Microsoftの「Surface Laptop 4(2021年)」全ラインナップ

13インチ15インチ以上3:2 液晶海外PCメーカー製品情報
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いよいよ、Surfaceも第11世代Core『TigerLake』搭載機種が出てきました。

加えてMicrosoft専用チップセットのRyzenシリーズも登場です。

今回は一段とパワフルになった「Surface Laptop 4(2021年モデル)」をご紹介します。

Surface仕様表記上の注意点
Surface仕様表記上の注意点
他のメーカーと見比べやすくするため、インターフェース(接続口)の表記には充電用の接続口(Surface Connect ポート)を入れていません。同様にキーボード部(タイプカバー)とのドッキングポートなどの表記も割愛しています。
また、Surfaceシリーズには一律して有線LANポートと光学ディスクドライブが内蔵されていませんので、そちらも割愛しています。

Surfaceシリーズを考えられる方は、購入前に以下の記事をオススメします。

お読み頂くと分かりますが、Microsoftの公式ページからの購入が一番お得です。
※当記事では型番及び、画像バナーからリンクしているページは全て公式ページです。

「Surface Laptop 4」をMicrosoft Completeとセットで割安に購入できる公式ページ

新しく2022年モデルの「Surface Laptop 5」が出てきました。デザイン変わらず、性能がアップしています。


※公式ストアなら、Surface 本体と同時購入で Microsoft Complete 延長保証やマウスなどのアクセサリも最大 20% OFFになります!

Surface Laptop 4 の特徴

「Laptop 3~4」の共通した特長

今回の「Laptop 4」は旧来の「Laptop 3」の筐体をそのまま使っています。

そのため、接続口や大きさ、デザインは変わりません。

「Laptop 3~4」の特長を詳しく知りたい方はこちらの「Surface Laptop 3 の特徴」をご覧下さい。

以下、要点をまとめた説明になります。

ご存じの方は多いと思いますので折りたたんでいます。

「Laptop 3~4」の共通した特長

要点のみを書きだしますと、

・画面が広く感じる13.5インチは、アスペクト比が3:2。

・モバイルの割りにマシンパワーがある。

・ゴリラガラス3で頑丈。

モバイルPCであっても指一本で開閉できる(重心が安定している)。

マグネットによる分解構造形式になっている。

・1.2kg半ばという重さ。

・接続口が少ない。

・通常のノートパソコンの形状だとタッチパネルが使いづらい(タッチパネルがあるものの、開ける角度が135度まで)。

・Microsoftの保守が弱い。

インターフェースについて

「Pro 7」にある「microSDカードスロットx 1」は「Laptop 3~4」ではなくなります。

Surfaceシリーズを買う場合、ここが一番のネックになる人は多いと思います。

「Laptop 3~4」の接続口は

USB-C (Type-C)x 1
USB-A x 1
3.5 mm ヘッドフォン ジャック

という三種類がひとつずつ。

Type-Cは thunderbolt非対応ですが、外部ディスプレイへの出力は対応しています。

Surface Laptop 4「5PB-00020」にて、インターフェイス

最近はオンラインストレージが発達したおかげで、USBメモリやSDカードを使わずにデータのやり取りをする人が増えましたが、それでもないといざという時に不便という人はいらっしゃると思います。

そうした方はType-Cの拡張アダプタを用意するか、Microsoftの純正品アダプタで接続口を増やすか、のいずれかが必要になります。

他社製でのType-Cの拡張アダプタをお考え頂くなら、オススメとしてはこの辺りです。

安くて軽くて多様な接続に対応できますので重宝します。ただし、3枚モニターまで拡張するならエレコム製の方が安定していてオススメです(動作確認までは取っていません。自己責任でお願いします)。

接続口を少なくしたことで、余計な凹凸がなくなり美しい機体構成となっています。そうした事情を全て受け入れられるかどうかが、Surfaceを受け入れられるかどうかの分かれ目になります。

