では約1.165kg とやや軽めに。先に書いているずっしり感を感じる 1.2kg を下ってきます。
軽さと性能を優先させるなら800g台半ばの GZ ですが、相応のお値段になります。
そこで、しんどさを感じるほどの重さではない範囲でお値段を控えめに抑えたのが、今回の SZ/MV です。差額は、記事アップ時点で2万3000円前後。
GZ/HV | SZ/MV | |
---|---|---|
CPU | Core i7-1260P Core i5-1240P (TDP 28W) |
Core i7-1255U Core i5-1235U (TDP 15W) |
素材 | マグネシウム合金 | アルミニウム合金 |
重さ | 約 875g | 約1.165kg |
バッテリ | 約 24時間 | 約 20時間 |
価格 | ¥146,080 | ¥113,080 |
※価格は i5、16GB、512GBSSD(Officeなし)同士で比較。
今回はそうした質量とお値段以外にも、性能面での違いもそれなりに大きくなりました。GZのPプロセッサーに対する、SZのUプロセッサーです。
※U → P → H の順に性能が上がっていきます。
※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。
重さ、約1.165kg の抗菌加工を施された筐体
公称値では質量が約1.165kgですが、実測では、1.15kgでした。
1.2kgを下っていれば、極端なずっしり感は感じずに持ち運びやすい重さです。
このボディは今までなかった抗菌加工が施されています。
他社含めてなかなかなかったと思うのですが、キーボードだけでなく、パームレストや天板、背面など、全面が抗菌仕様です。これは上位モデルのGZ や RZ でもありませんでした。
コロナ禍が継続している昨今、衛生面を気にしている人は多いと思います。そうした方に考えて頂きたいシリーズです。
ベゼル(枠)が細めに、スタイリッシュなアルミニウムボディへ進化
前回までは樹脂製(プラスチック)だったのに対し、今回はアルミニウムボディとなりました。質感、肌触りも含めて、チープさがなくなり、デザイン性も高まりました。
薄さが4mm削減して約15.95mmに。横幅9mm、縦15mmほどを縮小しています。
細いベゼルになっただけでなく、Webカメラのプライバシーシャッターも付きましたので、着実に進化しているのが分かります。
※詳しくは外観について、の項目をご覧ください。
プロセッサーは第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』の U を搭載
旧来機では第11世代Core『タイガーレイク(TigerLake)』でしたが、今回から第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』搭載となりました。
dynabookが長年培ってきた放熱技術の集大成であるエンパワーテクノロジーにより、第12世代Coreの性能を引き出し、作業時間を短縮できます。パワポ含めて重たいファイルを取り回ししやすくなり、グラフィカルな使い方でも、100枚~200枚くらいの写真のレタッチからRAW現像、軽い動画の編集くらいなら Core i7-1255U で問題なくいけます。
よりタイトな挙動を求めるハードワーカーには、P プロセッサーが搭載されたGZをオススメしたいところですが、U でもなかなか良い動きをします。
第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』の場合、アーキテクチャの刷新と共に旧来のベンチマークでは正しい性能が計測できないことが多くなっています。そのため、手計測で調べた実測データの参考となる記事をリンクしておきます(今回の「dynabook SZ/MV」の数値が組み入れられるのは時間がかかります)。
※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。
全機種IGZOパネル搭載(sRGBカバー率 96%)
お値段によって液晶のグレードが変わっていたのは昨年まで。
今回の新筐体になってからは、全機種IGZOパネルが搭載となりました。ようやく、という感じです。
個体差があるものの、IGZOで色域が低いものはお目にかかったことがないので、まずもって安心してオススメできます。今回、アルパカが調べた液晶もsRGBカバー率 96%の色鮮やかなものでした。
光沢を抑えたノングレアで統一されており、外出先の照り返しを抑えつつ使いやすい組み合わせです。
※詳しくはディスプレイの項目をご覧ください。
外観について
デザイン的な特徴
「dynabook SZ/MV」 のデザイン
国内メーカーはいずれも紙ベースでの説明書が多いですが、Dynabookも例に漏れず多くの内容物を同梱しています。
全部に目を通す必要はありませんが、あると安心と言う方もいらっしゃると思います。あまり慣れていない方でも、大体はスタートアップガイドの一枚用紙を見ながら。必要であればDynabookあんしんサポートに問い合わせれば初期設定は完了します。
