モバイルノートに求められるのは軽さ、性能、バッテリー時間など様々あります。
今回はその中でも、機体が小さい利点を生かしたNECの12.5インチノート「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」と「N12」をご紹介します。
2020年春 | 2021年春 | |
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カタログモデル | LAVIE Note Mobile | LAVIE N12 |
直販モデル | LAVIE Direct NM | LAVIE Direct N12 |
※「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」は2020年モデル、「N12」は2021年モデルとして発売された同系シリーズです。形状は同じで内部性能だけが違います。今回は両方のラインナップを全てご紹介しています。
※同シリーズの2019年モデルは完売しました。当該記事はこちらにリダイレクトされています。
※性能を選ぶ幅の広さから、当サイトでは直販モデルの「LAVIE Direct NM」及び「LAVIE Direct N12」をオススメしています。
下のバナー先にあるクーポンを使えば、NECパソコンがお安くお得になります。
※機種と時期によってはこちらの「広告限定外クーポン」を使った方が安くなることがあります。比較して頂き、お得な方でお使い下さい。
「LAVIE Direct NM(N12)」シリーズの外観と特長
※今回は2020~2021年モデルを両方ご紹介する都合から、両方を合わせて「LAVIE Direct NM(N12)」シリーズと表記しています。
「LAVIE Direct NM(N12)」シリーズの位置付けと特長
今回ご紹介する「LAVIE Direct NM(N12)」シリーズはNECのモバイルPCの中でも、お値段と性能を抑えたローエンドのラインナップになります。ハイエンドは以前に紹介したことのある「LAVIE Direct PM」となっており、性能や機能の面で大きな開きがあります。
この記事をアップしている2021年5月時点で、2021年春モデルの「LAVIE Direct PM」が、i5、8GB、256GBの構成で¥198,770に対して、N12が¥131,230。その差、約67,000円。これが型落ちの2020年のNMシリーズになりますと、更に下がって¥110,220 となります。
PMとNM(N12)の価格差が広がれば広がるほど、NMで済ませる人が増える傾向にありますが、NECの安心したブランドと使い勝手の良い機体は安全指向のユーザーにとっては魅力的な選択肢です。
特に白やピンクは小さくて可愛らしいデザインから女性には人気となっており、家電量販店では家族連れの学生さんが気に入って買っていくのはよくある購入パターンです。
気を付けないといけないのは、性能的にはあくまでも下位モデルの域を出ないので、軽い使い方をするために設計されている点です。詳しくは性能の特長にまとめましたので、そちらをご参照下さい。
旧モデルから続く共通した特徴をまとめると以下の通りです。
・上位モデルに対して6万円以上安い
・12.5インチの小ぶりな筐体。可愛らしい色合い、デザインあり
・1kgを切った軽さ
・主要素材がプラスチック(樹脂)
・接続口が背面にまとめられている
・FNキーとCtrlキーが逆
・性能はあまり強くない(気になる方は上位モデルのPMシリーズをご検討下さい)
・NEC共通:セットアップマニュアル小冊子付、初心者にオススメ。
以下、各項目を折りたたんでいます。
「LAVIE Direct NM(N12)」の外観の特長
2020年と2021年モデルではデザイン的な違いはありません。
パールホワイトのデザイン
こちらはメーカーから借りた実機になります。
デザイン的にはPMが角ばってシャープな印象を与えるのに対し、NM(N12)は丸みを帯びた女性らしい柔らかさがあります。
ピンクとホワイトのカラーリングが用意されていることから、見た目で気に入ってそのまま購入という方は多いです。
液晶を最大まで開いた状態がこの角度になります。
裏蓋をはずそうとしましたが、中からがっちり噛んでいるようで開けることができませんでした。慣れている人ならこじあけツールを使いながら開けられるかもしれません。もっとも、基本的にオンボード機ですから、メモリの交換増設はできません。必要なようであれば最初から大きな容量を選んでおいた方が良いです。
天板のデザインはシンプルです。NECのシンボルマークは光に反射してちょっとカッコよく見えます。
大きさを比較するとこのようになります。
大学ノートCampusのB5サイズより一回り大きいですが、A4の書類に比べると小さいです。この大きさなら鞄に一緒に入れてもかさばりません。これがNM(N12)シリーズの最大の利点であり、扱いやすいところです。
重さとしては1kgを切っていますので、女性の方が手で持ってもずっしり感を感じません。特に持ち運ぶものが多く、鞄の中を圧迫したくない方にはオススメです。
