コスパ優良機、レノボ IdeaPad Gaming 370(16型)実機レビュー
15インチ以上
2023.04.29
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Lenovoから出されている本格的なゲーミングはレギオンというシリーズがありますが、その手前にコストを抑えたIdeaPadのシリーズでありながらグラボ搭載機種が出ています。
今回はエントリー向けゲーミング「IdeaPad Gaming 370 (AMD)」をご紹介します。
※今回、ご紹介するAMDモデルはすでにLenovoの公式サイトでは生産が完了しています。そのため、リンク先は在庫のあるAmazonにしています。
Lenovoに関して不安を感じる方は、こちらも併せてお読み頂くとリスクを把握しやすいです。
また、保証の選択で悩む時にも見ると参考になります。
Lenovoでは学割用の「学生ストア」を用意しています。学生の方、教職員の方であれば、少しでもお安く買うチャンスです。対象の方はぜひ、ご活用下さい。
法人様のご購入(領収書)について
法人様のご購入(領収書)について
法人名義でLenovoのダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
Lenovoの場合、
rss@lenovo.com
こちらののメールアドレス宛に以下の4点
①ご注文番号(注文した際に発行される)
②領収書送付先(原則は商品のお届け先と同じですが、出荷先と不一致の場合、詳細宛先を記載する必要あり)
③領収書名義
④ご希望の但書き(品目のこと。パソコン代など)
を送信すると、会系処理として使える領収書を発行してくれます。
すでに馴染みになっている企業様も多く、この方法で10台単位で一度にご注文頂くことも珍しくありません。
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の特長
位置付けと特長
・色域の広いsRGB100%クラスの液晶。それでいて16:10のアスペクト比。
・性能はAMDシリーズが RTX3050Ti まで。IntelシリーズがRTX3060 まで。
・接続口は全て背面に集中。廃熱口も背面に。
色域の広いsRGB100%クラスの液晶。それでいて16:10のアスペクト比

最近のゲームでは、16:10に対応するものが増えてきましたが、対応していないものだと、上下に黒い非表示エリアが出ることになります。
ゲーム以外の用途では縦スクロールが基本となるWEB検索、Officeワークでの表示が広くて作業しやすいです。
また、画質が良く、色鮮やかな液晶をしているので、高精細なグラフィックを生かした没入感あるゲーム体験を楽しむことができます。
※詳しくはディスプレイ、の項目をご覧ください。
性能はAMDシリーズが RTX3050Ti まで。IntelシリーズがRTX3060 まで
|
IdeaPad Gaming 370(16型) |
シリーズ名 |
Intel シリーズ |
AMD シリーズ |
プロセッサー |
Core i7-12700H
Core i5-12450H |
Ryzen 7 6800H
Ryzen 5 6600H |
メモリ |
16GB / DDR5-4800MHz |
ストレージ |
512GB SSD
(PCIe Gen4×4 NVMe M.2) |
グラフィック |
RTX3060 Laptop
RTX3050 Laptop |
RTX3050Ti Laptop
RTX 3050 Laptop |
価格 |
130,944 円~ |
154,000 円~ |
※記事アップ時点2023.04月末現在で選べるもののみを表記しています。
※AMDシリーズはAmazonサイトに。IntelシリーズはLenovoの直販サイトにリンクしています。
※上記価格は、あくまでも平時のお値段です。記載したタイミングでは Intel シリーズの公式サイトの方が下がっています。時期によって値段は変わりますのでご注意下さい。
アルパカの認識としてはRTX3060 あたりをミドルと捉えているので、AMDシリーズで選べるのはミドルのちょい下まで。 Intel シリーズではミドルまでの性能を有していると表記します。レイトレーシングにはもちろん対応していますが、美麗を売りにしたヘビータイトルではRTX3050Ti では処理が追い付かないことが多いので、あまりオススメはしずらいです。
それでも設定を下げれば色んなタイトルが遊べますし、やや重い程度なら、あまり設定を下げなくてもFHD液晶で快適に動作します。
もし Intel Core のRTX3060 が価格差があまりないようであれば、そちらが一番のオススメになります。
接続口は全て背面に集中。廃熱口も背面に