2021年までの旧モデルとの大きな違いとして、見た目からしてベゼル(枠)の太さが違うのは下の写真の通りです。旧モデルはおおよそ上辺2cm、左右1cm幅あったものが、ともに半分まで細まりました。
ディスプレイサイズは16:9のオーソドックスな13.3インチで、その辺りは旧モデルと変わりません。ただ、外郭が小さくなったことでずいぶんと小さく感じます。
大きさとしてはA4用紙よりやや大きいくらい。「dynabook GZ/HV」ほどではありませんが、これくらいなら書類と一緒に持ち歩いても不便はないと思います。
もう一つの特徴として、今まで安価モデル=樹脂製と割り切っていたdynabookでしたが、今回からアルミ素材を採用しています。肌ざわりはサラサラした感じで心地良い感触です。
「dynabook SZ/MV」では、天板と底面をアルミニウム合金に。手を置くパームレストやディスプレイ周りのベゼルを樹脂製にしています。全てがアルミではありませんが、プラスチックの機体にチープさを感じていた方にもオススメしやすくなりました。
アルミ素材の天板ですがオニキスブルーのシックな色合いです。完全に黒ではなく、青でもありません。やや落ち着いた紺色という言い方が合っていると思います。職場でも安心して使える色合いです。
今回は天板の端が少し削れた形になっていました。少しでも軽くしようとしたのかもしれませんが、デザイン的な面白味があります。
この機体はやや手脂が残ります。下写真はわざと付けたものです
今時の機体はこうした油脂が残りますが、拭けば簡単に落ちます。気になる方はOAクリーナーをどうぞ。
左右から見るとこのように。
このシリーズは、ヒンジが180度開きます。タッチパッドは付いていませんが、視野角の広い液晶が搭載されているので、周りの人に画面を見せやすいです。
その際、便利なのが dynabook 画面回転ユーティリティです。
dynabook 画面回転ユーティリティについて
※画像は「dynabook GZ/HV」の例です。
通常であれば、向かい合った相手に見せやすく画面を回転させるには、機体ごとひっくり返すか、Windowsの設定内から入って画面を逆転させる必要があります。
ですが、GZ/HVならCtrl + Alt + ↑ ↓ のコマンドだけで上下を逆にして、また戻せます。覚えておけばすぐできますので、見せたい相手がいる使い方の時にはとても役立ちます。
この手の機能は地味なので、あまり紹介する人がいないのですが、CPUの速度が1秒、2秒、早くなるよりも人の作業が早くなる方が仕事を効率化しやすいので、知っておくと便利です。
ヒンジの内側、右手側には廃熱口があります。100%稼働させ続けても画面側に廃熱されるだけなので、熱による不快感はありません。
ヒンジ外側はシンプルな造りです。
背面にはヒンジ側にラバーフットと呼ばれる長いゴム足が付いており、底面の空間を造って空気の流れを良くします。特に底面から吸気するので、膝上での作業では、その辺りを塞がないようにしましょう。
加えて言いますと、この長いゴム足は手で掴んで移動する時に持ちやすいです。指をひっかけやすいので、たくさんの書類と一緒に動かす必要がある時などには役立ってくれます。
音は底面左右にあるスピーカーグリルから床面に響かせて聞こえてきます。音質に関しては普通よりちょい良いくらいに思えましたが、DTSサウンドを切った状態だと小さくしか音が出ません。個体差もあると思いますが、念のため、以下DTSサウンドの項目を記載しておきます。
DTSサウンドについて
画質や音質は個体差があるので、紹介するのに難儀します。
ただ、手に取って調べているものが代表的なものとしてご紹介するなら(敢えてこの一文は必要です。本当に個体差ありえるので)、「dynabook SZ/MV」を含めてほとんどのdynabook機種にはDTS Audio Processing(当サイトでは略してDTSサウンドと呼称)が搭載されています。
この DTS サウンド を Off の状態にしていると音が小さくなり、On にしていると大きく、音質が良くなります。アルパカはこの設定を On にして幾つかの音源で聞き比べています。
より細かく言えばグラフィックイコライザーでチューニングできるのですが、そこまでこだわる人は、大体、外付けのスピーカーを買うものですし、最初からあるものとしてはDTSサウンドをオンにするくらいで良いと思います。
設定の方法は簡単です。
アプリ一覧の中からDの欄にある「DTS Audio Processing」を選択。
画面が出てきたら、ウィンドウ下部にある電源部分をクリック。オレンジ色になったらonになっています。聞き比べるとすぐ分かるくらいに音が大きく綺麗になります。
音が小さいと言うレビュアーがいますが、こうした部分の説明をしている人がいませんでしたので、こちらに記載しておきます。
裏蓋を外すと
※裏蓋を外さない人には不要なので折りたたんでいます(クリックかタップで見れます)。
機能一覧・カメラやディスプレイ情報など
Webカメラ(約92万画素)
