軽量ノートパソコンは色々ありますが、主に軽さと性能が重視されます。
デスクトップと最も異なるのは、「持ち運びが出来る=安定していない」という点で、特に機体が軽ければ軽いほど、タイピング操作の際に本体が揺れてしまい、打ち心地が悪くなります。
ずっしりと重ければ安定し、タイピングもしやすくなりますが、今度は持ち運びに向かなくなっていきます。
この二律背反をいかに両立させるか。
今回は、ある程度の軽さを犠牲にしつつも、タイピングに重きを置いた「UZ63シリーズ」をご紹介します。
※こちらのモデルは完売しました。多くのご利用、ありがとうございました。
法人名義でダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
多くの直販パソコンでは、領収書代わりとして使用できる証明書を発行しています。
ダイナブック(旧東芝ダイレクト)も「出荷納品証明書」というのを商品と一緒に送付できます。
こちらをクレジットカードの明細書などと一緒にすれば、ほとんどの会計処理は通ります。
手順としては、注文完了後に出てくる受注番号を「DynaBookあんしんサポート」に連絡して、そのように希望を伝えれば良いだけですので簡単です。
どうしても「領収書」でなければいけない場合。
支払い方法をコンビニ払いなどにして頂ければ、支払ったコンビニ店の領収書として受け取ることができます。
また、法人窓口からご購入いただけると、支払い方法が「カード一回払い、または銀行振り込み」のどちらかしか受け付けられませんが、それで問題がなければdynabook(株)発行の「領収書」を出してもらうこともできるようになっています。
UZ63シリーズ性能表
DynaBook UZ63、2019年冬モデル
シリーズ名 | UZ63、2019年冬モデル | ||
---|---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||
カラー | ■オニキスブルー | ||
CPU | Core i7-8565U (1.8/4.6GHz) PassMark 8,891 |
Core i5-8265U (1.60/3.4GHz) PassMark8,117 |
|
メモリ | 16GB(8GB×2) /最大16GB |
8GB(8GB×1) /最大16GB |
|
※お客様ご自身でメモリの交換・増設はできません。 交換・増設は、DynaBookあんしんサポートへご相談ください。 |
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ストレージ | SSD 1TB(PCIe) +32GB Optane |
SSD(SATA) 512GB |
SSD(SATA) 256GB |
光学 ドライブ |
ー | ||
ディス プレイ |
FHD 軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶 (IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット |
||
※ディスプレイサイズは13.3インチです。 | |||
無線 通信 |
IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠 Bluetooth Ver5.0 |
||
サウンド | harman/kardonステレオスピーカー | ||
接続口 | [右側]microSDカードスロット×1、HDMI出力端子×1 USB Type-C(Thunderbolt 3対応)=電源コネクタ×2 |
||
[左側]USB3.0×1、マイク入力×1、 マイク入力/ヘッドホン出力端子×1 |
|||
質量 | 約1,098g | 約1,090g | |
バッテリ | 19時間(JEITA 2.0) | ||
Office | Microsoft Office Home & Business 2019 (Office搭載モデルのみ) |
||
リリース | ↓2019年秋モデル(2019/9/10 発表)↓ | ||
officeなし 期待価格 |
W6UZ63CLLA |
W6UZ63CLLB |
W6UZ63CLLC |
完売 | 完売 | 完売 | |
officeあり 期待価格 |
W6UZ63BLLA |
W6UZ63BLLB |
W6UZ63BLLC |
¥152,680 | 完売 | 完売 |
※価格は全て税込表記です。
※2021年1月17日現在の価格にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
今年の秋口に販売されたモデルですが、従来機に比べて以下の点が強化されました。
・「Bluetooth Ver5.0」に対応
従来までのBluetooth4.2 → 5.0に。
もっとも、使用者にとっての大きな違いはありません。念の為、以下ご参考までに。
・最上位機種がPCIe接続SSD+32GB Optaneに変更
あくまで最上位機種のみですが、従来機のSSDより早いPCIe接続である上にOptaneメモリ搭載で、処理速度がさらに加速しています。
処理待ちと無縁の速度と、大容量記憶領域が欲しい方は「W6UZ63CLLA」「W6UZ63BLLA
」の最上位がおススメです。
・CPU型番が上がった
同じ第8世代でも Kaby Lake → Whiskey Lake へと型番が上がり、計算容量が1割増しです。
