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LenovoのC340はタッチパネルを生かした格安優良モデル

14インチ16:9 液晶製品情報

デジタル表現が多様化する昨今、パソコンにタッチパネルを求める人が増えてきました。

便利な反面、値段が高くなりがちのタッチパネル付きPCですが、コスパ優先のLenovoならではの売れ筋モデルがあります。

今回はそんなタッチパネル付きPC「C340」をご紹介します。



法人様のご購入(領収書)について

法人様のご購入(領収書)について

法人名義でLenovoのダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
Lenovoの場合、

rss@lenovo.com

こちらののメールアドレス宛に以下の4点

①ご注文番号(注文した際に発行される)
②領収書送付先(原則は商品のお届け先と同じですが、出荷先と不一致の場合、詳細宛先を記載する必要あり)
③領収書名義
④ご希望の但書き(品目のこと。パソコン代など)

を送信すると、会系処理として使える領収書を発行してくれます。

すでに馴染みになっている企業様も多く、この方法で10台単位で一度にご注文頂くことも珍しくありません。

ご注意点:ThinkPad購入時に気を付けるところ

Lenovo製品に慣れていない人は、最初の性能一覧だけで選ばないようにしましょう。

というのも、選択項目の多い製品の場合、細かな部分はカートに入れた後で出てくる「構成内容詳細」でなければ分からないようになっているからです。

各機種のページにある選択項目で間違っていなかったとしても、そもそも最初の機種選びの段階で付いていないもの、または付いていなくても良かったものなどがあります。

つまり、注文する最終画面まで進まないと分からないことが多いのです。

下図のようにカートに入れた後で「構成内容詳細」をクリックすると一覧が出てきますので、必ずここで最終確認を。


当サイトには、そうした部分も性能表一覧の中に盛り込んでいるので見やすくしたつもりです。

購入先の公式サイトと見比べながらお選び下さい。

※「C340」と同じ描き心地を備えた同じ14インチのタッチパネル付きモデル「Flex 550(14)」が2020年夏から販売され始めました。

同じ14インチでは、タッチパネルなしモデルの「S340」があります。タッチパネルをお求めでない方は以下の記事と合わせてお読み頂くと分かりやすくなっています。

※Lenovoがどういう企業かご存じない方はこちらを。保証、サポートの説明を含めて以下の記事にまとめられてます。

「C340」と「S340」を比較した際に、価格としては おおよそ5,000円前後です。その差額で、一体何が変わるのか。

以下は「C340」にあって「S340」にないものです。

光沢感のある、IPS液晶、フルハイビジョン。

・タッチパネル対応(10点のマルチタッチ)。

・アクティブペン同梱。

・360度裏返るコンパーチブルモデル。

IdeaPad C340 (14)の性能表

※2019年4月16日発表モデルは全て売り切れました。

C340(14 Intel)・2019年9月10日発表モデル

C340・正面

Lenovo Ideapad C340
Intel CPU搭載機種2019年9月10日
カラー プラチナグレー
OS Windows 10 Home 64 bit
CPU Core i5-10210U
1.60/4.2GHz<4C8T>
PassMark理論値 8,775
Cine R20(M)1,206
Core i3-10110U
2.1/4.1GHz<2C4T>
PassMark理論値 6,026
Cine R20(M)1,015
メモリ 8GB 4GB
オンボード、空きスロット×0。交換増設不可。
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD 128GB SSD
※SSDは全てPCIe-NVMe/M.2対応です。
ディスプレイ LEDバックライト付 14.0型 FHD IPS液晶
(1920×1080) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり
プライバシー
シャッター
あり
グラフィック UHD グラフィックス
無線通信 IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)
Bluetooth v4.2
有線LAN なし
質量 約 1.65kg
バッテリー 約 13.3時間
指紋認証 あり
Office Office Home and Business 2019
(Office 搭載モデルのみ)
リリース 2019年9月10日
officeなし
期待価格
81TK001CJP 81TK001BJP 81TK0019JP
¥72,930 ¥67,320 ¥59,565
officeあり
期待価格
81TK001DJP 81TK001KJP 81TK001AJP
¥93,775 ¥87,725 ¥80,520
CPU Core i7-10510U
1.80/4.9GHz<4C8T>
PassMark理論値 9,565
Cine R20(M)1,523
メモリ 16 GB
オンボード、空きスロット×0。交換増設不可。
ストレージ 1TB SSD (PCIe NVMe/M.2)
officeなし
期待価格
81TK001FJP
¥96,800
officeあり
期待価格
81TK001EJP
¥118,030
特 徴 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー。
65WのACアダプタ。アクティブペン。
1年間 引き取り修理。バックライトキーボード。