次に気になる部分は重さです。

1.2kg半ばという重さ

指一本で開閉できるモバイルPCは便利ですが、それだけの重みがあり1.26kg~。

持ち運ぶと、ちょっとしたずっしり感があります。

適している用途としては、室内で使うことが多い人です。

例えば、フロアをまたぐような大きい会社内で移動して使う場合には、まさにピッタリの使い方でしょう。

Surface Laptop 4 の特徴

良い点を挙げるなら、なんといっても、その外観の美しさです。

アルミ削り出しのボディに高解像度のキメの細かい液晶。この組み合わせは多くの人を魅了してきました。

キーボード、タッチパッドなど

タッチパネル、タッチパッドの感度の良さが抜群です。

ストローク1.3mmでやや浅いですが、タイピングはしやすく、たわみが若干。しかし、連打した時のブレは少なく快適な打ち心地でした。なお、アルカンターラ素材とアルミ削り出し素材とでは、打ち心地が若干異なります。アルカンターラの方が、キーの押下時に若干のたわみがあるのに対し、アルミボディの方がたわみを感じさせません(サンドストーンとブラックがアルミ素材に対し、プラチナとアイスブルーはアルカンターラ素材です)。

いずれの機種もストロークは浅めなので、深くしっかりした打ち心地を求める人には向いていませんが、大多数の方には使いやすい打鍵感だと思います。

気になるところとしては、電源ボタンがキー配列の一覧の中(Delete キーの左横)にある点と、矢印キーが逆T字になっていない点です。電源ボタンはDelete キーの位置にないので、まだ良いのですが、矢印キーに関してはブラインド操作でカーソル移動、ページ移動をした時に場所が分かりづらくなりやすいです。

また、右側の Ctrl キーが削減されているため、右手だけで行う Ctrl を使ったショートカットキーは使えないと思った方が良いです。

そうした操作が少ない人には気にならない部分ですが、念のため記載しておきます。

「Surface Laptop 4」アイスブルーのキーボード

全機種通じてバックライトキーボードになっているのは嬉しいワンポイントです。

暗い中で作業をする際には、ライトを付ける必要がありません。

Surfaceのバックライトキーボード

Surfaceの場合は、FNキーとF1キーの同時押しでバックライトのオンオフを切替え、段階調整ができます。

画面が広く感じる13.5インチは、アスペクト比が3:2

画面の比率が3:2ですから、一般的な16:9の横長に比べると縦にやや長く、Webの調べものや、L判写真などの編集がしやすいです。

最近はLenovoやHPが同じように縦に大きくなったアスペクト比の画面を出してきており、今後のPCはそのような流れになりつつあります。

好き嫌いはあると思いますが、概ね広々と使えると好感触で受け入れられることが多いです。

なお、3:2の比率になると、見え方がどのように変わるのかは、以下「Excelで見た時の16:9と3:2の表示の違い」にまとめています。

Excelで見た時の16:9と3:2の表示の違い

以下は「Surface Laptop 4(13.5インチ)」の3:2液晶、2256 x 1504ドット(201 PPI)にて表示した時と、一般的な他社のFHDの16:9、1920×1080ドットとの見え方の違いです。

※Surfaceに限らず解像度が同じ3:2の画面であれば同じように見えます。

Excel 100%時

Laptop 4の3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-100%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-100%

Laptop 4の3:2液晶   U列、29行目まで

一般的なFHD16:9液晶 U列、23行目まで

Excel 90%時

Laptop 4の3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-90%

FHD(1,920×1,080)でExcel-90%

Laptop 4の3:2液晶   W列、32行目まで

一般的なFHD16:9液晶 W列、25行目まで

Excel 80%時

Laptop 4の3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-80%

FHD(1,920×1,080)でExcel-80%

Laptop 4の3:2液晶   Z列、36行目まで

一般的なFHD16:9液晶 Z列、28行目まで

Excel 70%時

Laptop 4の3:2液晶(2,256 x 1,504)でExcel-70%

FHD(1,920×1,080)でExcel-70%

Laptop 4の3:2液晶   AD列、42行目まで

一般的なFHD16:9液晶 AD列、33行目まで

一つの画面に多くの情報量を出しておきたい人にとって、Surfaceの広々とした液晶は大きな魅力と言えます。調べものをする際にもポータルサイトが下図のように見え方が変わります。