このカメラは顏認証に対応しています。
ディスプレイ上部のインカメラは物理シャッターが付いています。右が開け、左が閉めです。使っていない時に閉めておけば、切り忘れやハッキング対策として安心できます。
この辺りの価格帯に装備されているものとしては一般的なWebカメラを備えています。
こちらは同日の同時刻に同じライティングの中での撮影比較です。同じ92万画素ですが、けっこう違って見えるのが分かると思います。
AIカメラエフェクターは搭載されていません。その分、露出が強めに+補正されるようです。色が薄くなりがちですが明るめに写ります。
接続口
「dynabook SZ/MV」の接続口は標準的なものが揃っています。
USB端子(Type-A)は左右に散らして2つ。microSDカードスロットやHDMIも一通りです。
Type-C はサンダーボルト対応ではないものの、Type-A の倍の10Gbpsで少し早くデータ転送できます。充電接続口として使えてディスプレイ出力も対応です。
三枚モニターを試してみた
テレワーク需要が増えてきた昨今、3枚くらいのモニターに出力して作業環境を整えたい人は一定数、いらっしゃると思います。もちろんデスクトップも良いですが、いざという時に動かせるようにしておくならノートPCで対応できる機種が便利です。
アルパカが試したType-Cの変換アダプタ
エレコム製「DST-C09BK」と、mreechan(実はHuawei)製「ASIN:B07X659B4Z」、及び GADEBAO製「GADEBAO 3-IN-1」で確認してみました。
ACアダプタについて
ACアダプタの型番は「PA5177U-1ACA」、長さは180+50=230cm。重さは176.5g。
定格電力は45Wとなっており、メガネケーブルは国内向けの125V用でした。
このモデルのちょっと気になるところとして、今回のACアダプタの型番自体はAmazonなどでサードパーティー製のものが一般販売しているものです。ですが、従来良く使われていたL字プラグよりも径が細い(約2.5mm)でした。
dynabookでは珍しくなりましたが、未だにACERなどの一部の台湾製で使われている径の太さです。L字にはなっているので普通に使うには問題ないと思いますが、この細いプラグタイプはコードに足をひっかけてプラグを曲げてしまった、という事故がけっこうあります。予備を用意しておくことなら、PD対応のType-C の方が良いと思います。
以下、アルパカが試したType-C の一覧です。
下は18Wから上は65Wまで一通り試しましたが、特に警告ポップアップなどは出ておらず一通りの充電が可能でした。
ただ、充電速度の面からオススメは45W~65Wになります。
「dynabook SZ/MV」の互換アダプタ |
|||
---|---|---|---|
使用 | PD対応 電力 |
メーカー | 商品型番 |
〇 | 18W | cheero | CHE-324 |
〇 | 20W | AUKEY | PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black) |
〇 | 30W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C2 |
〇 | 45W | Anker | PowerPort Atom III Slim (Four Ports) |
〇 | 65W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C1 |
※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。
以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで120gで済み、30Wと60W、Type-Aの充電口がそれぞれあるので、スマホとPCなど同時に充電できて便利です。
バッテリー
容量は53Whと一般的なバッテリーを備えています。
Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでが5時間12分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終6時間20分まで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約5時間40分までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)。
※輝度50%、音量40%で、電力設定バランスにて、ライブ映像を流し続けた時のバッテリーの持続時間になります。
もちろん、輝度を抑えたり、Officeワークでの軽い使い方に終始するようであれば、もっと時間数は伸びます。
充電速度は以下の通り。残量1%時に電源をオフにした後に給電開始した後の%になります。30分の急速充電に対応していますが、どちらかというと一時間くらいのスパンで見た時の方が速度が速くなりやすいようです。
