Dynabook Direct の中でも売れ筋の筆頭がPZシリーズです。
コスパ良く性能、機能、ともに安心してオススメできる内容であることから、売れ筋となるだけのものを備えています。
今回はPZシリーズの最新機種「PZ/HUシリーズ(2021年モデル)」をご紹介します。
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※当サイトでは、dynabook directのレビューした機種は、全ての特別価格と納期情報を掲載しています。ほぼ毎日更新中。
キャンペーンの終わり期間は未定です。
本日ラストです!
DynaBook PZ/HP(2020秋冬モデル)の特徴
位置付けと特長
基本的な機体構成は変わりませんので、デザイン的な変更はありません。
そういう意味で、大まかな特徴は「PZ/HPシリーズ(2020年モデル)」の以下の記事を参照頂くと分かりやすいと思います。
カラーリングが黒のみでディスクドライブなし。接続口の内容なども変わりません。もし、ディスクドライブありきで考えるなら、同じ黒を基調としたデザインなら「BZシリーズ」。明るい色合いが良いようでしたら「AZシリーズ」、という切り分け方です(コスパ的に優れているPZの方が売れています)。
今回の主な変更点は下記の四点です。
・Windows10→11搭載になった。
・Office2019→2021搭載になった。
・AIノイズキャンセラーの機能が追加された。
・新CPUが塔載された。
Windows10→11搭載に、Office2019→2021搭載に
今はどのメーカーもWindows11を出し始めていますので、Dynabookもその流れに沿ってOS変更となりました。
併せてOffice2019 → 2021搭載となっています。
決められた通りの使い方しかしないので、Officeの年度にはこだわらない、という方は少なくありません。今回の変更点は便利なものを知らなければ不便とは思いませんが、使ってみたら快適さが味わえる、といった類の改良版です。
目が疲れないよう黒地に白文字のダークモードが使えたり、ネット上のファイルを複数人で編集する機能が強化されるなど。特にExcelの関数が増えたのを目当てにする方は多いようです。
AIノイズキャンセラーの機能が追加された。

AIノイズキャンセラーのイメージ図(公式ページより)
AIノイズキャンセラーは他のメーカーも出しているので、今後の一般向けPCのスタンダードになる機能だと思います。Web会議の際に威力を発揮し、周囲の余計な雑音をカットし、話している人の声だけを選り分けて相手に届けてくれます。
会社勤めあるある話として、会議室を抑えようとしても他の部署が使っていて場所が取れない、急いで対応したいWeb会議が発生した、などの時に威力を発揮します。大部屋の片隅でヘッドセットを付けてのWeb会議でも急場を凌ぎやすくなります。
新CPUが塔載された。
旧機種から順に
PZ55 (2019)が第10世代Core
PZ/HP(2020)が第11世代Core
PZ/HU(2020)が第11世代Coreの追加型番
このように進化してきました。
2020年から2021年にかけては同じ11世代型番ですから、さして違いがないように見えますが、計測してみるとかなりの違いが出ています。
特にシングルスレッドでRyzenのZen3アーキテクチャを超えてきたのは素晴らしく、普段使いでのレスポンスの良さを提供してくれます。
詳しくは内部性能の項目をご覧ください。
外観について
デザイン的な特徴
前回と同様のデザインになりますが、改めて外観の写真をまとめますと以下のようになります。

「PZ/HUシリーズ(2021)」正面、内容物一覧
基本的に色は黒一色です。
インカメラにプライバシーシャッターは付いていませんが200万画素の高画質カメラを備えています(通常は92万画素が多い)。
機体全体に横線の細かい凹凸が走っています。これにより手脂や指紋が目立ちづらくなっています。