接続口が背面に集中していることで、PC周りにケーブル類がごちゃごちゃすることがないのが良いところです。その分、USBメモリを抜き差しすることが多い人などには使いづらくなりますが、あくまでもゲーミングであることを考えれば、この方が使いやすいと言う人は多いと思います。
また、背面の廃熱口が出っ張っているため、その分廃熱効率が高いです。
※詳しくは接続口及び、デザイン的な特徴、をご覧ください。
外観について
デザイン的な特徴
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」 のデザイン
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の本体カラーは、オニキスグレーになります。

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の比較・正面、内容物一覧
重さは約 2.6kg。ひと昔前のオールインワンノートPC並みの重さですが、片手で持つとずっしり感があります。手で持って運ぶには少ししんどさがあります。
アルミニウム合金のため質感は良いです。

天板のデザインは特に装飾はなく、ディスプレイ上部の対面右側に「Lenovo」のロゴが付いているのみです。

16インチという大きさのため、A4用紙が小さく見えます。
左右から見た時にはこのように。


ヒンジ外側の出っ張りがある分、より大きく見えます。

ヒンジ背面の廃熱口は光らせているわけではないので、無理に塗らなくても良いのではないか説があります。同意見です。

ヒンジ内側中央に電源ボタンが配置。

背面はけこうゴム足が高めにくっついています。それだけ背面から吸気しやすいようにとの設計です。

手前左右にあるのが、スピーカーグリルです。音質は普通に思えました。高稼働状態ではファンの音がそれなりにしますので、音を気にしてゲームに集中したい人はヘッドフォンでのプレイがオススメです。
裏蓋を外すと
※裏蓋を外さない人には不要なので折りたたんでいます(クリックかタップで見れます)。
裏蓋を外すと

※赤丸=長いビス。緑丸=短いビス。
「IdeaPad Gaming 370 (AMD)」の裏蓋を開けるには、先にヒンジ裏の出っ張りを外します。
ヒンジ裏の短いビス2本、背面ヒンジ側の長いの2本を取ることでヒンジカバーが外れます。

その後、外れたヒンジの中、両側にあるシルバーの短いビスも外します。
これらは全て、この工具(精密ドライバーセットEPS-652)の+1番のプラスビットが適合します。
リンク
その後、裏蓋に付いているビス(長短4本ずつ計8本)を全て外してから、「三角オープナー」などのこじ開けツールを使って内側から噛んでいる爪を外していきます。
リンク
けっこう固めに噛んでいたので、プレスチックカードなどではできないと思います。
また、開ける際には画像に印がある部分。手を置くパームレスト側からやると外しやすかったです(あくまでもアルパカの場合は、です。もしかしたら、もっと効率よく外せる開始場所があるかもしれません)。

二本ずつのヒートパイプがツインファンに直結して、強力な冷却性能を発揮します。
中央にあるプロセッサーのすぐ下にあるのがメモリスロットですが、銀のカバーで蓋をしてありました。蓋の背面に熱伝導シートが張り付けてあり、ここまで外せる人ならメモリ交換も容易な造りです。

そのすぐ横にあるのがセカンドストレージですが、カスタマイズ購入画面から買う場合には、ここにType-2242のSSDを選択して、最初から装備した状態で買うこともできます。こちらもアプローチできる方なら、自分で買ってきて換装できそうです。
ただ、いつもの通り、裏蓋を外す場合には全て自己責任でお願いします。
機能一覧・カメラやディスプレイ情報など
Webカメラ(1080p、約200万画素)
このカメラは顏認証に対応していません。
ディスプレイ上部のインカメラは物理シャッターが付いています。右が開け、左が閉めです。使っていない時に閉めておけば、切り忘れやハッキング対策として安心できます。
(← )プライバシーシャッター開け( →)プライバシーシャッター閉め
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」はFHD (1080p、約200万画素)のカメラを搭載しており、キメが細かいです。また、明るく映し出しやすく、比較すると以下のように違いがあります。
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の約200万画素カメラの撮影例約92万画素カメラの撮影例