30分 | 60分 | |
---|---|---|
45W純正AC給電時 | 37% | 70% |
キーボード
縦横ともにキーピッチ18.8mm、キーストロークは1.4mm。
打鍵感は一般的な打ち心地で良い感じです。
dynabookのキーボードは何度もご紹介してきましたので、基本的には同様のご説明が多くなります。
まず、左上にある電源ボタンは指紋認証になっていません。それっぽく見えますが「dynabook SZ/MV」の場合、生体認証は顏認証のみ対応です(上位機種であるRZシリーズですと指紋認証も付いてきます)。
Enter キーの上にBackSpace キー、その上には Delete キーの鉄板配置。
逆T字の左右上側に空間を造っているので、手元を見ないでカーソル移動し続けられます。出先でマウスが使えない場面でも速度を落とさず操作し続けることができる機体は重宝します。
基本的にスタンダードな使いやすいキーボードです。しっかりと打ち込める打鍵感の良さを求めるなら富士通製かThinkpadがオススメですが、「dynabook SZ/MV」のそれもストローク1.4mmでしっかり打てて悪くない打ち心地です。
難点を挙げるなら、やはりバックライトキーボードが付いていないこと。
暗い部屋でプロジェクターに繋げてプレゼンや、ご家族の寝静まった部屋でこっそり使う時など。そうした用事がないようであれば気にするところではありませんが、必要な方はUSBライトと併用するか、別の機種がオススメになります。
同じdynabookであれば「dynabook RZシリーズ(2022)」や「dynabook VZシリーズ」が対応しています。ただ、価格が上がりがちです。逆に安くする方に考えるなら「Pavilion Aero 13-be」などですが、キーボードに癖があります。いずれも一長一短あります。
ディスプレイ:非光沢の16:9液晶 1920×1080
※液晶ディスプレイは、液晶パネルの特性や製造工程により、各製
輝度は391cd/㎡とやや明るめで、色域はsRGBカバー率が96.2%。Adobeカバー率が71.4%の綺麗な液晶を備えています。
一部のレビュワーが店頭モデルの「dynabook S6」の画面が暗めと評したようですが、仕様書を見る限りでは店頭モデルは通常のFHD液晶となっており、directのものはIGZOパネルで別ものの液晶を採用しているようです。
もし、気になる方は店舗に来て実機を見て頂くのをオススメします。少なくともアルパカが手にした直販モデルの「dynabook SZ/MV」は明るくて綺麗な液晶をしていました。ただ、全ての機種が同一の液晶という保証はありませんので、その点のみご注意下さい。
LUT表示を見ると高めの輝度時にやや色が強めに出るようです。気になるほどではありませが、この価格帯で手に入るノートPCとしては良い方だと思います。
日常使いで不便に感じることはない範囲ですし、映像画像系ではIGZOパネルの綺麗さを楽しめます。
次にモニターの視野角の広さを確認します。
写真でも確認できますが、かなり斜めから見ても文字を読むことができます。特に文字はくっきりと見やすかったです。これならどの角度からでも使いやすい液晶と言えます。
次に画像の見やすさ、視野角の広さを確認します。
正面から見た時には問題なく綺麗ですが、IGZO の割には斜めから見た時に若干、色味が薄くなるように見えます。もっとも、これもよく見なければ分からない範囲なので、やはりどこまでの画質にこだわるかどうかの話になってきます。
内部性能について
今回、アルパカが調べたのは「dynabook SZ/MV」のCore i7-1255U搭載機になります。
Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約11秒ジャストでした。
性能を調べた結果、まとめ
第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』のUプロセッサーですが、Cinebench R23ではシングルコア性能でPプロセッサーに近しい性能を出しています。一番の違いはP-core の実コア数が少ないことによるマルチコア性能の低さですが、それでも12世代のi5で第11世代Core『タイガーレイク(TigerLake)』の i7 と同等の性能を持っています。
今回はCore i7-1255Uの調査となりましたが、元々、S(SZ)シリーズはG(GZ)に比べて、ややデチューンした位置づけの13.3インチです。そのため、15.6インチまでの他社を含めた平均値で比較すると、シングルではCore i5-1235Uより上ですが、マルチではやや下る結果になりました。
実稼働させてみた時には作業内容によりまちまちとなり、おおよそ、Core i5-1235Uの平均値を前後する結果となりました。
