コスパ良く販売されているモデルは色々ありますが、その中でも人気となっているモデルは、それだけのものを備えています。
今回はそうした売れ筋シリーズの14インチ、「Inspiron 14 5425(AMD)」をご紹介します。
最安6万円台から買える内容としては秀逸です。
※「Inspiron 14 5425(AMD)」の製品マニュアルはこちらです。
※裏蓋外す方はこちらのInspiron 14 5425(AMD)のサービスマニュアルが参考になります。
※同じ筐体を使った第12世代Core『アルダーレイク(Alder Lake)』搭載の「Inspiron 14 5420」もあります。価格がやや上がりますが、その分、性能もRyzenより、少し上がります。
Dellではありませんが、同じ14インチのコスパ優良機として考えるなら、Lenovoの「IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型」が10万円弱から買えて、断トツに性能が良くてオススメです。

Youtuber のトヨさんが動画「Inspiron14 5425 レビュー」でご紹介してくれました。動画も併せてご覧頂くと、分かりやすいと思います ♪
価格一覧とざっくり内容
※プラチナシルバー ■、ペブル グリーン ■ にて表示しています。
Ryzen 7 5825U + メモリ16GB のラインナップ
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
112,680円 | 即納 | Inspiron 14 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | Personal | Wifi 6 | ■ | smi2014hloaa16oo3ojp |
90,680円 | Inspiron 14 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■■ | cai2014spoaa16on3ojp | |
90,680円 | 即納 | Inspiron 14 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi2014hloaa16on3ojp |
※価格は全て税込表記です。
※2023年5月24日現在での価格にて表示しています。
「Inspiron 14 5425(AMD)」の特長
2021年に発売された旧モデル「Inspiron 14 5415(AMD)」の後継機として2022年2月8日にリリースされました。
位置付けと特長
・プロセッサーが、2022年春から販売開始された新型、Ryzen 5 5625U と Ryzen 7 5825Uを搭載
・ディスプレイは広々使える16:10、16インチFHD+ (1920 x 1200)
・指紋のつきづらいアルミニウム製、プラチナ シルバーとペブル グリーンの二色展開
・やや重たくなり、(5415)約 1.442 kg → 1.54 kg(5425)に
・Webカメラの性能アップ、FHD (1080p)に
・一部の海外メーカー機種共通:初期設定はマルチメディアキーボード
マルチメディアキーボードが標準設定
海外メーカーを扱うことに慣れている人にとっては特筆する部分ではないのですが、日本メーカーに慣れている方がこのモデルを買うと最初に調べる部分だと思いますので記載しておきます。
日本語のカナ変換はF7キーですが、F7キーを押した際にはモニター輝度が上がっていきます。
これは「マルチメディアキーボード」と言い、海外メーカーの一部の機種に見られる設定です(Lenovoだとこの設定になっていないことがほとんど。HPはまちまち。Dellはがっちりマルチメディアキーボードで販売しています)。
キーボード上部にあるFNキーで行う特殊操作(音量やモニター輝度の調整など)が、FNキーとの組み合わせなしで反応します。そのためファンクション操作が多い人にとっては便利なのですが、日本語は全角入力にカナ変換があるので、日本人には不向きな設定なのです。
切替え方はこちらの公式ページに掲載されている通り簡単です。
BIOSから変更する方法もありますが、ESC + FN だけで気軽に切り替えられます。日本語入力しない時や、ネットコンテンツを楽しみたい時に切り替えると便利かもしれません。
プロセッサーが、2022年春から販売開始された新型、Ryzen 5 5625U と Ryzen 7 5825U を搭載
アーキテクチャは Barcelo (Zen 3)を使用。
初速が遅いRyzenシリーズの欠点を補い、Intel Core に肉薄する良いパフォーマンスを発揮します。電源設定が落ちた時には動きが悪くなるという特有の弱点はそのまま継続してはいますが、電源設定の高い状態なら高コスパのプロセッサーと言えます。
※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。
ディスプレイは広々使える16:10の、16インチFHD+ (1920 x 1200)
これはとても良い改良点です。
今まで16:9 液晶だったものが16:10に。僅か、一センチ強だけ縦に広くなったのですが、それだけでも体感的な広さがかなり変わります。
※詳しくはディスプレイ:非光沢の16:10液晶 1920×1200、の項目をご覧ください。
指紋のつきづらいアルミニウム製、プラチナ シルバーとペブル グリーンの二色展開
基本色はプラチナシルバーですが、一部、ぺプルグリーンも選べます。

