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VAIOの新パソコン、S15(2019年モデル:VJS1531)がおすすめ

2019年4月10日に発表されたばかりのVAIOの新型S15iconiconは、まだどこの店舗にも実機を置いていません。

おおやけに写真は公開できませんが、少しだけ弄ることができましたので、レビューしてみたいと思います。

 

デスクトップ級ノートPC VAIO S1531登場

「My Sony ID」の会員登録を済ませている方は既にメールを受け取っているかと思いますが、S15の後継が発表、受注を開始しています。

型番は旧来の「VJS1521」から「VJS1531」へ。

今はまだ先行予約販売という形で注文形式での販売のみ受け付けています。

到着は4/19日から。

お値段は税抜、119,800円からです。

 

新S15(型番:VJS1531)の外観の特徴

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icon 狭額縁 & チルトアップヒンジ構造

写真を見てい頂き、すぐに気づいた人も多いと思います。

「これってS13(むしろ、SX14?)じゃないの?」

そう、外観はS13(SX14に近い)がそのまま大きくなったようなものです。

つまり、チルトアップヒンジ構造が採用されているので、モニターを開けばヒンジがせり上がってキーボード部が斜めになってくれます。

これは従来のVAIOでも15インチモデルにはありませんでした。

同じVAIOでもモバイルで体感している人はいると思いますが、斜めになってくれる分、入力がしやすいという利点があります。

しかし、逆にモニターを180度開くようなことはできないので、コンパーチブルモデルのような器用さはなくなります。

もっとも、通常のノートPCで180度開いて使うメリットというのは、特殊な使い方に入るので、特にデメリットたりえないと思います。

 

キーボードに関して

キーピッチ約19mmのフルサイズキーボードは、VAIOの安定した入力作業のしやすさを約束してくれます。

また、今回は従来に比べてタッチパッドの面積が25%ほど広がりました。

家ではマウスを使う人が多いと思いますが、タッチパッド派の人には嬉しい改良点ですね。

試してはいませんが、いつものようにタッチパッド無効化の設定もできる筈ですので、広くなったタッチパッドの反応が煩わしい人は止めてしまっても良いと思います。

 

全体的な外観について

狭額縁を採用しているので、従来のS15より2cm弱ほど横幅が縮小されました。

パッと見た感じもスタイリッシュに締まったような印象がありますね。

新S15
icon(VJS1531)
旧S15 (VJS1521)
横幅 361.4 mm横幅 380.3 mm
約 2,250 g約 2,500 g
iconicon

 

カラーラリング

色はブラックとシルバーの二色のみ。

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icon

これに関しては前回までのような四色が選べませんし、今回からディズニー柄が選べません。

以前はディズニーモデルが気に入る方や、「色はピンクがいいの」という女性がVAIOを選ぶ傾向がありました。

VAIOはピンクを出している数少ないメーカーでもあったのですが、今回から15インチにそれがなくなったのはちょっと残念です。

また、ブラックエディション(ALL BLACK EDITION)は出ていません。

このスタイリッシュな形なら合うとは思うのですが、現在のラインナップとしてはまだ用意されていないようです。

毎回、必ず「ブラックエディションじゃないと買わない」と決めている方もいらっしゃいますが、そういう人は少し待つのも良いかと思います(出るかどうかは不明です)。

 

キーボードが素晴らしく打ちやすい

2000文字ほどテスト入力してみて分かったのですが、打感が従来までのS15や他機種に比べてやや硬くてしっかり入力している感触が伝わってきます。

アルパカは正直、この打感がもの凄く好きです。

dynabookで言うならモバイルのUZシリーズなどがそれにあたりますが、フルサイズでテンキーが付いているキーボードで、ここまで入力しやすい機種となると、なかなか珍しいのではないでしょうか。

多くのメーカーがコストダウンする15インチにおいて、これはちょっと嬉しい誤算でしたので追記しておきます。

ただ、テンキーの横幅がやや狭かったので数字入力を多用する人はご注意を。

 