左右に割って二つのウィンドウを同時表示させるなど、より効率よく使うことができます。

Laptop 4の3:2液晶(2,256 x 1,504)でYahoo! Japanのトップページ

FHD(1,920×1,080)でYahoo! Japanのトップページ

 

「Laptop 4」になって変わった部分

主だった変更点は以下の5つです。

・プロセッサーが強化された(Ryzenシリーズのラインナップが増えた)

・バッテリー時間が伸びた(最大19時間)

・カラバリの一部が変更(コバルトブルー → アイスブルーへ変更)

・スピーカーがDolby Atoms対応になった

・15インチモデルのWifiが6対応になった

プロセッサーが強化された(Ryzenシリーズのラインナップが増えた)

筆頭に挙げられる特徴がこれです。最大70%ものパフォーマンスが向上し、13.5インチでもRyzenシリーズが選べるようになりました。

このために買い換えるという人は多いと思います。

未だにRyzen側ではメモリ32GBがなかったり、13.5インチモデルにはRyzen 5までしか選べないなど制約はありますが、それでもコスパ良くパフォーマンスの高いモデルは人気が出そうです。

IntelのCoreシリーズも第10世代→第11世代に変わり、高いグラフィック性能を発揮できるようになったのは嬉しいポイントです。

今回、「Surface Laptop 4」で選べるプロセッサーは以下の4種類です。

・Ryzen 7 4980U Microsoft Edition
・Ryzen 5 4680U Microsoft Edition

・Core i7-1185G7
・Core i5-1135G7

旧来の「Laptop 3」や、その前のシリーズ搭載CPUとPassMarkで比較すると、以下のようになります。

「Surface Laptop 4(2021年モデル)」のPassMarkグラフ(2021.04データ)

※PassMark社の2021年4月CPU Mark公証値により表記しています(一部のみ実測)。

Microsoft Editionとは、AMD社がSurfaceに入れるために用意したSurfaceEditionとも言えるプロセッサーです。

通常の4000番台よりもクロックアップされているようで、特に「Ryzen 7 4980U Microsoft Edition」に関してはこちらの参考記事(英語サイト)を見て頂くと分かるように、なかなかパワフルです。

この記事執筆時点ではPassMark社に正式にデータアップされていなかったので、上記の数値はアルパカが他サイトから集めたものです。後から変更の可能性があります。

「Ryzen 5 4680U Microsoft Edition」は実測で試したものを入れています。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて高パフォーマンス時の計測

CPU Markは予想の14000を超えて14,608。

高パフォーマンス時のスコアですから、最も高いパフォーマンス時にして動かした時には、より高いレスポンスが期待できそうです。

その他の計測結果は「Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」での各種計測データ」にてまとめてあります。

もちろん、これらの数値がそのまま快適さにはなりません。

期待値として日常的によくある使い方ならイライラとは無縁になれる、という話です。

普通に考えれば「Laptop 3」の性能でも、一般的な事務職やご家庭使いなら十分に使いやすい範囲です。

それでも上図のPassMarkのグラフ通り9000未満のスコアですから、型落ちのLaptop3が安くなっているようなら、そこを狙うというのも良い選択肢だと思います。

 

バッテリー時間が伸びた(最大19時間)

これに関しては前回が短すぎたという話もありますが、11.5時間→19時間へと伸びました。

もちろん、これは理論値ですから車の燃費と同様にそのままの時間数を使えるわけではありません。

Surfaceは独自の計測方法を使っていますので、JEITA2.0ほどの実働時間との乖離はないと思いますが、それでも常識的に考えれば6~7割。最大19時間駆動=実働11時間、ほどを使えると考えれば現実的に近しい駆動時間だと思います。