もっとも、このくらいの違いは体感速度としてはほとんど分かりませんので、使い勝手も変わりません。重たい作業に入った時に違いが分かる、という程度です。
それよりもお値段や重さ、デザインを気にする人の方が多いと思います。
UZ63のProシリーズ、2019年春と秋モデル
シリーズ名 | UZ63のProシリーズ 2019春と秋モデル |
|
---|---|---|
OS | Windows 10 Pro 64 bit | |
カラー | ■オニキスブルー | |
CPU | Core™ i7-8550U (1.8/4.0GHz) PassMarkで8,333 |
Core™ i5-8250U (1.6/3.4GHz) PassMarkで7,668 |
メモリ | 16GB / 最大16GB | 8GB / 最大16GB |
※お客様ご自身でメモリの交換・増設はできません。 交換・増設は、DynaBookあんしんサポートへご相談ください。 |
||
スト レージ |
SSD(SATA) 512GB |
SSD(SATA) 256GB |
光学 ドライブ |
― | |
ディス プレイ |
FHD 1,920×1,080(IPS液晶) | |
※ディスプレイサイズは13.3インチです。 | ||
無線 | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(Wi-Fi準拠) / Bluetooth Ver4.2準拠 |
|
サウンド | インテル® ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 ステレオスピーカー、デュアルマイク |
|
接続口 | [右側]microSDカードスロット×1、HDMI出力端子×1 USB Type-C(Thunderbolt 3対応)=電源コネクタ×2 |
|
[左側]USB3.0×1、マイク入力×1、 マイク入力/ヘッドホン出力端子×1 |
||
セキュ リティ |
指紋センサー、 Intel® PTT | |
質 量 | 約1.08kg | |
バッテリー | 約16.5時間 | |
Office | Office Home and Business 2019 (Office 搭載モデルのみ) |
|
リリース | ↓2019年秋モデル(2019/11/12 発表)↓ | |
Office なし 期待価格 |
PUZ63NL-NRA |
PUZ63NL-NRB |
完売 | 完売 | |
Office あり 期待価格 |
PUZ63NL-NHA |
PUZ63NL-NHB |
完売 | 完売 |
※価格は全て税込表記です。
※2021年1月17日現在の価格にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
シリーズ名 | UZ63のProシリーズ 2020春と秋モデル |
|
---|---|---|
OS | Windows 10 Pro 64 bit | |
カラー | ■オニキスブルー | |
CPU | Core i7-8565U (1.8/4.6GHz) PassMark 8,891 |
|
メモリ | 8GB / 最大16GB | |
※お客様ご自身でメモリの交換・増設はできません。 交換・増設は、DynaBookあんしんサポートへご相談ください。 |
||
スト レージ |
SSD(SATA) 512GB |
|
光学 ドライブ |
― | |
ディス プレイ |
FHD軽量・高輝度 TFTカラー LED液晶 (IGZO・ノングレア)1,920×1,080ドット |
|
※ディスプレイサイズは13.3インチです。 | ||
無線 | IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac準拠 Bluetooth Ver5.0 |
|
サウンド | インテル® ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 ステレオスピーカー、デュアルマイク |
|
接続口 | [右側]microSDカードスロット×1、HDMI出力端子×1 USB Type-C(Thunderbolt 3対応)=電源コネクタ×2 |
|
[左側]USB3.0×1、マイク入力×1、 マイク入力/ヘッドホン出力端子×1 |
||
セキュ リティ |
指紋センサー | |
質 量 | 約 1,063g | |
バッテリー | 約 19時間 | |
Office | Office Home and Business 2019 (Office 搭載モデルのみ) |
|
リリース | ↓2020年春モデル(2020/4/28 発表)↓ | |
Office なし 期待価格 |
W6UZ63RPLA | |
¥116,380 | ||
Office あり 期待価格 |
W6UZ63PPLA |
|
完売 |
※価格は全て税込表記です。
※2021年1月17日現在の価格にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
UZ63シリーズはProモデルになると、Homeの最新版ではなく旧来の性能に戻りがちでした。
しかし2020年4月28日に出てきたProモデルはHomeにもなかった11ax+のWifi6対応になったり、IGZOパネルが搭載されてバッテリー時間が伸びて19時間駆動になったりと、良いことづくめです。
