【価格と納期情報まとめ】13世代Core搭載「IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型」とRyzen 7000番台搭載「ThinkBook 15（14） Gen 5 (AMD)」全ラインナップ

2023年3月初旬に出てきたLenovoの新製品三機種の簡単な特徴と全ラインナップを見やすく並べてみました。

>> IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型(第13世代Intel Core) <<

※「IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型」の実機レビュー記事をアップしました。樹脂製ではなく、アルミニウム製でオススメしやすいです。

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また、保証の選択で悩む時にも見ると参考になります。

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法人様のご購入（領収書）について

法人様のご購入（領収書）について

法人名義でLenovoのダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
Lenovoの場合、

rss@lenovo.com

こちらののメールアドレス宛に以下の4点

①ご注文番号（注文した際に発行される）
②領収書送付先（原則は商品のお届け先と同じですが、出荷先と不一致の場合、詳細宛先を記載する必要あり）
③領収書名義
④ご希望の但書き（品目のこと。パソコン代など）

を送信すると、会系処理として使える領収書を発行してくれます。

すでに馴染みになっている企業様も多く、この方法で10台単位で一度にご注文頂くことも珍しくありません。

最初に・三機種の選び方
ThinkBook 14～15 Gen 5 (AMD)
ThinkBook 14～15 Gen 5 (AMD)のラインナップ一覧
ThinkBook 14 Gen 5 (AMD)のラインナップ一覧

最初に・三機種の選び方

「ThinkBook 15 Gen 5」シリーズにするか「IdeaPad Slim 5i Gen 8」にするか、の選択肢で迷う場合、顕著に違うのは

・画面のアスペクト比が縦に広い方が「IdeaPad Slim 5i Gen 8」

・ 13世代Core のパフォーマンス良いのが「IdeaPad Slim 5i Gen 8」

・一万円のお安さを優先するなら「ThinkBook 15 Gen 5」

の三点だと思います。

「IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型(第13世代Intel Core)」は16：10液晶となっており、パフォーマンスの面でも一つ上を行っています。ただ同じアルミニウム合金でも質感などでは「ThinkBook 15 Gen 5」の方が上です。

他、打鍵感は実機を触れてみないとはっきりしたことは分かりませんが、ストロークの浅いのがそのまま継承されているなら、深く打つ人は「IdeaPad Slim 5i Gen 8」の方が良いと思います。そして、「IdeaPad Slim 5i Gen 8」の方が少しばかりお値段が上になっています。価格差は変動していくと思いますが、記事アップ時点では約9,000円差です。

	ThinkBook 15(14) Gen 5	IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型
プロセッサー	Ryzen 7 7730U Ryzen 5 7530U Ryzen 3 7330U	Core i7-1360P Core i5-1240P
ディスプレイ	16：9	16：10
打鍵感	（おそらく）浅い	（おそらく）一般的
材質	アルミニウム合金	アルミニウム合金
接続口	Type-C が10Gbps	Type-C が5Gbps
	SDカードスロットがフルサイズ	SDカードスロットが micro
	有線LANあり（開閉式）	有線LANなし
価格	¥89,980	¥98,881

※価格は Core i5-1340P、または Ryzen 5 7530U に、メモリ16GB、Officeなしのお値段です。
※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2023年3月4日現在の価格にて表示しています。

現行機種がAmazonセールや決算特価などになっていても、メモリ8GBが多くて価格差がそれほどでないなら、こちらの最新機種でメモリ16GB搭載モデルの方がオススメと言えそうです。

ThinkBook 14～15 Gen 5 (AMD)

特徴

・デュアルトーンのトップカバー、アルミニウム製ボディを採用して質感が良い

・最新のRyzen 7000Uシリーズを搭載

・Wi-Fi 6E対応

・バックライトキーボード、プライバシーシャッター付きの1080pカメラなどを完備

デュアルトーンのトップカバー、アルミニウム製ボディを採用して質感が良い

写真は「ThinkBook 13s Gen 2 (11th Core)」のもの

ThinkBook はアルミニウム合金製で質感が良く、肌ざわりやデザインなどが秀逸です。

Lenovoの基本色であるミネラルグレーは地味ですが、天板を微妙に色合いを変えたデュアルトーンにしたことで、飽きのこない外観になっています。「ThinkBook」の刻印や、縁がダイヤモンドカットされて光る美しさ、天板が見る角度によって色合いを変えるであることなど、実機を見て気に入る人が多くなる要素が揃っています。

この価格帯ならやむなしとは思いますが、気になるところとしては、この二点です。

・アスペクト比が10：9であること

・色域はsRGBカバー率50～60％であること

アスペクト比とは画面の縦横比のことですが、最近は16：10が増えてきたこともあり、できればそこまでの機体変更になっていると嬉しかったです。もっとも、それでコスト高になるくらいなら、この価格帯を維持するという意味では良かったのかもしれません。

色域に関しては購入画面でNTSCの％で書かれているので分かりづらいのですが、NTSCで45％というのは、sRGBカバー率では60％止まりになることが多いです。

色鮮やかな液晶は100％付近から言われることなので、そうした色合いにこだわる人は避けた方が良いです。普通に使うには問題ないので、画質はさほど気にしないけど、機体そのもののグレードは落としたくない、という人に向いています。

Wi-Fi 6E対応

Wi-Fi 6E（IEEE802.11ax）（2.4Gbps）+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠に対応しています。

メッシュWi-Fi対応のルータを設置した場所であれば、6GHz帯の安定した無線速度を保ちやすくなります。

リンク

バックライトキーボード、プライバシーシャッター付きの1080pカメラなどを完備

バックライトキーボードを完備し、カメラにはプライバシーシャッターも付いています。生体認証は指紋認証を備え、カメラの画質が1080pという綺麗さ。この値段でここまでのものを揃えられるのがLenovoのいいところです。

※下記は「ThinkBook 13s Gen 2 (11th Core)」HD 720pカメラの撮影例ですが、同じ画質になるとは限りません。おそらくは近しい画質になると思います。

「ThinkBook 13s Gen 2 (11th Core)」HD 720pカメラの撮影例HD 720pカメラの撮影例

接続口

ThinkBook 15 Gen 5ThinkBook 14 Gen 5

基本的に ThinkBook Gen 5 シリーズは14インチ、15インチ共に同じインターフェイスを備えています。それぞれの口の距離も変わらないようなので、おそらく近しい基盤をそのまま使いまわしてコストを抑えているのだと思います。

開閉式ではあってもLANポートを備えているのは嬉しいポイントです。無線全盛の時代にはなっても、いざと言う時には必要になることがありますので、あると助かります。

4-in-1メディアカードリーダーとはSDカードスロットのことです。フルスロットが付いているので、デジカメからの写真の読み込み時に便利です。

Type-A が左右に散らして一つずつ。この辺りは後述している「IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型(13世代 Core)」とはちょっと違っています。

Type-C 端子はThunderbolt対応ではありませんが、Type-A 端子が5Gbpsなので、その倍の速度でデータのやり取りが可能です。必要そうな方はType-C の拡張ハブをお考え下さい。

キーボード

Lenovoは基本スタイルのキーボードを統一しており、ファンクションキーの挙動は変えても、キー配列は上の写真の通りです（写真自体は旧機種のものです）。

総じて、ThinkBook シリーズの場合、キーを押し込んだ時の深さ（ストローク）が浅めに作られていることが多く、深く打ち込みたい人には向いていないです。矢印キーも逆T字にはなっていないので、その辺りにこだわりのある人は別機種の方が良いと思います。

ですが、それらを気にしない人にとっては質感の良いキーボードとして使うことができます。