プラチナ シルバー

ペブル グリーン
どちらの色も旧来機には採用されていましたし、同じアルミニウム製ですから、Dellに慣れている人なら見慣れたデザインだと思います。
どちらでも指紋が目立ちづらくて質感が良いので、広く色んな方に受け入れられるデザインだと思います。
※詳しくは外観について、の項目をご覧ください。
やや重たくなり、(5415)約 1.442 kg → 1.54 kg(5425)に
2021年で人気の筆頭とも言えるほど売れた旧モデルの「Inspiron 14 5415(AMD)」ですが、今回の「Inspiron 14 5425(AMD)」は100gほど重たくなりました。
公称値の+100gは気になる部分ですが、実際に計測してみると1.497kg。実は55gしか増えていないことが分かります。
ACアダプタとセットにした時の重さは1.825kgとまあまあの重さに。
14インチは内外兼用で予定する人は多いと思いますが、この重さだと基本的には室内用と考えた方が良いです。
それでも移動するモバイル機として使うことを考えるなら、背負うタイプのパソコンバッグがあると使いやすくなります。
Webカメラの性能アップ、FHD (1080p)に
通常、HD画質の720pクラスが多い中でちょっと良いFHD (1080p)になっています。
見比べて頂くと、ちょっと明るくて見やすくなっているのが分かると思います。猫の額のテカり具合も抑えられて自然な色合いに。
オンラインミーティングで暗かったり荒くなるのを防ぎたい方にはオススメです。
価格比較・やっぱり定番のコスパ優良機
以前の「Inspiron 14 5415」モデルから少し値上がりしています。
新商品ということも加味すれば順当な金額ではありますが、この値上がりにより旧モデルの方がお得という人もいます。ただ、先に記載したような幾つもの改良点があるので、それらを考えればむしろ割安です。
以下、記事アップ時点での価格の比較になります。
下は5000円から上は13000円弱ほどの差額ですが、おおよそ一万円以下になることが多いです。「Inspiron 14 5415」が大幅に値下げしたとか、価格差が広ければ考えるところですが、特にそうした都合がなければ、やはり新型の方がオススメになります。
Inspiron 14 5425(AMD) in 2022 | |||
---|---|---|---|
APU | Ryzen 7 5825U | Ryzen 5 5625U | |
メモリ | 16GB | 8.0GB | |
ストレージ | 512GB | 256GB | |
無線 | Wifi 6 | ||
Officeなし | ¥93,584 | ¥86,383 | ¥65,435 |
Officeあり | ¥109,479 | ¥102,626 | ¥84,916 |
Inspiron 14 5415(AMD) in 2021 | |||
---|---|---|---|
APU | Ryzen 7 5700U | Ryzen 5 5500U | |
メモリ | 16GB | 8.0GB | |
ストレージ | 512GB | 256GB | |
無線 | Wifi 5 | ||
Officeなし | ¥86,610 | ¥75,984 | ¥64,434 |
Officeあり | 品切れ | ¥95,465 | ¥83,915 |
※2022年3月上旬、OfficeありはH&B搭載機での価格で統一しています。
外観について
デザイン的な特徴
プラチナ シルバーとぺプルグリーンの二択ですが、全モデルで選べるプラチナシルバーが基本色となっています。

プラチナ シルバーの天板

ペブル グリーンの天板
どちらも淡い色合いなので、派手すぎることなく人前で使いやすいデザインです。ぺプルグリーンは光の当たり具合によってはかなりシルバーっぽく見えるように色が褪せます。
以下、以前にレビューした機体です。「Inspiron 14 7415」が同じぺプルグリーン、「Inspiron 14 5415」が同じプラチナシルバーの機体です。デザインの比較用として掲載しておきます。

(左)Inspiron 14 7415 2in1、(右)Inspiron 14 5415:それぞれの天板

(左)Inspiron 14 7415 2in1、(右)Inspiron 14 5415:それぞれのパームレスト
「Inspiron 14 5425(AMD)」プラチナ シルバー のデザイン
こちらでは、レビュー機として使用したプラチナシルバーのデザインをご紹介します。

「Inspiron 14 5425(AMD)」プラチナ シルバーの正面、内容物一覧
全体的に明るい色合いをしており、余計な装飾はなく、今時のスタイリッシュな印象を受けます。
先に書きましたが、指紋が付きづらいアルミニウム素材で肌触りが良いです。
特にシルバーの色合いは男女どちらにも好まれますし、仕事でも私用でも使える無難な色合いです。
ベゼル内側とディスプレイ部分のみ強化プラスチックですが、ほとんどがアルミニウムというのは強度の面で安心です。多少の荒い使い方にも耐えてくれそうです。
このモデルは画面のアスペクト比(縦横比)が、一般的な16:9ではなく、最近流行りの16:10になっています。試しに同じ画面を出して並べてみた例が以下の通りで、やはり見える範囲が広がるのは素直に使いやすくなって良いです。
僅か1センチ強の違いでしかありませんが、縦スクロールが基本となるWebの世界では、情報収集の速度が上がります。
他、Excelの表示できる行数も増えますので、やはり仕事にも使いやすいです。
※詳しくはディスプレイ:非光沢の16:10液晶 1920×1200の項目にて。

