コスパ良く6~7万円台から買えて広い画面で扱いやすく質感も良い。それでいて性能も、となれば人気が出るのは自然の流れです。
今回は2022年2月にリリースされた16インチノートPC、「Inspiron 16 5625(AMD)」をご紹介します。
※兄弟機種の「Inspiron 14 5425(AMD)」と、同様の内容になります。ディスプレイサイズが大きくなり、その分、スピーカーグリルがキーボードの横サイドに配置されたこと。ディスプレイが大きい分、消費電力も大きくなりバッテリー時間がやや短くなる、などの違いがあります。そのため、同様の説明部分が多くなっています。
※Dellは公式モデル名が統一されていませんが、当サイトでは「Inspiron 16 5625(AMD)」または「Inspiron 16 AMD(5625)」として表記しています。
※「Inspiron 16 5625(AMD)」の製品マニュアルはこちらです。
※裏蓋外す方はこちらのInspiron 16 5625(AMD)のサービスマニュアルが参考になります。
価格一覧とざっくり内容
※プラチナシルバー■、ペブル グリーン■ にて表示しています。
Ryzen 5 5625U のラインナップ
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
94,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 5 5625U | 8GB(8×1) | 256GB(PCIe) | Personal | Wifi 6 | ■ | smi1016spoaa08oh3ojp |
72,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 5 5625U | 8GB(8×1) | 256GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi1016spoaa08on3ojp |
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
84,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 5 5625U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi2036spoaa16on3ojp |
※価格は全て税込表記です。
※2023年5月24日現在での価格にて表示しています。
Ryzen 7 5825U + 16GB のラインナップ
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
119,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | Personal | Wifi 6 | ■ | |
97,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi2046hloaa16on3ojp |
※価格は全て税込表記です。
※2023年5月24日現在での価格にて表示しています。
「Inspiron 16 5625(AMD)」の特長
・プロセッサーが、2022年春から販売開始される新型、Ryzen 5 5625U と Ryzen 7 5825U を搭載
・ディスプレイは広々使える16:10の、16インチFHD+ (1920 x 1200)
・指紋のつきづらいアルミニウム製、プラチナ シルバーとペブル グリーンの二色展開
・テンキーなしモデル
・Webカメラの性能アップ、FHD (1080p)に
・一部の海外メーカー機種共通:初期設定はマルチメディアキーボード
マルチメディアキーボードが標準設定
海外メーカーを扱うことに慣れている人にとっては特筆する部分ではないのですが、日本メーカーに慣れている方がこのモデルを買うと最初に調べる部分だと思いますので記載しておきます。
日本語のカナ変換はF7キーですが、F7キーを押した際にはモニター輝度が上がっていきます。
これは「マルチメディアキーボード」と言い、海外メーカーの一部の機種に見られる設定です(Lenovoだとこの設定になっていないことがほとんど。HPはまちまち。Dellはがっちりマルチメディアキーボードで販売しています)。
キーボード上部にあるFNキーで行う特殊操作(音量やモニター輝度の調整など)が、FNキーとの組み合わせなしで反応します。そのためファンクション操作が多い人にとっては便利なのですが、日本語は全角入力にカナ変換があるので、日本人には不向きな設定なのです。
切替え方はこちらの公式ページに掲載されている通り簡単です。
BIOSから変更する方法もありますが、ESC + FN だけで気軽に切り替えられます。日本語入力しない時や、ネットコンテンツを楽しみたい時に切り替えると便利かもしれません。
プロセッサーが、2022年春から販売開始された新型、Ryzen 5 5625U と Ryzen 7 5825U を搭載
アーキテクチャは Barcelo (Zen 3)を使用。
初速が遅いRyzenシリーズの欠点を補った新型で、Intel Core に肉薄する良いパフォーマンスを発揮します。電源設定が落ちた時には動きが悪くなりがちという特有の弱点はそのまま継続してはいますが、電源設定の高い状態なら高コスパのプロセッサーと言えます。
※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。
ディスプレイは広々使える16:10の、16インチFHD+ (1920 x 1200)
これはとても良い改良点です。
今まで16:9 液晶だったものが16:10に。僅か、一センチ強だけ縦に広くなったのですが、それだけでも体感的な広さがかなり変わります。
※詳しくはディスプレイ:非沢感の16:10液晶 1920×1200、の項目をご覧ください。
指紋のつきづらいアルミニウム製、プラチナ シルバーとペブル グリーンの二色展開
基本色はプラチナシルバーですが、一部、ぺプルグリーンも選べます。