「Dynabook PZ/HUシリーズ(2021)」の右下の角アップ
最大まで開いた時の角度が以下の通りです。
ヒンジ内側の右側には廃熱口があります。一番熱を持つ部分ではありますが、手を置く場所ではないので使っていて不快感はありません。
背面はメモリ交換増設用のスロットへのアクセス窓があり、+のドライバーで簡単に開けられます。蓋がやや硬く噛んでいるので、ネジを緩めた後で傷つかないようこじると開けやすいです。
メモリ型番を間違わず、静電気に気を付けながらであれば、どなたでもメモリの交換増設は可能です。ストレージの交換まで入ると裏蓋全体を外さないといけないので大変ですが、慣れた人ならできそうです。
適合すると思われるバルク版メモリはこの辺りです。Dynabookの場合は、自分でメモリの交換増設を行っても、本体が保証対象外にはなりません。ですのでi5モデルを買って、すぐにメモリ増設しても問題ありません。
天板中央にロゴ。シンプルなデザインです。
外観比較として、以下、同じ黒筐体、同じ樹脂製(プラスチック)同士のLenovo「ThinkPad E15 Gen 3(AMD)」と並べたものになります。
「ThinkPad E15 Gen 3(AMD)」の方が指紋、手脂の付きやすさが欠点としてありますが、その点さえ問題なければデザイン性はほぼ同じに見えます。
ただ、性能的、画面の綺麗さなどで見ると色々と違いがあります。
詳しくは各項目をご覧ください。
接続口

「Dynabook PZ/HUシリーズ(2021)」の接続口
USB Type-A が右に2つ、左に一つ。ディスクドライブこそありませんが、LANの接続口やSDカードのフルスロットサイズを備えていたりと、できるだけ接続口をなくさないDynabookは、誰にでも扱いやすくて安心してオススメできます。
特にSDカードのフルスロットがあると写真の取り扱いがしやすくて良いです。搭載されている第11世代Core『TigerLake』や色域の広い液晶と合わせれば、写真のレタッチに向いている機体とも言えます。
残念なのはType-Cが Thunderboltに対応していないことですが、USB3.1 Gen2ですので最大で10Gbpsの速度でデータ転送が可能です。
三枚モニターを試してみたら

Dynabook PZ/HUでType-C経由で三枚モニター出力してみた様子
「Dynabook PZ/HUシリーズ(2021)」のType-Cはディスプレイ出力対応です。
テレワーク需要が増えてきた昨今、性能の良い割安ノートPCを買いつつ、3枚くらいのモニターに出力して作業環境を整えたい人は一定数、いらっしゃると思います。もちろんデスクトップもオススメですが、いざという時に動かせるようにしておくならノートPCで対応できる機種を購入しておくに越したことはありません。
アルパカが試したType-Cの変換アダプタ
エレコム製「DST-C09BK」と、mreechan(実はHuawei)製「ASIN:B07X659B4Z」、及び GADEBAO製「GADEBAO 3-IN-1」で確認してみました。
結論、mreechan(実はHuawei)製「ASIN:B07X659B4Z」だけ、ディスプレイ信号を認識しませんでした。過去、他機種でもこのアダプタだけ挙動が不安定になることがあったので、エレコム製、またはGADEBAO製のいずれかで考えた方が良いと思います。
ACアダプタ(PA5367U-1ACA)について
ACアダプタの型番は「PA5367U-1ACA」、長さは180+50=230cm。重さは259.5g。定格電力は65Wとなっており、メガネケーブルは海外でも通用しやすい250V用でした。
この「PA5367U-1ACA」というACアダプタはDynabookに採用されているL字プラグとしては標準的なもので、Type-C充電器を採用していない65W給電のものは大抵これです。
ただ、眼鏡ケーブルの耐圧電力はロットナンバーによって違っており、今回アルパカは250Vを手にしましたが、同じ型番のPZシリーズを買ったとしても、250V対応とは限りませんのでご注意下さい。
本体との接続はL字プラグになっていますが、この機種はType-C対応のPD充電対応です。予備を考えるのであれば他社製でも良いので、Type-C充電器がオススメです。
実際に充電してみると、18Wと20Wでは充電できず。30Wだと充電マークが明滅する現象が発生しており安定しませんでした。45W以上のPD充電対応Type-Cで充電できます。
「PZ/HU」の互換アダプタ |
|||
---|---|---|---|
使用 | PD対応 電力 |
メーカー | 商品型番 |
✖ | 18W | cheero | CHE-324 |
✖ | 20W | AUKEY | PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black) |
△ | 30W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C2 |
〇 | 45W | Anker | PowerPort Atom III Slim (Four Ports) |
〇 | 65W | Proulx | GAN-65(White)のUSB-C1 |
※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。
以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで120g。PC用を65W、スマホを30Wなどで使い分けるとバッテリーが痛まなくて済みますのでオススメです。
キーボード
キーピッチはフルサイズに近い18.7mm。キーストロークは1.5mm。ほぼフルサイズキーボードといったところ。
打鍵感は固めの打ち心地ですが、底打ちというほどでもなく、特段、打ちづらさは感じません(念のため友人にもタイピングしてもらい共通意見に落ち着きました)。
逆T字の矢印キー、特殊キーも小さくなっておらず、広々と打てます。
残念な点としてはバックライトキーボードではないこと。また、NumLockキーのパイロットランプがないなどです。
良いところは抗菌効果が施されたキーボードであること。コロナ禍でも安心して使えます。
ディスプレイ:非光沢のFHD