左:一般的な16:9液晶、右:Inspiron 14 5425(AMD)の19:10液晶
ディスプレイ上部にあるカメラは先に記載したように、FHD画質の1080pカメラです。
オンラインミーティングが増えている昨今、ここは活用しどころですが、同時に余計なものまでカメラで写してしまった、ということがないようプライバシーシャッターが搭載されています。
直観的に操作できますし、何より、普段から閉めておけば安心できます。ただ、操作するスライドバーやカメラアイが小さいので、目の悪い人は操作に難儀するかもしれません。右が閉め、左が開けです。
大きさとしては、A4用紙より一回り大きいくらいで14インチモデルとしては一般的です。
同時リリースされた16インチの「Inspiron 16 5625(AMD)」と並べるとこうなります。

左「Inspiron 16 5625(AMD)」と、右「Inspiron 14 5425(AMD)」
基本的にこの2機種は値段が近いので、持ち運びはしない、家だけだから広い画面の方が良い、とする場合には「Inspiron 16 5625(AMD)」でも良いかもしれません。横幅で4.5cmほどの違いがあります。ただ、その分、重たくもなりますし、机の面積も占有するので、多少でも動かすことを考えるなら、「Inspiron 14 5425(AMD)」の方が便利です。
一般的に使われる角度で横から見るとこのようになります。
ヒンジは最大でも180度まで開かず、ほとんど上記の写真までです。
そのヒンジ外側ですが、ゴム板が付いています。
開くと下にせり出し、キーボードを斜めにするリフトアップヒンジとなっています。
ヒンジの内側では以下のように廃熱口が設けられています。右が廃熱、左が吸気口です。
外郭の温度はキーボード部では安定しており、モニター部にだけ熱が当たるので高負荷作業をさせても熱による不快感はありません。
天板含めて、全体的に美しいシルバーのデザインです。白だと汚れが目立ちますが、シルバーなら汚れが目立ちづらいので、清潔に使いたい人には相性の良い機体です。
背面も旧来機同様の吸排気用のグリルが付いており、左右には底面で響かせるスピーカーを搭載しています。
色々な音源を試しましたが、ノートパソコンにしては、まずまずの良い音を出していると思います。
裏蓋を外すと
※裏蓋を外さない人には不要なので折りたたんでいます(クリックかタップで見れます)。
接続口
USB3.2のType-Aが左右にあるのが地味に嬉しいです。コスト優先だと基板の関係から左右どちらかに偏る傾向にありますが、このモデルは前回同様、左右に散らしています。
SDカードスロットに関しては、フルスロットではあるものの、全て入りきるわけではないので、挿しっぱなしにして内部の予備ストレージとして使うのは止めた方が良いです。
Type-Cに関してはPD充電対応で、Display出力も対応です。
念のため「エレコム製DST-C09BK」と「mreechan(Huawei)製ASIN:B07X659B4Z」で3枚モニターまで試しましたが、それぞれで安定したモニター出力を確認できました。ただ、Thunderbolt には非対応です。それでもType-Aよりは早くなりますので、少しでも速度が欲しい人はType-Cからの接続をどうぞ。

「Inspiron 14 5425(AMD)」で三枚モニター出力してみた様子
大量の高速データ転送を必要としない方がモニターを増やして在宅で使う時などでは、コスパ良く活躍できる機種と言えます。
ACアダプタについて
ACアダプタの型番は「HA65NS5-00(リンク先は互換アダプタです)」、長さは180+90=270cm。重さは327.5g。
定格電力は65Wとなっており、コンセントケーブルは国内向けの125V用です。
このACアダプタは今時にしては珍しくソケットの形が丸口のストレートタイプです。
このタイプは一方向に折り曲げられながら使い続ける人が多かったことから断線故障が多発し → L字型を採用するメーカーが多くなった、という経緯があります。L字を採用するとコストがかかりますから、販売メーカーのジレンマとなる箇所でもありました。
逆を言えば、この部分を無理な角度で使い続けることがなければ断線しません。それを把握された上で、ご心配な方は予備の互換アダプタ「HA65NS5-00(リンク先は互換アダプタです)」がAmazonから3,000円程度で買えます。
または汎用性を持たせてスマホでも充電できるようにしておきたい、などを考えられるようでしたらType-Cの充電器からお選び頂くのが良いです。
幾つか試しましたが、基本的にはType-CのPD対応18W以上であれば他社製でも問題なく使えました。ただ、低い電力だと充電はできていたのですが速度が遅くなりますし、他社製であっても基本的には65Wの充電器がオススメです。
「Inspiron 14 5425(AMD)」の場合、定格電力65Wに達しないもので充電しようとすると警告メッセージが出てきます(65Wでもメッセージが出てくることがあるのを確認しました。出てくる条件が良く分からないのですが、出ても出なくても普通に使えます)。