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の約1080万画素カメラの撮影
こちらは同日の同時刻に同じライティングの中での比較です。
4年前の機種に搭載されていたカメラなので、その間の進化がはっきりと出たような形です。92万画素と言っても全てが上記のように暗くなりがちというわけではないので、機種毎に搭載されているカメラに差があるとお考え下さい。
接続口

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の接続口(インターフェイス)
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の接続口は標準的なものがすべて揃っています。
移動させることが少ないゲーミングでは、あまり抜き差しを行わない外部ディスプレイとの接続端子や電源、有線LANが背面にあった方が良く、この辺りはDell の G15 が先行して行ったものですが、使いやすくて完成された配置だと思います。
左右のUSB端子(Type-A)は一般的なものですが、背面のType-C が10Gbpsと倍の速度なので、ローカルで大容量をやり取りする際には背面からが良いです。
ACアダプタについて

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」のACアダプタ「ADL170SDC3A」
ACアダプタの型番は「ADL170SDC3A(リンク先は互換アダプタです)」、長さは100+176=276cm。重さは553g。角口タイプのアダプターです。
定格電力は170Wとなっており、メガネケーブルは国内向けの125V用です。
PD対応のType-C充電器では、65W以上で充電ができました。ただ、警告ポップアップが出ます。元々、170Wが定格モデルなので全然、足りていないですが、100Wですと特に警告なく使えました。
以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで120gで済み、30Wと60W、Type-Aの充電口がそれぞれあるので、スマホとPCなど同時に充電できて便利です。
リンク
バッテリー

Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでが8時間40分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終9時間55分まで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約9時間15分までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)。
※輝度50%で高パフォーマンスでの電力設定(Windows11のバランス)にて、ライブ映像を流し続けた時のバッテリーの持続時間になります。
もちろん、輝度を抑えたり、Officeワークでの軽い使い方に終始するようであれば、もっと時間数は伸びます。
充電速度は以下の通り。残量2%時に電源をオフにした後に給電開始した後の%になります。デフォルト設定では特段、早くはなく、一般的な充電速度です。
|
30分 |
60分 |
170W純正AC給電時 |
30% |
66% |
キーボード

実測で縦横ともにキーピッチ19mm、キーストロークは1.1mm(アルパカ調べ)とかなり浅いです。
今回、この機種を調べていて、一番気になった部分がここでした。
押し込んだ時の抵抗はしっかりあるので、軽く使う分には問題ないと思います。
ただ、長文の入力や、ゲーミングとして長時間使い続けてしっかり押し込みたい時。デジ絵を描く際のショートカットを連続して使う時などは物足りなさを感じてしまいます。そうした使い方で考える方はコントローラーやコマンドユニット、別のキーボードを用意した方が良いかもしれません。
他、細かく見ていくとコスパを優先した機種の場合、電源ボタンがキーボード内に入っていることがよくありますが、「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の場合はヒンジ内側中央に別に用意されています。
BackSpace キーの上に Delete キーの鉄板配置。Ctrl キーも左下になっており逆転しておらず使いやすいです。
ゲーミングの場合、矢印キーが一段下の配置にしてブラインドで場所が分かるようにしていることが多くなっており、こちらもそのようになっています。左右キーの上を潰さず、逆 T 字にしているのもパンチミスがなくなって良い感じです。