例えばExcelのコピー作業では「dynabook SZ/MV」Core i7-1255Uの方が早いですが、関数計算させてみるとCore i5-1235Uの方が微妙に早い、という具合です。一つにはCore i5-1235Uの平均値の中にはパフォーマンスを高めに設定しているDell の機体が混じっていることで、Core i5-1235U の性能が高めになったことで、このような序列通りの結果にはなっていません。
もっともこれくらいの差ですと、体感的に分かる範囲ではないので、説明するなら「早くて使いやすいです」の一言です。
同じ13.3インチで売れ筋となっている「dynabook GZ/HV」にするかどうかで迷われる方は、PプロセッサーにするかUにするか、の選択肢にもなります。これは P-core を使う作業が多いか少ないかで選んで頂くと良いと思います。
普段使いで P-core を使う作業の代表格としては、Excelでの関数計算。ネットブラウジングあたりで、あとは映像画像系のクリエイティブワークが多いか少ないかです。
特に、Excel ではVLOOKUPのように、他から引っ張ってくる系の関数をがっつり組んだものや、ハイパーリングが多量に張り付けてあるものなど、連携させるもの=計算させるもの、に関しては差が出やすいです。
この辺りは P-core が本気モードで使われる作業のようで、P-core の実コア数が倍になれば、単純に作業時間が半分になります。PDF化の作業なども同様に差が出ます。
これらのことから、今回、ご紹介しているUプロセッサーを搭載した「dynabook SZ/MV」では、ご家庭の一般的な使い方であれば十分な性能を有していると言えます。ですが、重たいOffice系作業を大量にやるなら、Pプロセッサーが搭載されている「dynabook GZ/HV」の方が向いています。
他、グラフィカルな使い方に関しては写真を扱う作業は問題なく早くて、動画の編集ではパワーディレクターやビデオスタジオあたりでのFHD、5分間の簡単な動画編集あたりまでならオススメ、といったところです。普段、そうした作業はしないけど、お友達の結婚式に出席する時のPVを簡単にでも作成したい、とするくらいなら問題なく「dynabook SZ/MV」のUプロセッサーでも役立ってくれます。
CinebenchR23
Single Core 1576 pts
Multi Core 5246 pts
Adobe や Office の実測時間
※一つのシートに31407行、673445セルに数字、文字が入っているものをコピーした際、クリップボードに取り込み終わるまでにかかる時間を計測。
※128000回分のVLOOKUPと、184000回分のSUMIFS(3つの条件)を一度に計算させたときにかかった時間を計測。
※50.5MBのダミー商談資料スライド200枚をPDF化した時にかかる時間を計測。
※108枚のRAWデータをJpeg変換するのにかかる時間を計測。
※108枚のRAWデータをJpeg変換するのにかかる時間を計測。
※約5分間の軽い編集を加えた動画をH264(YouTube 2160p 4K)の書き出しをした際にかかる時間を計測。
WEBXPRT3
主要三大ブラウザ(Chrome と FireFox と Edge)で、それぞれのAC電源あり最適なパフォーマンス時と、バッテリ駆動バランス時での速度を計測しています。
180あれば遅いとは感じなくなり、200でまあまあ。250で快適。300ならタイトなレスポンスを気にする人にもオススメできる即応性が手に入ります。
Core i7-1255U で十分な速度を出しており、主要三大ブラウザ全てで300超えとなりました。
ドライバの更新が入れば入るほど電源のバランスが取れるようになってきており、今ではバッテリ駆動にして設定バランス時でも、250前後をキープできています。これは電源のない外出先でも、快適さを損なわないで使うことができることを意味しています。
おそらく「dynabook GZ/HV」でも同じく最新のドライバに更新すれば、ここに掲載していた数値よりももっと良くなるでしょうし、バッテリ駆動時でも速度は落ちづらくなっている筈です。掲載している「dynabook GZ/HV」のデータは数カ月前にレビューしたものなので、その期間の差が出ています。
他社ではありますが、「Inspiron 14 5420」も同様です。比較用として掲載しておきます。
※以下、その他計測した内容になります(クリックかタップでご覧になれます)。
ストレージ
1TBはPCIe 4.0対応ですが、それ以外のストレージに関しては不明です。
もっとも、上記の通り読み込みで3000前後であれば十分な速度と言えます。特に書き込み含めて大容量になってもほとんど速度が減衰しないのは優秀だと思いました。
なお、256GB、512GBで購入した場合の初期容量は以下の通りです。それぞれ185GB、423GBが自由に使えますので、ローカルにデータを溜め込みたい人でなければ、すぐに使い切るようなことはなさそうです。
ただ、256GBを選ぶ際にはiPhoneのバックアップを取ろうとする方はご注意下さい。以下、ご参考までに。
※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。
