以前にご紹介した14インチの「S340」の兄弟機種「
S540」をご紹介します。
性能、機能ともに「S340」と近しいものの、その実、グレードとしては「
S540」の方が一歩、上をいきます。
その “一歩”を決める価格差は約一万円。
Lenovoでもっともよく売れているボリュームゾーンの違いを御覧ください。
※こちらの商品は完売しました。
比較用のために記事はそのままにしておきます。多くのご購入、ありがとうございました。
法人のご購入(領収書)について
法人名義でLenovoのダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
Lenovoの場合、
こちらののメールアドレス宛に以下の4点
①ご注文番号(注文した際に発行される)
②領収書送付先(原則は商品のお届け先と同じですが、出荷先と不一致の場合、詳細宛先を記載する必要あり)
③領収書名義
④ご希望の但書き(品目のこと。パソコン代など)
を送信すると、会系処理として使える領収書を発行してくれます。
購入先としてもはや馴染みになっている企業が多く、この方法で10台単位を一度にご注文頂くことも珍しくありません。
※2020年8月以降は「Ideapad slim 550」が「S540」の後継として発売されました。併せてお読み頂くと分かりやすくなっています。
※14インチの「S340」と「
S540」は兄弟機種のように似ていますが、分量の関係から記事を二つに分けています。もう片方と合わせてお読み頂くと分かりやすくなっています。
なお、「S540」にタッチパネルを付けた亜種が「C340」だとお考え下さい。
※Lenovoがどういう企業かご存じない方はこちらを。保証、サポートの説明を含めて以下の記事にまとめられてます。
IdeaPad S540 (14)の特徴
S340と比べた時の違いとは?
「S540」と「
S340」を比較した際に、一万円差で何が変わるのか。
・指紋認証システム。
・Dolby Audioのスピーカーが左右に付いていて音がちょっといい。
・重さが50gほど軽い。
・IPS液晶で美しく、視野角の広い液晶。
・バックライトキーボード。
これだけのグレードの違いをたった一万円差で手にできるなら、と考える人は多く、さらにタッチパネルが欲しい人は「C340」になります。
タッチにこだわらず、ちょっとでもグレードの良いものを、と考える人にはこちらの「S540」がオススメです。
なお、「S340」がTN液晶しかないのに対し「
S540」がIPSである点を気にする人もいると思います。
以下、「S340」の記事にも載せている同様の説明になります。
液晶についての説明
液晶パネルは実機を見ないと、どのように見えるかを説明しずらいものですが、それぞれの液晶方式を説明すると以下のようになります。
説明を読むのが面倒な方は、画像を見て下さい。
左がTN。右がIPSです。
※画像のリンク先はモニター説明サイトに繋がっています(英語)。
誇張ではなく、実機を見てもこれくらいの違いがあります。
真正面から見た時でも色合いの違いは歴然としていますが、斜めから見た時の綺麗さ(視野角の広さ、と言います)は全く違います。
これらを見て「IPSの方が絶対いい」と思った方は多いと思います。
S540(IPS)と、S340(TN)のラインナップは価格差一万円といったところ。
「一万円の価格差でこの美しい液晶(右側)が手に入るようなら、そっちがいい」と考える人は多いです。
売れている割合としても、「S340」よりは「
S540」を選ぶ人が多いのは、モニターに依るところが大きいと思います。
「パソコンなんて真正面からしか見ないじゃないか。映像を楽しむわけじゃない。事務的に使えれば良くて、画質は気にしない」
というなら、コスト優先で「S340」という切り分けになります。
3種類の液晶パネル(TN、VA、IPS)について
IPS(In-Plane Switching)
視野角(斜めから見える角度)が広いので、パソコンでは最も見やすい液晶と言われています。ただし、製造コストが高めです。
外付けモニターでは60Hzに多く採用されているパネルです。
TN(Twisted Nematic)
速い動きの描写に向いています。製造コストが安いため、安価なパソコンには採用されがちですが、色が褪せやすく、美しさの点では劣ります。
外付けモニターでは144HZ以上のモニターで採用されています。
VA (Vertical Alignment)
視野角、色再現性、応答速度ではTN方式よりも優れますが、視野角、色再現性ではIPS方式には劣る、という中間の位置づけです。
外観、大きさ、接続口など
「S540」のシリーズは、同じ14インチ同士なら、基本的に同じ外観は同じデザイン、同じ接続口です。
「S540」は「
S340」と違い、他の大きさも出していますが、やはり大きさの違うシリーズもほとんど同じデザインのまま出されています。