より実戦的に活用しやすくなったと言えましょう。

カラバリの一部が変更(コバルトブルー → アイスブルーへ変更)

追加というより色変更です。アイスブルーが入った代わりにコバルトブルーがなくなりました。

落ち着いた色合いが好きな人には好まれると思います。

「Surface Laptop 4」で選べるようになったアイスブルー

スピーカーがDolby Atoms対応になった

大きな変更点ではありませんが、スピーカーがDolby Atoms対応になりました。

映画を見るならTVで、という人は多いと思いますが、最近はパソコンで全てを済ませる人も増えてきました。

「Laptop 3」ならDolby Atoms対応映画を見る際に、立体的に臨場感のある音で楽しむことができます。実際に聞いてみましたが、良く響く音でした。

15インチモデルのWifiが6対応になった

元々、「Laptop 3」の15インチモデルではWifi 5までしか対応できていないのがネックでしたが、今回からようやく対応となりました。

前回は15インチモデルに搭載されたRyzen 3も弱かったので、ようやく推しどころとなる15インチモデルに仕上がった感があります。

 

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」での各種計測データ

折りたたんでいます。クリックかタップでご覧いただけます。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」での各種計測データ

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、PassMark社のPerfomanceTest

同機体にてCrystalDiskMarkでの計測結果はこちら。

Surface系はいずれも高いスコアを出していましたが、RND4K Q32T16で564.88。Writeで259。

RND4K Q1T1ではReadで50に届きませんでしたが、SEQ1M Q8T1で読み込み2000、書き込み1000をマークしていれば、まとまった大きなデータを動かす際には良い速度が期待できます。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、CrystalDiskMark7.0

ストレージは良いスコアでしたが、プロセッサーとして見ればRyzenシリーズのアプリ相性問題が払拭できているとは思えません。Adobe系の使い方が多いようでしたらIntel構成がオススメです。

例えば「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を走らせると以下の数値です。キャラクター達が混みあう、動きの激しいシーンでは、ややもたついていたことから、こういう一部のゲームではIntelの第11世代Core『TigerLake』の方に軍配が上がります(i5-1165G7で6000オーバー)。もちろんゲーム全般に弱いということではなく、ゲームの種類によるということです。フォーナイトではIntelより良い動きと聞いています。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、FF XIV: 漆黒のヴィランズ

つまり使い方次第ということです。

Office系の事務アプリでは常にIntelよりも高スコアを出しているRyzenシリーズですから、そういった用途が多い方なら素直にRyzenがオススメです。

以下、PCMark10のスコアですが、トータルスコアで4600~4700というのはかなり良い数字です。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、PCMark10

事務系アプリのExcelやAccses系の快適さを表す「Spreadsheets Score」にしても、上位はRyzenが独占しました。ワープロソフトの快適さを表す「Writing Score」はIntelが上ですが、Excel系はAMDの方が上、とくっきりと分かれました。どちらを多く使うかで選ぶのでも良いかもしれません。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、Spreadsheets Score

逆に「App Start-up Score」では第11世代Core『TigerLake』がずらり上位に並んでいます。

元々、AMD系プロセッサーは初速の遅れが指摘されており、そういう意味では、細かく様々な使い方を切り替えたり、多くのアプリを使いこなす方にとってはIntel系の方が向いているでしょう。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、App Start-up Score

他にもネットの速度「Web Browsing Score」はIntelに一歩遅れを取っています。

あくまでも第11世代Core『TigerLake』に比べれば苦手、というだけで細かなレスポンスの違いを気にしないのであれば全く問題にはなりません。

また、ZoomやTeamsでのオンライン会議をする際に必要とされる能力を表す「Video Editing Score」はIntel、AMD共に拮抗していますが、多少下のスコアでも遅延が発生するほどではないです。