欲を言えばきりがありませんが、気になる点を挙げるとするなら3つ。
1つ目。Enter キーがやや細いです。これは海外メーカーがアジア圏向けに出しているキーボードでよくあることですが、国内メーカーで慣れている人は気になるかもしれません。
2つ目。BackSpace キーが \ キーとくっついていること。他の特殊キーが小さくなっていないので、コードや関数を手打ちで打つ人などは \ キーの小ささのみが気になるところです。
3つ目。テンキーの横ピッチが16.5mm(実測)しかないので、事務仕事などでテンキー操作が多い人には向いていません。もっとも、ゲーミングですから、タイピングはしてもそうした用途はサブとしての位置づけなら欠点とはなりません。
レビューなので敢えて記載していますが、普通に使っていれば「こういうもの」と思えるほど細かい部分なので、深い打鍵感を求めない人にとっては総合的に使いやすいキーボードだと思います。
バックライト搭載です。通常通りの点灯でホワイトライトだったので、ゲーミングらしさがなく人目のあるところで使いやすいと思います。バックライトは、FN + Space キーで切替えできます。

ディスプレイ:非光沢の16:10液晶 1920×1200

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の液晶パネル「LEN160WUXGA」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示
輝度は360.7cd/㎡とやや明るめで、色域はsRGBカバー率が100%。Adobeカバー率が83.6%。DCI-P3では87.5%。
赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると、理想的な直線を描いており、色バランスが整っていることが分かります。
sRGBカバー率も100%ということもあり、これならクリエイト作業にもオススメできる液晶と言えます。
また、165Hz のリフレッシュレートにも対応していることもあり、即応性を求められるガンシューティングや格闘系などのゲームでも楽しむことができます。
16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)
以下は一般的な16:10液晶(1920×1200)と、FHDの16:9、1920×1080ドットとの見え方の違いです。
※長くなるので折りたたんでいます(クリックかタップで開けます)。
※「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」に限らず解像度が同じ16:10の画面であれば同じように見えます。
※フォントの大きさを125%均一での表示です。
※デスクトップ画面下辺にあるタスクバーを除いた領域での比較です。
16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)
Excel 100%時

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-100%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-100%
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200) U列、26行目まで
一般的なFHD16:9液晶 U列、23行目まで
Excel 90%時

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-90%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-90%
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200) W列、29行目まで
一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080) W列、25行目まで
Excel 80%時

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-80%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-80%
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200) Z列、33行目まで
一般的なFHD16:9液晶 Z列、28行目まで
Excel 70%時
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-70%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-70%
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の16:10液晶(1,920×1,200) AD列、38行目まで
一般的なFHD16:9液晶 AD列、33行目まで
一つの画面に多くの情報量を出しておきたい人にとって、「HP Pavilion Aero 13-be」の広々とした液晶は大きな魅力と言えます。調べものをする際にもポータルサイトが下図のように見え方が変わります。
左右に割って二つのウィンドウを同時表示させるなど、より効率よく使うことができます。
Webページの表示例

一般的なFHD16:10液晶(1,920×1,080)でYahoo! Japanのトップページ

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でYahoo! Japanのトップページ
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の検索画面W表示一般的な16:9液晶の検索画面W表示
次に画像の見やすさ、視野角の広さを確認します。
視野角の広さ(画像)
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」のsRGBカバー率 100%一般的なIPS液晶 sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61.3%
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」のsRGBカバー率 100%一般的なIPS液晶sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61%
この「IdeaPad Gaming 370 (AMD)」の凄いところは、この価格で16:10比率でありながら、色域の広い鮮やかな液晶。165Hzと一通りが全てが揃っているところです。通常、色域が下がったり16:9になりがちですが、そうはなっていません。
クリエイティブな活用含めて、内部性能が許されるなら様々な使い方に活用できそうです。
内部性能について

今回、アルパカが調べたのは「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」のRyzen 7 6800H、RTX3050Ti搭載機になります。
Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約36.8秒でした。
性能を調べた結果、まとめ
RTX3050Ti の最大グラフィックスパワーの設定値は85Wと高めでした。
この機体自体はアップするよりもずっと前にデータを取得していたものですが、記事にまとめている時間がなかったため、眠らせていたままでした。
今回、ライバル機であるHPの「Victus 16 AMD」のレビュー記事を書くことになり、それに伴いこちらもまとめてアップすることになりました。
改めて比較してみると、Ryzen 7 6800H 同士の能力としては互角で大きな差はありませんでした。HPは「OMEN Gaming Hub」で。Lenovoは「Lenovo Vantage」にて、それぞれパフォーマンスを調整できる設定ユーティリティーを設けており、どちらでも問題ない操作性です。