本体の重さとアダプターに関して

今回は15インチですから、元々、持ち運びを考える人は少ないと思います。

家内での使用を考えるにしても、部屋から部屋に運ぶのに軽いにこしたことはありませんので、今回の250 gの軽量化は嬉しいですね。

ただ、アダプターの大きさに関してはちょっと気になりました。

デスクトップ用の45WのTDPを維持するには、従来のアダプタよりやや大きいものを使うしかなかったようです。

見たところ従来比1.5倍以上の大きさかな、というくらい。

型番は「VJ8AC19V79」ですが、旧S15のACアダプタは「VJ8AC19V77」です。

従来のACアダプタをそのまま使えませんのでご注意下さい(ひょっとしたら出来るかもしれませんが、お勧めしません)。

 

インターフェース(接続口)に関して

いつものVAIOらしく接続口は全付けです。ここまでは従来通り。

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icon今回は加えて左側にType-Cケーブルを挿すことができるようになりました。


icon「Type-Cって接続口を増やすものでしょ? これだけ付いていて更に使うことなんてあるの?」という声も聞こえてきそうですが、Type-Cは単なる接続口ではなく、従来とは違うものを繋げることができるようになるポートでもあります。

特に今回はパワーデリバリーには非対応ですが、「Thunderbolt 3」が対応しているので、使える幅が広がります。

いずれ、この辺りのことも記事にまとめようと思っていますが、例えば4Kモニターを二枚同時に繋げたり、外付けのグラフィックカードと繋げたり、といった具合ですね。

「Thunderbolt 3」は転送速度が速いので、今まで「早い機器をUSB接続しても遅くなってしまっていた」というネックを解消してくれます。

一番、恩恵が受けられそうなのが外付けのSSDでしょうか。

HDDとは違って頑丈で扱いやすいですし、外付けにしても「Thunderbolt 3」での接続なら速度を落とすことなく大容量のやりとりが可能です。

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新S15(型番:VJS1531)の液晶と光学ドライブの特徴

広視野角液晶について

まず、液晶は素晴らしく見やすかったです。

上下、左右ともに170°の広視野角液晶(IPS)というのは、明るさもそうですが、多少斜めに見ても色の深みがあります。

それでいてノングレアの光沢なし液晶というのは、非光沢派には嬉しいですね。

色が褪せないというは写真などを趣味にする人にとっては大きいと思います。

ただ、残念ながらこの辺りの綺麗さを伝えるには、言葉を重ねるより一見の価値の方が勝ります。

キーボードの打感にしてもそうですが、一度、近くの家電屋さんで展示機を見て触って確認してからの注文でも良いかと思います。

なお、このモデルは液晶の選択肢が三種類あり、

・通常のハイビジョン(HD:1366×768)
フルハイビジョン(FHD:1920×1080)
4K、つまりウルトラハイビジョン(UHD 4K:3840×2160)

から選べます。

せっかくの広視野角液晶を搭載しているのですから、通常のハイビジョン液晶は選択肢から外したいところですね。

4Kを選ぶ利点として、やはり絶対的な映像画像の綺麗さがありますが、実は事務処理を多くこなす人にも一部「4Kがいい」という人がいます。

これはエクセルの行数、列数をどれだけ多く表示できるか。

表示%を下げて、文字が小さくなっても潰れずに見ることができるので、一度にできるだけ広くセル表示を見たい人にとっては重要なところです。

この辺りも一度、実物を見て、エクセル表示させて確認して頂いた方が良いと思います。

4K選択肢は制限あり
VAIOは今までのSシリーズにもi5以上でなければフルHDが選べななかったように、今回の4Kモデルにも制限があります。
4Kを選ぶには「i7+メモリ8GB以上」が基本となるため、価格は最低で税抜181,800 円から。
元々がハイエンドで考えていた人にとっては順当な値段から組みあげ開始となります。

