一般的なご家庭で使われるノートパソコンは15.6インチが主流です。
しかし、今回は15.6インチよりも微妙に大きくて使いやすくなった16.1インチ「Dynabook AZ66」シリーズをご紹介します。
※こちらのモデルは完売しました。多くのご利用、ありがとうございました。
法人名義でダイレクトモデルをご購入される場合、特に領収書が発行されるかどうかを気にされる方が多いと思います。
多くの直販パソコンでは、領収書代わりとして使用できる証明書を発行しています。
ダイナブック(旧東芝ダイレクト)も「出荷納品証明書」というのを商品と一緒に送付できます。
こちらをクレジットカードの明細書などと一緒にすれば、ほとんどの会計処理は通ります。
手順としては、注文完了後に出てくる受注番号を「DynaBookあんしんサポート」に連絡して、そのように希望を伝えれば良いだけですので簡単です。
どうしても「領収書」でなければいけない場合。
支払い方法をコンビニ払いなどにして頂ければ、支払ったコンビニ店の領収書として受け取ることができます。
また、法人窓口からご購入いただけると、支払い方法が「カード一回払い、または銀行振り込み」のどちらかしか受け付けられませんが、それで問題がなければdynabook(株)発行の「領収書」を出してもらうこともできるようになっています。
「DynaBook AZ66」シリーズの特長
AZ66シリーズの外見的特徴
カラーリング

AZ66・サテンゴールド

AZ66・サテンゴールド

AZ66・スタイリッシュブルー

AZ66・スタイリッシュブルー

AZ66・リュクスホワイト

AZ66・リュクスホワイト

AZ66・フォーマルロゼ

AZ66・フォーマルロゼ
※Directは基本色がゴールドですが、2020年8月27日リリースモデルで他の色も追加されました。
モニターについて
Dynabookの型番は数字の二桁目がインチ数と被るよう決められています。GZ63なら13.3インチ。CZ45なら15.6インチといった具合です。
ご紹介している通りAZ66を含む型番ですから、やはり16.1インチのモニターを持ちます。今時にしては珍しい大きさです。
一般的に言われるA4ノートパソコンは15.6インチのことで、多くのメーカーはベゼル(モニターの外枠部分)を細くして「より軽く、すっきりしたA4ノートになりました」というデザインで売りに出します。富士風のAHシリーズなどが良い例ですね。2020年6月モデルの「LIFEBOOK WA3/E2」あたりは重量2kgまでシェイプアップしています。一方のDynabookは真逆の路線を行きました。
機体を小さくするのではなく、モニター部を大きくしたのです。これにより、ベゼルが薄くなるのは他社と同じでも、若干のインチアップを果たして生まれたのが「AZ66シリーズ」です。
外観は変わらず、重さも15.6インチと同じく2.4kgに。しかし、ベゼルが約17mm → 11mmになった分、液晶面積は広めになりました。