プラチナ シルバー

ペプルグリーン
どちらの色も旧来機には採用されていましたし、同じアルミニウム製ですから、Dellに慣れている人なら見慣れたデザインだと思います。
どちらでも指紋が目立ちづらくて質感が良いので、広く色んな方に受け入れられるデザインです。
※詳しくは外観について、の項目をご覧ください。
テンキーなしモデル

「Inspiron 16 5625(AMD)」のキーボード・正面から
今回は16インチという大きいサイズでありながら、テンキーが付いていません。空いた左右のスペースにはスピーカーグリルが配置されました。
そのため、機体中央=キーボード中央となり、ユーザーが身体の中心でタイピングすることができるので、文字入力自体しやすくなりました。テンキーはほとんど使わず、キー入力ばかり、という人には向いています。
ただ、従来のキーボードでショートカットを使い慣れている人には最初の慣れが必要な形状でもあります。
※詳しくはキーボードの項目をご覧ください。
Webカメラの性能アップ、FHD (1080p)に
通常、HD画質の720pクラスが多い中でちょっと良いFHD (1080p)になっています。
見比べて頂くと、ちょっと明るくて見やすくなっているのが分かると思います。猫の額のテカり具合も抑えられて自然な色合いに。
オンラインミーティングで暗かったり荒くなるのを防ぎたい方にはオススメです。
価格比較・やっぱりコスパ優良機
今回はテンキーレスになりつつ、ディスプレイのアスペクト比が変わったことで、新しい機種として考えて良い気がしています。ただ、便宜上、もっとも近しい旧来機として比較するなら、去年、出されている15インチの「Inspiron 15 5515(AMD)」がそれに当たります。
単純にテンキーや広い画面が使いたいから、で選んでも良いですが、性能と値段で比較するなら、以下のようになります。
おおよそ一万円までの差額になることが多く、このくらいの差額であれば、性能の高さから見れば新型の「Inspiron 16 5625(AMD)」の方がオススメとなります。
Inspiron 16 5625(AMD) in 2022 | |||
---|---|---|---|
APU | Ryzen 7 5825U | Ryzen 5 5625U | |
メモリ | 16GB | 8.0GB | |
ストレージ | 512GB | 256GB | |
無線 | Wifi 6 | ||
Officeなし | ¥91,615 | ¥84,685 | ¥66,975 |
Officeあり | ¥111,096 | ¥104,166 | ¥86,456 |
Inspiron 15 5515(AMD) in 2021 | |||
---|---|---|---|
APU | Ryzen 7 5700U | Ryzen 5 5500U | |
メモリ | 16GB | 8.0GB | |
ストレージ | 512GB | 256GB | |
無線 | Wifi 5 | ||
Officeなし | ¥85,224 | ¥75,984 | ¥66,434 |
Officeあり | ¥104,705 | ¥95,465 | ¥83,915 |
※2022年3月上旬、OfficeありはH&B搭載機での価格で統一しています。
外観について
デザイン的な特徴
プラチナ シルバーとぺプルグリーンの二択ですが、全モデルで選べるプラチナシルバーが基本色となっています。

プラチナ シルバーの天板

ペブル グリーンの天板
どちらも淡い色合いなので、派手すぎることなく人前で使いやすいデザインです。ぺプルグリーンは光の当たり具合によってはかなりシルバーっぽく見えるように色が褪せます。
以下、以前にレビューした機体です。「Inspiron 14 7415」が同じぺプルグリーン、「Inspiron 14 5415」が同じプラチナシルバーの機体です。デザインの比較用として掲載しておきます。

(左)Inspiron 14 7415 2in1、(右)Inspiron 14 5415:それぞれの天板

(左)Inspiron 14 7415 2in1、(右)Inspiron 14 5415:それぞれのパームレスト
「Inspiron 16 5625(AMD)」プラチナ シルバー のデザイン
こちらでは、レビュー機として使用したプラチナシルバーのデザインをご紹介します。