「Lenovo Vantage」のサーマルモード設定画面
ただ、WEBXPRT3で調べたところ、ネットの速度は全般「Victus 16 AMD」の方が早くて、ストレージも良いものを積んでいます。
一方の「IdeaPad Gaming 370 (AMD)」の方では外部グラフィックの最大パワーが85Wと高めになっており、ゲームの挙動を決めるグラフィック性能では、同じRTX3050Ti でも「Victus 16 AMD」より一歩上を行きます。
性能的には重たいハードワーカーの一般使いから動画編集、イラストや漫画制作などにも十分な性能です。「Victus 16 AMD」の方ではRyzen 5 6600Hも調べていますが、価格差がよほどない限りはRyzen 7 6800Hの方がOfficeワークでの快適さが段違いなのでオススメです。
他、RTX3050Ti では激重タイトルは厳しいですが、レイトレーシングを効かせず設定を下げれば一通りプレイすることはできると思います。
少なくとも、刹那の撃ち合いを旨とするFPSなら画質を犠牲にすれば高fpsを維持して有利に戦うことができるでしょう。
CinebenchR23

Single Core 1,501 pts
Multi Core 12,298 pts
※パフォーマンスモード時にて計測。
Cine R23 SingleグラフCine R23 Multiグラフ
※記事が長くなりすぎるのを避けるため、グラフの多くを畳んでいます。クリックかタップでご覧になれます。
Adobe や Office の実測時間
Adobe や Office の実測時間
Adobe Adobe-Lightroom classic RAW現像Adobe Premiere Pro 4K出力Excel 計算Powerpoint・PDF出力

※108枚のRAWデータをJpeg変換するのにかかる時間を計測。

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800Hにて、Adobe-Premiere Pro処理時間比較
※約5分間の軽い編集を加えた動画をH264(YouTube 2160p 4K)の書き出しをした際にかかる時間を計測。

※128000回分のVLOOKUPと、184000回分のSUMIFS(3つの条件)を一度に計算させたときにかかった時間を計測。

※スライド200枚をコピーした際にかかる時間を計測しました。パワポの場合、クリップボードに取り込むよりも張り付ける方が負担が大きいので、そちらのみの計測です。

※50.5MBのダミー商談資料スライド200枚をPDF出力にかかる時間を計測しました。
インターネットの速度(WEBXPRT3)とPassMark
インターネットの速度(WEBXPRT3)
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H・メモリ16GB時比較用・「Victus 16(AMD)」Ryzen 7 6800H・16GB時比較用・「Victus 16(AMD)」Ryzen 5 6600H・16GB時
主要三大ブラウザ(Chrome と FireFox と Edge)で、それぞれのAC電源あり最適なパフォーマンス時と、バッテリ駆動バランス時での速度を計測しています。
180あれば遅いとは感じなくなり、200でまあまあ。250で快適。300ならタイトなレスポンスを気にする人にもオススメできる即応性が手に入ります。
Ryzenの6000番台Hプロセッサーといえども、バッテリー駆動時の速度低下は従来通り大きなものとなりました。もちろん、これはゲーミングですから、電源ありきで使うことしか考えていない人は多いでしょうから、参考程度に。
ちなみに、AC電源ありきでLanovo Vantageの設定をバランスにした時には、ここまで極端な数値低下にはなりません。G:319、E:365、F:370といったところで、十分な快適さを保っていたのを確認しています。
※以下、その他計測した内容になります(クリックかタップで見れます)。
その他ベンチマーク、「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H搭載機の計測結果一覧
PassMark
ゲーム系ベンチマーク
軽い:ドラゴンクエストX

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H、メモリ16GB、RTX3050Ti
ドラゴンクエストX:最高品質、FHD、フルスクリーン設定
最高品質、FHD、フルスクリーン設定:20386(とても快適)
少し重い:FF-XIV 暁月のフィナーレ