正規AC以外の充電器使用時の警告ポップアップ
「Inspiron 14 5425(AMD)」の互換アダプタ |
|||
---|---|---|---|
使用 | PD対応 電力 |
メーカー | 商品型番 |
△ | 18W | cheero | CHE-324 |
△ | 20W | AUKEY | PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black) |
△ | 30W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C2 |
△ | 45W | Anker | PowerPort Atom III Slim (Four Ports) |
〇 | 65W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C1 |
※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。
以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで120gで済みますから持ち運びが楽です。
バッテリー
Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでが10時間25分で、以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、最終11時間40分まで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約11時間までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)。
※輝度50%、音量40%で、高パフォーマンスでの電力設定(Windows11のバランス)にて、ライブ映像を流し続けた時のバッテリーの持続時間になります。
また、このモデルはMy Dell 内から充電モードの設定を変えられます。
購入時は「適応」になっています。適用の場合は一時間経ってようやく半分ですが、「ExpressCharge」にしておくと、一時間で84%。約1.6倍近い速度で充電できるようになります。
すべからくバッテリーは充電速度が速い方が便利ではあるものの、充電速度が早くなればなるほど劣化しやすいものなので、普段、持ち運ぶことがなければ「適応」のままで良いと思います。14インチの1.5kgの重さであれば、あまりないとは思いますが、タイトなスケジュールの中、頻繁に外に持っていくような時には「ExpressCharge」の方が便利です。
65W純正AC給電時 | 30分 | 60分 |
---|---|---|
適用 | 28% | 53% |
ExpressCharge | 47% | 84% |
キーボード

「Inspiron 14 5425(AMD)」のキーボード・全体
実測でキーピッチが縦19mm、縦18mmと広々しています(1mm違っていましたので修正しました。申し訳ありません)。キーストロークは約1.4mm(トヨサポチャンネルでは1.5mmとして紹介していますが、誤差の範囲かと)。
打鍵感は一般的な打ち心地で良い感じです。基本的には2021年モデルの「Inspiron 14 5415」と変わりません。
半角/全角 キーがここまで大きいのは珍しく他のキーも大き目に造られており、広いピッチと相まってタイピングしやすいです。Enter キーが前回同様、横に広めに作られているので、海外メーカー特融の打ちづらさがありません。
タッチパッドが広めになっていますが、ほどほどの広さで操作しやすく、クリックの感触も良いと思いました。
気になる点は二つ。
電源ボタンが指紋認証とセットになって便利なのは言うまでもありませんが(購入時に選択式に。選んだ人は付いています)、キー配列の特等席である右上の端に配置されています。ブラインドで Delete キーを押下し馴れている人にとってはパンチミスしがちです。
例えば Shift + Delete でデータを完全消去するつもりが Shift + 電源ボタン を押してスリープに入ってしまったというあるあるパターンです。
ここは電源ボタンを押した時の設定変更により対応できますので、必要そうな方は以下をご覧ください(クリックかタップで見れます)。
二つ目。矢印キーが逆T字になっていません。ここはこの価格帯のキーボードではほとんどこれですから、割り切って使う部分なのだと思います。気にしない人は多いですが、逆T字によるブラインド操作に慣れた人にとっては残念なポイントです。
「Inspiron 14 5425(AMD)」はバックライトキーボード対応です。仄かに白い明かりが、暗がりでの作業で役立ちます。
バックライトは、F5 キーで切替えできます。
ディスプレイ:非光沢の16:10液晶 1920×1200

「Inspiron 14 5425(AMD)」の液晶パネル「2M5HF_B140UAN」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示
輝度は264cd/㎡と一般的な明るさで、色域はsRGBカバー率が64.6%。Adobeカバー率が48.1%。
赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると、やや赤みが強く出ていますが、バランスは取れているようです。この価格帯の中では一般的な内容で、ご家庭での一般使いや事務職などで使うには問題のないものです。
モニターの視野角の広さは次の通りです。

「Inspiron 14 5425(AMD)」のディスプレイ・正面から(文字)

「Inspiron 14 5425(AMD)」のディスプレイ・上から(文字)