「LAVIE Direct NM(N12)」の接続口
「LAVIE Direct NM(N12)」は接続口が全て背面にまとめられています。
昔は背面接続口の機種が幾つかあったものですが、今時はこういった特長のPCは珍しくなりました。
背面に全ての接続口が集められているので、周囲にノートや携帯電話を置く人にとっては扱いやすいです。まさに持ち運びを考えた造りと言えましょう。反面、USBやSDカードなどを頻繁に出し入れする人にとっては、いちいち背面に手を伸ばさないといけませんので、面倒さがついてまわります。
個人的な感覚で言うなら、これだけ小さく軽い機体であれば横にしたり、機体を持ち上げるなどが容易にできます。つまり背面に手が届きやすいことから、このような小型機に背面インターフェイスの組み合わせは相性が良いと思います。
良い点としては、SDカードスロットがフルスロットサイズに対応しているところです。これは他のモバイルPCでは、マイクロSDに削減しがちなところです。
逆に悪い点としては有線LAN接続がないので、基本的には無線専用機であること。
これらは「LAVIE Direct NM」を選ぶ一つの基準と言えます。
Type-Cは Thunderbolt 非対応です。大容量の高速データ転送はできません。
2020年モデルはディスプレイ出力にも非対応ですが、仕様書を見る限り2021年春モデル以降ですとDisplayPort出力機能は対応になっています。
「LAVIE Direct NM(N12)」のキーボード
このシリーズは接続口が左右にありません。そのため、キーボードのキー配置が左右の端近くまで広がっており、デッドスペースのない造りになっています。小ぶりな筐体ながらもキーピッチは18.7mmと広く作られており、キーストローク(押し込んだ時の深さ)も1.4mmと、しっかり打てる打鍵感となっています。
非光沢のFHD液晶
非光沢液晶ですから、蛍光灯の反射はおさえられています。光沢画面の輝かしさはありませんが、外出先で光源がどこにあるか分からない状況でも使いやすいです。
また、ある程度、斜めから見ても文字を読めましたので視野角は広めです。
アルパカの計測では、最大輝度は294cd/㎡。sRGBカバー率は67.6%(Adobeカバー率は50.1%)。
クリエイティブな作業には足りない色域かもしれませんが、一般的な用途では不便のない綺麗な色合いを出せる、明るい液晶です。
「LAVIE Direct NM(2020年春モデル)」のACアダプタ
標準のACアダプタは定格電力が45W。ケーブルの長さは眼鏡ケーブル 85+175=160cm。重さは242.5g。眼鏡ケーブルの対応電圧は国内用の125Vです。
この辺りで互換性のあるACアダプタはこちらになります。
よく移動する先の職場や学校などに一つ予備で置いておくと便利です。
「LAVIE Direct NM(2020年春モデル)」の互換アダプタ |
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使用 | PD対応 電力 |
メーカー | 商品型番 |
△ | 18W | cheero | CHE-324 |
△ | 20W | AUKEY | PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black) |
△ | 45W | Anker | PowerPort Atom III Slim (Four Ports) |
△ | 65W | Dynabook | Type-CのDynabook共用ACアダプタ「PAACA048」 |
※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。
ワンアクセント:消費電力の低さは強み
良いと思ったのが、消費電力の低さ=電気代の安さです。
一般的なノートPCに入っているUプロセッサーと違い、レビュー機として借りたCore i5-10210Y搭載機はベンチマークを回している時のピーク時でも一時間に0.46円程度。これは、普通の使い方では3時間で1円ほど。それもかなり使い込んだ時だけで、一日通して使っても10円行くことはそうそうありません。実にエコです。
例えば上位シリーズのPMと同クラスのDynabook GZシリーズあたりで計測しますと、ざっくり倍近くに上がります。ちょっとした使い方で0.3~0.5円前後。ベンチマークを回した時のピーク時には一時間に1.1円といったところです(1KWh=22円として計算)。
毎日ほどほどに使っても、NM(N12)なら一ヶ月に100円になるかどうか。これが、PMシリーズなら200円になる、という計算です。
PCは処理能力が高いに越したことはありませんが、ユーザーの目的に沿った能力が備わっていれば、それ以上は電気代とイニシャルコストは無駄になります。設定でいかようにも変更可能ではありますが、元々がハイエンドの使い方をしないのであれば、実はこういった下位モデルの方が設定する必要なく簡易に気軽に使いやすいものです。
「LAVIE N12(2021年春モデル)」2020年モデルからの変更点