Lenovoのロゴが濃くなっているくらいで、外観的にも「S340」と「
S540」は似ています。
一番の外観的な違いはこの左右に付いたスピーカーグリルでしょう。
安価PCとはいえ、Youtubeの作業用音楽を流すくらいなら、心地よいDolbyサウンドが役立ってくれます。
指紋認証が付いているのも嬉しいワンポイントですね。
こだわっている人は少ないですが、こうした認証システムも慣れてしまえば便利なものです。
セキュリティの点から、というよりは、ログインまでの時間を短縮できるということで忙しい人が選びやすい機種とも言えます。
純粋に安いというだけでなく、指紋認証が付いたモデルで5万円前後から手に入るのは驚異的です。
ちなみに、上記の画像は英字キーボードになっていますが、基本的に日本語サイトから購入すると以下の日本語キーボードとして届きます。
IdeaPadの14インチは共通の形状をしていますが、以下、S340の画像をご参考までに。
※キー配列や形状はほとんど同じですが、最上段のFNキーの機能の割り当てはモデルと発売された時期により若干変わります。
※キー配列を変更したい人はフリーソフトの「X Button Maker」を使えば変更可能です。

S340及び、他の14インチモデルの共通キーボード
IdeaPad S540 (14)の接続口
基本的に接続口は「S340」と変わりありませんので同じ説明になります。
1. 電源ジャック
2. HDMI
3. USB3.0 Type-C
4. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
5. Novoボタン
6. SDカードリーダー
7. USB3.0
8. USB3.0 (Powered USB)
接続口はUSB端子は右側のみで2つ。
SDカードがフルスロットサイズを右側から。
Type-Cが左側にありますので、micro SDを読み込みたいとか、VGA端子でモニターと接続したいなど、一通りの拡張は左側からが良いと思います。
Type-C拡張ツールのオススメとしてはこういったもの。
一通りが接続しやすく、転送速度も早くて値段もそこそこ。
なによりLANケーブルの接続口があります。
海外メーカーはLANケーブル含め、他の接続口を機体から外した造りにすることは多いですが、「S340」や「
S540」も見ての通り有線LANポートはありません。
無線は便利ですが、いつも使えるとは限りませんし、有線の方が安定する状況もありえます。
出張でホテルに移動したら、SSIDを探してパスを入力するよりLANに繋げた方が速いのですから。
若干、少なくなりましたが全てのテーブルにLANケーブルが飛び出ているカフェで使う場合も同様です。
IdeaPad S540(14 Intel)の性能表
S540(14 Intel)・2019年5月14日発表モデル

※画像は英字キーボードになっていますが、こちらのリンクから買えるものは日本語キーボードです。
※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2021年4月26日現在の価格にて表示しています。
※納期は流動的に変動します。リンク先のページにて表記されていますので、ご注文の前にご確認下さい。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
S540(14 Intel)・2019年9月3日発表モデル

カラー | プラチナグレー | ||
---|---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64 bit | ||
CPU | Core i3-1005G1 2.10GHz (最大 4.10GHz) :PassMarkで5,763 |
Core i5-10210U 1.60GHz(最大 4.2GHz) :PassMarkで8,493 |
|
メモリ | 4GB(オンボード) 空きスロット×0 |
8GB (内、オンボード4GB) 空きスロット×0 |
|
増設 | 交換・増設不可。 | ||
ストレージ | 256GB (PCIe NVMe/M.2) |
512GB (PCIe NVMe/M.2) |
|
ディスプレイ | 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット) LEDバックライト(ノングレア) |
||
グラフィック | UHD グラフィックス | UHD グラフィックス 620 | |
無線通信 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠) Bluetooth v4.2 |
||
LAN | なし | ||
質量 | 約 1.5kg | ||
バッテリー | 約 14時間 | ||
セキュリティ | 指紋認証 | ||