実際に試してみたのですが、Ryzen 5 4680U MS Edition搭載の「5PB-00020」で8人程度の会議を一時間ほどTeamsで使用してみたところ、非常に快適に会議を終えることができました。およそ7000以上のスコアが出ていれば全く問題はないでしょう。

あと、会議をしていて気づいたのですが、Laptop4はカメラの能力が高いです。以下、補足として折りたたんで記載しておきます。

Surface Laptop 4と他社のカメラの比較

補足1:Surface Laptop 4と他社のカメラの比較

通常、ノートPCに付いているカメラは、あまり期待できるものではなく、気にする人は他社製の外付け高解像度カメラを付けるものです。

ですが、Surfaceのカメラはそのまま使っても残像なく、ピントの合う速度も速いです。また、f2.0とあるだけに明るさもあります。

以下、他社製の通常のカメラとの比較です。

Teamsにて、「Surface Laptop 4」搭載720p HD f2.0 カメラ

Teamsにて、一般的なノートPC搭載の92万画素カメラ

二台を切り替えながら会議をしたのでよく分かりましたが「Surface Laptop 4」のカメラは素晴らしい使い心地だと感じました。

得意な分野としては「Rendering and Visualization Score」で、上位は全てRyzenシリーズが占めており、タイガーレイクを寄せ付けません。

総じてデジタルコンテンツを造る系、3Dレンダリング系の機能は高いことが伺えます。もっとも、ここでもアプリによる相性問題は残っているので、この能力を発揮できるかどうかはアプリ次第となります。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、PCMark10のRendering and Visualization Score

デジタルコンテンツ系能力が高いことを裏付けるかのようにCinebench R23での結果は以下の通りになりました。シングルではいまいちですが、マルチでは良いスコアを出しています。

Ryzen 5 4680U Microsoft Edition搭載「5PB-00020」にて、Cinebench R23

「Ryzen 7 4980U Microsoft Edition」は機体が手元にないので分かりませんが、おそらく同様の得意、不得意の分野がそのまま残りつつも、より良いスコアを出すのだと思います。

※アルパカで計測したPCMark10の情報はこちらの記事にてまとめています。

補足2:WEBXPRT3によるWebブラウジング速度を計測してみた

Surface Laptop4 のWebブラウジング速度は以下の通りです。

僅差ではありますが、一番得意なのは Firefox だと分かりました。

一般的には200あれば遅いと感じることはまずないと思います。ただ、タブ分けが大量になったり、Web上での負荷の大きい作業(オンライン動画編集ツールのFlexClipなど)を行えば、ある程度の速度低下は避けられません。

Surface Laptop4 のWebブラウジング速度WebXPRT3

比較用のデータはこちらの記事にてまとめてありますので、より詳細に知りたい方はご覧下さい。

 

Surface Laptop 4(2021年モデル)13.5インチの性能表

Surface Laptop 4(2021年モデル)13.5インチの内容一式

Surface Laptop 4 13.5インチ Ryzen5モデル

シリーズ名 Surface Laptop 4
13.5インチ Ryzen 5モデル
OS Windows 10 Home
カラー ■プラチナ
CPU Ryzen 5 4680U MS Edition
2.10/4.0GHz<6C12T>
PassMark(実測):14,606
Cine R23(M):6,577
メモリ 16GB 8 GB
ストレージ SSD 256 GB
グラフィック AMD Radeon RX Vega 6
ディス
プレイ
タッチパネル付き 光沢13.5 インチ PixelSense
2256 x 1504 (201 PPI) アスペクト比: 3:2
無線通信 Wi-Fi 6 : 802.11ax 互換 Bluetooth 5.0
セキュリティ 顔認証あり
接続口 USB3.0×1、USB Type-C×1
3.5 mm ヘッドフォン ジャックx 1
外形寸法 308 x 223 x 14.5 mm
バッテリ 最大 19 時間
Office Office Home and Business 2019
リリース 2021年4月
カラー(質量)
&素材
プラチナ(1,265 g)Alcantara 素材パームレスト
icon
期待価格 ¥139,480 ¥120,780