続いて、このシリーズの2020年春モデルから2021年春モデルへと、どのように変わったのか、変更点をまとめました。
・性能:CPUが第11世代になった。
・性能:メモリがLPDDR3 → LPDDR4Xになった。
・性能:Wifi6対応になった。
「LAVIE(Direct)N12」の新旧の違い一覧 | |||
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2019年 | 2020年 | 2021年 | |
ファン | なし | あり | |
性能 (PCMark10) |
Core i5-10210Y 2,842 |
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無線 | Wifi5 | ||
質量 | |||
バッテリー | 約11.5時間 | 約11.0時間 | 約11.2時間 |
充電時間 | 約3.2時間 | 約2.6時間 | 約2.6時間 |
価格 | 完売 | 11.0万円~ | 13.1万円~ |
※充電時間は電源オフ時にフル充電までにかかる時間の公称値を引用しています。
※価格は記事をアップした2021年5月下旬時点での表記です。
※構成内容により質量は変わりますが、最もメジャーなi5構成での比較です。
機体の重さは変わりません。バッテリー時間もほとんど変わらず。
Wifi6 は、2020~2021年にかけて多くのメーカーが取り入れました。もし、ネット上のコンテンツをダウンロードすることが多かったり、多量の調べものをすることが多いようでしたら、2021年モデルのN12の方がオススメになります。特に同じWifi環境で使うご家族も、たくさんインターネットを使っている、と言う人は平行した通信に強いMU-MIMO対応のWifi6環境を整えておくことをオススメします。対応しているお手頃ルータだとこの辺りです。
2019年モデルまでファンレス構造だったものは、昨年から今年にかけて通常通りのファンが付いたモデルとなりました。パワフルな廃熱が期待できますが、2020年モデルで色々な動作確認をしたところ、特段、気になるほどのファンの音は出ませんでした。
もっとも、この機種で長時間の高負荷作業はあまりしないと思います。それよりは一つ一つの軽い使い方でもたつくかどうか。レスポンスが早く快適になるかどうかが重要です。
そういう意味ではメモリが2020年モデルまでは LPDDR3 だったものが LPDDR4X へと大幅に上がっており、最大転送速度が1.6から4.2Gb/s の高速データ転送できるようになった意味は大きいです。これだけでも体感速度で違いが分かるほど変わってきます。加えて大きいのはCPUがタイガーレイクに変わったことです。
「LAVIE Direct NM(N12)」シリーズの処理能力について
CPU型番は少し下になるものの、2021年モデルは第11世代Core『TigerLake』搭載機種になりました。
もっとも、この辺りをPassMark社の公称値で比較しようにも、収集されているデータの数が少ないようでエラー表示が高くて正確性に欠けます。
そこで今回はアルパカが収集できる範囲でPCMark10での比較をしました。
現在、アルパカが調べることができているNECのノートPC搭載のCPU比較一覧になります。
残念ながらN12搭載の Core i7-1160G7 は調べられていませんが、おおよそ4000~4200程度だと予想します。
PCMark10では、3000以上が快適さの目安と言われており、実際に使ってみると違う動きになるのを体感できます。
N12(2021年春)になって、多少、型番が下とはいえ第11世代Core『TigerLake』搭載になったことで、i5でも3800のスコアをマークしており、問題ない動作であることが分かります。おそらく2~3年経って、Windowsのシステム更新が入る度に使用メモリが肥大化していっても、メモリ8GB以上の構成で組んでおけば快適さは持続できることでしょう。
一方で、NM(2020年春)はYプロセッサーの第10世代ですから、消費電力を抑えているのは良いですが、処理能力は高くありません。Core i7-10510Y で3177、 Corei5-10210Yでは3000をやや下回ります。
※他メーカーとの比較はこちらの記事に掲載されています。
Corei5-10210Yのレビュー機で100%の負荷をかけ続けた際の挙動も確認しましたが上図の通りです。強めに稼働できるのは最初の20秒くらいで、その後は約1GHz強の巡航速度を維持していました。
熱量は元々が低電力用のプロセッサーですから80度に達することはありません。ですが巡航速度を維持していながらも抑えきれずに徐々に上がってきているところを見ると、やはり長時間の高負荷作業には向いていない機体です。
そこでPC本体の能力をあまり必要としないブラウザを使った能力を調べてみました。
PMシリーズと同じ性能で計測をすると、いずれのブラウザでもスコア200は簡単に超えます。それに比べると、やはりネット操作でも下位モデルの域を出ないのは避けられません。
