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富士通のUHシリーズ、日本を代表する最軽量モバイル「LIFEBOOK WU-X/H1」実機レビュー

14インチ16:10 液晶国内PCメーカー製品情報
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UHシリーズ」は世界に誇る、富士通のフラグシップシリーズです。軽くて操作性が良く、接続口(インターフェイス)も豊富に揃った14インチ。

今回は、その中でも世界最軽量の「WU-X/H1」をご紹介します。

※「UHシリーズ」は2024年度のアルパカ的新生活オススメモバイルランキング、堂々の第1位に輝きました。

※「UHシリーズ」は種類が分かれていて分かりづらいのですが、まとめると下表になります。
まず、固定構成のカタログモデルとカスタムメイドの直販モデルに分かれます。
同じLIFEBOOKでも「WU~」が直販で、「UH~」がカタログモデル(店頭モデル)です。これら全てをまとめて「UHシリーズ」と呼びます。

カタログモデル カスタムメイドモデル
最軽量 軽量 最軽量 軽量 5G Zero
品名 UH-X/H1
UH90/H1
WU-X/H1 WU2/H1 WU2/H1 WU4/H1
CPU i7-1355U i7-1360P i7-1355U
i5-1335U
i7-1355U
i5-1335U
i3-1315U
i7-1360P
i5-1340P
カラー
Type-C  (Gen2) 10Gbps Thunderbolt 4  (Gen2) 10Gbps Thunderbolt 4
LTE × × × × 〇 nanoSIM ×
バッテリー 25Wh 64Wh 25Wh 25Wh
64Wh
64Wh
質量 約689g ■約848g
□約858g
約689g~ <25Wh>
約758g~
<64Wh>
約868g~
約928g~ 約888g~
i5、16GB、512SSD 263,780 263,780円 176,000円 168,300円 182,400円 163,278円

※カスタマイズ構成は選んだ内容により重さが変動します。
※非Thunderbolt 4 でも、PD充電対応、Display出力対応です。
※カタログモデルもカスタマイズモデルも、最軽量モデルではバックライトキーボード非対応です。
※カタログモデルはOfficeが付いた固定構成になります。

最近は大学側でOfficeソフトが用意されていることが多くなりました。そのためOfficeを抜かしてお値段を抑えて買う人が増えましたが、その場合にはOffice付のカタログモデルを避けてカスタムメイドモデル(主に以下の四機種)からOffice抜きでお選び頂くのがお得です。

LIFEBOOK WU-X/H1 最軽量モデル 世界最軽量モデル

LIFEBOOK WU2/H1 軽量モデル 軽量モデル

LIFEBOOK WU2/H1 5G対応モデル 高速通信5G対応モデル

LIFEBOOK WU4/H1(FMV Zero) オールブラックのハイエンドモデル

「LIFEBOOK WU-X/H1」の特長

位置付けと特長

・世界最軽量の14インチ(WU-X/H1)、富士通モバイルのフラグシップUHシリーズ

・最軽量でありながら、インターフェイス(接続口)が豊富

・【富士通共通】キーボードが非常に優れた設計

世界最軽量の14インチ(WU-X/H1)、富士通モバイルのフラグシップUHシリーズ

世界最軽量の14インチPCとして富士通の技術力を存分に発揮したシリーズです。選べる選択肢の幅が広く、ある程度の納期とお値段がかかっても良いようであれば満足のいく一台を手にしやすいです。

今回、ご紹介しているレビュー機は最軽量モデルの「WU-X/H1」です。最軽量ですとバッテリー容量を犠牲にしているため、軽さ優先の方以外ではオススメしずらいのですが、汎用性を持たせて、どなたにも使いやすいのは、大容量バッテリーを選択した「WU2/H1」のカスタムモデルや、「WU4/H1(FMV Zero)」の方です。これらは総合的なバランスが取れていて使いやすいです。

!注目ポイント、実はWU4/H1(FMV Zero)がお得!

ハイエンドに位置するWU4/H1(FMV Zero)が、意外にもボリュームゾーンのWU2/H1よりも安くなっています(記事アップ時点で-5000円ほど)
WU2/H1のように色は選べず130gほど重くなりますが、大容量バッテリーを選ぶ人であればWU2/H1でも重たくなるので違いはありません。それでいてU→Pプロセッサーに変わります。つまり、色が黒で問題なければ、WU4/H1(FMV Zero)の方が大容量バッテリーでプロセッサー性能が良い割にはお安くなるため、非常にオススメです。

※価格や内容は時事的なものです。ご購入時には必ずご自身でご確認頂くようお願いします。

 

最軽量でありながら、インターフェイス(接続口)が豊富

ここが国内メーカーらしいところですが、接続口が豊富でVGA端子以外は全部入りのインターフェイス(接続口)です。

VGA(D-Sub15ピンmini)は古い会社のモニターやプロジェクターには未だに使われることがありますが、気にされない人は増えてきています。必要な方は変換アダプタをお使い頂くことだけ気にすれば良くて、他は全て足りる、というのは持っていて安心感があります。