※オフィシャル購入ページ(上記型番リンク、またはこちらから買うと、送料無料+60日間返品無料です)

※価格は全て税込(10%)表記です
※2022年10月15日時点での公式サイトの値段で記載しています(不定期ですが更新予定です)。
※PassMarkは2021年4月段階での数値を表記しています。
※それぞれの窓口で最安値段となる一覧ページへリンクしています(値段更新時点にて)。
※本体価格の値段であり、ペンやマウスまでは含まれていません。
※バッテリーの表示時間はMicrosoftの測定した公証値になります。

 

HPやLenovoではなく、Microsoft主要モバイルのラインナップにRyzenが入ってきた意味は大きいと思っています。

次項目にあるIntelとの価格差も極端な差を付けての登場ですから、AMDの攻勢が激しさを増しているのが伺えます。

価格が手頃で、バッテリー時間が伸びているのも良いですし、おそらくこのRyzen 5のラインナップ、特に「5PB-00020」あたりが最大のボリュームゾーンになる筈です。

ただ、AMDは未だに生産ラインが細いので、人気が出れば品切れになることも予想に難くないです。

コロナ禍の事情もありますので、この機種に関しては購入予定が立っているようなら、すぐ注文しておくのが良いと思います。

 

Surface Laptop 4 13.5インチ i5モデル

シリーズ名 Surface Laptop 4
13.5インチ i5モデル
OS Windows 10 Home
カラー ■プラチナ ■プラチナ、■サンドストーン
■アイスブルー、■ブラック
CPU Core i5-1135G7
2.4/4.7GHz<4C8T>
PassMark:10,077
Cine R23(M):5,913
メモリ 16GB 8 GB
ストレージ SSD 512 GB
グラフィック インテル Iris Xe グラフィックス
ディス
プレイ
タッチパネル付き 光沢13.5 インチ PixelSense
2256 x 1504 (201 PPI) アスペクト比: 3:2
無線通信 Wi-Fi 6 : 802.11ax 互換 Bluetooth 5.0
セキュリティ 顔認証あり
接続口 USB3.0×1、USB Type-C×1
3.5 mm ヘッドフォン ジャックx 1
外形寸法 308 x 223 x 14.5 mm
バッテリ 最大 17 時間
Office Office Home and Business 2019
リリース 2021年4月
カラー(質量)
&素材
プラチナ(1,265 g)Alcantara
サンドストーン(1,288g)メタル
アイスブルー(1,265 g)Alcantara
ブラック(1,288 g)メタル
期待価格 ¥161,480 ¥139,480 

※オフィシャル購入ページ(上記型番リンク、またはこちらから買うと、送料無料+60日間返品無料です)

※価格は全て税込(10%)表記です
※2022年10月15日時点での公式サイトの値段で記載しています(不定期ですが更新予定です)。
※PassMarkは2021年4月段階での数値を表記しています。
※それぞれの窓口で最安値段となる一覧ページへリンクしています(値段更新時点にて)。
※本体価格の値段であり、ペンやマウスまでは含まれていません。
※バッテリーの表示時間はMicrosoftの測定した公証値になります。

 

最もカラバリが揃っているのが、この「13.5インチ i5モデル」です。

アイスブルーが選べるという意味でも人気が出そうなラインナップです。

「Surface Laptop 4」アイスブルー

また、性能的にはRyzenだとアプリとの相性問題が気になる、という方はこちらになります。

もっとも、512GBのストレージですから「256GBあればいい」という人にとっては、もう少し価格を抑えた256GBモデルのラインナップが欲しかったところです。

おそらく追加で出てくるのか、「〇〇オリジナルモデル」として出てくるかのいずれかだと思いますが、急いでいない人で256GBあればいいという方なら、それらが出てくるまで待ってみるのも一手ありです。

 

