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10万円以下から買える、NECの「LAVIE Note Mobile(Direct NM)」のご紹介

13インチ未満

今回は売れ筋のモバイルPCをご紹介します。

Point Of Sales、略してPOSと呼ばれる決済システムはレジシステムを通した全ての販売データを蓄積しています。

そうして出されたBCNランキングで、常にトップグループの中に名前が載り続ける、NECの軽量モバイル。それが「LAVIE Direct NM(店頭モデルでいうLAVIE Note Mobile)」です。

既に2019年モデルはアウトレット以外は売り切れました。

こちらは2020年春モデルとして新しく出てきた内容に修正したものになります。

※店頭モデルの「LAVIE Note Mobile」も「LAVIE Direct NM」も機体構造は同じです。ただ、直接、メーカーから買う「LAVIE Direct NM」の方が性能が上になりやすいことから、直販モデルをオススメしています。記事内でも「LAVIE Direct NM」の呼び名で統一しています。

 

「LAVIE Direct NM」の特徴、短所と長所

LAVIE Direct NM」は、特徴をざっと見ると短所が多いように見えますが、売れる相応の理由があります。

10万円以下から手に入る

なんといっても最大の利点はこれでしょう。特に新生活シーズンの学生需要が多く、10万円以下で買える安価モデルが用意されています。
「持ち運びができて、Officeも付いていて、安心の国産メーカー」
となれば「LAVIE Direct NM」が筆頭に挙がります。
同様の条件であれば、Dynabookの「RZ73シリーズ」あたりなら、10万円を下ってi5のメモリ8GBでOffice付き、というコスパ良くなかなかの性能が手に入ります。
しかし、RZ63シリーズは1.1~1.2kgという重さ。
性能より軽さを取るなら「LAVIE Direct NM」という選択肢になるのです。

オシャレな外観
ここが需要の分かれ目でしょう。
オシャレかどうかは、人によって好みが分かれます。
感性の問題ですから、数値として答えが出せません。どれが今の流行かを語るのは難しいのですが、同機は原色系を避けた色合いでカラーバリエーションが多いということ。ディスプレー枠(ベゼル)が細いことの二点にオシャレ感を見出す方は多そうです。

以下、選べるカラーリング四色になります。

◆ボディカラー

メタリックピンク パールホワイト
パールブラック メタリックブルー

1kgを切った軽さ

2019年現在、モバイルの最前線は700~800g台から、910g前後は目立って軽いわけではありません。
しかし「1kgを切っていれば構わない」という購入者層はかなり多くいます。
性能と価格の両立を考えるとDELLのXPS 13やHPのspectreiconシリーズに軍配が上がりますが、コスパは良くとも高性能な分、機体は重くなります。
性能は二の次。Officeが使えてネットの調べ物ができればいい、というライトユーザーなら1kg以下という軽さは、普段使いで役だってくれることでしょう。

ファンレス=音を立てない静かな駆動ということ

熱を逃がすファンを回転させる必要がない、つまり静かな駆動を約束されている機体です。
これはCPUがYナンバーを使って発熱量を落としているからこその技術で、ずっと聞かされる駆動音を気にする人は意外に多くいます。
古くて廃熱が追いつかなくなったPCが、ファンを高回転させて熱を逃がそうと極端に音を立てることがよくあります。静かな図書館や会議室、居心地の良い喫茶店では使いづらくなるほどの音がするというケースは少なくありません。
LAVIE Direct NM」では、こうした心配をすることなく使い続けることが可能です。

CPUの出力が強くない

一般的なモバイルでよくある人気の組み合わせですと、CPUは「Core i5-8250U」か、それより上の型番になることが多く、PassMarkでは7,000オーバーの世界になります。
やろうと思えば動画の編集もけっこうできる、並行作業にも強い4コアを持ち歩けるのは昨今のモバイルPCの魅力と言えるでしょう。
しかし、「LAVIE Direct NM」で選べるCPUは以下の三つまで。
値段を上げてもYプロセッサー。Uより弱い処理能力です。

CPU名称 PassMark理論値
Celeron プロセッサー 3965Y (1.50GHz) 1,607
Core i5-10210Y プロセッサー (1.00GHz) 5,000(※)
Core i7-10510Y プロセッサー (1.20GHz) 7,000(※)

※PassMark理論値として数値が出ていないものは、実測値から予想される数値を記載しています。

10万円以下で考えるならセレロン3965Yになります。
しかしPassMarkが2,000以下の数値では良い動きとは言えません。何かのファイルを開くのにもワンテンポ遅れるでしょうし、何より2年以上経つと動きの悪さに拍車がかかります。
もちろん、SATA接続であってもSSDですからそれなりに稼働はしてくれます。
しかし、“それなり”であることは否めません。
簡単に言うと、レポート作成(文章が圧倒的に多い)などの軽い使い方なら問題ありませんが、多くの写真や音楽データを一度に扱ったり、関数を多く含めた重たいエクセルファイルを開く、などでは動きが苦しくなります。