「Inspiron 14 5425(AMD)」のディスプレイ・横から(文字)
写真でも確認できますが、かなり斜めから見ても文字を読むことができます。これならどの角度からでも見やすく、使いやすい液晶と言えます。また、今回は縦横のアスペクト比が16:10になったことで、より表示面積が広がり見やすくなっています。
特にWEBページやExcelでの見え方の違いを以下に掲載しておきます。
16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)
以下は一般的な16:10液晶(1920×1200)と、FHDの16:9、1920×1080ドットとの見え方の違いです。
※長くなるので折りたたんでいます(クリックかタップで開けます)。
※「Inspiron 14 5425(AMD)」に限らず解像度が同じ16:10の画面であれば同じように見えます。
※フォントの大きさを125%均一での表示です。
次に画像の見やすさを確認します。
ベタベタに安いTN液晶と比べるとまっとうに見れる範囲であることが分かります。クリエイターが使うのであれば、色域の広いものをオススメしますが、この内容でもネットコンテンツを楽しむ分には良いと思います。
内部性能について
今回、アルパカが調べたのは「Inspiron 14 5425(AMD)」のRyzen 5 5625U搭載機になります。
Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約14.6秒でした。
性能を調べた結果、まとめ
今回、「Inspiron 14 5425(AMD)」では、メモリ8GBモデルでしたので、Ryzen 5 5625U + メモリ16GBに増設したもので調べました。加えて、平行して「Inspiron 16 5625(AMD)」のRyzen 7 5825U + 16GB も調べましたが、文量が多くなりすぎましたので、別記事にてまとめておきます。
※平行して「Ryzen 7 5825U と Ryzen 5 5625U のパフォーマンスを調べてみた」を読んで頂くと、より性能を把握しやすいです。
全体的な快適性能を計測したもの。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたトータルスコア
PCの基本性能。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたEssentials
アプリケーションの起動速度。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたApp Start-up Score
オンラインビデオ(Zoom や Teamsなど)の処理能力。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたVideo Conferencing Score
ブラウジング(ネット)の処理能力。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたWeb Browsing Score
ビジネスアプリ全般の性能。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたProductivity
Excel や Access などのスプレッドシート系アプリの挙動。主に関数計算能力。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたSpreadsheets Score
Wordなどのワープロソフトの挙動。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたWriting Score
デジタリックのグラフィック創作能力を表した数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたDigital Content Creation
写真のレタッチの強さを表した数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたPhoto Editing Score
レンダリング変換する際の強さを表している数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたRendering and Visualization Score
動画編集能力を表している数値。

「Ryzen 7 5825U」と「Ryzen 5 5625U」を中心としたVideo Editing Score
快適さを計測する PCMark10 のスコアです。
どこまでの作業をするかで求める数値が変わってきますが、基本的にトータルスコアで4000もあれば日常的な使い方で使いづらいということはなく、快適そのものです。
前回、Ryzen 5 5500Uにメモリ16GBにした時に「この値段で5000を超えてSUGEEEE!!」と言ってたものですが、今回のRyzen 5 5625U ではメモリ8GB で 5198 をマークしました。もし、Ryzen 7 5825U まで選べば、昨年の夏から続いていた人気機種HPの「Pavilion Aero 13-be」の最上位を超えます。いよいよ夢の6000超え。
Ryzen 5 5600U にメモリ16GBに増設すれば、それだけでZEN2最上位の Ryzen 7 5700U を超えます。つくづく日進月歩の世界です。
この辺りの数値では Intel Core でも第11世代Core『TigerLake』では叶わなくて、Core i7-1195G7でも少し足りません。ここはもう第12世代Core『Alder Lake』の登場を待ちたいところです。
その他の数値を見ていくと、特にアルパカが重要だと思っている「App Start-up Score」の数値では、Ryzen 7 5825U が Ryzen らしからぬ高スコアをたたき出しました。この辺りのスコアの機体ではキビキビとした良い動きが体感して感じられます。実に快適。
前回の Ryzen 5 5500U ですと、10000前後からだったのに対し、今回はRyzen 5 5625U でも12000前後と高スコアでした。ZEN3 のポテンシャルがいかに高いのかが分かります。
他を見ていくと、「Productivity」では Ryzen 5 5600U、Ryzen 7 5800U に譲ったものの、「Spreadsheets Score」では文句なしに良いスコアをたたき出しました。おそらく、この価格帯の中では、対Excel、対Access用の機体としては最強ではないかと思います。
他、「Digital Content Creation」系の能力も軒並み高いですが、やはり Ryzen の苦手としている「Video Editing Score」は小幅な上昇に留まりました。Adobe Premiere Proで動画造りたい、などの時には Intel Core の方が向いています。
「Photo Editing Score」も第11世代Core『TigerLake』には一歩及びませんが、しかし、ここまでの数値が出ているようなら、そうそう使いづらいほど辛い動きにはなりません。
プロセッサーの特性として、電源設定が一つ下に落ちた時には、処理能力が大幅に低下しやすいというのは Ryzen の弱点ですが、ここは今回も同様です。もっとも、それを補うほどのスコア上昇となっているので、あまり動かすことのない14インチ以上のモデルなら欠点たりえません。
※アルパカが調べたPCMark10の全情報(電源設定変更による挙動の違いなど)はこちらにまとまっています。併せて見て頂けると分かりやすいと思います。
ストレージ