「Inspiron 16 5625(AMD)」の比較・正面、内容物一覧
全体的に明るい色合いをしており、余計な装飾はなく、今時のスタイリッシュな印象を受けます。
先に書きましたが、指紋が付きづらいアルミニウム素材で肌触りが良いです。
特にシルバーの色合いは男女どちらにも好まれますし、仕事でも私用でも使える無難な色合いです。
ベゼル内側とディスプレイ部分のみ強化プラスチックですが、ほとんどがアルミニウムというのは強度の面で安心です。多少の荒い使い方にも耐えてくれそうです。
このモデルは画面のアスペクト比(縦横比)が、一般的な16:9ではなく、最近流行りの16:10になっています。
こちらの比較画像は兄弟機種の「Inspiron 14 5425(AMD)」14インチと、他社一般的な13.3インチを比較した時のものです。「Inspiron 16 5625(AMD)」と15.6インチでも同様の見え方になるので、そのままこちらにも掲載しておきます。
画面の大きさとして縦に僅か1センチ強の違いでしかありませんが、上下スクロールが基本となるWebの世界では、情報収集の速度が上がります。
他、Excelの表示できる行数も増えますので、やはり仕事にも使いやすいです。
※詳しくはディスプレイ:非沢感の16:10液晶 1920×1200の項目にて。

左:一般的な16:9液晶、右:Inspiron 14 5425(AMD)の19:10液晶
ディスプレイ上部にあるカメラは先に記載したように、FHD画質の1080pカメラです。
オンラインミーティングが増えている昨今、ここは活用しどころですが、同時に余計なものまでカメラで写してしまった、ということがないようプライバシーシャッターが搭載されています。
直観的に操作できますし、何より、普段から閉めておけば安心できます。ただ、操作するスライドバーやカメラアイが小さいので、目の悪い人は操作に難儀するかもしれません。右が閉め、左が開けです。
大きさとしては、一般的な15.6インチモデルに近く、B5サイズ×2つ分くらいです。
同時リリースされた14インチの「Inspiron 14 5425(AMD)」と並べるとこうなります。

左「Inspiron 16 5625(AMD)」と、右「Inspiron 14 5425(AMD)」
画面を広々使いたい、とするなら今回ご紹介している「Inspiron 16 5625(AMD)」ですが、多少でも動かすことを考えるなら、「Inspiron 14 5425(AMD)」でも良いかもしれません。
基本的にこの2機種は値段が近いので、純粋に用途に合わせて選びやすいです。横幅で4.5cmほどの違い、重さとしては300g強の差があります。
一般的に使われる角度で横から見るとこのようになります。
ヒンジは最大でも180度まで比較ことはなく、ほとんど上記の写真までです。
そのヒンジ外側ですが、ゴム板が付いています。
開くと下にせり出し、キーボードを斜めにするリフトアップヒンジとなっています。
ヒンジの内側では以下のように廃熱口が設けられています。右が廃熱、左が吸気口です。
外郭の温度はキーボード部では安定しており、モニター部にだけ熱が当たるので高負荷作業をさせても熱による不快感はありません。
天板含めて、全体的に美しいシルバーのデザインです。白だと汚れが目立ちますが、シルバーなら汚れが目立ちづらいので、清潔に使いたい人には相性の良い機体です。
背面も旧来機同様の吸排気用のグリルが付いており、左右には底面で響かせるスピーカーを搭載しています。
色々な音源を試しましたが、ノートパソコンにしては良い音を出していると思います。
「Inspiron 16 5625(AMD)」は「Inspiron 14 5425(AMD)」と違い、底面から響かせるスタイルではなく、キーボード左右にスピーカーグリルが付いていいます。そのため底面のスピーカーはありません。
裏蓋を外すと
※裏蓋を外さない人には不要なので折りたたんでいます(クリックかタップで見れます)。
接続口
接続口も基本的に「Inspiron 14 5425(AMD)」と同じです。
USB3.2のType-Aが左右にあるのが地味に嬉しいポイントです。コスト優先だと基板の関係から左右どちらかに偏る傾向にありますが、このモデルは前回同様、左右に散らしています。
SDカードスロットに関しては、フルスロットではあるものの、全て入りきるわけではないので、挿しっぱなしにして内部の予備ストレージとして使うのは止めた方が良いです。
Type-Cに関してはPD充電対応で、Display出力も対応です。
念のため「エレコム製DST-C09BK」と「mreechan(Huawei)製ASIN:B07X659B4Z」で3枚モニターまで試しましたが、それぞれで安定したモニター出力を確認できました。ただ、Thunderbolt には非対応です。それでもType-Aよりは早くなりますので、少しでも速度が欲しい人はType-Cからの接続をどうぞ。