「W6PZHU7FBB」の液晶パネル、シャープの「LQ156M1JW01」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示
輝度は240cd/㎡と一般的な明るさで、色域はsRGBカバー率が98.5%。Adobeカバー率が73.7%。
モニター型番は、前回までの「PZ/HP(2020年モデル)」と同じものでした。色合いが良く、見やすい液晶です。
視野角の広さは以下の通りです。
写真でも確認できますが、かなり斜めから見ても文字を読むことができます。これならどの角度からでも見やすく、使いやすい液晶と言えます。
特に画像では違いが出やすいので、以下、同じ15.6インチで数値の違う液晶、TN液晶との違いを並べています。比較頂くと違いが分かりやすいと思います。特に斜めになった時にも色が褪せないのが素晴らしいところです。
斜めから見た時に、画面が白けるかどうかで違いがあります。
※N15は斜め上からの写真を撮れていません。
内部性能について
Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間は約12秒でした。
性能の説明、まとめ
今回、PZ/HUに新しく追加された第11世代Coreが投入されました。
Core i7-1195G7
Core i5-1155G7
もっぱらAMDのRyzen 5000番台 Zen3 対抗モデルとして出されたものです。
DynabookにRyzen搭載モデルはありませんが、もし、他社のRyzenにしようか迷うようでしたら、以下の説明がお役に立つと思います。
今年の夏にご紹介した「Aero13」が1kgアンダーでありながら、Zen3を搭載していてコスパ良く、と推しどころ満載で未だに人気ですが、マルチはともかく、シングル性能では今回、投入された新型11世代Coreの方が一歩秀でています。
この価格帯に搭載されるノートPCとしては最上位クラスに位置しています。
基本的にこの能力があれば普段使いでなんら不便なことはありません。あとは重たいクリエイティブワークや、タイトなレスポンスがどれほどのものか、という部分が気になるところです。
PCMark10
以下、快適性を計測する PCMark10 の計測比較になります。電力設定を変えたものを含めて、より細かくご覧になりたい方はこちらの記事がご参考になります。
全体的な快適性能を計測したもの。
アプリケーションの起動速度。
ブラウジング(ネット)の処理能力。
ビジネスアプリ全般の性能。
各動作の快適性を表す「PCMark10」ですが、トータルスコアでは5000台半ば。
グラフィックカード付のモデルを除けば、「Aero13」のスコアと100ちょいしか違いません。
Core i7-1195G7 とメモリ16GBまでいかずとも、Core i5-1155G7 でも 5158 という高スコアをマークしています。i5モデルはメモリ8GBしかありませんが、それでもこだけの高スコアです。
アルパカ的には「App Start-up Score」を快適さの代表的な指標として見ていますが、同価格帯のRyzenシリーズを上抜いています。立ち上がりの速さはコーナーに強い車のようなもので、細かい作業の切り替えが多い人には向いています。ここがIntelの優れたところです。
「Web Browsing Score」を見ればブラウジングの速度も文句なしの数値です。後述していますがWEBXPRT3でも速度の速さが測定できています。
ビジネス用途で考えるなら「Productivity」ですが、Ryzen 7 5800U にようやく追いついた感があります。問題は Intel Core の苦手としていた「Spreadsheets Score」がまったく伸びず、Ryzenには大きく水をあけられたままという点です。
「Spreadsheets Score」は関数計算の能力を中心に計測した値なので、コピーや置換作業になると Intel Core の方が早く作業を終えることが多くあります。そのため、Excelは多用するけど関数計算をガッツリ組まれたシートは扱わない、という人なら気にする必要はありませんが、逆ならRyzenがオススメです。個別のOffice作業計測は以下の記事が参考になります。
他を見ていくと「Digital Content Creation」では優に8000を超え、Core i5-1155G7でも7375という高スコア。Ryzenシリーズだけでなく、従来までの第11世代Core『TigerLake』からも逸脱した数値となりました。特に「Photo Editing Score」の伸びが素晴らしく、平面のグラフィカルな編集系能力が高いことが分かります。写真のレタッチやデジ絵イラストの執筆にはもってこいでしょう。
試しにペンタブ(Wacom Cintiq 16)を繋げてクリップスタジオで落書き程度を行いましたが、まったく遅延なく快適に行えました。
色域も広いので、イラストの色合いを確認する際にも役立つモニターです。
難点を挙げるとすると、ノートパソコンの形状である以上、置き場所によってはショートカット操作が行いづらいことです。場所が広く使えるなら良いですが、そうでないなら「TourBox NEO」とセットで使うのが良いと思います。
また、「Video Editing Score」の能力も一段と高まりました。前回の機種でもAdobe系ならプレミアがまあまあ使えていましたので、より快適に使えるようになったと言えます。グラフィックカードが搭載されていないので書き出す時間がかかるのが難点と言えますが、4Kや長時間映像を扱わないなら問題なくお使い頂ける範囲です。
そういった意味で、以下、Adobe系にかかる時間をまとめてみました。
「Adobe lightroom classic」ではそこそこの速度に落ち着きましたが、何しろネットの速度が速いので、オンライン上でデータを扱う「Adobe lightroom」からの変換では、Surface Pro 8と並んで良い速度です。
※「Adobe Premire Pro・4K出力」では、Core i5-1155G7 の計測時にレンダリングエラーが出てしまいデータがありません。
※以下、その他の計測した内容になります(クリックかタップで見れます)。
ストレージ

