→ → 新生活にオススメのモバイルPC ← ←

「Dell Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340Pの実機レビュー

13インチ16:10 液晶海外PCメーカー製品情報
記事内に広告が含まれています。

海外メーカーの造るモバイルPCは、日本メーカーにはない利点があります。もちろん、その分、気を付けなければいけない点も。

今回はそんな特徴を備えた「Inspiron 13(5330)」をご紹介します。

※Dellは公式モデル名が統一されていませんが、当サイトではInspiron 13(5330)として表記しています。

※裏蓋外す方や詳細を知りたい方はこちらの「Inspiron 13(5330)」のサービスマニュアル が参考になります。

※「プレミアムサポート(プラス)」や保証についてなど、Dell製品を選ぶ際に迷いやすい部分はこちらの記事を読むと分かりやすいです。

メーカー様より当サイト向けに「特別クーポンページ」をご用意頂きました♪

10万円以上であればXPS/Inspiron/Vostro/Alienware シリーズ、Dell G シリーズなどなど、一通りが3%オフとなります。

リンク先のクーポンコードをコピペして会計前にあるクーポン欄に張り付け、適用すれば、それだけで3%オフになります。

クーポンは税込10万円以上の製品に適用できますが、複数台や保証添付などで価格を調整しても使えます。10万円以下の商品をご検討の方は、ちょうど良い金額に足し合わせてからのクーポン使用がオススメです。

価格一覧とざっくり内容

※同じ構成の場合、即納モデルの方が安くなりやすいですが、即納でない場合はOSでProエディショを選べるなどの選択肢が増えます。

※プラチナシルバー ■ にて表示しています。

Windows 11 Pro 構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
140,783円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302001mcmpoojp
136,783円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmphojp
127,985円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmpoojp
105,800円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) なし Wifi 6E sin5330200401mpnojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

Core i7-1360P 構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
142,543円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin53302001mcmohojp
133,744円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302001mcmooojp
121,536円 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD なし Wifi 6E in533014tkhm2comnojp
121,536円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) なし Wifi 6E in533014tkhm2csmnojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

Core i5-1340P & i3構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
129,746円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmohojp
128,506円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmooojp
107,939円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) なし Wifi 6E in5330nfyypm2csmnojp
107,939円 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) なし Wifi 6E in5330nfyypm2comnojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

Core i3-1315U 構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
132,200円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin5330200401mohojp
121,200円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin5330200401mooojp
97,000円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) なし Wifi 6E sin5330200401monojp
97,000円 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U Intel UHD 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) なし Wifi 6E oin5330200401monojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

 

「Inspiron 13(5330)」の特長

同時に他社PCもレビューしたので、比較用動画にまとめてみました。

併せて見て頂けると、分かりやすいと思います。

位置付けと特長

・第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』Pプロセッサーを搭載

・16:10比率の13.3インチ(2560×1600)を搭載、重さは1.2kgクラス

・一部の海外メーカー共通:初期設定はマルチメディアキーボード

・Dell共通:「My Dell」が標準搭載

第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』Pプロセッサーを搭載

2023年の初めに13世代Coreが発表されましたが、「Inspiron 13(5330)」はリリース後にいち早く搭載したシリーズとして人気があります。

性能低:電力低  U < P < H  電力高:性能高

第13世代Core『ラプターレイク(Raptor Lake)』はモバイル向けではUよりPが。PよりHの方が性能が高いのですが、軽量モデルになればなるほどUを搭載したモデルが多くなってきます。

ベースパワー コア数
Pプロセッサ
(ハイスペックモバイル向け)
28W P-core:4
E-core:8
Uプロセッサ
(低消費電力モバイル向け)
15W P-core:2
E-core:8

今回はPプロセッサーということもあり、高い処理能力を発揮できます。あくまでも持ち運びを視野に入れたモデルとして、という中で見ればトップクラスの性能と言えます。

※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。

 

16:10比率の13.3インチ(2560×1600)を搭載、重さは1.2kgクラス

Inspiron 13(5330)」の重さの公称値は1.24kgですから、移動が多い方だと、候補から外れるかどうか、という微妙なラインです。

ですが、実際に計測してみると実は1.2kgを下っていますので(あくまでもキッチンスケールでの計測ですが)、心理的に頑張って持ち運べると感じる人は多いのではないかと思います。