※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2021年4月29日現在の価格にて表示しています。
※納期は流動的に変動します。リンク先のページにて表記されていますので、ご注文の前にご確認下さい。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。

 

CPUがi3でも第10世代(Comet Lake)であるなら、一般使いで十分なパフォーマンスを得られます。しかし、メモリ4GBではオススメしずらいです。

「C340」の場合、タッチパネルとペンが同梱していることを考えれば、絵を描くために購入を考える人は多いと思います。

Adobe系やクリップスタジオ、SAIなどで多重レイヤーを重ねて描き続けたい人なら、 i5以上でメモリ8GBは必須と考えた方がいいです。

特に厚塗りでがっちり描く、複数枚数のデータの多い漫画を共同で描く、などの使用目的があるなら、i7まであった方が良いです。

特にそうしたものではなく、あっさりとコミカルに描く程度なら i5以上とメモリ8GBで十分お役に立ちます。

 

S340(14 AMD)・2019年5~6月発表モデル

AMDモデルのラインナップは少ないですが安くてお求めやすくなっています。

元々が安いので大きな価格差ではありませんが、それでもIntel搭載機と比較して、同程度の性能で6,000円前後の価格差があります。

Ryzenのコスパは素晴らしいのですが、ソフトによってパフォーマンスにバラつきがあることから、オールマイティーに性能を発揮したいなら6,000円の価格差分を払う価値はあるかもしれません。

特にそうしたこだわりがないなら、Ryzenシリーズはオススメとなります。

また、Ryzen同士で比較するなら、安くすることを考えれば Ryzen 3ですが、一万円差でストレージが倍になること。PCIe接続で速度が上がること。PassMarkで3000のスコア差を上げられること、などを考えれば、長期的な使いやすさを考えて、Ryzen 5が断然オススメになります。

シリーズ名

Lenovo Ideapad C340
AMD APU搭載機種

カラー プラチナグレー
OS Windows 10 Home 64 bit
CPU Ryzen 5 3500U
2.1/3.7GHz<4C8T>
PassMark理論値 7,842
Cinebench R20(Multi)1,483
Ryzen 3 3200U
2.6/3.5GHz<2C4T>
PassMark理論値 4,748
Cinebench R20(Multi)751
メモリ 8GB (内、オンボード4GB)
空きスロット×0
増設 交換・増設不可。
ストレージ 128GB
(SATA)
256GB
(PCIe NVMe/M.2)
ディスプレイ LEDバックライト付 14.0型 FHD IPS液晶
(1920×1080) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり
プライバシー
シャッター
あり
グラフィック Radeon Vega3
グラフィックス
Radeon RX Vega10
グラフィックス
無線通信 IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)
Bluetooth v4.2
有線LAN なし
質量 約 1.65kg
バッテリー 約 9.5時間
セキュリティ なし
Office Office Home and Business 2019
(Office 搭載モデルのみ)
リリース 2019年5月14日 2019年6月18日
officeなし
期待価格
81N6001RJP 81N6001TJP
¥55,660 ¥50,490
officeあり
期待価格
81N6001QJP 81N6001SJP
¥73,920 ¥70,840
特 徴 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー。
65WのACアダプタ。アクティブペン。
1年間 引き取り修理。バックライトキーボード。