良い点としては電力設定が最も高いパフォーマンス時と高パフォーマンス時での差が非常に少ないことです。これは元々が消費電力を抑えた設計なので、控えめに使っても速度低下が小さくて済むことを表しています。そういう意味では、外出先でも家の中でも変わらぬ使い心地が期待できます。
WEBXPRT3の全データはこちらの記事にてまとめてありますので、より詳細に知りたい方はご覧下さい。
また、上記の通り、Firefoxでは相性があまり良くないようですが、GoogleChromeやEdgeだと相性が良いことが分かりました。
そこで試してみました。
単純なネットの調べものでGoogle Chrome と Edge のタブ分け25個ずつ50個を出しっぱなしにしながらYoutubeを双方で流し続けてもレスポンス低下はほぼありません。ですが、加えて軽量の動画編集アプリ「PowerDirecter」を立ち上げたり(2020年春モデルにはプリインストールされています)、Excelを平行して処理させると、少し動きが緩慢になってきます。
逆を言えば、そこまで使わない人ならもちろん、2020年春モデルにして予算を抑えてしまうこともできます。ただ、その場合でもメモリ4GBは避けた方が良く、基本的には8GB以上がオススメなのは変わりません。
意外と速度低下がなかったわけですが、実はストレージが素晴らしいスコアを出していました。Readで3173MB/sはなかなかの数値です。特にランダムアクセス系(下二段)が良いのが素晴らしいです。RND4KQ32T16で1000超え、Q1T1でも50超えなら、体感的に快適さを保っていたのも納得できます。
プロセッサーの能力が劣っていることを補うように、速度の速いストレージが装備されていたわけです。まさに高負荷作業は苦手でも普段使いの軽作業を快適に行えるシリーズと言えます。
「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」のバッテリー時間について
バッテリー時間はYoutubeのライブ映像を緩く流し続けて5時間45分ほど再生させることができました。
※画面の明るさ50%、音量40%、夜間モードオフ、HDRビデオのストリーミングオフ、輝度(明るさ)
Youtube でなく、Officeのアプリであったり、動画系でなければもっと消費電力を抑えられると思います。当サイトでは実働予想時間はJEITA2.0の6割を表記していますが、ライトな使い方なら、予想時間は近しい数値だと思っています。
ちなみに、デフォルト電源設定ではNEC独自のものになっており、バッテリー残量7%に達すると省電力モードでの稼働に切り替わるようになっていました。
「LAVIE(Direct)N12」2021年春モデルラインナップ一覧
こちらでは、第11世代Core『TigerLake』搭載の「LAVIE (Direct)N12」になります。
「LAVIE N12(2021年春)」カタログモデル
LAVIE Direct N12 2021年春カタログモデル |
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---|---|---|
シリーズ名 | N1275/BA シリーズ | N1255/BA シリーズ |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
カラー | ネイビーブルー メタリックピンク パールホワイト |
|
CPU | Core i7-1160G7 1.2/4.4GHz<4C8T> PCMark10予想:4,100 |
Core i5-1130G7 1.1/4.0GHz<4C8T> PCMark10:3,802 |
メモリ | 8GB(オンボード)/最大8GB | |
※メモリの交換・増設はできません。 | ||
ストレージ | SSD 512GB (PCIe) |
SSD 256GB (PCIe) |
ディスプレイ | FHD LED IPS液晶 (広視野角・高輝度・ノングレア) 1,920×1,080 |
|
※ディスプレイサイズは12.5インチです。 | ||
無線 | Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac) Bluetooth Ver5.0 |
|
サウンド | ステレオスピーカ(2W+2W) ヤマハ製 AudioEngine機能搭載 |
|
顔認証 | 顔認証センサー搭載 | |
接続口 | [背面] HDMI出力端子×1、ヘッドフォンマイクジャック×1 ※スマートフォン用ヘッドフォンマイク(4極ミニプラグ) SDメモリーカード(SDHC、SDXC)スロット×1 USB 3.0×2、USB3.1 Type-C×1 ※Power Delivery対応、DisplayPort出力対応 |
|
質量 | 約 953g | |
バッテリ | 約11.2時間 | |
Office | Microsoft Office Home & Business 2019 | |
リリース | 2021年1月20日 | |
型番 期待価格 (税込) |