「dynabook SZ/MV」搭載 Core i7-1255Uの高負荷パフォーマンス推移
ダイナ W6SZMV7FBL | ||
---|---|---|
Intel Core i7-1255U 電源設定:最適なパフォーマンス時 | ||
平均 | 最高値 | |
P-core周波数 | 1,616.7MHz | 4,091.0MHz |
E-core周波数 | 1,145.3MHz | 3,492.3MHz |
電力量 | 15.1W | 20.0W |
温度 | 66.8度 | 70.0度 |
※一番高い電力設定であるWindows10の “最も高いパフォーマンス” とは、Windows11で言うところの “最適なパフォーマンス” のことです。
同様に、一つ下に落とした電力設定であるWindows10の “高パフォーマンス” とは、Windows11の “バランス” のことです。
P-core、E-core、ともに最高周波数から始まり、その後は落ち着きますが25秒間はトップ1%の駆動を維持します。
Intel Core らしい初動に集中したセッティングですが、25秒の壁を超えた後は平坦な挙動が続きます。
電源設定がバランスになると、最高周波数が500~600MHzほど落ちるものの、その分トップ1%の駆動時間が維持されて31秒間に。
最初に高負荷の作業を切り替えることが多いようであれば、この25秒、31秒以内に終わらせるよう意識しておくと快適に使いやすいです。
温度としてはかなり落ち着いており、70度を上限とした安全設計になっていました。長期間、安心して使い続けることができます。
機体外側の温度推移
キーボード部では、アイドル状態の際に36度、100%稼働5分経過で40度弱。10分経過でもこの温度を維持しています。それ以上に熱くなるのはモニター右下部分ですから、不快感はありません。
一方、背面のヒンジ外側で最高48.9度に達します。膝上での作業時にはヒンジ右側に何かしら敷くと良いかもしれません。
本体温度は安定しており、本体内部の設計も考えれば安心して使えます。
強いて挙げるなら、他機種よりACアダプタがやや熱くなりがちに思えました。計測してみると思ったほどではなかったので問題はありませんでしたが、気になる方はPD対応のType-C 充電器をご用意した方が良いかもしれません。
価格とラインナップの一覧
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※当サイトでは、dynabook directの特別価格と納期情報を掲載しています。
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ID :dyna204cls
PW:T8Y7GRSV
基本構成
シリーズ名 | dynabook SZ/MV シリーズ | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Pro |
Windows 11 Home |
カラー | オニキスブルー | |
CPU | Core i7-1255U Core i5-1235U |
|
メモリ | 8GB(8GB×1)/最大32GB 16GB(16GB×2)/最大32GB |
|
※PC4-25600(DDR4-3200)対応。 |
||
ストレージ | 512GB SSD 1TB SSD |
256GB SSD 512GB SSD |
ディス プレイ |
FHD 軽量・広視野角 TFTカラー LED液晶 (IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット ※2024年モデルはIGZOではなく、通常のLED液晶となります。 |
|
※ディスプレイサイズは13.3インチです。 | ||
グラフィック | インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)にて稼働。 ※シングルチャネルモデルのみUHDグラフィックスです。 |
|
無線 通信 |
Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac) Bluetooth Ver5.2 |
|
有線LAN | 1000Base-T (自動認識、Wake-up on LAN対応) |
|
生体認証 | 顔認証 | |
質量 | 約1.165kg | |
バッテリ | 約20.0時間 (Youtube連続再生約5時間40分) |
|
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 (Office搭載モデルのみ) |
|
リリース | 2022年8月24日 | |
備考 | 店頭モデルでは dynabook S6 として販売開始。 カラーリングが違っており、店頭はシルバー、direct側ではオニキスブルー。 |
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