※詳しくは接続口(インターフェイス)について、の項目をご覧ください。

 

【富士通共通】キーボードが非常に優れた設計

一度、富士通PCを使い始めたユーザーは固定して他メーカーを使わなくなることが多いです。その理由の一つが、このキーボードです。

キーの押し心地(打鍵感と言います)や配置が絶妙で使いやすく、文章入力、プログラミング、マウスのない状況での出先での操作性。全てにおいて限りなく完璧に近く、アルパカが知る限り全メーカー通して最も使いやすいモバイルキーボードです。

※詳しくはキーボードについて、の項目をご覧ください。

 

外観について

ピクトブラック

シルバーホワイト

フロストグレー

UHシリーズ」では、ピクトブラックが基本色になり、軽量モデル(LIFEBOOK WU2/H1)のみ、ピクトブラック、フロストグレー、シルバーホワイト、の三色から選ぶことができます。

LIFEBOOK WU-X/H1 世界最軽量モデル ピクトブラック
LIFEBOOK WU2/H1 軽量モデル ピクトブラック、シルバーホワイト、フロストグレー
LIFEBOOK WU2/H1 5G対応モデル ピクトブラック
LIFEBOOK WU4/H1(FMV Zero) オールブラック(キートップの印字以外はピクトブラック)

LIFEBOOK WU3/H2 2in1コンバーチブル(13.3インチ)は外観が少し違いますが、色合いとしては、ピクトブラックとシルバーホワイトの二色展開です。

今回はピクトブラックをご紹介します。

「LIFEBOOK WU-X/H1(ピクトブラック)」のデザイン

「LIFEBOOK WU-X/H1」の比較・正面、内容物一覧

ピクトブラックは全体的にマッドな感じの黒筐体です。

肌触りが良く、指紋も付きづらいので、汚れを気にする人には相性が良いと思います。

「LIFEBOOK WU-X/H1」の重さ、天板

天板の端、パームレスト側には近似色でさりげなくインフィニティマークのみが刻印されています。

実測値では682.5g。公称値の約689gよりもさらに軽いです。

大きさはA4用紙よりもやや大きめ、というくらい。

「LIFEBOOK WU-X/H1」・大きさ比較

「WU-X H1」はA4書類と一緒に持ち運んでもかさばらない

これくらいならA4書類と一緒に持ち運んでもかさばりません。

左右から見るとこのように。

「LIFEBOOK WU-X/H1」・左側

「LIFEBOOK WU-X/H1」右側

180度開きます。

「LIFEBOOK WU-X/H1」180度開いたところ

少し見づらいですが、ヒンジ内側には吸排気口が空いています。

「LIFEBOOK WU-X/H1」ヒンジ内側

背面から見ると落ち着いた大人の雰囲気です。

「LIFEBOOK WU-X/H1」の比較・天板側の斜めから

「WU-X H1」の天板にあるインフィニティマークのロゴ

ここでは触れませんが、各社のメーカーロゴにはそれぞれ思い入れがあります。富士通のインフィニティマークも調べてみると、その理念の高さを気に入られる方がいらっしゃると思います。

「LIFEBOOK WU-X/H1」側面、ヒンジ外側とパームレスト側

側面から見ると、パームレスト側がΣ字型になっているのが分かります。指をフックして開きやすい形状です。

「LIFEBOOK WU-X/H1」背面2

「LIFEBOOK WU-X/H1」背面のゴム足ヒンジ下の部分

背面、ヒンジ側には左右に厚めのラバーフットが設置されています。これが机にぴったりと設置されて筐体をブレさせないタイピングを可能にしています。軽すぎる機体が故の工夫です。また、この厚めのラバーフットの下に隙間ができるので、放熱効率も上げる効果もあります。

「LIFEBOOK WU-X/H1」背面1

手前左右にあるのがスピーカーグリルで、底面に響かせて音を出します。幾つかの音源を試しましたが、ノートPCの標準的なものに思えました。最軽量の筐体から出す音としては十分、魅力的な音質だと思います。

 

その他・富士通純正「プライバシーフィルター」が秀逸だった件について

富士通純正UH用プライバシーフィルターについて

純正品には相応の良さがあるものですが、こちらのUH専用のプライバシーフィルターが秀逸だったのでご紹介します。

通常、プライバシーフィルターと言えばマグネット式か両面テープで留め具を付ける形式か、の2パターンですが、こちらはぴったりとハマるはめ込み式です。ベゼルと液晶の合間にはめ込んで使います。

UHシリーズ専用プライバシーフィルター1

UHシリーズ専用プライバシーフィルター1

はめ込んで使う以上、液晶面とフィルターの間に隙間がまったくできず、風が吹いても飛んでいく心配がありません。

地下鉄のホームでノートPCを操作していたら、電車が入ってきた時の突風で飛んで行ったフィルターを追いかけていく、という経験を何度もしてきたアルパカからしてみると、なんと機能的だろうと感動しました。