 

 

光学ドライブとUHDについて

最新規格のUltra HD(以下、UHDと略)の再生に対応したBDドライブを搭載しています。

ただし、新S15iconの液晶で4Kまで選択できてもHDR(後述)に対応していないため、それを楽しむには対応している外部モニターが必要になります。

つまり、HDR対応のTVは持っているけどブルーレイデッキまで予算が足りないな、などという人は再生デッキとしてS15の新型を使うことはできるわけです(そんな人は少数派?)。

映画やドラマなど、ビジュアライズな楽しみ方をする人は既にそうした環境を整えている人は多いと思いますが、もしも環境が変わって使うことがあった時には思い出して頂けると役立つかもしれません。

加えて言うと、4K映像の再生ももちろん可能ですし、25GB以上の大容量データのバックアップも可能です(当然、BDXLにも対応です)。

ハイダイナミックレンジ(High Dynamic Range=HDRと略)とは
従来のTVなどでは太陽の光に反射した白い壁と、太陽そのものの発する光の白を同じように表現していました。
黒にしてもそうで、黒い影の中に黒い服を着た人がいた場合、TVだと潰れてしまって服と背景が区別つきません。
しかし、肉眼で見た時には僅かな明暗差で黒い服は見れるものです。
こうした僅かな明暗差を拡大して、より肉眼に近付けた表現を可能にしたのがHDRです。
HDRに対応しているTVで、同様に対応しているHDR規格の映画を見れば、ホラー映画のような暗い影の中で黒っぽい何かが蠢いた、という映像もしっかりと見ることができるわけです。
これは、見分けがつくつかないだけでなく、通常の映像、画像も臨場感ある美しい表現が可能となることを意味します。
HDRはまだ最新技術なので浸透しきってはいませんが、TVだけでなく、ネットの世界でも動画配信の「Netflix」もHDR対応の4Kコンテンツを配信し始めていますので、今後はパソコン側でもこの流れは広がり続けることでしょう。

 

新S15(型番:VJS1531)の内部性能の特徴

新S15(VJS1531)の店頭配布用の組合わせ表

 

今回はノートパソコンでありながらデスクトップ用のCPUが搭載されました。

Core i7-8750H(2.20GHz)は6コア12スレッド。
2.2GHz(最大4.1GHz)で、PassMarkだと12,478
Core i5-8300H(2.30GHz)は4コア8スレッド。
2.3GHz(最大4.0GHz)でPassMarkでは9,491

従来の世代が変わっただけに、前回の「Core i7-7700HQ」や「Core i5 7300HQ」に比べて大幅な出力上昇です。

今回はi3は選べませんが、以前の「Core i3-8100」は放熱量ばかりが高くて出力はいまいちでしたからね。

よりハイエンド志向の高い製品になっていると言えます。

VAIOでは、CineBench R15での計測比較をしているようですが、CineBenchは6コア以上の多コアでのスコア上昇が大きく出てしまう計測法ですので、旧S15のi7と比べて1.5倍以上の性能差というのはいささか大きく見過ぎていると思います。

PassMarkでは1.4倍といったところ。

それでも、1.4倍は大きいですけどね。

メモリにしても最大32GBまで積めるので、よっぽど並行した作業をガンガン続ける人なら最大まで上げてのご購入がお勧めです。

普通は16GBあれば十分足りますが、4Kモニターを選んだ場合は負担が重たくなるのでご注意を。

言ってみれば、4K画面で様々な作業の負担が重たくなるので、そうした負担がかかっても大丈夫なように、ハイパワーCPUとのセットになっていると考えても良いですね。

これだけ馬力あるCPUだと、ご自宅の一般使いなら大抵はできるわけですが、想定される使い方として一番多そうなのは、一眼レフカメラを趣味にしているパパさんがライトルームやフォトショップを使って、RAWデータの加工するのに向いています。