「Inspiron 16 5625(AMD)」で三枚モニター出力してみた様子
大量の高速データ転送を必要としない方がモニターを増やして在宅で使う時などでは、コスパ良く活躍できる機種と言えます。
ACアダプタについて
ACアダプタの型番は「HA65NS5-00(リンク先は互換アダプタです)」、長さは180+90=270cm。重さは327.5g。
定格電力は65Wとなっており、コンセントケーブルは国内向けの125V用です。
このACアダプタは今時にしては珍しくソケットの形が丸口のストレートタイプです。
このタイプは一方向に折り曲げられながら使い続ける人が多かったことから断線故障が多発し → L字型を採用するメーカーが多くなった、という経緯があります。L字を採用するとコストがかかりますから、販売メーカーのジレンマとなる箇所でもありました。
逆を言えば、この部分を無理な角度で使い続けることがなければ断線しません。それを把握された上で、ご心配な方は予備の互換アダプタ「HA65NS5-00(リンク先は互換アダプタです)」がAmazonから3,000円程度で買えます。
または汎用性を持たせてスマホでも充電できるようにしておきたい、などを考えられるようでしたらType-Cの充電器からお選び頂くのが良いです。
幾つか試しましたが、基本的にはType-CのPD対応18W以上であれば他社製でも問題なく使えました。ただ、低い電力だと充電はできていたのですが速度が遅くなりますし、他社製であっても基本的には65Wの充電器がオススメです。
「Inspiron 14 5425(AMD)」の場合、定格電力65Wに達しないもので充電しようとすると警告メッセージが出てきます(65Wでもメッセージが出てくることがあるのを確認しました。出てくる条件が良く分からないのですが、出ても出なくても普通に使えます)。

正規AC以外の充電器使用時の警告ポップアップ
「Inspiron 14 5425(AMD)」の互換アダプタ |
|||
---|---|---|---|
使用 | PD対応 電力 |
メーカー | 商品型番 |
△ | 18W | cheero | CHE-324 |
△ | 20W | AUKEY | PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black) |
△ | 30W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C2 |
△ | 45W | Anker | PowerPort Atom III Slim (Four Ports) |
〇 | 65W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C1 |
※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。
以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで120gで済みますから持ち運びが楽です。
バッテリー
Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでが8時間35分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終、11時間12分まで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約9時間30分までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)。
※輝度50%、音量40%で、高パフォーマンスでの電力設定(Windows11のバランス)にて、ライブ映像を流し続けた時のバッテリーの持続時間になります。
充電速度は以下の通り。残量3%時に電源をオフにした後に給電開始した後の%になります。デフォルト設定では特段、早くはなく一般的な充電速度です。
30分 | 60分 | |
---|---|---|
65W純正AC給電時 | 29% | 56% |
キーボード