主要素材がプラスチック(樹脂)

大部分にプラスチック(樹脂)が使われている為、質感としての安っぽさは拭えません。コスト削減のために、やむを得なかったのでしょう。
もっとも、先の利点で説明しているように、パっと見はオシャレな外観をしていますので、質感よりデザイン性を重視する人なら気になる部分ではないように思えます。
また、京セラ製スマートフォン『TORQUE G04』などは背面(裏蓋部分)がメタリックに見え、メッシュ部分も金属製に見えますが、実際にはかなり柔軟性のある合成樹脂ですから、「LAVIE Direct NM」も持ち上げて軽さを体感しなければそれほど安っぽくないと感じるかもしれません。
他社製品な上に種類も違うので、比較として適切かは判断が分かれますが…。

強度の問題

これもプラスチック(樹脂)を使っていることに起因しますが、出荷状態での耐久テストはパスしても、実用性としての耐久力には疑問が残ります。もちろん、高いところから落としたり、満員電車などで無理な圧力が加わらなければ普通に使えるはずです。
人間側が気を使った扱いをできれば問題はありません。不安な方は「あんしん保証サービスパック」で追加の物損保証をご検討下さい。

FNキーとCtrlキーが逆問題

当サイトでは「NEC特有」の問題として何度もお伝えしていますが、こちらの記事でも触れさせていただきます。
Ctrlキーが左下隅になっているのが世界標準です。
なぜなら、FNキーを使ったショートカットよりも、Ctrlキーを使う方が頻度として多いからです。
しかし、NECやLenovoではCtrlキーとFNキーが逆になっており、キーボード左下に残るこの問題は、昔から多くのユーザーを悩ませてきました。
ショートカットを使おうとしても、反応せずに無駄な時間を費やした経験を持つ人も多いと思われます。
かなり改善された機種が増えたものの、「LAVIE Direct NM」には未だにこの問題が残っています。
旧モデル(下写真の右側)は、FNキーが削減されているのでCtrlキーが左下に来ていますが、2019年春モデルの新型(下写真左側)では、元に戻され完全に逆転しています。

※2020年春モデルの外観は2019年モデルと変わっていません。キーボードも同様にはCtrlキーとFNキーが逆になったままです。

解決する方法として、キーコンフィグレーションを変更する方法があります(下記参照)。しかしながら、キートップの印字は変わりませんから「だったら他の機種にするよ」と言われてしまうことも少なくありません。NECのCtrlキーとFNキーのコンフィグ変更方法

NEC独自のLenovo傘下になった問題

現在、NECはLenovoという中国企業の傘下にいます。旧英語名であるNippon Electric Company の略は確かにNECですが、株式の51%以上はLenovoが握っています。未だに純粋な日本企業だと勘違いしている人が多い状況です。
その上で言いますが、日本企業であるかどうかはあまり問題ではありません。Lenovoの傘下になった際に「何が起きたのか」が問題となります。これは、今後、資本が変わらない以上、どんなに隠してもついて回る、NECの古傷となって残ることでしょう。もはや黒歴史です。
しかし、購入を検討するユーザーはその過去歴を知る権利があります。
ご興味おありの方は「NECパソコンの欠点」の4.情報漏洩リスクの過去を持つ、をお読み下さい。

バッテリーが11.4時間(実働8時間)

長所でも短所でもありませんが、「LAVIE Direct NM」はおよそ11.5時間駆動のバッテリーを持ちます(組み合わせにより変動あり)。
現在のモバイルPCの稼働時間は20時間に達しようという領域で競いあうことが多くなりました。
当然ながら、稼働時間は長ければ長いほど良いので、この状況下で半分ほどしかない稼働時間は見劣りしてしまう要因になります。とは言え、使いづらいばかりのベタ安モデルのように5時間も保たないというわけでもありません。
コスト削減を優先させつつ、最低限の部分を抑えているバランスの取れた中道モデルと言えます。