この方式はレッツノートでも採用されています。こうした細やかな造りは日本メーカーならではです。それなりのお値段はしますが、それでも、UHを選ばれるようであれば、ぜひ、このフィルターもセットで購入しておくことをオススメします。

フィルターとしての色味の変化は以下の通りです。やや変わりますが、その辺りは一般的なプライバシーフィルターと同様です。

プライバシーフィルターを付ける前プライバシーフィルターを付けたところ

UHシリーズ、プライバシーフィルターを付ける前

UHシリーズ、プライバシーフィルターを付けたところ

 

機能一覧・カメラやディスプレイ情報など

Webカメラ(FHD:約207万画素)

このカメラは顏認証に対応しているものといないものがあります。

富士通 WEB MARTのWebから買うカスタマイズモデルのカメラ選択画面

富士通 WEB MARTのWebから買うカスタマイズモデルでは、顔認証対応のIRカメラが+2300円で選択できます(記事アップ時点の価格にて)。顔認証が非対応でもプライバシーシャッターは付いてきます。

右が開け、左が閉めです。使っていない時に閉めておけば、切り忘れやハッキング対策として安心できます。

「WU-X H1」のプライバシーシャッター

「LIFEBOOK WU-X/H1」は高精細なWebカメラ(1080p:200万画素クラス)を備えています。

「LIFEBOOK WU-X/H1」の約207万画素カメラの撮影例比較用「dynabook GZシリーズ」の約92万画素カメラ撮影例比較用・他社:約92万画素カメラの撮影例

「LIFEBOOK WU-X/H1」の約207万画素カメラの撮影例

「dynabook GZシリーズ」の約92万画素カメラ

「Thikpad X1 Carbon 2018年(6th-Gen)」の約92万画素カメラ

こちらは同日の同時刻に同じライティングの中での比較です。キメが細かく、色合いがやや薄くなりますが、明るく写せるカメラです。

 

接続口(インターフェイス)

「LIFEBOOK WU-X/H1」の接続口(インターフェイス)

「LIFEBOOK WU-X/H1」の接続口は標準的なものがすべて揃っています。

左右に散らされたUSB端子(Type-A)、 micro SD スロットや開閉式ではありますがLANポートも備えています。一般的にはHDMIは左側にあることが多いですが「UHシリーズ」は右側です

Type-C は選ぶシリーズによってThunderbolt 4 になったりならなかったりします。仮になくてもディスプレイ出力やパワーデリバリーの充電対応になっているので、一般使いであれば不便なことはないと思います。

カタログモデル カスタムメイドモデル
最軽量 軽量 最軽量 軽量 5G Zero
品名 UH-X/H1
UH90/H1
WU-X/H1 WU2/H1 WU2/H1 WU4/H1
CPU i7-1355U i7-1360P i7-1355U
i5-1335U
i7-1355U
i5-1335U
i3-1315U
i7-1360P
i5-1340P
カラー
Type-C  (Gen2) 10Gbps Thunderbolt 4  (Gen2) 10Gbps Thunderbolt 4
LTE × × × × 〇 nanoSIM ×

 

HDMI の4K出力について

HDMIで4Kモニターに出力したところ、60Hzまで対応していました。RGB形式での出力です。

 

ACアダプタについて

「WU-X H1」のACアダプター

「LIFEBOOK WU-X/H1」のACアダプタ「ADLX45YCC2F

ACアダプタの型番は「ADLX45YCC2F(リンク先は純正アダプタです)」、長さは180+95=275cm。重さは250g。定格電力は45Wです。

PD対応のType-C充電器では、18W以上で全てが対応していることを確認できました。充電速度の面からすれば45W以上がオススメですが、スマホ用の充電器しかない時でも、急場を凌ぐことができそうです。

「LIFEBOOK WU-X/H1」の互換アダプタ

使用 PD対応
電力
メーカー 商品型番
18W cheero CHE-324
20W AUKEY PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black)
30W Proulx GAN-65(black)のUSB-C2
45W Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)
65W Proulx GAN-65(black)のUSB-C1
100W UGREEN Nexode のUSB-C1

※ケーブルは100Wのみ「UGREEN USB Type CケーブルPD対応100W/5A(1m, ブラック)」を使い、他は全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。

以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで112gで済み、Type-Aの充電口もあるので多用途に使えて便利です。

バッテリー

「WU-X H1」のバッテリー

Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでが3時間20分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終4時間ジャストまで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約3.5時間までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)

※外出先ではバッテリーを優先してやや落として使うなら200cdあたりまでが使いやすい範囲だと考え、輝度200cdに、電力設定をバランスにて計測としています。Officeワークでの軽い使い方に終始するようであれば、もっと時間数は伸びます。