もちろん、これより軽いモデルは幾らでもあるのですが、この大きさと重さでいながら、16:10比率のQHD+の高解像度液晶を備えていることに意味があります。

持ち運んだ先で凝縮した情報を文字を潰れずに視認できることから、少しでも作業範囲を広めに取りたい、性能を落としたくはない。それでいて極端に重たくはしたくない。それでいてできるだけコストも抑えたい…というそれぞれの要素を兼ね備えたモデル、と言えます。

※詳しくはディスプレイの項目をご覧ください。

 

一部の海外メーカー共通:初期設定はマルチメディアキーボード

海外メーカーを扱うことに慣れている人にとっては特筆する部分ではないのですが、日本メーカーに慣れている方がこのモデルを買うと最初に調べる部分だと思いますので記載しておきます。

日本語のカナ変換はF7キーですが、F7キーを押した際にはモニター輝度が上がっていきます。

これは「マルチメディアキーボード」と言い、海外メーカーの一部の機種に見られる設定です(Lenovoだとこの設定になっていないことがほとんど。HPはまちまち。Dellはがっちりマルチメディアキーボードで販売しています)。

キーボード上部にあるFNキーで行う特殊操作(音量やモニター輝度の調整など)が、FNキーとの組み合わせなしで反応します。そのためファンクション操作が多い人にとっては便利なのですが、日本語は全角入力にカナ変換があるので、日本人には不向きな設定なのです。

切替え方はこちらの公式ページに掲載されている通り簡単です。

BIOSから変更する方法もありますが、ESC + FN だけで気軽に切り替えられます。日本語入力しない時や、ネットコンテンツを楽しみたい時に切り替えると便利かもしれません。

 

Dell共通:「My Dell」が標準搭載

ほとんどのDellのPCには「My Dell」と呼ばれるサポートアプリがプリインストールされています。

製品登録できたり、それによるメーカーサポートと密に連携できるという便利アプリなのですが、他にも画面の色調を補正したりバッテリーの充電速度を調整したりと、様々なセッティングアプリとしての機能も備えています。

中でも重要なのが、挙動の良し悪しを決める温度管理設定(別称パフォーマンス設定、サーマル設定等)で、ユーザー側で都度、調整しやすくなっています。特に今回の「Inspiron 13(5330)」を夏場に使う時などには必要になるアプリです。

※詳しくは内部性能について、の項目をご覧ください。

 

外観について

Inspiron 13(5330)」では、色はプラチナシルバーのみとなっています。

デザイン的な特徴

「Inspiron 13(5330)」プラチナシルバー のデザイン

「Inspiron 13(5330)」の比較・正面、内容物一覧

Dell製PCの箱には説明書の類はほとんどありません。基本的にネット上のページに用意されており、入っているのは一枚説明書です。

パッと見、シンプルなモバイルPCという印象です。天板のDellロゴとヒンジ部分のゴム部分以外にデザイン的に変わった部分はありません。

「Inspiron 13(5330)」の重さ、天板

重さは1183g。公式ページでは1.24 kgとなっていたので、50g以上軽いことになります。

1.2kgはそれなりに重い方ですが、極端に超えない重さならけっこう持ち運んで使える範囲です。平均的な筋力体力の方なら問題ない範囲だと思います。

「Inspiron 13(5330)」を手に持ったところ

アルミニウム製のボディは肌ざわりが良いので、質感で満足する人が多いと思います。

大きさはA4用紙とほぼ同じくらいなので、書類と一緒に鞄に入れてもかさばりません。

「Inspiron 13(5330)」・大きさ比較

Inspiron 13(5330)」は180度まで開ききることはできません。限界の角度まで開いた時には以下の写真のようになります。

「Inspiron 13(5330)」右側

「Inspiron 13(5330)」・左側

天板斜めから。

全体的に美しいシルバーのデザインです。白だと汚れが目立ちますが、シルバーなら汚れが目立ちづらいので、清潔に使いたい人には相性の良い機体です。

「Inspiron 13(5330)」の比較・斜め

端はパームレスト側がエッジの効いた角度を付けているので開けやすかったです。

「Inspiron 13(5330)」のヒンジ側とパームレストの外側

背面ヒンジは一年前から採用されているゴム板が稼働して床に設置する、リフトアップヒンジの役割をしています。

ヒンジの内側では以下のように廃熱口が設けられています。右が廃熱、左が吸気口です。

背面も旧来機同様の吸排気用のグリルが付いており、左右には底面で響かせる方式のスピーカーを搭載しています。

色々な音源を試しましたが、ノートパソコンとしては良い音を出していると思います。

 