接続口が背面にある

これも長所でも短所でもなく、一つの特徴です。
背面に全ての接続口が集められているので、周囲にノートや携帯電話を置く人にとっては使いやすい長所となりえます。

反面、USBやSDカードなどを頻繁に出し入れする人にとっては、いちいち背面に手を伸ばさないといけませんので、面倒さがついてまわります。
これらの接続口を使う頻度が多いか少ないかが、この特徴を長所とするか短所とするかを決めることになるでしょう。
良い点としては、SDカードスロットがフルスロットサイズに対応しているところ。これは他のモバイルPCでは、マイクロSDまでに削減してしまいがちなところです。
逆に悪い点としては有線LAN接続がないので、基本的には無線専用機であること。
これらは「LAVIE Direct NM」を選ぶ一つの基準と言えます。

 

「LAVIE Direct NM」を安くするクーポンについて

現在、NECでは期間限定で、夜9時移行の時間帯でお得になるナイトセールをやっています。

目ぼしい機種に当たりをつけておいて、実際に発注するのは夜にずらして行うのがオススメです。

または、以下の特殊なクーポンを使用しても、大幅に金額を落として購入できます。
(金額の変動幅はまちまちです)

ちなみに2020年の春モデルを10万円以下から買おうとすると、Office付きならCeleronモデルしか手に入りません。

「10万円以下が絶対の予算!」と決めているなら、完全に割り切って以下のリンクからAmazonや楽天で型落ちから安く買う方法もあります。

型落ちLAVIE Note Mobile
Amazon
NEC PC-NM150KAW

NEC PC-NM150KAG

NEC PC-NM150KAB
楽天
NEC PC-NM150KAW 

NEC PC-NM150KAG
NEC PC-NM150KAB

 

ここから先の買い方、登録方法、クーポンの適用方法などで分かりづらい場合には以下の記事と併用してお読み頂くと分かりやすいです。

なお、型が古くなったり、性能が落ちても良いから割安に買いたい人はアウトレットのコーナーを利用する手もあります。

 

ただし、アウトレットは全体的に安いのですが、極端に性能が落ちてしまうものも多くあります。
中古を買う場合、個人的には「排熱口からタバコの臭いがするかどうか」が最低限、知りたい情報になります。
これは喫煙者かどうか(臭いが不快か否か)に関わらず、機体内外にヤニが付いていると性能が劣化している可能性が高い為です。
パソコン購入が慣れておらず、ご自分で必要な性能の把握が難しい方は、紹介している最新機種で、やや上の構成内容で買うのがオススメです。

 

 

最後に・なぜ「LAVIE Direct NM」は売れ続けるのか?

ここまでのご説明でお分かり頂けるように、「LAVIE Direct NM」にはとりたてて目立った能力はありません。

CPUは出力を抑えたYプロセッサー。

比較的、重い910g前後の重量。

バッテリーは稼働時間が11.5時間前後。

接続口もVAIOのように目立って多くもない。

ベゼルが細くてオシャレなのは良いですが、それだけでは売れ筋にならなさそうです。

しかし、売れています。

POSデータを集計したBCNランキングを見ていると、毎週のように「LAVIE Direct NM(またはNote Mobile)」の文字が上位にずらりと並んでいます。

これはマーケティングがもたらした勝利と言えましょう。

パソコンを買いに来る人の多くが、ざっくり「予算10万円」と答える時代です。

モバイルPCの値段が13万円台からが相場と説明するPC売り場で、決まって聞くセリフがこうです。

「重さは1kgまでなら気にならない。性能もOfficeが使えればいいくらいで、あれもこれもこの1台でやりたいなんて贅沢は言わない。特に動画の編集とかもしない。ゲームもしない。だから安いのないの?」

そんな時、NECのコーナーでNM150を指さして言うのです。

「これ、ちょうどいいじゃん」

性能を知る者からすればもうちょっと上のにしときましょうよ、と言いたくなります。

しかし、使い方を聞いてみれば、Officeでレポートや資料を開くだけで、特に重たいファイルを扱うわけでもなければ、ハイパーリンクを多く貼り付けるわけでもない。

大切なのは一点のみ。

限られた予算の中で、どれだけエンドユーザーの使用を満たしてくれるのか。

NECのマーケッターは知っていたのでしょう。

制作側が独りよがりになることなく、より多くのニーズに応えられるものを。

一見、地味に見えても、その最大公約数的なニーズを満たしたからこそ、売れるのです。

この記事を読まれている方が、多少でも予算があって上の性能を手に入れられるのであれば、少し上を買っておくのをお勧めします。できることならセレロンを避けて、たとえYプロセッサーであったとしてもメモリ8GBはあった方が良いのは確かです。

高いのを売りたいからとかではなく、長い目で見て使いやすいものを手にして欲しいからです。

しかし、もし予算がないのなら。

まさに「LAVIE Direct NM」のローエンドモデルはそれらの要求に応えられる価格設定になっています。

それが「LAVIE Direct NM」という機体なのです。

 

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