小容量データ計測時

大容量データ計測時
普段使いの速度としては申し分のない速度です。
ただ、大容量になるとランダムアクセスの速度が半分以下まで減衰します。大容量データを整理する際には時間を多めに取っておいた方が良さそうです。
なお、256GBのストレージで購入した場合は以下の通りです。188GBが自由に使えますので、ローカルにデータを溜め込みたい人でなければ、すぐに使い切るようなことはなさそうです。
ただし、iPhoneのバックアップを取ろうとするのであればご注意下さい。以下、ご参考までに。
※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。

「Dynabook PZ/HUシリーズ(2021)」の258GB選択時のストレージ容量
Core i7-1195G7 と Core i5-1155G7 の高負荷パフォーマンス推移

Dynabook「PZ/HU」搭載Core i7-1195G7にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(最も高いパフォーマンス時)

Dynabook「PZ/HU」Core i7-1195G7にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(高パフォーマンス:バッテリー駆動時)

Dynabook「PZ/HU」搭載Core i5-1155G7にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(最も高いパフォーマンス時)

Dynabook「PZ/HU」搭載Core i5-1155G7にOCCTで負荷100%をかけた時の推移(高パフォーマンス:バッテリー駆動時)
Intel Core i7-1195G7 | ||
---|---|---|
最も高いパフォーマンス時 | ||
平均 | 最高値 | |
周波数 | 2,192.0MHz | 4,837.3MHz |
電力量 | 20.4W | 50.9W |
温度 | 98.1度 | 100.0度 |
Intel Core i5-1155G7 | ||
---|---|---|
最も高いパフォーマンス時 | ||
平均 | 最高値 | |
周波数 | 2,580.9MHz | 4,539.4MHz |
電力量 | 2.2W | 6.9W |
温度 | 35.9度 | 50.0度 |
今回は Core i7-1195G7 と Core i5-1155G7 の両方で100%稼働させてみました。
ですが、Core i7-1195G7 の計測値が正確ではないようです。
ログでは平均98.1度という高温になっていましたが、外側のサーモグラフから見ればそれほどの高温状態を続けて稼働しているとは考えづらく、エラーデータの可能性が高いです。いずれ機会がありましたら計測しなおします。
Core i7-1195G7 の場合、立ち上がった瞬間のピーク周波数が40秒ほどで徐々に下ってゆき、その後は緩やかに2500MHz近辺での推移に落ち着きます。がっちり速度重視で動きたい時には最初の40秒の作業に集中すると効率的です。
また、Core i5-1155G7 では電力設定に関わらず、周波数が上下する動作を続けます。特にどの時間帯が効率が良いというのは見当たりませんが、2分を超えてきた辺りで蓄熱が目立っていました。それでも十分、余裕のある熱量ですので安全に使える範囲です。
騒音計測はアルパカの部屋だと周囲の雑音が大きくて正確には計測できていません。体感的にはピーク時でも、おおよそ40db程度だと思います。気になるほどの駆動音ではありませんでした。
機体外側の温度推移・i7-1195G7搭載機