DynabookのA4ノートパソコンのベゼル比較(AZ66、ZZ75、CZ45、AZ45など)
よくお歳を召した方が、文字が見づらいからフォント設定を大きくして使われますが、そうした時により見やすくなるので便利です。
通常、このような開発を考えるとコストがかかるので開発する側は避けるものですが、そこは液晶メーカーであるシャープ傘下になった影響があるのかもしれません。
ちなみに部屋の中で動かすことが多い人にとっては機体が軽い方が便利ですので「ZZ75シリーズ」がオススメです。
逆に机の上で普通に使う人にとっては、重さは関係ないので、少しでも液晶が大きく使える「AZ66シリーズ」が良いでしょう。
キーボードについて
キーボードはDynabookの中では標準的なものです。
キーピッチ(キーの中心から中心までの幅の広さ)19mm。打ちやすいフルサイズキーボード。
1.5mmのキーストローク(キーを押し込んだ時の深さ)。他社に比べると若干浅い、というくらいで、多くの人にオススメできるスタンダードな造りです。
接続口について
NZやPZのようにディスクドライブを外した造りにはなっておらず、従来通りのUSB端子が左右に合計3つ設置されています。有線LANもこの通り。
このシリーズ自体が上位機種だけで構成されていますので、ラインナップが増えない限りはディスクドライブはブルーレイディスクのみ。もちろん、大は小を兼ねると言う通り、DVDもCDも全て使えます。
SDカードのフルスロットサイズは正面から。
カードの認識は512GBまで対応しています。デュアルストレージ構造になっていますので、容量が足りなくて困ったということはないと思いますが、デジカメに入れていた大容量のSDXCメモリカードなどをそのまま読み込めるというのは嬉しいポイントです。
画面が広いという部分とも考えると、デジカメを扱う人には相性が良いモデルと言えます。
AZ66/L と M の機能、性能の特長
「AZ66/L」と「AZ66/M」は僅か2か月間程度しか発売期間に違いがないものの、以下の点で大きく違います。
CPUの違い
軽量な作業でも量が多くなってきたり、作業途中でウィンドウを閉じないまま他を使い、また次も…と幾重にも平行し続ける、などを繰り返していくと、第8世代の4コア+8Gメモリでもレスポンス低下は避けられません。
最近のアプリはアイドル状態でもメモリが消費されないように開発されていますが、それはあくまでもタスクマネージャーなどで見ている表向きの数値の話です。
実際に仕事でガンガン使うと分かりますが、メモリに余裕がある筈なのになぜか動きが悪くなる、など幾らでもあります。
そこまでハードに使い込まない人なら関係ない話ですが、そうしたことを気にするような仕事量の多い人、長期間をずっと使い続けても速度の減衰を最小限に抑えたいなら、構成表にある「Core i7-10710U」がオススメです。
グラフを見て頂いても分かるように、頭一つ分上の能力を持った6コアですので、グラフィックカード必須の専門的なアプリ(EDIUSや3dCADなど)やゲームをやり込みたい人でない限りは一通りの使い方は問題ありません。
無線規格11ax対応の違い
無線でのネット速度を気にする方はWifi6対応ルータとセットで「AZ66/M」にするのがオススメです。
※2020年6月現在、TP-Linkから出ているルータがWifi6対応で一万円以下から買えます。
現状のWifi5でも不便はないと思いますが、より早く。頻繁に記事をアップするブロガーの方や、オンラインストレージのデータを活用する方。有線は面倒だが速攻で注文を飛ばしたい、短期のトレーダーなどはWifi6の環境を活用できるようにしておくのをオススメします。
「DynaBook AZ66」シリーズの性能表
AZ66/Mシリーズ、Core i7-10710Uモデル
シリーズ名 | AZ66/M 第10世代モデル | ||
---|---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||
カラー | ■サテンゴールド | ||
CPU | Core i7-10710U <6C12T>(1.10/4.7GHz) :PassMark理論値 13,105 :Cinebench R20(Multi)2,364 |
Core i7-10510U 1.80/4.9GHz<4C8T> :PassMark理論値 9,565 :Cinebench R20(Multi)1,523 |
|
メモリ | 16GB(8GB×2) | ||
/最大16GB 対応 SDRAM PC4-19200(DDR4-2400) |
|||
ストレージ1 | SSD(PCIe) 1TB |
SSD(PCIe) 512GB |
SSD(PCIe) 256GB |
ストレージ2 | + 1TB HDD | ||
光学 ドライブ |
ブルーレイディスクドライブ | ||
ディス プレイ |
FHD 高輝度・広視野角 TFTカラーLED液晶(ノングレア) (省電力LED)1,920×1,080ドット |
||
※ディスプレイサイズは16.1インチです。 | |||
無線通信 | Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac) Bluetooth Ver5.0 |
||
有線LAN | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T (自動認識、Wake-up on LAN対応) |
||
サウンド | インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠 ONKYO製スピーカー、デュアルマイク |
||
接続口 | [右側]USB3.0×2、LANコネクタ×1 ヘッドセット/ヘッドホン端子×1 |
||