機能一覧・カメラやディスプレイ情報など

Webカメラ(約200万画素:1080P)

このカメラは顏認証に対応していません。

ディスプレイ上部のインカメラは物理シャッターが付いています。右が開け、左が閉めです。使っていない時に閉めておけば、切り忘れやハッキング対策として安心できます。

(←)プライバシーシャッター開け(→)プライバシーシャッター閉め

(←)プライバシーシャッター開け

(→)プライバシーシャッター閉め

コスパ優良機では92万画素が一般的なのに対して、「Inspiron 13(5330)」は1080P=200万画素(30 fps)の高精細なカメラを備えています。

「Inspiron 13(5330)」の約200万画素カメラの撮影例他社:約92万画素カメラの撮影例

「Inspiron 13(5330)」の約200万画素カメラの撮影

「Thikpad X1 Carbon 2018年(6th-Gen)」の約92万画素カメラ

こちらは同日の同時刻に同じライティングでの比較です。

自然な色合いで明るく写せます。

 

接続口(インターフェイス)

「Inspiron 13(5330)」の接続口(インターフェイス)

「Inspiron 13(5330)」の接続口(インターフェイス)

Inspiron 13(5330)」の接続口は少なめです。

Type-A の開閉式が右側に一つ。これはスリープ&チャージに対応しているので、スマホの充電時に便利です。

左側にはHDMIが一つとType-C が二つ。これはThunderbolt 4 対応となっています。大容量データの高速転送、ディスプレイ出力、PD対応Type-C 充電対応です。

SDカードの類はありません。Type-A も1つだけなので、基本的にはType-C から拡張するか、オンラインでのやり取りを想定した造りです。

 

HDMI の4K出力について

「Inspiron 13(5330)」から4Kモニターへ

「HDMI 1.4(HDMIでサポートされる最大解像度は1920×1080 (60Hz)。4K/2K出力は未対応)」という公式ページの表記があったのですが、試してみると4Kモニターに出力したところ、60Hzまで対応していましたので、おそらくHDMI2.0以上です。RGB形式での出力です。

 

ACアダプタについて

「Inspiron 13(5330)」のACアダプタ「HKA65NM200」

「Inspiron 13(5330)」のACアダプタ「HKA65NM200」

ACアダプタの型番は「HKA65NM200」、長さは175+85=cm。重さは314.5g。
定格電力は65Wです。

PD対応のType-C充電器では、45W以下で警告ポップアップが出ますが充電はできていました。

元々の定格電力が65Wということもありますが、予備のアダプターを考えられるなら、充電速度の速い65WのPD対応Type-C 充電器がオススメです。

「Inspiron 13(5330)」の互換アダプタ

使用 PD対応
電力
メーカー 商品型番
18W cheero CHE-324
20W AUKEY PA-F3S-WT(White)、PA-F3S-BK(Black)
30W Proulx GAN-65(White)のUSB-C2
45W Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)
65W Proulx GAN-65(White)のUSB-C1

※ケーブルは全て「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m) 超高耐久 60W PD対応」を使用しました。

以下、単ポートで65WのPD給電に対応しているType-C充電器の代表例です。コンパクトで112gで済み、Type-Aの充電口もあるので多用途に使えて便利です。

バッテリー

Inspiron 13(5330)のバッテリー

Youtubeの連続再生時間は、残量20%になるまでがi7で5時間48分i5で5時間31分
以後はデフォルト設定の節約モードに入りましたので、動きは極端に悪くなります。そのままで稼働させると、i7で最終7時間24分、i5で6時間56分まで稼働し続けましたが、実利用として使いやすい時間を考えるなら約6時間~6時間半までが現実的なところです(当記事の性能表についてもそのように表記しています)

