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新サーフェス 2022年モデル「Surface Pro 9」特徴まとめ

13インチ3:2 液晶海外PCメーカー製品情報

2022年10月14日にsurfaceの2022年モデルが発表されました。

こちらでは、発売前情報として「Surface Pro 9」の特徴をかいつまんでご紹介します。

正式な発売は機種によって違っており「Surface Laptop 5」は2022年10月25日。「Surface Pro 9」は2022年11月29日 となっています。

Surfaceシリーズを考えられる方は、購入前に以下の記事をオススメします。

お読み頂くと分かりますが、Microsoftの公式ページからの購入が一番お得です。
※当記事では型番及び、画像バナーからリンクしているページは全て公式ページです。

 

「Surface Pro 9」の特徴

・プロセッサーが11世代Core → 12世代Coreになった。

・電源ボタンの位置が変わった(横辺から上辺に)。

・イヤホンジャックがなくなった。

・カラーリングが追加された(サファイヤ と フォレスト)。

・5G対応の ARM CPUの Microsoft SQ3 が積載(「Surface Pro X 」の続編が 同じ「Surface Pro 9」の名前で出てきました)

・5G対応モデルはSIMに対応したモデル

・【時事的】お値段が33000円ほど上がった。

旧機体から引き継いだ基本的な特徴として、2 in 1 のデタッチャブル構造、無段階のキックスタンド、高リフレッシュレート120Hzの滑らかな動作 & 高精細な画面、などなどがあります。

詳しくは以前の記事「Surface Pro 8」の特徴をご覧下さい。

その上で、今回の変更点は上記の6点です。

※Surfaceの共通事項として、以下、3:2のアスペクト比によるディスプレイの見え方の違いを記載しておきます(折りたたんでいますので、クリックかタップでご覧になれます)。

Excelで見た時の16:9と3:2の表示の違い

Excelで見た時の16:9と3:2の表示の違い

以下はSurfaceシリーズ共通の3:2液晶、2256 x 1504ドット(201 PPI)にて表示した時と、一般的な他社のFHDの16:9、1920×1080ドットとの見え方の違いです。

※Surfaceに限らず解像度が同じ3:2の画面であれば同じように見えます。

Excel 100%時

Surfaceの3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-100%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-100%

Laptop 4の3:2液晶   U列、29行目まで

一般的なFHD16:9液晶 U列、23行目まで

Excel 90%時

Surfaceの3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-90%

FHD(1,920×1,080)でExcel-90%

Laptop 4の3:2液晶   W列、32行目まで

一般的なFHD16:9液晶 W列、25行目まで

Excel 80%時

Surfaceの3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-80%

FHD(1,920×1,080)でExcel-80%

Laptop 4の3:2液晶   Z列、36行目まで

一般的なFHD16:9液晶 Z列、28行目まで

Excel 70%時

Surfaceの3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-70%

FHD(1,920×1,080)でExcel-70%

Laptop 4の3:2液晶   AD列、42行目まで

一般的なFHD16:9液晶 AD列、33行目まで

一つの画面に多くの情報量を出しておきたい人にとって、Surfaceの広々とした液晶は大きな魅力と言えます。調べものをする際にもポータルサイトが下図のように見え方が変わります。

左右に割って二つのウィンドウを同時表示させるなど、より効率よく使うことができます。

Surfaceの3:2液晶(2,256 x 1,504)でYahoo! Japanのトップページ

FHD(1,920×1,080)でYahoo! Japanのトップページ

 

プロセッサーが11世代Core → 12世代Coreになった

ここは「Surface Laptop 5」と同様の改良点となりました。

この第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』のパフォーマンスが欲しいために乗り換えたい、という人はけっこういらっしゃるかもしれません。

他社のものですが、おおよそ近似値になると思いますので、参考として以下、掲載しておきます。

Cine R23 SingleグラフCine R23 MultiグラフExcelの計算比較グラフ

新Surface 2022 と同格 性能グラフ-Cinebench R23(Shingle)

新Surface 2022 と同格 性能グラフ-Cinebench R23(Multi)

新Surface 2022 と同格 性能グラフ-Excelの計算速度比較

第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』はプロセッサー最後のアルファベットが U → P → H の順に性能が上がっていきます。今回は U とはいえ第12世代Coreですので、やはり良い動きをします。