「Inspiron 14 5425(AMD)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて大容量で計測

「Inspiron 14 5425(AMD)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて小容量で計測
M.2 のSSDとしては一般的な速度です。
SSDとしては、ある程度の速度があれば、快適さはあまり変わりません。
大容量を扱う際にはやや速度の減衰があるものの、この価格帯としては優れたストレージを備えていると思います。
なお、256GBのストレージで購入した場合は以下の通りです。187GBが自由に使えますので、ローカルにデータを溜め込みたい人でなければ、すぐに使い切るようなことはなさそうです。
ただし、iPhoneのバックアップを取ろうとするのであればご注意下さい。以下、ご参考までに。
※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。

「Inspiron 14 5425(AMD)」の256GBの初期ストレージ容量
「Inspiron 14 5425(AMD)」搭載 Ryzen 5 5625Uの高負荷パフォーマンス推移、2分間の壁

「Inspiron 14 5425(AMD)」Ryzen 5 5625U 搭載機にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(最適なパフォーマンス時)

「Inspiron 14 5425(AMD)」Ryzen 5 5625U 搭載機にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(バランス:バッテリー駆動時)
Dell Inspiron 14 5425(AMD) | ||
---|---|---|
AMD Ryzen 5 5625U 最適なパフォーマンス時 | ||
平均 | 最高値 | |
周波数(Average Effective Clock) | 3,351.9MHz | 3,862.1MHz |
電力量 | 21.3W | 32.9W |
温度 | 66.8度 | 93.6度 |
※Average Effective Clock=実行クロックは変動する間のコアクロック数も含めた平均値になりますので、100%負荷をかけても公的な最大周波数にはなりません。念のため。
最も高い電力設定である最適なパフォーマンス時での挙動では、6秒後に3862MHzのピークを付けた後、緩く下りつつも約2分間は3500MHz以上の高い周波数帯を維持します。この2分の間であれば、快適な動作を見込めますので、二分以内に切り替えられる作業であれば効率よく使うことができると言えます。
この “二分間の壁” は前回レビューした「Inspiron 14 5415(AMD)」でも同様でしたから、Dellはこの価格帯のモデルにはそうしたセッティングを施すのが一般的なのかもしれません。
温度推移を見ると、3秒後には早くも93度に達しますが、すぐにクールダウンして78度へ。ここでも2分間の壁を超えた後はさらに冷やされ、10分かけて66度へと放熱し続けます。
Intel Core ほどの初速ではないものの、Ryzenにしては立ち上がりの速さを意識したセッティングであり、極端な高熱が続くほどのものでもないので、使いやすくバランスが取れています。この温度なら故障率も低そうです。
一方で電源設定をバランスに落としてAC電源を抜いた時には、最高周波数が抑えられる代わりに3444Mhzを維持する平滑化された動きが継続します。蓄熱も緩やかになり、ピーク時でも77度とまったりな設定ですが、極端に落ちるわけではありません。こちらは二分を過ぎても周波数が下がることがないので、2分以上を継続した作業で使う人では、初速を犠牲にする代わりに電源をバランスに落とした方が効率的に使いやすくなりそうです。
駆動音は静かなものでサー…、とファンの音が少しします。アルパカの部屋は騒音だらけなので正確な計測はできかねますが、おおよそ40db程度だと思います。これは図書館でも使える範囲です(高稼働させ続ければ多少気になるかな、という程度)。
機体外側の温度推移

「Inspiron 14 5425(AMD)」Ryzen 5 5625U 搭載機100%稼働による機体外側の温度推移:前面
アイドル状態の際にキーボード上が32度に対し、100%稼働5分経過で35度以上。廃熱口のディスプレイ右下部で42度超えでしたが、10分経過頃にはクールダウンが始まって、逆にやや低くなり37度。キーボード部もそれ以上に熱くなることはありませんでした。

「Inspiron 14 5425(AMD)」Ryzen 5 5625U 搭載機100%稼働による機体外側の温度推移:背面
背面も同様で5分後くらいがやや熱くなるものの、それでも41度程度ですから、膝上で作業するのに許容できる範囲です。不快感はありません。
性能と価格の一覧
基本的な性能とクーポンの適用について
Dellのパソコンを買う場合、各購入ページの入り口にあるクーポンコードをコピペして注文画面右上の適用欄に張り付け、クーポンを適用をクリックしましょう。これだけで大幅なお値引きが適用されます(割引率は時期により変動します)。
入り口でクーポンコードをコピペし忘れた方はこちらにて最新クーポン情報が掲載されています。または、下図のようにクーポン適用欄のある注文画面左下にある赤い矢印部分にもありますので、こちらからコピペをどうぞ。