「Dynabook PZ/HUシリーズ(2021)」100%稼働による機体外側の温度推移:前面

「Dynabook PZ/HUシリーズ(2021)」100%稼働による機体外側の温度推移:背面
アイドル状態の際に30度前後、100%稼働5分経過で40度。10分経過で50度弱です。熱くなるのはモニター下部右側とキーボードの左面で45度程度ですから、不快感はありません。全体的に落ち着いた温度推移と言えます。
ただ、背面は左側がやや熱くなり57度。膝上での作業では不快に感じ始める温度ですので、高負荷作業時には卓上での作業と割り切った方が良さそうです。
性能表について
「PZシリーズ」はダイレクトのオリジナルモデルで、店頭販売しているカタログモデルはありません。
旧機体でも大きく見劣りする性能ではないため、2020年モデルのPZ/HPが安くなっているようでしたら、併せてお考え頂くのも良いと思います。
直販(ダイレクト)モデル
シリーズ名 | dynabook PZ/HU シリーズ 基本構成 |
---|---|
OS | Windows11 Home |
カラー | ■ ブラック |
CPU | Core i3-1115G4 Core i5-1155G7 Core i7-1195G7 |
メモリ | 8GB(8GB×1) 16GB(16GB×1) |
ストレージ1 | 256GB SSD 512GB SSD |
ストレージ2 | + 1TB HDD |
ディス プレイ |
FHD 広視野角 TFTカラーLED液晶 (ノングレア)1,920×1,080ドット |
グラフィック | インテルIris Xe グラフィックス(CPU内蔵) |
無線通信 | Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac) Bluetooth Ver5.0 |
セキュリティ | 顏認証 |
質量 | 約1.84kg |
バッテリ | 約 10.0時間 (実働予想 約6時間) |
Office | Microsoft Office Home & Business 2021 (Office搭載モデルのみ) |
リリース | 2021年11月11日 |
※バッテリーはJEITA2.0にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。
Youtubeの連続再生時間で制限のかかる時間から現実的な実働時間を表記しています。
※このシリーズには光学ドライブが搭載していませんので、項目を割愛しています。
基本構成は全て同じで、心臓部となるプロセッサーとメモリ、ストレージの容量が変わるだけです。
全ての組み合わせのお値段と納期は以下の通りです。
CPU | Core i5-1155G7 | |||
---|---|---|---|---|
色 | ■オニキスブルー | □パールホワイト | ■オニキスブルー | |
メモリ | 16GB | 8GB /最大16GB | ||
SSD | 512GB | 256GB | ||
Office なし |
特)W6PZHU5FCB | 特)W6PZHU5FAB | 特)W6PZHU5FBB | 特)W6PZHU3FAB |
¥92,180 ¥91,080 |
¥84,480 ¥83,380 |
¥77,880 ¥76,780 |
¥67,980 ¥66,880 |
|
在庫切 | 最短翌営業日出荷 | 在庫切 | 在庫切 | |
Office 付き |
特)W6PZHU5ECB | 特)W6PZHU5EAB |
特)W6PZHU5EBB | 特)W6PZHU3EAB |
¥111,980 ¥110,880 |
¥103,180 ¥102,080 |
¥93,280 ¥92,180 |
¥87,780 ¥86,680 |
|
在庫切 | 在庫切 | 在庫切 | 在庫切 |
※価格は全て税込表記です。