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H、メモリ16GB、RTX3050Ti
FF-XIV 暁月のフィナーレ:最高品質、FHD、フルスクリーン設定 |
標準品質 |
高品質 |
最高品質 |
平均fps:127.2、最低fps:57
スコア:17323 |
平均fps:124.1、最低fps:53
スコア:16985 |
平均fps:96、最低fps:53
スコア:13582 |
平均fps:124.7、最低fps:57
スコア:16999 |
平均fps:110.1、最低fps:54
スコア:15207 |
平均fps:91.4、最低fps:51
スコア:12979 |
※平均fps / 最低fps。
※上段はパフォーマンスモード、下段は標準モード。
※スコア15000以上が非常に快適。11000~14999がとても快適。10999~8000が快適。7999~6000がやや快適。5999~4000が普通。3999以下が設定変更を推奨、となっています。
少し重い:PSO2 ニュージェネシス

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H、メモリ16GB、RTX3050Ti
FF-XIV 暁月のフィナーレ:最高品質、FHD、フルスクリーン設定 |
低 |
中 |
ウルトラ |
42012 |
33925 |
14059 |
40696 |
32270 |
12695 |
※上段はパフォーマンスモード、下段は標準モード。
※スコアの目安としては三段階に分かれます。5000以下 動作が重くなります。10000以下 標準的な動作が見込めます。10001以上 快適に動作すると思われます。
重い:FF-XV WINDOWS EDITION

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H、メモリ16GB、RTX3050Ti
FF-XV WINDOWS EDITION:標準品質、FHD、ウィンドウ設定 |
メモリ16GB×1 |
メモリ16GB(8×2) |
メモリ32GB(16×2) |
軽量品質 |
標準品質 |
高品質 |
11003(とても快適) |
8606(快適) |
6110(快適) |
10393(とても快適) |
7935(快適) |
5684(やや快適) |
※上段はパフォーマンスモード、下段は標準モード。
中量級FPS:Apex Legends

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H、メモリ16GB、RTX3050Ti
アンビエントオルクージョン品質その他を、高~低(無効)、FHD、フルスクリーン |
品質設定:低(無効) |
品質設定:高 |
163.1 / 139.2 |
65.6 / 57.8 |
160.2 / 131.5 |
61.3 / 54.4 |
※平均fps / 最低fps
※射撃訓練場でバンガロールのスモークを焚きながら、ダミーbotを破壊して回った時のfpsを計測
※全てのビデオ設定を最も高い状態と、最も低い(または無効)にした時の数値を計測。初期設定ではラグドールが中、スポットシャドウディティールが高(真ん中)になっているので、そのまま始めると上記の中間、やや高品質寄りの数値になります。
激重:サイバーパンク2077

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H、メモリ16GB、RTX3050Ti
DLSS有効(ウルトラパフォーマンス)、FHD設定 |
レイトレ・なし |
レイトレ・中 |
レイトレ・ウルトラ |
81.8 / 29.6 |
57.2 / 28.7 |
54.99 / 25.72 |
76.2 / 39.5 |
56.2 / 25.1 |
51.7 / 28.9 |
※平均FPS / 最低FPS
※上段はパフォーマンスモード、下段は標準モード
設定の項目で最上段にあるプリセットで行うよりも、DLSSの項目をウルトラパフォーマンスにした方が綺麗さがほとんど変わらず高いfpsが出せます。今回はそうした設定で計測値を表記しておきます。
レイトレの項目もウルトラの上にサイコがあるのですが、そこまで上げてもDLSSをウルトラに効かせれば 77.8 / 35.7 程度までいけます。
激重タイトルではありますが、こうした設定で行うなら、RTX3050Ti でも十分快適に楽しめます。
3DMarkによるグラフィック性能比較

Timespy(DX12)FireStrike(DX11)NightRaid(軽量ゲーム用)
ストレージ

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて小容量で計測

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて大容量で計測
この価格帯に入っているSSDとしては一般的な速度だと思います。大容量のデータのやり取り、普段使いの細かい動きでも、ご不便なく使えると思います。
512GBのストレージで購入した場合は以下の通り、427GBが自由に使えます。