Surface Laptop 4 13.5インチ i7モデル

シリーズ名 Surface Laptop 4
13.5インチ i5モデル
OS Windows 10 Home
カラー ■ブラック ■プラチナ
CPU Core i7-1185G7
1.2/4.8GHz<4C8T>
PassMark:11,240
Cine R23(M):6,264
メモリ 32GB 16 GB
ストレージ SSD 1TB SSD 512 GB
グラフィック インテル Iris Xe グラフィックス
ディス
プレイ
タッチパネル付き 光沢13.5 インチ PixelSense
2256 x 1504 (201 PPI) アスペクト比: 3:2
無線通信 Wi-Fi 6 : 802.11ax 互換 Bluetooth 5.0
セキュリティ 顔認証あり
接続口 USB3.0×1、USB Type-C×1
3.5 mm ヘッドフォン ジャックx 1
外形寸法 308 x 223 x 14.5 mm
バッテリ 最大 17 時間
Office Office Home and Business 2019
リリース 2021年4月
カラー(質量)
&素材
ブラック(1,288 g)
メタルパームレスト
icon
プラチナ(1,265 g)
Alcantara 素材パームレスト
icon
期待価格 ¥271,480 ¥194,480

※オフィシャル購入ページ(上記型番リンク、またはこちらから買うと、送料無料+60日間返品無料です)

※価格は全て税込(10%)表記です
※2022年10月15日時点での公式サイトの値段で記載しています(不定期ですが更新予定です)。
※PassMarkは2021年4月段階での数値を表記しています。
※それぞれの窓口で最安値段となる一覧ページへリンクしています(値段更新時点にて)。
※本体価格の値段であり、ペンやマウスまでは含まれていません。
※バッテリーの表示時間はMicrosoftの測定した公証値になります。

 

性能にこだわる方は受注生産モデルがオススメですが、届くのに時間がかかるのは避けられません。

長い間を共にする相棒であるなら、予算も時間も惜しまずに最高の一台を待つ、というのは良い選択肢です。

ただ、一般用途でコスパ優先という目線で見るなら、受注生産ではない方がオススメになります。

コスパで見るかどうかでの判断となります。

 

Surface Laptop 4(2021年モデル)15インチの性能表

左13.5と右15インチの大きさ比較

Surface Laptop 4 15インチモデル

シリーズ名 Surface Laptop 4
15インチ i7モデル
OS Windows 10 Home
カラー ■ブラック
CPU Core i7-1185G7
1.2/4.8GHz<4C8T>
PassMark:11,240
Cine R23(M):6,264
メモリ 32GB 16 GB
ストレージ SSD 1TB SSD 512 GB
グラフィック インテル Iris Xe グラフィックス
ディス
プレイ
タッチパネル付き 光沢15 インチ PixelSense
2496 x 1664 (201 PPI) アスペクト比: 3:2
無線通信 Wi-Fi 6 : 802.11ax 互換 Bluetooth 5.0
セキュリティ 顔認証あり
接続口 USB3.0×1、USB Type-C×1
3.5 mm ヘッドフォン ジャックx 1
外形寸法 308 x 223 x 14.5 mm
バッテリ 最大 16.5 時間
Office Office Home and Business 2019
リリース 2021年4月
カラー(質量)
&素材
ブラック(1,542 g)メタルパームレスト
期待価格 ¥285,780 ¥215,380 

※オフィシャル購入ページ(上記型番リンク、またはこちらから買うと、送料無料+60日間返品無料です)

※価格は全て税込(10%)表記です
※2022年10月15日時点での公式サイトの値段で記載しています(不定期ですが更新予定です)。
※PassMarkは2021年4月段階での数値を表記しています。
※それぞれの窓口で最安値段となる一覧ページへリンクしています(値段更新時点にて)。
※本体価格の値段であり、ペンやマウスまでは含まれていません。
※バッテリーの表示時間はMicrosoftの測定した公証値になります。

 