なお、仕様書では25Whとなっていますが、バッテリーリポートで見る限りでは上記の通りです。アルパカはかなり後発で「WU-X/H1」を手にしましたが、以前のレビュアーたちの手を渡ってきた半年間くらいではバッテリーの劣化は見当たりませんでした。

充電速度は以下の通り。残量5%時に電源をオフにした後に給電開始した後の%になります(使い切る時には1%までいきますが、再起動時に即5%に復活するため、5%からの計測としています)。元々のバッテリー容量が少ないため充電速度は早めです。

30分 60分
65W純正AC給電時 57% 87%

キーボード

「LIFEBOOK WU-X/H1」のピクトブラックのキーボード・全体比較用・フロストグレーのキーボード・全体

「LIFEBOOK WU-X/H1」のピクトブラックのキーボード・全体

店頭モデルのUH-90、フロストグレーのキーボード

※「UHシリーズ」のカスタマイズモデルと同じキー配列やデザイン、色合いのためUH90の店頭モデルを掲載しています。

キーピッチ縦、横共に約19mm。キーストローク約1.5mm。もちろんJIS配列準拠です。

ストロークが深くて打鍵感は良いです。

シリンドリカル形状(キートップを微妙に湾曲させて指にフィットさせる)でしたが、あまり目立って局面を感じさせる造りではありませんでした。

「LIFEBOOK WU-X/H1」のキーボード・右側アップ

矢印キーの配置が他のキーより一段下になっている「Fライン」と呼ばれる段差は、他ではない使い心地の良さがあります。

ノートパソコンのキー配列に関しては、こちらに評価をまとめています。「UHシリーズ」のキーボードは、ほぼ完璧です。

アルパカが評価するキーボードチェックポイント
Enter キー Enter キーの大きさ
Enter キーの横に一般的ではない特殊キー列が配置されていないか
Enter キーの上にBackSpace キー、その上に Delete キーになっているか
Enter キー横の特殊キー(\や[ ]など)が幅狭になっていないか 
テンキー Enter キーとテンキーの間に間隔を開けているか
テンキーが四列になっているか
矢印キー 矢印キーが逆T字になっているか
矢印キーが一段下になっているか
Ctrl キー Ctrl キーと FN キーが逆になってないか
右側のCtrl キーが省かれていないか
タッチパッド タッチパッドのクリック感の感触が良いか ×
タッチパッドの中に指紋認証などを入れていないか

その他

シリンドリカル形状になっているか
電源ボタンがキー配列外に配置されているか
FN キー列とフルキーの間に間隔を開けているか ×
パイロットランプ各種が点いているか
(NumLock、CapsLock、半角/全角、マイクミュート等)
バックライトキーボード対応かどうか
総合評価 12.8 / 15

 配置、装備されています(1点)。
 配置、装備されていますが全シリーズではなかったり、補足説明が必要になります(0.8点)。
 配置、装備されていますが何らかの難点があります(0.5点)。
× 配置、装備されていません(0点)。

唯一、「FN キー列とフルキー(本キー配列のこと)の間に間隔を開けているか」の項目が×ですが、これは現行で叶えてくれているメーカーは皆無です(昔のNECが◎でした)。アルパカだけかと思っていたら、他サイトでも同じことを言っていた人がいたので評価基準として組み入れました。

あと、タッチパッドの押し込んだ時のクリック感は×になります。押し込んでもクリック感がないためです。もしかしたら最軽量モデルなのでないのかもしれません。ただ、押し込む必要なくポンっと軽く指先で叩くだけでクリックはできますので、そうした操作で不便のない方なら気にしなくても良い部分です。

UHシリーズ」の難点としては最軽量モデルがバックライトキーボードではないこと。こればかりは最軽量を目指す造りにする以上やむをえない部分だと思います。そのため、バックライトキーボード必須の人は通常の軽量モデルをお選び下さい。

 

ディスプレイ:非光沢の16:10液晶 1920×1200

ディスプレイ:非光沢感のある16:10液晶 1920×1200

「LIFEBOOK WU-X/H1」の液晶パネル「BOE HF NV140WUM-N61」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示

輝度は419cd/㎡と一般的な明るさで、色域はsRGBカバー率が99.1%。Adobeカバー率が75.6%。コントラスト比は1322.5:1。色合いの明暗差がはっきりとしており見やすいです。

赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると、若干、赤が強く出ているのが分かりますが気になるほどではありません。内部性能が許される範囲なら、クリエイティブな作業にも十分、役立つ優秀な液晶です。

フリッカーは発生していませんでした。

非光沢ディスプレイなので、反射を抑えられます。光沢液晶のように色映えはしませんが、長時間の作業でも目の疲れを抑えやすくて見やすいです。

また、今回は縦横のアスペクト比が16:10になったことで、より表示面積が広がり見やすくなっています。

特にWEBページやExcelでの見え方が変わります。

16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)