※価格は全て税込、送料込みの表記です。
※2021年4月29日現在の価格にて表示しています。
※納期は流動的に変動します。リンク先のページにて表記されていますので、ご注文の前にご確認下さい。
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。

 

IdeaPad C340 (14)の特長

C340を近しいタッチパネル機種と比べた時の違い

同じタッチパネル付きというカテゴリーで考えるなら、筆頭に挙げられる「Surfeceシリーズ」は高解像度で人気があります。ですが、いかんせん値段が高いです。

本体価格に加えてペンやタイプカバーも、それなりの値段がします。

特別なキャンペーンがない限りは別売りですから、i5で全て揃えようとしたら13万円以上を覚悟しないといけません。

「C340」なら、その半額とまではいきませんが、6割程度に抑えて同等クラスの性能が手に入り、さらにペンも同梱しているのは嬉しいところ。

しかし、「C340」は基本的に光沢ありの画面です。

C340 S340 S540
タッチパネル あり なし なし
光沢 あり なし なし
液晶形式 IPS TN IPS

光沢なしを選ぶなら「S340」か、「S540」を選ぶしかありませんが、「タッチパネルは欲しい。しかし光沢なしで目に優しい方がいい」となると他社を選ぶしかありません。

そうした時、よく引き合いに出されるのが、DynaBookの「DZシリーズ」や「VZシリーズ」です。こちらは光沢なしでありながらタッチパネルが付いています。もちろんペンやキーボード部も同梱しています。

VAIOファンなら「A12」も光沢ありなしを選択できて良いのですが、CPUの処理能力が弱めなのと、いかんせん値段が高めです。

そうして、他社含めてざっと見ていくと、光沢のあるなしに関わらずにタッチパネル付きで値段を優先…という条件で見ると「C340」が最もリーズナブルでオススメと言えるのです。

 

液晶についての説明

こちらと同様の説明は「C340」や「S540」のページにも掲載しています。

液晶パネルは実機を見ないと、どのように見えるかを説明しずらいものですが、それぞれの液晶方式を説明すると以下のようになります。

説明を読むのが面倒な方は、画像を見て下さい。

左がTN。右がIPSです。


※画像のリンク先はモニター説明サイトに繋がっています(英語)。

誇張ではなく、実機を見てもこれくらいの違いがあります。

真正面から見た時でも色合いの違いは歴然としていますが、斜めから見た時の綺麗さ(視野角の広さ、と言います)は全く違います。

これらを見て「IPSの方が絶対いい」と思った方は多いと思います。

S540(IPS)」と、「S340(TN)」のラインナップは価格差一万円といったところですが、加えてタッチパネル付きの「C340」はIPSですから、やはり見やすい液晶をしています。

それでいて、価格差が大してありませんので、タッチパネルにこだわっていない人でも「IPSは絶対欲しい」という人は、「S540」が品切れだったり、納期が長いようだと「C340」を選ばれることもあります。

 

3種類の液晶パネル(TN、VA、IPS)について

IPS(In-Plane Switching)

視野角(斜めから見える角度)が広いので、パソコンでは最も見やすい液晶と言われています。ただし、製造コストが高めです。

外付けモニターでは60Hzに多く採用されているパネルです。

 

TN(Twisted Nematic)

速い動きの描写に向いています。製造コストが安いため、安価なパソコンには採用されがちですが、色が褪せやすく、美しさの点では劣ります。

外付けモニターでは144HZ以上のモニターで採用されています。

 

VA (Vertical Alignment) 

視野角、色再現性、応答速度ではTN方式よりも優れますが、視野角、色再現性ではIPS方式には劣る、という中間の位置づけです。

 

外観、大きさ、接続口など

「C340」は電源ボタンの位置が違うくらいで、基本的に「S340」とほぼ同じ外観をしています。

一番の違いとしては、コンパーチブルモデルとして360度の裏返りを可能にしている特殊なヒンジ構造でしょう。

この構造自体は他社のコンパーチブルモデルにも言えることですが、ヒンジが機体の内側に入っているので、落としたりぶつけたりした時に可動部を痛めづらいという利点も併せ持ちます。