「Inspiron 16 5625(AMD)」のキーボード・正面から
キーピッチは縦18.05 mm、横キーピッチ19.05 mmと広々しています。ストロークを計測してみたのですが、およそ1.3~1.4mmとやや浅めです。
打鍵感は一般的な打ち心地で良い感じです。
基本的には兄弟機種の「Inspiron 14 5425(AMD)」と変わりません。
半角/全角 キーがここまで大きいのは珍しく他のキーも大き目に造られており、広いピッチと相まってタイピングしやすいです。Enter キーが、横に広めに作られているので、海外メーカー特融の打ちづらさがありません。
昨年、ご紹介していたDellのA4ホームノートの代表格である「Inspiron 15 5515(AMD)」では、残念ながら Enter キーが、やや細長かったのが残念な点でしたが、今回の「Inspiron 16 5625(AMD)」ではきちんと横幅広めに作られています。
Enter キーが広めになるということは、日本語入力での漢字の確定や改行時に小指で大まかに押下してもタイプミスにならず反応してくれる、という意味が大きいです。
以下、参考までに「Inspiron 15 5515(AMD)」と、当時の14インチモデルとの比較画像になります。Enter キーは見ての通りです。
他、タッチパッドが広めになっていますが、ほどほどの広さで操作しやすく、クリックの感触も良いと思いました。
気になる点は三つ。
電源ボタンが指紋認証とセットになって便利なのは言うまでもありませんが、キー配列の特等席である右上の端に配置されています。ブラインドで Delete キーを押下し馴れている人にとってはパンチミスしがちです。
例えば Shift + Delete でデータを完全消去するつもりが Shift + 電源ボタン を押してスリープに入ってしまったというあるあるパターンです。
ここは電源ボタンを押した時の設定変更により対応できますので、必要そうな方は以下をご覧ください(クリックかタップで見れます)。
二つ目。矢印キーが逆T字になっていません。ここはこの価格帯のキーボードではほとんどこれですから、割り切って使う部分なのだと思います。気にしない人は多いですが、逆T字によるブラインド操作に慣れた人にとっては残念なポイントです。
三つ目。ショートカットを使う人にとっては、改めて慣れる必要があるキーボードです。
これは、ほとんど同じ機能、性能を備えている兄弟機種の「Inspiron 14 5425(AMD)」にはない「Inspiron 16 5625(AMD)」独自の気になる部分です。
テンキーを失くしたことにより、スピーカーグリルを左右に配しているため、機体中央にキーボードを合わせています。ユーザーの身体の中心である正中線とPCの中心を合わせることができるため、タイピングしやすいという利点があります。
しかし、一方でモニターは大きくなっているため、機体本体の端からキーボードまでの距離が遠くなりました。実際に使ってみると分かりますが、他機種と同様にショートカットで何かしらを行う際には違和感やタイプミスが起きる筈です。アルパカは「Inspiron 16 5625(AMD)」を使う場合、2週間経った今でも、手元を見ながらでないとショートカットでのミスタイプが起きがちです(普段はガンガンにショートカット使ってます)。
これはブラインドでショートカットを多用する人が、無意識の内に機体の端からの距離を指の感覚で測り押下するためです。
例えば一番使う Ctrl キーは左下にあるので(そうじゃないモデルもありますが、ここでは一般論として)、自然と指は期待の端から探りキーを見つけます。ところが、従来のどのキーボードよりも遠い距離にあるため、感覚だけでは測距しきれないのです。一番、近い Ctrl キーでこれですから、他のキーを使うとなるとブラインドでは難しくなります。
馴れればどうということはなくなると思いますが、おそらく馴れるのに時間がかかると思います。ショートカットを多用する人が最初に手にすると戸惑う部分だと思いますので記載しておきます。
これはタイピングに特化させたキー配列と二律背反となる部分です。
純粋にタイピングだけを求めるのなら「Inspiron 16 5625(AMD)」のそれは良い配列です。ただし、テンキーを犠牲にしたことに加えて、縁からの距離が出たことによるショートカットに難儀する配列であることも付記しておきます。
他、「Inspiron 14 5425(AMD)」はバックライトキーボード対応です。仄かに白い明かりが、暗がりでの作業で役立ちます。
バックライトは、F5 キーで切替えできます。
ディスプレイ:非沢感の16:10液晶 1920×1200

「Inspiron 16 5625(AMD)」の液晶パネル「JFDKM_NV16WUM」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示
輝度は277cd/㎡と一般的な明るさで、色域はsRGBカバー率が61.2%。Adobeカバー率が46.4%。
赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると、
次にモニターの視野角の広さを確認します。

「Inspiron 16 5625(AMD)」-正面(文字)

「Inspiron 16 5625(AMD)」-上から(文字)