シングルコア性能で1500台。マルチコア性能で5000台というスコアは、持ち運べる性能としてはまあまあ悪くない範囲です。その上のPプロセッサーになると、途端にマルチコア性能が上がるのが分かりますが、普段使いで作業の切り替えなどで役立つのはシングルコア性能の方なので、実は事務職やご家庭での調べものや年賀状の作成、学生のレポート作成あたりの一般的な使い方では、体感差はほとんどありません。

動画の編集までやるとか、Excel作業が多くあるようなら話は変わってPプロセッサーがオススメとなります。ですが、たまにしかやらない。やっても長時間ではないようであればUで問題ありません。

ちなみに同じ金額を出すのであれば、タッチパネルを切り捨てる代わりに14インチで1kg前後の「dynabook RZ(2022)」のCore i7-1260P搭載機が手に入ります。

Surfaceで考えられるなら、「Surface Pro 8」や「Surface laptop 4」の第11世代Core『タイガーレイク(TigerLake)』なら非力というほど性能が下がることはありません。デザイン性が変わらず安くなるなら、2021年モデルでも考える価値は十分にあります。

 

電源ボタンの位置が変わった(横辺から上辺に)

「Surface Pro 9」の電源ボタンと音量ボタン

電源ボタンと音量ボタンがまとまって、横辺(長い方)の端に移動しました。

特に大きな変更点というほどではないですが、縦辺(短い方)を手に持って操作する時に電源ボタンが触れてしまい、いちいちスリープになるので扱いづらいという声があったようなので、そうした経験ある方には改善点となります。

 

イヤホンジャックがなくなった

パソコンで3.5mmのイヤホンジャックがなくなることというのは初めてかもしれません。

良くも悪くも思い切って古い規格を切り捨てるのが海外メーカーらしい判断ですが、Bluetoothを活かすワイヤレス世代を見越したもののようです。

もっとも、アルパカのようなアナログ世代はやっぱり物理的なインターフェースがあると安心します。同じような感覚の人には不便な点と言えそうです。必要な方はイヤホンをBluetoothにするか、変換アダプタをお使い下さい。

 

カラーリングが追加された(サファイヤ と フォレスト)

「Surface Pro 9」の四色展開

今まではプラチナとグラファイトブラックの二色展開でしたが、今回は青系のサファイヤと、森林をイメージしたであろうフォレストという緑の色合いが追加されました。

もちろんタイプカバーとの組み合わせは自由にできますから、色違いにしたり、同じ色合いで合わせたりとお好みで選べます。

 

5G対応の ARM CPUの Microsoft SQ3 が積載(「Surface Pro X 」の続編が 同じ「Surface Pro 9」の名前で出てきました)

今回、「Surface Pro 9」は Intel CPU と ARM CPU(5G対応)の 2シリーズで出てきました。ARMの方がかつての「Surface Pro X」なのですが、今回は名前が同じ「Surface Pro 9」としての登場です。

5G対応の ARM CPUの Microsoft SQ3 が積載された「Surface Pro 9」

補足:ARM CPUとは

組み込み型のプロセッサーのことです。歴史はけっこう古くて、白物家電では冷蔵庫や炊飯器のような長期間ずっと電源を入れ続ける(同じ動作をし続ける)ものに使われてきました。CPUが高性能化を目指して開発され、消費電力が上がり続けている一方で、ARMはいかに電力を消費しないで機能を維持できるか、をテーマにしてきました。

最近ではスマホがその代表例で、電源の保ちがあまり良くないとかボヤかれつつも、なんだかんだで丸一日保たせられるようになったのは、こうしたARMプロセッサーや、ディスプレイの省電力化が活躍しています。

今回、「Surface Pro 9」シリーズでは5G搭載端末に、敢えて ARM CPU を入れてきました。これは、スマホのように常時接続して5Gの高速データ通信が可能になる、ということです。

ただ、他記事でも触れていますが、基本的にアルパカは5Gをオススメしていません。

日本は情報鎖国状態ですから、ご存じない方は多いかもしれませんが、すでに幾つかの国では5G基地局を撤去しています。日本もそうすべきだと思います。

それらを踏まえた上で利点として挙げるならば、5Gはともかく、省電力で長時間駆動ができるというのは魅力です。その分、プロセッサーとしての能力は大きく制限されるかもしれませんが、SQ1 → SQ2への変革時には20%弱の性能アップがありました。GeekBenchの数値からの予想では、シングルコア性能が第10世代、マルチコア性能が第11世代くらいといったところ。ひょっとすると大きく躍進してくるかもしれません。