Office | Office Home and Business 2019 (Office 搭載モデルのみ) |
||
リリース | 2019年9月3日 | ||
officeなし | |||
期待価格 | ¥52,360 | ¥58,751 | ¥69,377 |
officeあり | |||
期待価格 | ¥64,130 | ¥79,596 | ¥90,288 |
CPU | Core i7-10510U 1.80GHz(最大 4.90GHz) :PassMarkで9,639 |
||
メモリ | 12GB (内、オンボード4GB) 空きスロット×0 |
||
増設 | 交換・増設不可。 | ||
ストレージ | 1TB (PCIe NVMe/M.2) | ||
officeなし | |||
期待価格 | ¥88,088 | ||
officeあり | |||
期待価格 | ¥108,295 | ||
特 徴 | 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー、65WのACアダプタ、1年間 引き取り修理。IWSハードウェア国際保証サービス。 Dolby Audio® Speaker System搭載。 バックライトキーボード。 |
※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2021年4月26日現在の価格にて表示しています。
※納期は流動的に変動します。リンク先のページにて表記されていますので、ご注文の前にご確認下さい。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
S540(14 AMD)・2019年6月11日発表モデル
AMDモデルのラインナップは少ないですが安くてお求めやすくなっています。
元々が安いので大きな価格差ではありませんが、それでもIntel搭載機と比較して、同程度の性能で5000~6000円前後の価格差があります。
Ryzenのコスパは素晴らしいのですが、ソフトによってパフォーマンスにバラつきがあることから、オールマイティーに性能を発揮したいなら5000~6000円の価格差分を払う価値はあるかもしれません。
特にそうしたこだわりがないなら、Ryzenシリーズはオススメとなります。
シリーズ名 | ||
---|---|---|
カラー | プラチナグレー | |
OS | Windows 10 Home 64 bit | |
CPU | Ryzen 5 3500U 2.1/3.7GHz<4C8T> PassMark:7,184 |
Ryzen 7 3700U 2.3/4.0GHz<4C8T> PassMark:8,002 |
メモリ | 8GB (内、オンボード4GB) 空きスロット×0 |
|
増設 | 交換・増設不可。 | |
ストレージ | 256GB (PCIe NVMe/M.2) |
512GB (PCIe NVMe/M.2) |
ディスプレイ | 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット) LEDバックライト(ノングレア) |
|
グラフィック | Radeon Vega3 グラフィックス |
Radeon™ RX Vega10 グラフィックス |
無線通信 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠) Bluetooth v4.2 |
|
LAN | なし | |
質量 | 約 1.5kg | |
バッテリー | 約 10.0時間 | |
セキュリティ | なし | |
Office | Office Home and Business 2019 (Office 搭載モデルのみ) |
|
リリース | 2019年6月11日 | |
officeなし | ||
期待価格 | ¥51,414 | ¥71,148 |
officeあり | ||
期待価格 | ¥70,334 | ¥91,531 |
特 徴 | 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー、65WのACアダプタ、1年間 引き取り修理。IWSハードウェア国際保証サービス。 Dolby Audio® Speaker System搭載。 バックライトキーボード。 |
※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2021年4月26日現在の価格にて表示しています。
※納期は流動的に変動します。リンク先のページにて表記されていますので、ご注文の前にご確認下さい。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
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