「Inspiron 16 5625(AMD)」-横から(文字)
写真でも確認できますが、かなり斜めから見ても文字を読むことができます。これならどの角度からでも見やすく、使いやすい液晶と言えます。
写真でも確認できますが、かなり斜めから見ても文字を読むことができます。これならどの角度からでも見やすく、使いやすい液晶と言えます。また、今回は縦横のアスペクト比が16:10になったことで、より表示面積が広がり見やすくなっています。
特にWEBページやExcelでの見え方が変わります。
16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)
以下は一般的な16:10液晶(1920×1200)と、FHDの16:9、1920×1080ドットとの見え方の違いです。
※長くなるので折りたたんでいます(クリックかタップで開けます)。
※「Inspiron 16 5625(AMD)」に限らず解像度が同じ16:10の画面であれば同じように見えます。
※フォントの大きさを125%均一での表示です。
次に画像の見やすさを確認します。
内部性能について
今回、アルパカが調べたのは「Inspiron 16 5625(AMD)」のRyzen 7 5825U搭載機になります。
Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約13.6秒でした。
性能を調べた結果、まとめ
今回、「Inspiron 16 5625(AMD)」では、メモリ16GBモデルでしたので、メモリを一枚抜いて8GB(シングル)にしたものも調べました。販売開始時にはRyzen 7 5825U + 8GB(シングル)も売られていますので、ご参考になると思います。
※平行して「Ryzen 7 5825U と Ryzen 5 5625U のパフォーマンスを調べてみた」を読んで頂くと、より性能を把握しやすいです。
全体的な快適性能を計測したもの。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたトータルスコア
PCの基本性能。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたEssentials
アプリケーションの起動速度。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたApp Start-up Score
オンラインビデオ(Zoom や Teamsなど)の処理能力。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたVideo Conferencing Score
ブラウジング(ネット)の処理能力。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたWeb Browsing Score
ビジネスアプリ全般の性能。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたProductivity
Excel や Access などのスプレッドシート系アプリの挙動。主に関数計算能力。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたSpreadsheets Score
Wordなどのワープロソフトの挙動。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたWriting Score
デジタリックのグラフィック創作能力を表した数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたDigital Content Creation
写真のレタッチの強さを表した数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたPhoto Editing Score
レンダリング変換する際の強さを表している数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたRendering and Visualization Score
動画編集能力を表している数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたVideo Editing Score
快適さを計測する PCMark10 のスコアです。
どこまでの作業をするかで求める数値が変わってきますが、基本的にトータルスコアで4000もあれば日常的な使い方で使いづらいということはなく、快適そのものです。
前回、Ryzen 5 5500Uにメモリ16GBにした時に「この値段で5000を超えてSUGEEEE!!」と言ってたものですが、今回のRyzen 5 5625U ではメモリ8GB で 5198 をマークしました。もし、Ryzen 7 5825U まで選べば、昨年の夏から続いていた人気機種HPの「Pavilion Aero 13-be」の最上位を超えます。いよいよ夢の6000超え。
Ryzen 5 5600U にメモリ16GBに増設すれば、それだけでZEN2最上位の Ryzen 7 5700U を超えます。つくづく日進月歩の世界です。
この辺りの数値では Intel Core でも第11世代Core『TigerLake』では叶わなくて、Core i7-1195G7でも少し足りません。ここはもう第12世代Core『Alder Lake』の登場を待ちたいところです。
その他の数値を見ていくと、特にアルパカが重要だと思っている「App Start-up Score」の数値では、Ryzen 7 5825U が Ryzen らしからぬ高スコアをたたき出しました。この辺りのスコアの機体ではキビキビとした良い動きが体感して感じられます。実に快適。
前回の Ryzen 5 5500U ですと、10000前後からだったのに対し、今回はRyzen 5 5625U でも12000前後と高スコアでした。ZEN3 のポテンシャルがいかに高いのかが分かります。
他を見ていくと、「Productivity」では Ryzen 5 5600U、Ryzen 7 5800U に譲ったものの、「Spreadsheets Score」では文句なしに良いスコアをたたき出しました。おそらく、この価格帯の中では、対Excel、対Access用の機体としては最強ではないかと思います。
他、「Digital Content Creation」系の能力も軒並み高いですが、やはり Ryzen の苦手としている「Video Editing Score」は小幅な上昇に留まりました。Adobe Premiere Proで動画造りたい、などの時には Intel Core の方が向いています。
「Photo Editing Score」も第11世代Core『TigerLake』には一歩及びませんが、しかし、ここまでの数値が出ているようなら、そうそう使いづらいほど辛い動きにはなりません。
プロセッサーの特性として、電源設定が一つ下に落ちた時には、処理能力が大幅に低下しやすいというのは Ryzen の弱点ですが、ここは今回も同様です。もっとも、それを補うほどのスコア上昇となっているので、あまり動かすことのない14インチ以上のモデルなら欠点たりえません。
※アルパカが調べたPCMark10の全情報(電源設定変更による挙動の違いなど)はこちらにまとまっています。併せて見て頂けると分かりやすいと思います。
ストレージ

「Inspiron 16 5625(AMD)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて大容量で計測

「Inspiron 16 5625(AMD)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて小容量で計測
ストレージに関しては一般的な速度ではあるものの、「Inspiron 14 5425(AMD)」の方が優秀でした。
このクラスでのシーケンシャルの読み込みで600~700違うというと、すぐに違いが分かるほどの速度差ではありませんが、使い続けた時には違いを感じる、というくらいだと思います。
ただ、容量を増やしても、大して速度が減衰しなかったので、データ整理などでかかる時間は普段の作業の延長線上で考えて問題なさそうです。
なお、512GBのストレージで購入した場合は以下の通りです。421GBが自由に使えますので、ローカルにデータを溜め込みたい人でなければ、すぐに使い切るようなことはなさそうです。
ただし、iPhoneのバックアップを取ろうとするのであればご注意下さい。以下、ご参考までに。
※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。