※2022年7月25日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。
この性能で10万円強でOffice付き。なしならi5でも9万円前後からというのは国内メーカーではかなりの高コスパです。追加投入された Core i3-1115G4 も i3 の割には性能が高く、クリエイティブワーク中心でないなら、一般のご家庭使いで困ることそうそうないと思います。
2020年モデルのPZ/HP よりはやや値上がりしたのは残念ですが、それを納得できるだけの性能上昇と言えます。
CPU | Core i7-1195G7 | |||
---|---|---|---|---|
メモリ | 16GB(8GB×2)/最大16GB | |||
SSD | 512GB | 256GB | ||
HDD | + 1TB HDD | |||
Office なし |
特)W6PZHU7FAB |
特)W6PZHU7FBB |
||
¥110,880 ¥109,780 |
¥102,080 ¥100,980 |
|||
在庫切 | 在庫切 | |||
Office 付き |
特)W6PZHU7EAB |
特)W6PZHU7EBB |
||
¥129,580 ¥128,480 |
¥120,780 ¥119,680 |
|||
在庫切 | 在庫切 |
※価格は全て税込表記です。
※2022年7月25日現在での価格と納期情報にて表示しています。
※上段が一般の会員価格。下段が特別販売会場を経由した価格です。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。
メモリ16GBと i7 はセットですが、何より Core i7-1195G7 のパフォーマンスの良さが際立っています。それなりのお値段にはなるものの、長く快適に使えるものを考えるのならオススメできる価格帯だと思います。
メモリ16とCore i5-1155G7の組み合わせが2月21日に出てきましたので追記しました。
平行作業が多くて、長く使っても速度を落としたくない、という方にはオススメ。後からメモリを自分で買って増設もできますが、そうしたのが面倒な方や、苦手な方は「W6PZHU5FCB」や「W6PZHU5ECB」が良いと思います。
PZ/HU(2021) Win11 Pro構成
Proモデルが2022年に入ってからリリースしていますので、追記しておきます。
ざっくり一万円前後上がりますが、Homeで在庫がない時に他機種を考えるくらいならPZの Pro モデルがいい、という方もいます。あとはやはり会社でのまとめ買いの定番として、ネットワーク内で使う都合から、セキュリティ的に Pro がいいなどで選ばれています。
以下、折りたたんでいますので、クリックかタップでご覧になれます。
最後に・まとめ
Dynabookの中でも定番であり鉄板の売れ筋A4ノートですが、その最新機種ということもあって、良いパフォーマンスを確認できました。惜しい点としては、
・キーボードがバックライト搭載ではない。
・カメラがプライバシーシャッターなし。
の二点ですが、ここを気にしない人にはオススメとなります。
本当は、価格が旧モデルよりも一万円近く高くなった、というのもあったのですが、2022年になって、かなり安くなってきましたので修正しました。ほぼ旧モデルと変わらずのお値段です。
逆に良い点としては、
・アプリの立ち上げや、ネットブラウジングの速度が速い。挙動がすこぶる良い。
・映像画像系のグラフィカルなクリエイティブワークが一段と強くなった。
・前回同様、画面の綺麗さ(色域、視野角の広さ)は継続。
といったところです。
普段使い、事務作業、軽いクリエイティブワークで使うなら、安心してオススメできる定番のA4ノートと言えます。
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