[左側]USB3.0×1、HDMI出力端子×1、 USB Type-C(Gen1:5Gbps、5V/2A対応)×1 |
|||
質量 | 約2.4kg | ||
バッテリ | 約9.0時間 | ||
リリース | 2020年6月17日 | ||
Office | Microsoft Office Home & Business 2019 (Office搭載モデルのみ) |
||
officeなし 期待価格 |
W6AZ66CMGA |
W6AZ66CMGB |
W6AZ66CMGC |
¥147,180 特)¥143,880 |
¥136,180 特)¥132,880 |
¥116,380 特)¥115,280 |
|
officeあり 期待価格 |
W6AZ66BMGA |
W6AZ66BMGB |
W6AZ66BMGC |
¥165,880 特)¥162,580 |
¥154,880 特)¥151,580 |
¥136,180 特)¥133,980 |
※価格は全て税込表記です。
※バッテリーはJEITA 2.0で表記しています。
※2021年10月1日現在での安い方の価格にて表示しています。
※納期に関して「最短 翌営業日出荷」ができますが、型番により変わります。また、土日祝祭日と棚卸期間の営業停止日は出荷できません。ご注意下さい。
※直近の営業日カレンダーはこちら。
※「特)」のマークがあるものは特別価格となっている限定販売ページが用意されています。
CPUの違いは特長の項目で後述していますが、PassMark理論値にして5,500のスコア差は歴然とした使い心地の違いがあります。しかし、「AZ66/L」の第8世代から差額 5,000円程度。
体感としての性能差を知る人なら、多少の値段が上がっても割安なので迷わずこちらを買うでしょう。
オススメの使い方としては、一眼レフカメラを趣味にしているパパさんがライトルームやフォトショップを使って、RAWデータの加工編集、エンコードをかけて出力など。
「4K動画の編集をしたい」まで求められたら別機種を案内しますが、そこまで行かないなら「AZ66/Mシリーズ」で一通り対応できます。
同格クラスの6コアCPUですと、VAIOの「S15」に積載されている「Core i7-9750H」がデスクトップ用CPUとしてありますが、Dynabookの「W6AZ66BMGA(17万近く)」と同じ構成内容でメモリ16Gの1TBSSDで組むと、お値段30万円ほど。その差額11万円なり。
VAIOはさらにメモリ32GBまで選べたり、液晶を4Kにできる選択肢がありますが、そこまで求めない一般的なユーザーなら、Dynabookの方が割安感があってオススメできます。
以下、AZ66/Lシリーズは完売しました。
※クリックかタップでご覧いただけます。
カタログモデルの16.1インチ液晶モデル
プレミアムスタンダードノート、T9とT8
シリーズ名 | T9 | T8 |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット | |
カラー | ■サテンゴールド ■スタイリッシュブルー |
|
CPU | Core i7-10710U <6C12T>(1.10/4.7GHz) :PassMark理論値 13,105 :Cinebench R20(Multi)2,364 |
Core i7-10510U 1.80/4.9GHz<4C8T> :PassMark理論値 9,565 :Cinebench R20(Multi)1,523 |
メモリ | 16GB(8GB×2) | 8GB(8GB×1) |
/最大16GB 対応 SDRAM PC4-19200(DDR4-2400) |
||
ストレージ1 | 256GB(PCIe) | |
ストレージ2 | + 1TB HDD |
|
光学 ドライブ |
ブルーレイディスクドライブ | |
ディス プレイ |
FHD 高輝度・広視野角 TFTカラーLED液晶(ノングレア) (省電力LED)1,920×1,080ドット |
|
※ディスプレイサイズは16.1インチです。 | ||
無線通信 | Wi-fi6(IEEE802.11ax+a/b/g/n/ac) Bluetooth Ver5.0 |
|
有線 | LAN1000Base-T/100Base-TX/10Base-T | |
サウンド | ONKYO製ステレオスピーカー DTS Audio Processing |
|
質量 | 約2.4kg | |
バッテリ | 約9.0時間 | |
リリース | 2020年6月15日 | |
Office | Microsoft Office Home & Business 2019 | |
型番 | ■P2T9MPBG ■P2T9MPBG ■ |
■P2T8MPBG ■P2T8MPBG ■ |
期待価格 | ¥175,700 | ¥178,500 |
型番 | ■P2T9MPBL ■P2T9MPBL ■ |
■P2T8MPBL ■P2T8MPBG ■ |
期待価格 | ¥195,982 | ¥178,500 |
※価格は全て税込表記です。
※上段からAmazon Prime、楽天、Yahooの比較販売サイトへリンクしています。
※2021年9月15日現在での安い方の価格にて表示しています。
同じく6月中旬に出てきたカタログモデルです。
店頭にある在庫で見るのはこちらですが、見て頂くと分かる通り、やや値段が高くてSSDの容量が少なくなりがちです。
もちろん、徐々に値段は下ってくると思いますが、それでも、ダイレクトとの価格差はなかなか埋まりません。
色がブルーが良い、急いですぐに必要、ということがなければ直販サイトからダイレクトで買うのがお得でオススメになります。
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