「Inspiron 16 5625(AMD)」の512GBの初期ストレージ容量
「Inspiron 16 5625(AMD)」搭載 Ryzen 7 5825Uの高負荷パフォーマンス推移
Dell Inspiron 16 5625(AMD) | ||
---|---|---|
AMD Ryzen 7 5825U 最適なパフォーマンス時 | ||
平均 | 最高値 | |
周波数 | 3,310.3MHz | 3,874.2MHz |
電力量 | 20.8W | 29.9W |
温度 | 58.0度 | 78.3度 |
※一番高い電力設定であるWindows10の “最も高いパフォーマンス” とは、Windows11で言うところの “最適なパフォーマンス” のことです。
同様に、一つ下に落とした電力設定であるWindows10の “高パフォーマンス” とは、Windows11の “バランス” のことです。
最適なパフォーマンスで稼働させた際には、4秒後に電力量がピークの29.9Wまで上がり、それに合わせて6~9秒後にトップ1%をキープします。熱量としては4秒後に78.3度をマークしますが、そこがピークとなり、以後は60度前後での推移となります。
10秒を過ぎると第一巡航速度の3500MHzを推移しますが、3分後から徐々に下り始め、8分もすれば第二巡航速度の3300MHzに。時間軸としては、10秒、3分、8分で区切りが付けられます。
初速を犠牲にしても良いようであれば、電力設定を一つ下に落としたバランスの方が第一巡航速度を維持できる時間帯がくっきり6分間となりますから、3分以上の長時間作業ならバランスの方が相性が良いセッティングと言えます。
ちなみに、駆動音は静かなものでサー…、とファンの音が少しします。アルパカの部屋は騒音だらけなので正確な計測はできかねますが、おおよそ40db程度だと思います。これは図書館でも使える範囲です(高稼働させ続ければ多少気になるかな、という程度)。
機体外側の温度推移

「Inspiron 16 5625(AMD)」Ryzen 7 5825U 搭載機100%稼働による機体外側の温度推移:前面

「Inspiron 16 5625(AMD)」Ryzen 7 5825U 搭載機100%稼働による機体外側の温度推移:背面
アイドル状態の際にキーボード部が30度弱、100%稼働5分経過で35度。10分経過で35.5度オーバーです。一番熱くなるのはモニター下部の排気口ですが、40度以下に抑えられており優秀です。キーボード部でも不快感を感じる温度にはなりません。
背面の方がやや熱くなるものの、こちらも40度以下ですから、膝上での作業でも不快感はないでしょう。
ちなみに室温21℃での計測です。
性能と価格の一覧
基本的な性能とクーポンの適用について
Dellのパソコンを買う場合、各購入ページの入り口にあるクーポンコードをコピペして注文画面右上の適用欄に張り付け、クーポンを適用をクリックしましょう。これだけで大幅なお値引きが適用されます(割引率は時期により変動します)。
入り口でクーポンコードをコピペし忘れた方はこちらにて最新クーポン情報が掲載されています。または、下図のようにクーポン適用欄のある注文画面左下にある赤い矢印部分にもありますので、こちらからコピペをどうぞ。