以下は一般的な16:10液晶(1920×1200)と、FHDの16:9、1920×1080ドットとの見え方の違いです。

※長くなるので折りたたんでいます(クリックかタップで開けます)。
※「LIFEBOOK WU-X/H1」に限らず解像度が同じ16:10の画面であれば同じように見えます。
※フォントの大きさを125%均一での表示です。

16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)
Excel 100%時

「WU-X H1」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-100%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-100%

「LIFEBOOK WU-X/H1」の16:10液晶(1,920×1,200) U列、27行目まで

一般的なFHD16:9液晶 U列、23行目まで

Excel 90%時

「WU-X H1」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-90%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-90%

「LIFEBOOK WU-X/H1」の16:10液晶(1,920×1,200)  W列、30行目まで

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080) W列、25行目まで

Excel 80%時

「WU-X H1」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-80%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-80%

「LIFEBOOK WU-X/H1」の16:10液晶(1,920×1,200)  Z列、33行目まで

一般的なFHD16:9液晶 Z列、28行目まで

Excel 70%時

「WU-X H1」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-70%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-70%

「LIFEBOOK WU-X/H1」の16:10液晶(1,920×1,200)  AD列、38行目まで

一般的なFHD16:9液晶 AD列、33行目まで

一つの画面に多くの情報量を出しておきたい人にとって、「HP Pavilion Aero 13-be」の広々とした液晶は大きな魅力と言えます。調べものをする際にもポータルサイトが下図のように見え方が変わります。

左右に割って二つのウィンドウを同時表示させるなど、より効率よく使うことができます。

Webページの表示例

「WU-X H1」の16:10液晶(1,920×1,200)でYahoo! Japanのトップページ

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でYahoo! Japanのトップページ

「WU-X H1」の16:10液晶(1,920×1,200)でWebページ×2

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でWebページ×2

 

視野角の広さ(画像)

次に画像の見やすさ、視野角の広さを確認します。

「LIFEBOOK WU-X/H1」のsRGBカバー率 99.1%一般的なIPS液晶 sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61.3%

「LIFEBOOK WU-X/H1」のディスプレイ・正面から(画像)

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(正面から)、標準的なIPS液晶

LAVIE Direct N15(R)のTN液晶 sRGBカバー率61.3%

どの角度から見ても美しく見やすい液晶をしています。

「LIFEBOOK WU-X/H1」のsRGBカバー率 99.1%一般的なIPS液晶sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61%

「LIFEBOOK WU-X/H1」のディスプレイ・横から(画像)

「LIFEBOOK WU-X/H1」のディスプレイ・上から(画像)

ThinkPad E15 Gen 3 の斜め上から見た時の一般的なIPS液晶

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(視野角確認)

TN液晶 sRGBカバー率61%、斜め上から

TN液晶 sRGBカバー率61%、斜め横から

 

内部性能について

「WU-X H1」のプロセッサーシール

今回、アルパカが調べたのは「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355U搭載機になります。

Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約16.6秒でした。

※Windows11では電源設定の呼び名が変わりました。グラフ内などの表示がそのままになっているものがありますが、

Windows10の “最も高いパフォーマンス” = Windows11の “最適なパフォーマンス”
Windows10の “高パフォーマンス” = Windows11の “バランス”