Youtubeの連続再生時間で制限のかかる時間から現実的な実働時間を表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
価格帯として、GZより少し安いものの、SZでも上位モデルになるとGZのミドルクラスが買える金額なので、それならGZ/HV の i5 にして、性能と軽さの両方を取る、という考え方でも良いと思います。
ただ、その場合には、抗菌ボディを諦めることになりますので、悩ましい選択肢かもしれません。
さらに言いますと、もし SZ で最上位の17万円クラスまで考えるなら、もう一歩予算を捻出し RZ にして、バックライトキーボードの付いた1kgアンダーの14インチ、というパーフェクトモデルにするのもオススメとなります。
Win11 Home
dynabook SZ/MVシリーズ Core i5 モデル |
||
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | |
CPU | Core i5-1235U | |
メモリ | 16GB(8GB×2)/32GB | |
SSD | 512GB | 256GB |
Office なし |
特)W6SZMV5FAL | 特)W6SZMV5FBL |
¥109,780 ¥103,180 |
¥108,680 ¥107,580 |
|
在庫切 | 最短翌営業日出荷 | |
Office H & B |
特)W6SZMV5EAL | 特)W6SZMV5EBL |
¥127,380 ¥126,280 |
¥127,380 ¥121,880 |
|
最短翌営業日出荷 | 最短翌営業日出荷 |
※価格は全て税込表記です。
※2024年8月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
dynabook SZ/MVシリーズ Core i7 モデル |
||
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | |
CPU | Core i7-1255U | |
メモリ | 16GB(8GB×2)/32GB | |
SSD | 1TB | 512GB |
Office なし |
特)W6SZMV7FAL | 特)W6SZMV7FBL |
¥130,680 ¥124,080 |
¥114,180 ¥113,080 |
|
在庫切 | 最短翌営業日出荷 | |
Office H & B |
特)W6SZMV7EAL | 特)W6SZMV7EBL |
¥149,380 ¥142,780 |
¥140,580 ¥139,480 |
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在庫切 | 在庫切 |
※価格は全て税込表記です。
※2024年8月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
SZ/LVシリーズ(2024年モデル)
※今回はマイナーチェンジとなりますが、液晶がIGZOではなく通常のLED液晶になります。実機を手にしてはいませんが、sRGBカバー率%も一般的な65%クラスになるようです。
dynabook SZ/LVシリーズ 2024年モデル |
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OS | Windows 11 Home | |
CPU | i5-1235U | Core i7-1255U |
メモリ | 16GB(8GB×2)/32GB | |
SSD | 512GB | |
Office なし |
特)W6SZLV7FBL |
特)W6SZLV5FAL |
¥115,280 ¥114,180 |
¥104,280 ¥103,180 |
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最短翌営業日出荷 | 最短翌営業日出荷 | |
Office H & B |
特)W6SZLV7EBL |
特)W6SZLV5EAL |
¥133,980 ¥132,880 |
¥122,980 ¥120,780 |
|
最短翌営業日出荷 | 最短翌営業日出荷 |
※価格は全て税込表記です。
※2024年8月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
Win11 Pro
dynabook SZ/MVシリーズ Pro エディション |
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---|---|---|
OS | Windows 11 Pro | |
CPU | Core i5-1235U | |
メモリ | 16GB(16GB×2)/32GB | 8GB(8GB×1)/32GB |
SSD | 512GB | 256GB |
Office なし |
特)W6SZLW5RAL |
特)W6SZLW5RBL |
¥137,280 ¥122,980 |