また、省電力=省発熱でしょうから、本来のタブレット機らしくファンレスになると予想しています。

難点としては、スマホとは違ってSurfaceの場合は高密度液晶を搭載していながらIGZOではありません。プロセッサーがいくら省電力になっても液晶側でかなり電力を取られてしまうのではないかという懸念が拭えません。手に取る機会があれば検証したいと思います。

もう一つの懸念として、元々がマイコンに使われるARM CPUは64bitアプリで動かせないものがある、というものです。さすがにSQ3でかなり改善はされたと思いますが、性能より持続時間が欲しい人には要チェックの部分です。

 

5G対応モデルはSIMに対応したモデル

ARM CPU の5G対応モデルは、NanoSIMに加えて、eSIMにも対応しています。つまり、ダブルでSIM契約をして両方の回線を切り分けて使うことが可能、という使い方もできます。

よくあるのは主要回線をeSIMとして契約し、何かあった時や、匿名性の高い送受信には使い捨て用のプリペイドSIMを使う、というものです。そうした使い分けをしたい人にはオススメです。

 

【時事的】お値段が33000円ほど上がった

この記事を書いている最中では、ドル円が148.72円に到達しました。

年初から30円上がれば、さすがに値段も上がります。元々が高額なSurfaceシリーズですから、余計にそう感じますが、予算を超えてもSurface Pro が欲しいという方には「Surface Pro 8」の型落ちがオススメです。型落ちとはいえまだまだ見劣りする性能ではないので、デザイン性や高解像度が変わらないだけに、3万円安いとけっこう魅力的に見えてきます。

SurfacePro 9 SurfacePro 8
プロセッサー
Core i5-1235U
Core i5-11535G7
メモリ 8GB 8GB
ストレージ 512GB 512GB
質量 1,297 g Alcantara 1,265 g
メタル 1,288 g
価格 ¥194,480 ¥161,480

※税込み、記事アップ時点での価格比較です。
※本体のみ。キーボードカバーやペンのお値段は入っていません。

 

この価格帯にタイプカバーが付けば、14インチの売れ筋 i7 Pプロセッサー搭載の「dynabook RZ(2022)」が買える値段です。この場合、軽くもなりますが、ただ、タッチパネルなどは付いていません。

「Surface Pro 9」の価格一覧は以下の通りです。Evoとはインテル EVO プラットフォームのことですが、これはIntelが策定した幾つかの条件(音質や高速充電など)をクリアしたものにだけ与えられる称号です。

もっとも、他社で計測して分かったのですが、Evoだからパフォーマンスが良いかというとそんなことはなくて、一定の水準をクリアした、というお墨付きで表示しているだけです。

ですので、今回のSurfaceの場合は、単純にストレージの容量が定められた規定条件をクリアしたために表示されている、くらいにお考え下さい。

i5i5 Evoi7 EvoMicrosoft SQ3

 

最後にまとめ

デタッチャブル(2 in 1)PCの良いところは、切り離したり裏返すことによって、キーボード部分が邪魔にならずに机の面積を広く使いやすい、というのがあります。

また、片手で持って使う時にも、余計なキーボードを外せば軽くなりますから、スケッチブックのように持ちながら描くのに向いている、というのもあります。

同じタッチパネルが付いているモデルでも「Surface Laptop 5」には描くのはやりづらいものですし、裏返るコンパーチブルモデルでは重さが変わらないままなので、重たくて手で持って描くのがしんどい、というモデルはいくらでもあります。

そして、なんといってもSurface Proシリーズの場合、無段階調整のキックスタンドが机の上に置いて、長時間描く、という作業に向いているものですから、そういう意味では「Surface Pro」シリーズは全てクリアしており、多用途で扱いやすい形状をしています。

Surface Laptop 5」にしようか「Surface Pro 9」にしようか迷われているようであれば、そうした部分を考えて頂いた上でお選び頂くのが良いと思います。

問題は値段で、明らかに内部性能とお値段を見た時にはコスパが悪い製品です。高精細かつ、高リフレッシュレート液晶搭載、描き心地も含めての高品質を評価してもらえるなら、という製品なので、そこを割り切れる方なら「Surface Pro 9」は良い選択肢と言えるでしょう。

特にデザインで気に入り、液晶の美しさに惚れて買う、という人が非常に多いSurfaceシリーズです。内部性能にこだわりがないなら、デザインが変わらない旧モデルはお買い得だと思います。

 

※この記事アップ時点で、ちょうど3~5万円くらいキャンペーンで安くなってきています。

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残りあと 24日間です!

※Surfaceをお得に買うなら、こちらの「Surface購入のコツ、最もお得に買う方法とは」をご覧下さい。

 

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