N1275BAL | N1255BAL |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
|
¥159,280 | ¥142,842 | |
型番 期待価格 (税込) |
N1275BAG | N1255BAG |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
|
¥139,500 | ¥139,064 | |
型番 期待価格 (税込) |
N1275BAW | N1255BAW |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
|
¥159,280 | ¥146,000 |
※価格は全て税込表記です。
※2022年3月24日時点での安い方の価格にて表示しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※「PCMark10」のスコアはアルパカが調べたトータルスコアの実測値(または予想値)で記載しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
※正式型番には先頭に「PC-」が付きますが割愛しています。
最新性能、12.5インチ、NECブランド、と三拍子が揃うと上位モデルのPMシリーズに近い値段設定になってきます。
迷いどころではありますが、性能的にはPMシリーズの第10世代Coreの型落ちi7とこちらの Core i5-1130G7 モデルが同じくらいの能力です。ただし、型落ちでもPMはN12より2~3万円高いことが多いので、値段を優先する。または12.5インチの小型が良いならN12。そうでないようならPMシリーズの第10世代Coreという切り分け方ができます。
「LAVIE Direct N12(2021年春)」ダイレクトモデル
LAVIE Direct N12 2021年春モデル |
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---|---|---|---|
モデル名 | PC-GN21T~ | PC-GN18S~ | PC-GN18S~ |
カラー | パールホワイト | ネイビーブルー メタリックピンク パールホワイト |
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OS | Windows 10 Home or Pro 選択可能(64ビット) |
||
CPU | Core i7-1160G7 1.2/4.4GHz<4C8T> PCMark10予想:4,100 |
Core i5-1130G7 1.1/4.0GHz<4C8T> PCMark10:3,802 |
|
メモリ | 16GB(オンボード) /最大16GB |
8GB(オンボード) /最大8GB |
|
ストレージ | 256GB ~ 1TB SSD |
||
上記いずれか選択可能、SSDは全てPCIe接続 | |||
ディスプレイ | FHD LED IPS液晶 (広視野角・高輝度・ノングレア) 1,920×1,080 |
||
無線 | Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac) Bluetooth Ver5.0 |
||
グラフィック | インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵) | ||
質量 | 約 955g | ||
バッテリ | 約 11.2時間 (実働予想6.72時間) |
||
最低構成価格 | ¥156,750 ~ | ¥124,520 ~ | ¥114,290 ~ |
カラー | パールホワイト | ||
CPU | Core i3-1110G4 1.5/3.9GHz<4C8T> PCMark10トータル(予想):3,200 PassMark(実測):– |
||
メモリ | 4GB(オンボード)/最大4GB | ||
グラフィック | インテル UHDグラフィックス(CPU内蔵) | ||
最低構成価格 | ¥100,430 ~ |
※価格は全て税込表記です。
※2022年3月24日時点での安い方の価格にて表示しています。
※「広告限定外クーポン」適用後の価格にて算出しています。
※光学ドライブは搭載していませんので、項目を割愛しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※「PCMark10」のスコアはアルパカが調べたトータルスコアの実測値(または予想値)で記載しています。
※正式型番には先頭に「PC-」が付きますが割愛しています。
Directモデルだと i3 も選べるのですが、i5との価格差は一万円だけです。小さい差額ではありませんが、せっかくタイガーレイク搭載機を選ぶのであれば Iris システムの恩恵を受けるために、i5 以上を選ぶのがオススメになります。
分かりやすい例として、以下、2020年モデルと2021年モデルのi5構成でのPassMark比較になります。