長年パソコンを持ち運んでいる人は一度くらい、落としてヒンジを割ってしまった、という経験をした人も多いと思います。

結局のところ、平面からの加圧で100kgの拷問テストに耐えられても、僅かな衝撃で壊れるヒンジ部分は弱点となってしまいます。

そう考えると、他の兄弟機種にはない利点としては「ぶつけた時にヒンジがこわれずらい」という利点も付け加えることができます。

また、カメラアイにプライバシーシャッターが付いているのも嬉しいワンポイントです。

ThinkPadでいう「ThinkShutter」のことですが、いつハッキングされて覗かれているか分からない昨今では、ソフトウェアでの操作よりも、物理的なシャッターが付いていた方が安心できると思います。

他、キーボードはIdeaPadの14インチ共通の形状をしています。以下、S340の画像をご参考に。

※キー配列や形状はほとんど同じですが、最上段のFNキーの機能の割り当てはモデルと発売された時期により若干変わります。

※キー配列を変更したい人はフリーソフトの「X Button Maker」を使えば変更可能です。

※他の写真は英字キーボードのものがありますが、基本的に日本語サイトから購入すると以下の日本語キーボードとして届きます。

S340及び、他の14インチモデルの共通キーボード

C340(14)

※写真は英字キーボードになっていますが、日本語ページで注文すると、届くのは日本語キーボードです。

大きさは「S340」2~3mm大きい、という程度でほぼ同じ。

C340(14)の大きさ比較

コンパーチブルの基本的な使い方としては、やはりタブレット形状にしてのペン操作です。

「C340」はペンも同梱しているので、本体の他に余計な買い物が少なくて済みます。

C340(14)のタブレットモード

※現在、日本向けモデルには、ペンの色がシルバーになっていることが多いです。

 

ヒンジ側の液晶部は黒くなっているので、表示や反応はしません。

これは片手で持ちながらのタブレット操作をする時に持つ部分になります。

これはSurfaceの記事でも紹介しましたが、絵を描く人がタッチパネル付きPCを買う時には、セットで2本指グローブを用意しておくのをオススメします。

Wordやキャプチャーした画面に書き込む程度なら不要ですが、長時間、描き続けるなら必須と思った方がいいです。

タッチで動かす時、机の手前まで寄せて複数人に画面を見せたい時などは、下図のように途中の角度に止めてタッチ操作すると便利です。

他、様々な使い方でできると思いますが、そういった意味ではアイデア次第でスタイルが変わるパソコンと言えましょう。

 

IdeaPad S540 (14)の接続口

接続口は「S340」と変わりありませんので同じ説明になります。

1. 電源ジャック
2. HDMI
3. USB3.0 Type-C
4. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

5. Novoボタン
6. 電源ボタン
7. SDカードリーダー
7. USB3.0
8. USB3.0 (Powered USB)

接続口はUSB端子は右側のみで2つ。

SDカードがフルスロットサイズを右側から。

Type-Cが左側にありますので、micro SDを読み込みたいとか、VGA端子でモニターと接続したいなど、一通りの拡張は左側からが良いと思います。

Type-C拡張ツールのオススメとしてはこういったもの。

一通りが接続しやすく、転送速度も早くて値段もそこそこ。

なによりLANケーブルの接続口があります。

海外メーカーはLANケーブル含め、他の接続口を機体から外した造りにすることは多いですが、「S340」や「S540」も見ての通り有線LANポートはありません。

無線は便利ですが、いつも使えるとは限りませんし、有線の方が安定する状況もありえます。

出張でホテルに移動したら、SSIDを探してパスを入力するよりLANに繋げた方が速いのですから。
若干、少なくなりましたが全てのテーブルにLANケーブルが飛び出ているカフェで使う場合も同様です。

 

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