としてお読み下さい。

性能を調べた結果、まとめ

「LIFEBOOK WU-X/H1」のGPU-Z

「LIFEBOOK WU-X/H1」のCPU-Z、メモリ情報

今回調べた「WU-X/H1」に搭載されている性能で、できる一般的な作業内容を以下にまとめました。

13世代のUプロセッサーとはいえ、一般作業を遅延なく平行してこなせるだけの処理性能は十分に有しており、ヘビーワーカーでなければオススメできる範囲です。

仮に「重い作業」のOfficeワークが多いようであれば、Pプロセッサー搭載モデルの「LIFEBOOK WU4/H1(FMV Zero)」がオススメになります。

おおよその一般作業でオススメしやすい作業目安
軽作業 ネット Webブラウジング、見るの中心
Office 軽office作業(扱うファイル目安3MB以下、文章中心の事務作業やレポート作成、Excelなら関数やリンク数が50個以下)
ZoomやTeamsでのWeb会議単体で、背景変更はせず
画像 簡単な画像処理(JpegやPNGでの年賀状作成、軽いお絵描き←WindowsInkやSAIなど)
動画 「Shotcut」や「AviUtl」などでFHD動画を簡易編集
ゲーム 軽いブラウザゲームやドラクエ Xを低解像度でのプレイ
並み重作業 ネット Webブラウジングで調べものが多く、情報を発信も頻繁に行う
Office 並office作業(扱うファイル目安3MB以下、Excelなら関数やリンク数が200個以下、パワポも動画を入れたり数十ページを扱う)
ZoomやTeamsでのWeb会議、背景を変更して行う
画像 並みの画像処理(数十枚単位の多少のLAW現像。クリップスタジオでレイヤー50枚以下で厚塗りなどはしない)
動画 「パワーディレクター」や「ビデオスタジオ」などで2Kまでの編集、4Kの簡易編集
ゲーム ドラクエ X、FFXIVは設定を落としてのプレイ、シューター系は「PUBG」や「VALORANT」で少し遊ぶくらいなら
重い作業 ネット Webブラウジングでタブ分け100以上を開き続けて、毎日のように情報収集と発信を行う
Office 重office作業(扱うファイル目安4MB以上、Excelなら関数やリンク数が201個以上で万行単位のフィルタリング、パワポでは動画を入れた数十ページ単位が基本)、それらをZoomやTeamsでのWeb会議と並行しながら
画像 重ための画像処理(「Photoshop」でLAW現像100枚単位。「クリップスタジオ」で重たいブラシ作業や定規ツール、レイヤー100枚単位の厚塗りや32枚以上の描き込んだ漫画作成、それらを2K以上の高解像度液晶で行う)
画像生成AIは数枚単位で少し使える
動画 「パワーディレクター」や「Premiere Pro」などで4K編集を毎日のように行う
ゲーム FFXIVは解像度を上げ気味にしても楽しめる
「ホグワーツ・レガシー」や「サイバーパンク 2077」あたりは設定を落とせば楽しめる
シューター系は「APEX」や「フォートナイト」で設定を落とせば勝負できる
×

 この性能で十分、足りている使い方です。
 オススメです。ですがもう少し余裕ある性能だと、なお使いやすいです。
 できないことはないですが、オススメはしづらいです。
× できない、またはオススメではない使い方です。

※動画の簡易編集とは出力時に5分以内で「パワーディレクター」ならパワーツールをあまり使わない程度に抑えたものを基準としています。簡単に言うと、スライドショーに少しアクセントが付いたくらいで、お友達の結婚式に出席する時に流す5分以内のPV作成までが簡易編集でできる範囲としています。

※グラフはクリックかタップで拡大してご覧になれます。

CinebenchR23

Single Core 1784 pts、Multi Core 6893 pts(AC電源接続時、最も高いパフォーマンス設定時)

※どちらもグラフが長いほど優秀です。

「WU-X H1」グラフ-Cinebench R23(Shingle)

「WU-X H1」グラフ-Cinebench R23(Multi)

 

Excel の実測時間

Excel・置換 78470件の9文字ずつの置換作業に変換した際にかかる時間を計測。
Excel・計算 128000回分のVLOOKUPと、184000回分のSUMIFS(3つの条件)を一度に計算させたときにかかった時間を計測。

※どちらもグラフが短いほど優秀です。

「WU-X H1」グラフ-Excel・置換

「WU-X H1」グラフ-Excel・計算

 

Adobe の実測時間

Adobe lightroomclassic RAW現像 108枚のRAWデータをJpeg変換するのにかかる時間を計測。
Adobe Premiere Pro 4Kエンコード 約5分間の軽い編集動画をH264(YouTube 2160p 4K)形式に出力にかかる時間を計測。

※どちらもグラフが短いほど優秀です。

「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355Uにて、Adobe-Lightroom classic 処理時間比較

「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355Uにて、Adobe Premiere Pro 4Kエンコード 処理時間比較

 

インターネットの速度(WEBXPRT3)とPassMark

インターネットの速度(WEBXPRT3)

「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355U・メモリ32GB比較用・「dynabook GZ/HW(2023)」Core i7-1360P・メモリ16時

「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355U・メモリ32GB時

WEBXPRT3-ダイナ GZ/HW(2023)

主要三大ブラウザ(Chrome と FireFox と Edge)で、それぞれのAC電源あり最適なパフォーマンス時と、バッテリ駆動バランス時での速度を計測しています。

180あれば遅いとは感じなくなり、200でまあまあ。250で快適。300ならタイトなレスポンスを気にする人にもオススメできる即応性が手に入ります。

比較用として、他社製ですがCore i7-1360Pを選んだ時の目安となる速度を掲載しておきます。

普通に使うにはCore i7-1355U があれば全く問題ない速度ですが、バッテリー駆動時の速度の減衰を防ぎたいなどで考えるならPプロセッサーはオススメです。

 

PassMark

Core i7-1355U のCPU Mark

Core i7-1355U の3D Mark

記事アップ時点でのPassMark社の平均では
Core i7-1355U のCPU Mark:マルチ 15381、シングル 3617
WU-X/H1」は世界平均よりも大幅に性能を引き出せているセッティングと言えます。

 

ゲーム系ベンチマーク

軽い:ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX:「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355U、メモリ16GB(デュアル)時にて

最高品質、FHD、フルスクリーン設定:7020(とても快適)

 

少し重い:FF-XIV 暁月のフィナーレ

少し重い:FF-XIV 暁月のフィナーレ

FF-XIV 暁月のフィナーレ:「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355U、メモリ16GB(デュアル)時にて、初期設定のまま(高品質ノートPC)で計測