クーポンコードの適用欄
また「プレミアムサポート(プラス)」や保証についてなど、Dell製品を選ぶ際に迷いやすい部分はこちらの記事を読むと分かりやすいと思います。
Inspiron 14 5425(AMD)の基本構成 |
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カラー | ■プラチナシルバー ■ぺプルグリーン | |
初期OS | Windows 11 Home | |
プロセッサー | Ryzen 5 5625U 2.1/4.0GHz<6C12T> or Ryzen 7 5825U 2.0/4.5GHz<8C16T> |
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グラフィック | APU内蔵(AMD Radeon Graphics) | |
メモリ | 8GB(8×1) or 16GB(8×2) PC4-25600(DDR4-3200) |
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ストレージ | 256GB or 512GB (M.2 2280, PCIe-NVMe) |
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ディスプレイ | 14.0型 FHD+ 液晶 (1,920×1,200ドット) LEDバックライト 光沢なし WVA |
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キーボード | 日本語 バックライトキーボード | |
セキュリティ | 指紋認証選択可 | |
無線通信 |
MediaTek Wi-Fi 6 MT7921 2×2 + Bluetooth 5.2
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質量 | 約 1.54 kg(実測 1.49 kg) | |
バッテリー | Youtube再生実働時間 約11時間 | |
リリース | 2022/2/8 |
※バッテリーは「Youtube再生実働時間」にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。アルパカが確認した範囲での大まかな目安とお考え下さい(輝度50%、音量40%、夜間モードオフ
※このシリーズには光学ドライブと有線LANが搭載していませんので、項目を割愛しています。
他社を見慣れていると、Dellの性能に対する価格は、やっぱり割安だなぁと感じてしまいます。
時期にもよりますが、最安6~7万円台から買える性能、機能としては破格です。
※プラチナシルバー ■、ペブル グリーン ■ にて表示しています。
Ryzen 7 5825U + メモリ16GB のラインナップ
価格 | 即納 | キャンペーン名 | プロセッサー | メモリ | ストレージ | Office | 無線 | カラー | 発注コード |
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112,680円 | 即納 | Inspiron 14 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | Personal | Wifi 6 | ■ | smi2014hloaa16oo3ojp |
90,680円 | Inspiron 14 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■■ | cai2014spoaa16on3ojp | |
90,680円 | 即納 | Inspiron 14 ノートパソコン | Ryzen 7 5825U | 16GB(8×2) | 512GB(PCIe) | なし | Wifi 6 | ■ | smi2014hloaa16on3ojp |
※価格は全て税込表記です。
※2023年5月24日現在での価格にて表示しています。
最後に・まとめ
今回の「Inspiron 14 5425(AMD)」は元々、2021年の売れ筋だった「Inspiron 14 5415」の後継となるだけあって、近しい特長を備えています。性能に対するコスパの良さ。質感の良いアルミニウムボディなど、同様に人気となる要素を備えた良機です。おそらく、2022年も人気の売れ筋になると思います。
残念な点としては、
・公式で+100g重たくなった(実測では55gほど)。
・キーボード右上に電源ボタンが配置されている。
・ゲームのベンチマークがあまり伸びていない(旧来機に負けることもある)。
の三点。
50~60g 重たくなっても、それを補うだけのものが幾つもあるので、動かすことが少ない人なら問題になる部分ではありませんが、人によっては背負うタイプのパソコンバッグが必要になるかもしれません。
Delete キーの配置にこだわらなければ、電源ボタンの挙動を変えたり、ユーザー側でできる対応策で不便なく使うことはできそうです。
ゲームベンチマークの数値は、単純にゲームをやりたい人かどうかで、この機種の向き不向きが変わります。
PC作業の合間に、それなりに重めのゲームをしたい、とするなら、同じRyzenシリーズでも Ryzen 5 5600U や Ryzen 7 5800U を搭載した機種の方が良い動きになることが多いです(モバイル機で考えるならHPの「Pavilion Aero 13-be」など)。その場合はいずれにしてもデュアルチャネルのメモリが吉。
逆に良い点としては、
・カメラ機能が強化された(FHD 1080p)。
・ディスプレイが広々使えるアスペクト比16:10の液晶。