この辺りになってくると、かなりガンガンに使い倒す人のモデルと言えます。

16GBで大抵のことはできますし、よほど多用途に平行、長時間を使い続けても、リソースを使い切ることはないと思います。

デスクトップ替わりに使い倒すには良い構成です。ただ、メモリ32GBに1TBストレージとはいえ30万円は割高感が否めません。ここもやはりコスパで割り切れるかどうかが分かれ目です。

 

Surface Laptop 4 15インチモデル

シリーズ名 Surface Laptop 4
13.5インチ i5モデル
OS Windows 10 Home
カラー ■ブラック ■プラチナ
CPU Ryzen 7 4980U MS Edition
2.0/4.4GHz<4C8T>
PassMark:1,8500
Cine R23(M):8,800
メモリ 16 GB 8 GB
ストレージ SSD 512 GB SSD 256 GB
グラフィック AMD Radeon RX Vega 8
ディス
プレイ
タッチパネル付き 光沢15 インチ PixelSense
2496 x 1664 (201 PPI) アスペクト比: 3:2
無線通信 Wi-Fi 6 : 802.11ax 互換 Bluetooth 5.0
セキュリティ 顔認証あり
接続口 USB3.0×1、USB Type-C×1
3.5 mm ヘッドフォン ジャックx 1
外形寸法 308 x 223 x 14.5 mm
バッテリ 最大 17.5 時間
Office Office Home and Business 2019
リリース 2021年4月
カラー(質量)
&素材
プラチナ(1,542 g)Alcantara 素材パームレスト
ブラック(1,542 g)メタルパームレスト 
期待価格 ¥202,180 155,980 ¥161,480

※オフィシャル購入ページ(上記型番リンク、またはこちらから買うと、送料無料+60日間返品無料です)

※価格は全て税込(10%)表記です
※2022年10月15日時点での公式サイトの値段で記載しています(不定期ですが更新予定です)。
※PassMarkは2021年4月段階での数値を表記しています。
※それぞれの窓口で最安値段となる一覧ページへリンクしています(値段更新時点にて)。
※本体価格の値段であり、ペンやマウスまでは含まれていません。
※バッテリーの表示時間はMicrosoftの測定した公証値になります。

 

最高性能の「Ryzen 7 4980U MS Edition」搭載機です。

数値上からの判断でしかありませんが、おそらく現行のグラフィックカードが搭載されていないモバイル中では、これに敵うものはないのではないでしょうか。

モバイルといっても15インチですから相応の大きさと重さですが、そこを許容できるなら、16万円台スタートで、この性能は割安だと思います。

最高性能は受注生産ですからお時間かかっても良いようでしたら、となります。それでも+5万程度でこのスペックが手に入るなら考えたくなります。

 

「Surface Laptop 4」のまとめ

コスパを優先させるかどうかで上位モデルにするかどうかの大きな分かれ目となります。

Ryzenシリーズの選択肢が増えましたが、Ryzenで一押しの用途は事務用での使い方です。特にアスペクト比3:2でExcelの行列を広々と見れるのは、性能的にも視覚的にも相性が良い使い方ですので出先では重宝する方が多そうです。

気を付けないといけないのは、Surfaceの場合15インチになってもテンキーがないことです。ExcelやAccess、会計処理で数字入力でハードに使う、というなら、外付けテンキーを用意した方が良いでしょう。

スタイリッシュに持ち運べる機体のつもりがテンキーと一緒じゃないといけない、というのは勿体ない話ですが、その辺りが許容できる人なら非常にオススメです。

内蔵カメラの機能が良い点もオススメできるワンポイントとなります。

気になる部分としては、AMDのRyzen構成だとコスパは良いもののアプリの相性問題により苦手な使い方もあることです(参考記事を見て頂くと分かりやすいと思います)。Excel作業ならRyzenですが、他の使い方で幅広くオールマイティーに使う方にはIntelのCore構成がオススメです。

それらを踏まえた上で、お選び頂くと分かりやすいと思います。

「Surface Laptop 4」をMicrosoft Completeとセットで割安に購入できる公式ページ

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