平均fps: 42.7、最低fps: 25

スコア:6128(やや快適)

※スコア15000以上が非常に快適。11000~14999がとても快適。10999~8000が快適。7999~6000がやや快適。5999~4000が普通。3999以下が設定変更を推奨、となっています。

 

3DMarkによるグラフィック性能比較

3DMarkによるグラフィック性能比較

 

3DMark-NIGHT RAID

3DMark- NIGHT RAID:「LIFEBOOK WU-X/H1」Core i7-1355U、メモリ32GB時にて

 

ストレージ

「LIFEBOOK WU-X/H1」本体ストレージ・小容量で計測

本体ストレージ・小容量で計測

「LIFEBOOK WU-X/H1」

本体ストレージ・大容量で計測

マイクロン製のPCIe Gen4を搭載していました。

大容量になると書き込み速度が落ちますが、大きな容量を移動させることが多い人でなければそうそう不便はないと思います。

UHシリーズ」はカスタマイズにて256GBから容量を選べますが、もし256GBでお考えの場合は最初から200GB以下しか使えないことがほとんどです(シリーズにより異なりますが、多くても200ちょいくらいです)。

iPhoneのバックアップを取ろうとするのであればご注意下さい。以下、ご参考までに。

 

機体外側の温度推移と駆動音について

外郭温度

Cinebench R23 を10分間稼働させた時にキーボードの中央上側が37.6度になります。背面でも33.9度程度でした。
これくらいなら不快感はありません。

室温14度の時に調べています。

 

駆動音について

騒音値-WU-X H1

ファンの音はおおよそ44~45dbでした。これは図書館で使うことができる範囲の駆動音ということです。ノートPCの中では静かな方だと思います。

※通常の無音状態でも30db出ます。
※赤ライン(SLOW)と青ライン(FAST)が近い状態の時に最も雑音が少なくなります。距離15~20cmでの計測です。

 

「UHシリーズ」の選び方、ライバル機との比較

記事冒頭でもご紹介しましたが「UHシリーズ」をまとめたものになります。

カタログモデル カスタムメイドモデル
最軽量 軽量 最軽量 軽量 5G Zero
品名 UH-X/H1
UH90/H1
WU-X/H1 WU2/H1 WU2/H1 WU4/H1
CPU i7-1355U i7-1360P i7-1355U
i5-1335U
i7-1355U
i5-1335U
i3-1315U
i7-1360P
i5-1340P
カラー
Type-C  (Gen2) 10Gbps Thunderbolt 4  (Gen2) 10Gbps Thunderbolt 4
LTE × × × × 〇 nanoSIM ×
バッテリー 25Wh 64Wh 25Wh 25Wh
64Wh
64Wh
質量 約689g ■約848g
□約858g
約689g~ <25Wh>
約758g~
<64Wh>
約868g~
約928g~ 約888g~
i5、16GB、512SSD 258,780円 258,780円 176,000円~ 168,300円~ 171,456円~ 148,896円~

※カスタマイズ構成は選んだ内容により重さが変動します。
※非Thunderbolt 4 でも、PD充電対応、Display出力対応です。
※カタログモデルもカスタマイズモデルも、最軽量モデルではバックライトキーボード非対応です。
※カタログモデルはOfficeが付いた固定構成になります。

「UHシリーズ」の選び方

一番のオススメは「LIFEBOOK WU4/H1(FMV Zero)」ですが、こちらはオールブラックのハイエンドモデルとなるため、余計なアプリが入っておらず、年賀状の印刷ソフト「筆ぐるめ」や動画編集の「PowerDirector」などもありません。シンプルに性能の良い軽量モバイルが欲しい人にオススメです。

少しお値段が上がっても、そうした便利アプリはあった方が良い、という方は「LIFEBOOK WU2/H1 軽量モデル」が良いと思います。最初から気軽に動画編集できるという意味では、気軽に幅広い使い方にチャレンジしたい人に向いています。

軽さ優先なら「LIFEBOOK WU-X/H1 最軽量モデル」が良いと思いますが、バッテリー時間の短さを考えると実戦的に使う人は限られてくると思います。

SIMを入れていつでもすぐに使えるようにするなら「LIFEBOOK WU2/H1 5G対応モデル」ですが、アルパカとしては5Gをオススメしていませんので、4Gまでに抑えてLTE(WWAN)搭載機として使うのであれば便利で良いと思います。

 