ダウンロードする人気タイトルはけっこう大容量のものが増えてきています。APEXやサイバーパンク2077あたりで70GBほど。そうしたタイトルを入れるなら5つほど。足りないと思われるようでしたら、カスタマイズモデルにして1TBがオススメになります。
加えて、iPhoneのバックアップを取ろうとするのであればご注意下さい。以下、ご参考までに。
※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。
「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」搭載 Ryzen 7 6800Hの高負荷パフォーマンス推移
今回はゲーミングということで、バランス設定時の計測はバッテリー駆動時ではなく、固定電源から供給時の状態で計測しています。
CPUの高負荷推移
Lenovo Vantege:最適なパフォーマンス時Lenovo Vantege:バランス時

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H 搭載機にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(最適なパフォーマンス時)

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H 搭載機にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(バランス時:バッテリー駆動時)
レノボ IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD) |
AMD Ryzen 7 6800H Lenovo Vantege:パフォーマンスモード |
|
平均 |
最高値 |
周波数 |
4,129.2MHz |
4,355.0MHz |
電力量 |
66.2W |
71.6W |
温度 |
95.6度 |
100.1度 |
4秒後に最高周波数に達してから電力が徐々に絞られていくと同時に、熱量は籠り続け、7分後に100度弱に達し始めます。ただ、これは処理しきれなくなった熱ではなく、7分経過を境に熱量に余裕があればパフォーマンスを上げていこうという攻めたセッティングのためです。通常の設計では90度台前半の温度推移であれば、それ以上、電力量を増やそうとは考えないところですが「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」に関してはパフォーマンス重視で出荷されているようです。
100%の高負荷作業を7分も続けることはそうそうないとは思いますが、プロセッサーのみを使ったエンコード時などでは、あえてバランス設定に落として安全に使うのも良いと思います。
一方のバランス時では最高温度が89度までと適度に抑えられており、それでいて周波数的には十分な計算力を保てています。18秒間を壁として処理能力が落ちますので、その間に切り替えられる作業ならバランスの設定でも十分快適だと思います。
ファンの音はおおむね45dbくらいでしたが、高負荷が続いた時に一段高くなって50dbくらいに。高負荷時が続かないと、50db超えまで大きくはならないのですが、重たいゲームでは気になるかもしれません。その時にはヘッドフォンを付けてのプレイが良いと思います。
高負荷にならなければ図書館で使える範囲です。高負荷になったら外で使うにはしんどい音の大きさです(アルパカの部屋は雑音だらけで計測機器を使うことができません。おおよその目安とお考え下さい)。
GPUの高負荷推移
電源設定:最適なパフォーマンス時電源設定:バランス時
レノボ IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD) |
RTX 3050 Ti Laptop Lenovo Vantege:パフォーマンスモード |
|
平均 |
最高値 |
周波数 |
1,560.1MHz |
1,605.0MHz |
電力量 |
84.7W |
85.0W |
温度 |
70.4度 |
72.9度 |
3Dの高負荷処理では意外とあまり熱が発生しておらず、最高73度程度と分かりました。充分余裕のある熱量です。
機体外側の温度推移