ご覧頂くと分かるように、顕著に違うのは3D MARKです。消費電力を抑えた型番であろうと、「Iris Xe グラフィックス」のありなし、の違いは大きいことが分かります。
たとえ第11世代Coreであったとしても i3 を選ぶというのは、この3DMarkの高いグラフィック性能を切り捨てることを意味します。
今はネットの閲覧だけでもかなりの映像処理が増えてきました。パワポでも簡易的な3Dオブジェクトは使えるようになってきたので、そうした時、より滑らかな挙動を期待するなら、ここの数値は切り捨てない方が良いです。ここに一万円の価値を見出せるかどうかの選択肢です。
>>「LAVIE Direct N12(2021年春モデル)」購入窓口はこちら<<
NECパソコンに関しては、上記ページからお得なクーポンを使えるようになっています。
※今回の「LAVIE Direct NM(N12)」は上記の広告限定優待クーポンを使用した方が安いのですが、機種と時期によってはこちらの「広告限定外クーポン」を使った方が安くなることがあります。比較して頂き、お得な方でお使い下さい。
買い方、登録方法、クーポンの適用方法などで分かりづらい場合には以下の記事と併用してお読み頂くと分かりやすいです。
「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」2020年春モデルラインナップ一覧
こちらは2020年モデルの型落ちになります。
「LAVIE Note Mobile(2020年春)」カタログモデル
LAVIE Note Mobile 2020年春カタログモデル |
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---|---|---|
シリーズ名 | NM750/RA シリーズ | NM550/RA シリーズ |
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
カラー | ネイビーブルー メタリックピンク パールホワイト |
|
CPU | Core i7-10510Y 1.2/4.5GHz<4C8T> PCMark10:3,177 |
Core i5-10210Y 1.0/4.0GHz<4C8T> PCMark10:2,842 |
メモリ | 8GB(オンボード)/最大8GB | |
※メモリの交換・増設はできません。 | ||
ストレージ | SSD 512GB (PCIe) |
SSD 256GB (PCIe) |
ディスプレイ | FHD LED IPS液晶 (広視野角・高輝度・ノングレア) 1,920×1,080 |
|
※ディスプレイサイズは12.5インチです。 | ||
グラフィック | インテル UHDグラフィックス(CPU内蔵) | |
無線 | Wi-Fi 5(1.73Gbps)対応(IEEE802.11 ac/a/b/g/n) Bluetooth Smart Ready Ver5.0 |
|
サウンド | ステレオスピーカ(2W+2W) ヤマハ製 AudioEngine機能搭載 |
|
顔認証 | 顔認証センサー搭載 | |
接続口 | [背面] HDMI出力端子×1、ヘッドフォンマイクジャック×1 ※スマートフォン用ヘッドフォンマイク(4極ミニプラグ) SDメモリーカード(SDHC、SDXC)スロット×1 USB 3.0×2、USB3.1 Type-C×1 ※Power Delivery対応 |
|
質量 | 約 953g | |
バッテリ | 約11.0時間 | |
Office | Microsoft Office Home & Business 2019 | |
リリース | 2020年1月 | |
型番 期待価格 (税込) |
NM750/RAL | NM550/RAL |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
|
¥152,000 | 中古のみ | |
型番 期待価格 (税込) |
NM750/RAG | NM550/RAG |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
|
中古のみ | 中古のみ | |
Officeなし最安値 | ||
型番 期待価格 (税込) |
NM750/RAW | NM550/RAW |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
|
中古のみ | ¥131,780 | |
カラー | パールホワイト | |
CPU | Celeron 3965Y 1.5GHz<2C2T> PCMark10トータル:– |
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メモリ | 4GB(オンボード)/最大8GB | |
グラフィック | インテル UHDグラフィックス(CPU内蔵) | |
無線 | Wi-Fi 5(433Mbps)対応(IEEE802.11ac/a/b/g/n) Bluetooth Smart Ready Ver5.0 |