・ゲーム以外であれば、旧来のRyzen機よりも高性能な Ryzen 7 5825U、Ryzen 5 5625U を搭載。
・やっぱりコスパ優良機。
の四点となりました。
特にディスプレイが広々使えるのは快適さが変わりやすく、これからの主流となる形状と言えます。
この広い液晶と併せるなら内部性能的には Excel を使った作業が多い人などには特にオススメです。表示面積が広い上に動作も快適ですから、最高に使い心地が良いでしょう。
コスパに関しては時期的なものですが、アルパカのサイトでは最新値段を更新し続ける予定です。買おうかどうか迷われているようでしたら、気になる時に性能と価格の一覧を見て頂ければ、全価格をざっと確認することができます。
なお、時事ネタではありますが、ウクライナの例を出すまでもなく物流が滞る世界情勢となっています。今年に関しては欲しい機種があった際には、早め早めのご決断が良いと思います。
何しろこの内容です。
最安構成6~7万円台で手に入る中ではダントツのオススメ機種です。
コメント
詳細な解説、誠に有難うございます。
非常に詳細な解説なので、まだ流し読みしただけで、全体像は把握できていないのですが、
このコメントはただただ御礼のコメントです。
仕事用にNew Inspiron 14 AMD プラチナ(大容量メモリー搭載)を購入したいと考えています。
この記事に飛ぶ前にRyzen 7 5825の性能を、Core i7 1195G7 などと比較して説明して下さっているページも拝見しました。
私の仕事にはCore i7の方がもしかするといいのかもしれないとは思いますが、
滅多に持ち運ばないけど、外に持って行く機会が全くないわけでもないので、1.5kg以下のノートPCで、
老眼なので画面はできるだけ大きく、特に縦1200ピクセルにはこだわりたいので、価格も考えると、
この機種が第一候補だろうなと思って調べていました。
実際に使うとなると、手持ちのモニタとつないでマルチディスプレイで仕事をすることになると思っていますが、
そういう解説もあるので助かります。
ありがとうございます。まずはブックマークして、後々、よく読ませて頂きます。
Yam Tak 様
こちらこそ、カキコありがとうございます!
こういうコメント頂けると、励みになります。
頑張ってデータを揃えた価値があったようで嬉しいです。
できるだけ痒いところに手が届く、実利用で役立つ記事を目指しています。
ぜひとも、お読み頂き、ご自身に合った一台をお選び頂けますように!
(*^▽^*)
追記です。
わざわざ返信をいただきありがとうございました。
ほんとに、このサイトほど「痒いところに手が届く」解説サイトは、他に知りません(逆に言うと、機種名でヒットするレビューの中に、失望させられるようなレビューサイトがどれほどあったかということですが)。
実は、今春、大学生になる息子用に、dynabookのGZ/HUを購入したのですが、
これについてもくわしい解説をして下さっているので、今、その息子に、
アルパカさんによるそのウェブサイトの解説を紹介して、読んでおくようにと伝えたところです。
購入前にこのサイトを知っていれば、このサイトを経由して購入させていただいたのに……と、申し訳なく思っています。
今後ともよろしくお願いします。新しいPCを買いたくなる度に訪れると思います。
Yam Tak 様
泣くほど嬉しいです。
息子様も良いお買い物されているようで良かったです!
私の稼ぎはひとまず後回しです。
効率が悪いと言われても、人の役に立たないと意味がないですから。
その上で稼げるようがんばります。
どうか、良いパソコンライフをお送り下さい。
はじめまして
この機種のストレージ512GBモデルを購入検討してるのですが、現状10万弱と216GBモデルから3万ほど変わってしまいます
コスパが売りだと思うのですが、512GBモデルだとその強みを活かせないのかな、、と不安になっています。
512GBでも十分コスパのいい買い物なんでしょうか
当方パソコンに詳しくないので的外れな質問であったら申し訳ありません
ごご 様
コメント、ありがとうございます!
また、返信遅れてしまい申し訳ありません。
アルパカ相手には的外れとか気にされなくても、まったく問題ないのでご安心下さい。
256GB or 512GBはストレージ(保存する容量)のことですが、どこまで必要かは使い方によります。
写真や音楽、動画をどれだけ溜め込むのか。
iphone のバックアップをPCで管理するかどうか、によります。
写真や音楽、動画を大して溜め込まない。
または、外付けHDD オンラインストレージで管理できるなら、256GBで問題ないです。
逆なら512GBくらいあった方が良いかと。
容量に関して、ご参考になるのはこの辺りの記事です。
https://selecting-pc.com/pc-general-knowledge/storage-capacity-photo-music-video.html
今、使っているPCがあるようでしたら、今がどれくらい使っているのかを確認すると、選びやすいですね。
あと、ストレージの質問だったので上記の答えですが、その前の段階で根本的な使い方が合っているかどうか、
が気になります。
ご家庭での使い方、お仕事も入るかどうか、高負荷のかかる使い方でなければ Ryzen 5 で十分いけます。
高負荷でなくとも、調べものの量が多かったり、平行する作業が多い(長い)ようだとRyzen 7 がオススメになってきます。
購入の際にはOfficeのありなし、でお間違えないようお気をつけ下さい。
慣れてないとやっちゃいがちですからね。
分からないことがございましたら、お気軽にどうぞ!
(返信にお時間がかかりますので、その点のみご了承下さい)