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H 搭載機100%稼働による機体外側の温度推移:前面

「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」Ryzen 7 6800H 搭載機100%稼働による機体外側の温度推移:背面
アイドル状態の際にキーボード中央付近で29度程度。10分の100%稼働時でも30度に達するくらいで大して変わらず不快感はありません。背面に廃熱口のあるヒンジ部が熱くなりますが、それでも40度には届かない程度です。
室温 15度の時に調べています。
価格とラインナップの一覧
こちらは、Amazonで販売している内容です。
※記事アップ時点ではLenovoの公式ページでは
Intel Core シリーズ のみ残っています。直販サイトの方が安くなっていることがあるので、比較して頂き、お得な方からご利用下さい。
カタログモデル(Amazonでの販売内容)
IdeaPad Gaming 370 (16型)AMD Ryzen 構成
|
IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD) |
初期OS |
Windows 11 Home |
プロセッサー |
Ryzen 7 6800H |
Ryzen 5 6600H |
グラフィック |
RTX 3050 Ti Laptop |
RTX 3050 Laptop |
メモリ |
16 GB(2 x 8)DDR5-4800MHz (SODIMM) |
ストレージ |
512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
ディスプレイ |
16型 WUXGA液晶 (1920 x 1200)
IPS 350nit、100%sRGB、165Hz |
プライバシーシャッター |
あり |
無線通信 |
Wi-Fi 6E Bluetooth ver5.2 |
質量 |
約 2.6kg |
バッテリー |
約14時間(実働9時間15分) |
リリース |
2022年6月14日 |
Office |
なし |
期待価格 |
82SC0009JP |
82SC0004JP |
期待価格 |
¥154,000 |
¥158,000 |
※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2023年4月29日現在の価格にて表示しています。
※このシリーズには光学ドライブと有線LANが搭載していませんので、項目を割愛しています。
IdeaPad Gaming 370 (16型) Intel Core 構成
|
IdeaPad Gaming 370 (16型 Intel) |
初期OS |
Windows 11 Home |
プロセッサー |
Core i7 1270H |
Core i5 12450H |
グラフィック |
RTX 3060 Laptop |
RTX 3060 Laptop |
メモリ |
16 GB(2 x 8)DDR5-4800MHz (SODIMM) |
ストレージ |
512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
ディスプレイ |
16型 WUXGA液晶 (1920 x 1200)
IPS 350nit、100%sRGB、165Hz |
プライバシーシャッター |
あり |
無線通信 |
Wi-Fi 6E Bluetooth ver5.2 |
質量 |
約 2.6kg |
バッテリー |
約14時間(実働9時間15分) |
リリース |
2022年6月14日 |
Office |
なし |
期待価格 |
82SA000FJP |
82SA00HMJP |
期待価格 |
¥179,800 |
¥148,148 |
※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2023年4月29日現在の価格にて表示しています。
※このシリーズには光学ドライブと有線LANが搭載していませんので、項目を割愛しています。
最後に・まとめ

まとめますと、「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の残念な点としては、
の一点。
逆に良い点としては、
・エントリー用でいながら16:10比、165Hz、sRGB100%と液晶が優れている点。
・13万円台でRTX3050Ti が手に入る。
・電力高めで、エントリーモデルにしてはグラフィック性能がやや高い。
の三点となりました。
キーストロークさえ深ければ、と残念に思う一方でその他の部分が優れているので、このシリーズに関してはこの点を割り切れるかどうかだけだと思います。
また、ライバルの「Victus 16 AMD」が白に対して、こちらが黒なので、そうしたカラーリングで抵抗のない方なら、となります(女性だと特に白がいいという人が一定数います)。
深いストロークでしっかり打ちたい人。キー配列で無理にEnter キーが細長いのを避けたい人、などは「Victus 16 AMD」に。画質優先なら「IdeaPad Gaming 370 (AMD)」に、という切り分けとなります。
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ここに隠す情報を
- 「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」の特長
- 位置付けと特長
- 外観について
- デザイン的な特徴
- 裏蓋を外すと
- 機能一覧・カメラやディスプレイ情報など
- Webカメラ(1080p、約200万画素)
- 接続口
- ACアダプタについて
- バッテリー
- キーボード
- ディスプレイ:非光沢の16:10液晶 1920×1200
- 内部性能について
- 性能を調べた結果、まとめ
- ゲーム系ベンチマーク
- 3DMarkによるグラフィック性能比較
- ストレージ
- 「IdeaPad Gaming 370 (16型 AMD)」搭載 Ryzen 7 6800Hの高負荷パフォーマンス推移
- 機体外側の温度推移
- 価格とラインナップの一覧
- カタログモデル(Amazonでの販売内容)
- 最後に・まとめ
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