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質量 | 約 909g | |
バッテリー | 約 11.4時間 |
|
型番 期待価格 (税込) |
NM150RAW | |
Amazon最安値 楽天最安値 Yahoo!最安値 |
||
¥137,760 |
※価格は全て税込表記です。
※2022年3月24日時点での安い方の価格にて表示しています。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
その上で、実働予想時間を6割として表記しています。
※「PCMark10」のスコアはアルパカが調べたトータルスコアの実測値(または予想値)で記載しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
※正式型番には先頭に「PC-」が付きますが割愛しています。
多くのブロガーが書いているように、基本的にアルパカもCeleronプロセッサーはオススメしません。
コスト的な理由で10万円以下で考えるユーザーは多いのですが、ネットから買うのであればJACCSの分割ローンを使うのがオススメです。無金利のサービスを展開していることが多いですから、そうしたキャンペーンを利用して次項目の Core i5-10210Y 搭載機で考えるのが良いと思います。
レビュー機で色々な挙動を確認しているので、一般的な軽い使い方なら安心してオススメできる範囲です。PCMark10の総合スコアで3,000に届かなかったのは残念ですが20秒以上の高負荷作業を続ける人は稀でしょうから、あくまでもライトな使い方(ネットの調べもの、Office系アプリで軽いレポートを作成する、学校の課題を行うなど)に終始するなら問題はありません。
逆にたくさんの写真が入った図鑑のような資料的な大きなファイルをたくさん扱うとか、ExcelでもVlook系のデータを引っ張ってくる関数が大量にある、連携させる系の機能やハイパーリンクがたくさん張り付けてあるファイルを扱う、などでしたら最新モデルにするか、PMシリーズがオススメになります(PMシリーズなら全く問題なく全て可能です)。
また、NM750/RAGのみ、OfficeなしモデルがYahooのショッピングモールで販売されていました。特にピンクは一部の女性から絶対的な人気がありますから、もし「Officeは学校で供与されるのがあるからいらない。可愛いデザインとピンクの色合いがいい」と思うようでしたら、上記のリンクから買ってコストを抑えられます。
「LAVIE Direct NM(2020年春)」ダイレクトモデル
※こちらの商品は完売しました。多くのご利用、ありがとうございました。
アルパカが借りたNMのレビュー機はこちらのi5構成になります。借りた時期が遅かったので、既に i3 と i7 は完売しています。
ただ、Office抜きですが型落ちとはいえ i5 が11万円で手に入るのはNECにしては安いです。
NECの場合、保証が割安でキャンペーンを打っていることが多いことから、持ち運ぶことが多い人には物損保証の「あんしん保証サービスパック」と同時で申し込むのがオススメです。とかく持ち運ぶ使い方ですと、ぶつけた、落としたで破損する人が後を絶ちません。落として液晶を割ったら目安修理費4万円コースが基本ですから、転ばぬ先の杖と考えられる方ならぜひ一緒にどうぞ。
>>「LAVIE Direct NM(2020年春モデル)」購入窓口はこちら<<
NECパソコンに関しては、上記ページからお得なクーポンを使えるようになっています。
※今回の「LAVIE Direct NM(N12)」は上記の広告限定優待クーポンを使用した方が安いのですが、機種と時期によってはこちらの「広告限定外クーポン」を使った方が安くなることがあります。比較して頂き、お得な方でお使い下さい。
買い方、登録方法、クーポンの適用方法などで分かりづらい場合には以下の記事と併用してお読み頂くと分かりやすいです。
「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」のまとめ
元々は学生の声から生まれた「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」ですが、学校の生協などでオススメしているのは上位モデルのPMシリーズです。性能が良い方がオススメしやすいですから、そうしてハイエンドモデルの影に埋もれ、今では目立たないシリーズとなっています。
人によるとは思いますが、一般的な学生さんが性能よりも持ち運びしやすいフットワークの軽さ、デザイン性、コスパ、安心感を求めることが多いのは今も変わりません。
性能の項目でも記載していますが、使う人が重たい使い方をしない、という線引きを間違えることがなければ、「LAVIE Direct NM(Note Mobile)」はオススメできる良い機体です。
そうした使い方をされる方であれば、ぜひ気軽なデジタルライフのパートナーとしてお選び頂くのはいかがでしょうか。
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