クーポンコードの適用欄
また「プレミアムサポート(プラス)」や保証についてなど、Dell製品を選ぶ際に迷いやすい部分はこちらの記事を読むと分かりやすいと思います。
Inspiron 16 5625(AMD)の基本構成 |
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カラー | ■プラチナシルバー ■ペブル グリーン | |
初期OS | Windows 11 Home (一部、Pro選択モデルあり) |
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プロセッサー | Ryzen 5 5625U 2.1/4.0GHz<6C12T> or Ryzen 7 5825U 2.0/4.5GHz<8C16T> |
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グラフィック | APU内蔵(AMD Radeon Graphics) | |
メモリ | 8GB(8×1) or 16GB(8×2) PC4-25600(DDR4-3200) |
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ストレージ | 256GB or 512GB (M.2 2280, PCIe-NVMe) |
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ディスプレイ | 16.0型 FHD+ 液晶 (1,920×1,200ドット) LEDバックライト 光沢なし WVA |
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キーボード | 日本語 バックライトキーボード | |
セキュリティ | 指紋認証選択可 | |
無線通信 |
MediaTek Wi-Fi 6 MT7921 2×2 + Bluetooth 5.2
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質量 | 約 1.97 kg(実測 1.81kg) | |
バッテリー | Youtube再生実働時間 約11時間 | |
リリース | 2022/2/8 |
※バッテリーは「Youtube再生実働時間」にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。アルパカが確認した範囲での大まかな目安とお考え下さい(輝度50%、音量40%、夜間モードオフ
※このシリーズには光学ドライブと有線LANが搭載していませんので、項目を割愛しています。
他社を見慣れていると、Dellの性能に対する価格は、やっぱり割安だなぁと感じてしまいます。
Dellの中でも15インチの安価モデル「Inspiron 15 5515(AMD)」などは、テンキー付きでより一歩お安いので、処理能力が大して要らなくてテンキー付きが良い、という場合にはそちらです。
もっとも金額差としては僅差です。
プロセッサーの処理能力が上がり、画面が広くなり、かつ、Wifi6になって…と、これら全てを+1万円程度の差額で手に入れられるなら、まずもって割安だと思います(最安構成だと値段がほとんど変わらない)。
※プラチナシルバー■、ペブル グリーン■ にて表示しています。
Ryzen 5 5625U のラインナップ
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
94,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 5 5625U | 8GB(8×1) | 256GB(PCIe) | Personal | Wifi 6 | ■ | smi1016spoaa08oh3ojp |
72,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 5 5625U | 8GB(8×1) | 256GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi1016spoaa08on3ojp |
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
84,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 5 5625U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi2036spoaa16on3ojp |
※価格は全て税込表記です。
※2023年5月24日現在での価格にて表示しています。
Ryzen 7 5825U + 16GB のラインナップ
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
119,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | Personal | Wifi 6 | ■ | |
97,680円 | 即納 | Inspiron 16 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi2046hloaa16on3ojp |
※価格は全て税込表記です。
※2023年5月24日現在での価格にて表示しています。
最後に・まとめ
内部性能に対するコスパの良さ、広々使える16インチのディスプレイなどが魅力の機種です。
それでいてお値段が安くて、Office抜きの最安構成であれば6~7万円台(記事執筆時点)で買えます。
ただ、欠点というほどではないかもしれませんが、気になる点としては、画面が広くなった分、テンキーを省いたことで本体の端からキーボードまでの距離が出てくることによる、ブラインドのショートカットが使いづらくなった点が挙げられます。
他、ゲーム系のベンチマークがいまいちな結果になったので、そうした部分を合わせると残念な点としては、
・テンキーがなくなった。
・キーボード右上に電源ボタンが配置されている。
・ゲームのベンチマークがあまり伸びていない(旧来機に負けることもある)。
・機体の端からキーボードまでの距離が出たことにより、ブラインドでショートカットを使うのに戸惑う。最初は慣れが必要。
の四点。
逆に良い点としては、
・カメラ機能が強化された(FHD 1080p)。
・ディスプレイが広々使えるアスペクト比16:10の液晶。
・ゲーム以外であれば、旧来のRyzen機よりも高性能な Ryzen 7 5825U、Ryzen 5 5625U を搭載。
・やっぱりコスパ優良機。
の四点となりました。
特にディスプレイが16:10で広々使えるのは快適さが変わりやすく、これからの主流となる形状です。
仮にショートカットの使い心地を気にするようであれば、ディスプレイがインチダウンしますが、兄弟機種の「Inspiron 14 5425(AMD)」の方が良いかもしれません。14インチとはいえ、16:10はやはり広々と使えます。
これらの液晶と併せるなら、内部性能的には Excel を使った作業が多い人などには特にオススメです。表示面積が広い上に動作も快適ですから、最高に使い心地が良いでしょう。
コスパに関しては時期的なものですが、アルパカのサイトでは最新値段を更新し続ける予定です。買おうかどうか迷われているようでしたら、気になる時に性能と価格の一覧を見て頂ければ、全価格をざっと確認することができます。
なお、時事ネタではありますが、ウクライナの例を出すまでもなく物流が滞る世界情勢となっています。今年に関しては欲しい機種があった際には、早め早めのご決断が良いと思います。
何しろこの内容です。
最安構成6~7万円台で手に入る機種としてはダントツのオススメ機種です。
コメント
ここに記載頂いている価格表と、DELLのネット価格が違います。
ruru 様
大変、申し訳ありませんでした。
また、ご指摘ありがとうございます。
改めて最新価格に更新致しました。