ただ、Proモデルになると「harman/kardon」のスピーカーはなくなり、ノーマルのステレオスピーカーになる点だけご注意を。
今しばらくはラインナップが少ないですが、おそらくコロナ問題がひと段落したあとで増えていくのだと思います(その際には、こちらに追記していきます)。
UZ63シリーズの特徴
今でこそ「GZシリーズ」は軽さ800g台を筆頭に売れていますが、「UZシリーズ」が販売を始めた頃にはDynabookで1kgを切ることがありませんでした。
頑健。
しかし、重い。
旧東芝時代の最後に設計された機体ということもあって、1.1kg弱は当時の標準的な重さでした。
店頭では良く比較される「GZシリーズ」と「UZシリーズ」ですが、見た目こそ似ているものの中身はまったくの別ものです。
シャープのIGZOパネルを組み合わせてDynabookが設計した結果、「GZシリーズ」が生まれました。
「UZシリーズ」は逆に基本設計をそのままにしつつ、IGZOパネルを組み入れました。
その結果、バッテリー時間の長さを伸ばしつつ、Thunderbolt 3対応をそのまま生かせています。
質量もやや軽くなった程度ですが、代わりに、素晴らしい打ち心地を約束してくれます。
「GZシリーズ」の影に隠れてしまい、なかなか前面に出てこない機体ですが、もし、これを読まれている方が外出先でのタイピングが多い方ならオススメできます。
または、大容量のデータを軽量小型の外付けSSDで持ち運びたいという方なら、まさに「UZシリーズ」が最適の機体と言えましょう。
UZ63の長所

一度は考えたい、ベストマッチの抱き合わせ商品
選んだパソコンが「Thunderbolt 3」対応であるなら、セットで揃えておきたいのがこちらの外付けSSDです。
元々、SSDはHDDよりも安全に持ち運びができますが、Panasonic から出ているというところが、より手堅く安心感があります。
大きさはタバコの箱の半分以下くらいになります。
私も手に持ってみたのですが、ハードディスク世代の感覚からすれば、この小さな中に1TBも入るのか!と驚きました。
転送速度も下記の通り、大量のデータも瞬時に移動ができます。
大容量を安全に持ち歩きたい人には最良の選択肢となりえるでしょう。
「値段が高すぎるよ!」という人は、以下はどうでしょう。
上記のPanasonic製のように最初から完成された形ではないので、「SSDを入れるケース」+「中に入れるSSD」を両方買って、自分で組み合わせます。
自分でパソコン関連の部品をいじるのに拒否反応を示す方もいますが、ご安心下さい。
M2スロットのSSDをプラスドライバーで固定すれば、蓋を閉めるだけでできます。プラモデルよりも簡単です。
ひと手間かかりますが、値段の差は見ての通り。
1TBの大容量、異次元の超高速が合計3万円もかからず手に入ります。

ケースと中身のイメージ図
高速転送可能なThunderbolt 3対応、外付けSSD(組み合わせ) |
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型 番 | 正式型番不明 | CT1000P1SSD8JP |
販売 ページ |
Amazon 購入 Yahoo! 購入 |
Amazon 購入 |
容 量 | ケースのみ | 1TB |
値 段 | ¥19,142 | ¥16,000 |
合計金額 | ¥35,142 | |
対応SSD | Type2280 の M.2 NVMe PCIe3.0×4 に対応 | Type2280 の M.2 NVMe PCIe3.0×4 |
転送速度 | 読み出し:最大2800MB/秒 書き込み:最大2500MB/秒 |
読み出し:2000MB/秒 書き込み:1700MB/秒 |
電源 | USB(Type-C)、バスパワー | ー |
素材 | アルミ製 | ー |
外形寸法 | 38 ✕ 110 ✕ 12mm | 22mm x 80mm |
質量 | 約 132 g (ケーブル除く) |
約 40.8 g |
合計質量 | 約 172.8 g | |
対応OS | Windows 7/8/10/ MacOS X 10.3 以降 |
ー |
注意点 |
※価格は全て税込表記です。
※2021年1月17日現在での価格にて表示しています。
利点としては超高速の処理速度が格安で手に入ることですが、欠点としては発熱量が大きいということ。
連続稼働させると軽く50℃を超えてくるので、まあまあ厄介な熱さです。
そこで、さらにオススメするのがこのような放熱パーツを活用して放熱効率を高める方法です。
見た目はちょっと不格好ですが、実用性重視で考えれば、これくらいは許容しても良いのではないでしょうか。
ここまでコスパ良くできるなら、「Thunderbolt 3対応パソコンとセット」で考える時代になったと言えそうです。
UZ63の短所
まとめ
この機種の特徴をまとめると、「拡張性の高いUSB Type-C(Thunderbolt 3対応)」とのセットでいかに使いやすい組み合わせを活かせるか、に焦点が当てられます。
本体の造りが良いだけに、GZと並んで購入を迷う人もいると思います。
300gの重さの差があるだけに、持ち運びの頻度が高いならGZ。
打ち心地(打感)と USB Type-C(Thunderbolt 3対応)を優先するならUZという切り分けで考えてみてはいかがでしょうか。
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