ソニーファンの方ならデジタル一眼カメラα(アルファ)シリーズのカメラとセットで使う方も多いことでしょう。

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ライトルームや動画のエンコードにはグラフィック系の能力はあまり関係なく、CPUの能力(それもハイパースレッティングの上乗せされた力ではなく、元からある能力)だけががっぷり四つで必要とされます。

フォトショップにしてもオンボードの「インテルUHDグラフィックス630」が入っていて、これだけ馬力あるCPUが揃っていれば、グラフィックカードが搭載されていなくても、ちょっとそっと重たいゆがみ系の作業をさせても力で押し切れる筈です。

ただ、本来であれば、デスクトップに入っているべきCPUですから、グラフィックカードとセットで使うことを考えられています。

「インテルUHDグラフィックス630」はそれを想定してか、「OpenGL 4.4」までしか対応していません(2019年での最新は4.6)。

まあ、この辺りで問題になる人はそうそういないとは思いますが、パパさんがCG関連のプログラマーで、4.5以上を必要としている人ならこの点だけお気を付けを。

4K動画の甘い誘惑
「じゃあ何でもできるのか。憧れだった4K動画の編集をしよう!」とか思わないで頂きたいのですが、さすがにオンボードのCPUだけでは4K動画の編集はできません。たまに国内メーカーのパソコンでやりたがるパパさんがいらっしゃるのですが、海外メーカー(またはゲーミングを扱う専門メーカー)を案内することになってしまいますので、お気を付け下さい。
念のため、4K動画編集ができるのはこの辺り
金額は近しい20万クラスからとなりますが、全く違う性能になります。
外付けのグラフィックカードについて
元々がデスクトップ並みのCPUを搭載しているわけですから、そうしたグラフィカルな使い方をガンガンしたい、という人には、外付けグラフィックカードを付ける選択肢もなくはないです。
ただ、外付けはコストがかかる上に大きなボックスを近くに置くことになるので、それなら素直に最初からデスクトップパソコンを買う方が得策となります。
外付けを付ける人は既にノートパソコンを買ってしまったが、後からグラフィック性能を必要となった人。
または今回の新S15iconをどうしても選びたいVAIOファンの場合です。
「VAIO以外に選択肢などない! でも、高解像度の動画編集(またはミドルクラス以上の3Dゲーム)がしたいなぁ」などの場合には有効な手段です。
少なくとも、そういった人達の心を満たす為には、今回のType-C(Thunderbolt 3)が役に立つかもしれません。その際にはこの辺りの外付けVGA BOXがお勧めになりますね。

3D系ゲームの能力はどうなっているのか

いくらCPUがデスクトップ並に馬力があるからといっても、オンボードの「インテルUHDグラフィックス630」。

最近、あちこちの機種で「ドラクエ X」のベンチマークを走らせて比較しているのですが、試しにこちらでも「Core i5 7300HQ + 8GB」と「Core i7-7700HQ + 16GB」の両方で走らせてみました。

 

どちらも第三世代ハイスピードSSD搭載モデル。

※グラフィック設定 : 最高品質 , 解像度 : 1920×1080 , 表示方法 : フルスクリーンにて。

まず「Core i5 7300HQ + 8GB」から

次に「Core i7-7700HQ + 16GB」にて。

ゲーミングPCを見慣れている人から見ればしょっぱい数値なのですが、一般的な国内メーカーとしては標準的ですね。

先にも説明していたように、写真のLAWを扱うのに必要な馬力は備えていても、グラフィック性能は別だとお考え下さい。

もちろん、「ドラゴンクエスト X」をやるくらいならどうということはありませんが、FPSなどをやろうとすると痛い思いをしかねません。

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※ログインパスワードが分からない場合にはパスワード再設定メールをどうぞ。パスワードの再設定メールが送れない場合、メールアドレスが違っている可能性があります。または、そもそも登録したつもりでしていなかったか、のどちらかです。
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