ライバル機と比べると・「dynabook RZ」との比較

メーカー 富士通 Dynabook
シリーズ名 UHシリーズ ・主にWU4/H1 dynabook R(RZ) シリーズ
プロセッサー i7-1360P
i5-1340P
i7-1355U
i5-1335U
i3-1315U
i7-1360P
i5-1340P
メモリ 4 ~ 32 GB 8 ~ 32 GB
ディスプレイ 非光沢の16:10比、WUXGA液晶
1920×1200
非光沢の16:10比、WUXGA液晶
1920×1200
キーボード 電源ボタンが配列外
逆T字が一段下配置
特殊キーも同サイズ
パイロットランプが4種
電源ボタンが配列外
逆T字、ただし同列配置
特殊キーがやや狭い
パイロットランプが1~2種
キーボードバックライト 最軽量モデルにはなし
最軽量以外にはあり
カタログモデルは最上位のみ
カスタマイズには全機種あり
カメラ 207万画素 92万画素
物理シャッター 付き 付き
インターフェース Type-A ×2
Type-C ×2
HDMI(1.4)
micro SD
LAN(開閉式)
Type-A ×2
Type-C ×2
HDMI(2.0)
micro SD
LAN(開閉式)
特殊操作 なし 画面回転ユーティリティあり
重さ (大容量時)約868g~888g 約940g
バッテリー 64Wh 54Wh
MIL規格 非対応 対応
フットプリント 小型 やや大きい
価格 163,278円~ 131,780円~

※価格は i5-1340P、メモリ16GB、512GBSSD、Officeなし、の同構成で表記しています。

共に国内メーカーとして競い合ってきた旧東芝dynabookと富士通の二社ですが、近いモデルのライバル機として上記の二機種があります。共に同じ14インチの16:10比率の液晶を持ち、接続口が多く、1kgアンダーの軽量モデル、というカテゴリーです。

それぞれ、同社のフラグシップモデルとして売れに売れており、多くの方が候補に挙げては迷う比較機種だと思います。

dynabook R(RZ) シリーズ」では、Uプロセッサーの構成がない分、性能の高いPプロセッサーのみで固めており、値段を抑えて13万円台前半から。MIL規格に準拠しているのもそうですが、そもそもMILに出す以前に社内テストがかなり厳しいので耐久性は高めです。1kgを下っていればいい、という人は多く、キーボードも使いやすいため、耐久力と値段の安さを取るなら「dynabook R(RZ) シリーズ」です。

対する富士通の「UHシリーズ ・主にWU4/H1」ですが、こちらはお値段が上がって16万円台前半から(クーポン使用時の記事アップ時点にて)。RZとの価格差は31,498円と、それなりに大きいです。

しかし、その価格差に見合う優れたポイントが幾つもあります。

軽さ -52gと軽くなりますが、その割にバッテリーが54→64Whへと増量。それでいてフットプリントはコンパクトにまとめられており、パームレストからヒンジまでの距離が1cmくらいRZより小さくなります。その小さな筐体の中にキーボードを縁ギリギリまで設置しつつ、富士通のキー配列はほぼ完璧と言えます。他、細かい部分ではカメラ機能が207万画素の高精細なものになるなど。

つまり、より完成度の高さと軽さを求めるなら「UHシリーズ」を。お値段と頑丈さを取るなら「dynabook R(RZ) シリーズ」を、という切り分け方です。その差は上記にまとめた通りになります。

富士通の「UHシリーズ」とdynabookの「RZシリーズ」のキーボード比較

「LIFEBOOK WU-X/H1」のピクトブラックのキーボード・全体「dynabook R(RZ) シリーズ」のキーボード・全体

「LIFEBOOK WU-X/H1」のピクトブラックのキーボード・全体

「dynabook RZ/LV 及び RZMW(2022 2023)」のキーボード

 

最後に・まとめ

世界最軽量の「WU-X H1」を手で持ったところ

まとめますと、「LIFEBOOK WU-X/H1」の気になる点としては、

・華奢

・やや高い

の二点。
逆に良い点としては、

・キーボードがほぼ完璧

・絶対的な軽さと全体的な完成度の高さがずば抜けてる

の二点となりました。

アルパカは普段、dynabookやその他のメーカーを扱うことが多いのですが「WU-X/H1」を調べていて思うのは軽さを優先したが故の華奢なボディということです。これはもう二律背反で仕方がない部分だと思うのですが、「dynabook R(RZ) シリーズ」が男性的な頑丈さ、力強さがあるのに対して「UHシリーズ」が女性的なしなやかさ、きめ細かい配慮が施された完成度の高さがあります。

それだけ細やかに造られたが故に大切に扱わないといけない高級品であり、荒っぽくPCを扱うことの多いアルパカだと高嶺の花に感じました。これは人によると思います。ですので、決して欠点ではないのですが、しかし使う人を選ぶハイエンド機というのが正直な感想です。

単に軽いだけならアルパカはここまで評価しません。軽いだけではなく、全体のクオリティが恐ろしく高く、ほぼ完璧と言えます。大げさに聞こえるかもしれませんが芸術品の域にあるシリーズなので、この値段は打倒なものだと思います。むしろ、やや高い、くらいで手に入るなら安い買い物です。

もし、お値段が許されるのであれば。落とさない、壊さない、大切に扱うことができる方であるなら。

フットワーク軽く持ち運びが多い人が最高の一台を選びたい、とするなら自身を持ってオススメできるシリーズです。

 

 

 

 

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