¥129,580 ¥115,280 |
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在庫切 | 在庫切 | |
Office H & B |
特)W6SZLW5PAL |
特)W6SZLW5PBL |
¥135,080 ¥133,980 |
¥127,380 ¥126,280 |
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最短翌営業日出荷 | 在庫切 |
※価格は全て税込表記です。
※2024年8月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
dynabook SZ/MVシリーズ Pro エディション |
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---|---|---|
OS | Windows 11 Pro | |
CPU | Core i7-1255U | |
メモリ | 16GB(16GB×2)/32GB | |
SSD | 1TB | 512GB |
Office なし |
特)W6SZLW7RAL |
特)W6SZLW7RBL |
¥153,780 ¥139,480 |
¥142,780 ¥141,680 |
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在庫切 | 在庫切 | |
Office H & B |
特)W6SZLW7PAL |
特)W6SZLW7PBL |
¥176,880 ¥163,680 |
¥172,480 ¥158,180 |
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最短翌営業日出荷 | 在庫切 |
※価格は全て税込表記です。
※2024年8月30日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
最後に・まとめ
まとめますと、「dynabook SZ/MV」の気になる点としては、
・キーボードバックライトがない。
・液晶のアスペクト比が16:9。
・バッテリー時間は実働 5時間40分(厳しめに見て)。
の三点です。
基本的にこの辺りの特徴は上位機種の「dynabook GZ/HV」と同様のものです。バックライトキーボードが必須の人にとっては購入候補から外れるのは避けられません。また、液晶のアスペクト比が16:9なのは、欠点というほどではありませんが、できれば比率を変えてほしかったというのが正直なところです。
バッテリー駆動時間がやや短めになったところは、上位機種の「dynabook GZ/HV」と差を付けたのだと思いますが、これでもJEITA2.0では20時間駆動です。他社含めて、第11世代Core『TigerLake』搭載機から実働時間との乖離が激しくなっており、「dynabook SZ/MV」独自の欠点というわけではありません。
そうして見ていくと、単純に「dynabook GZ/HV」だとお値段が高いと感じた人が、価格を抑えた「dynabook SZ/MV」でどうだろう、という流れがそのまま購入理由になりそうな機種です。
逆に良い点としては、
・抗菌ボディ。
・コスパの良さ。
の二点となりました。
アルミニウムボディで質感が良くなったとか、やっぱりキーボードが使いやすいとか色々ありますが、目立った部分ではこれらだと思います。この二点に関しては上位機種の「dynabook GZ/HV」ではない部分なので、どちらにするか、切り分ける際の要点ともなります。
敢えて付記するならメモリが固定ではなく、ユーザー側で交換増設が可能であろうという部分も+ポイントです。実際に外したわけではありませんが、写真を見て頂く通り、通常通りのメモリスロットですので、おそらく外せます。自己責任にはなりますが、自分で中身を弄りたい人にとっては魅力的な構成です。
軽さとパフォーマンスの高さを併せ持つ「dynabook GZ/HV」も良いですが、中身を弄りやすい自由度の高さ、抗菌ボディなど、二万円以上安くなっている割には上位機種にはない独自の魅力があります。
重さ約1.165kg(実測では1.15kg)を許容頂ける方であれば、お考え頂くには良い選択肢だと思います。
Win 10 Pro(ダウングレード権行使モデル)
こちらにあるのは11 Proモデルを購入されたユーザーの権利であるOSのダウングレード権に基づき、ユーザーに代わってdynabookがWindows 10 Proのインストールを行い提供しているモデルになります。
Windows11に戻す場合にはこちらからどうぞ。その場合はWindows10状態時にリカバリメディアを作成しておかなければ、再度Windows10にダウングレードはできなくなります。ご注意下さい。
※以下、折りたたんでいます。クリックかタップでご覧になれます。
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