なぜかi7よりもi5の方が駆動時間が短くなったのですが、i5の機体がACアダプタを抜く際に100→95%にカクっと落ち込んでいたので、もしかしたら開始時に表記上だけで100%充電できていなかったのかもしれません。

※外出先でバッテリーを優先して使うなら、200cdあたりまでが使いやすいと思います。そこで、計測では輝度200cdにして電力設定をバランスにて行っています。Officeワークでの軽い使い方に終始するようであれば、もっと時間数は伸びます。

充電速度は以下の通り。残量2%時に電源をオフにした後に給電開始した後の%になります。デフォルト設定では特段、早くはなく、一般的な充電速度です。今回は試していませんが、My Dell内の充電設定を「ExpressCharge」にしておけば短時間充電が可能になります。ただ、その分バッテリーを傷めやすくなるので、必要な時にのみ切り替えるのが良いと思います。

65W純正AC給電時 30分 60分
Core i7-1360P 29% 55%
Core i5-1340P 25% 51%

 

キーボード

「Inspiron 13(5330)」のキーボード・全体

実測でキーピッチは縦1.9 横1.85mm、キーストロークは1.4mmでした。

打鍵感は一般的な打ち心地ですが、押し込むと少しコクンコクンという感触があります。

海外メーカーらしい一般的なキー配列で、Enter キー周りの特殊キーが小さくなっていないのが良いところです。広いピッチと相まってタイピングしやすいです。Enter キー自体も横に広がっているので押下しやすくて良いと思います。

逆に気になるところとして二点。

電源ボタンが指紋認証とセットになって便利なのは良いのですが、キー配列の特等席である右上の端に配置されています。ブラインドで Delete キーを押下し馴れている人にとってはパンチミスしがちです。

例えば Shift + Delete でデータを完全消去するつもりが Shift + 電源ボタン を押してスリープに入ってしまったというあるあるパターンです。

「Inspiron 13(5330)」のキーボード・右側

このことを記載すると、そうそう間違えることはないという人がいます。

他のボタンと感触が違うので間違えることはまずないのはその通りですが、急いでいる時やふらふらになるほどの寝不足の時にも使い続けた時に押しがち、ということです。これがキーボードの配列外にあればどんなに疲れていても間違って押しちゃった、はありません。そういう意味で注意ポイントとして挙げています。念のため。

ここは電源ボタンを押した時の設定変更により対応できますので、必要そうな方は以下をご覧ください(クリックかタップで見れます)。

電源ボタンの設定変更方法(Win11)

電源ボタンの設定変更方法(Win11)

タスクバーの検索窓から “con” で検索。コントロールパネルが出てきますのでクリックして中に。

Windows11・電源ボタン設定-1b

カテゴリの部分で “大きいアイコン” を選びます。

Windows11・電源ボタン設定-2b

電源オプションをクリックして中へ。

Windows11・電源ボタン設定-3b

“電源ボタンの動作を選択をする” をクリック。

Windows11・電源ボタン設定-4b

すると、バッテリー駆動時と電源接続時の設定欄が出てきますので、動作させたい項目を選択。間違って押していちいちスリープになりたくない人は “何もしない” を設定しておきましょう。

Windows11・電源ボタン設定-5b

ついこの間まで設定項目から入れていたのですが、Windows11になってからコントロールパネルに入りづらくなってしまいました。この方法で直接、コントロールパネルの設定画面に辿り着くことができます。

二つ目。矢印キーが逆T字になっていません。ここはこの価格帯のキーボードではほとんどこれですから、割り切って使う部分なのだと思います。気にしない人は多いですが、逆T字によるブラインド操作に慣れた人にとっては残念なポイントです。

「Inspiron 13(5330)」はバックライトキーボード対応

Inspiron 13(5330)」はバックライトキーボード対応です。仄かに白い明かりが、暗がりでの作業で役立ちます。

バックライトは、F5 キーで切替えできます。

 

ディスプレイ:非光沢の16:10液晶 2560×1600

「Inspiron 13(5330)」の液晶パネル「31G2X NE13N60」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示

「Inspiron 13(5330)」の液晶パネル「31G2X NE13N60」:Color ACの色度図、i1Display Proによる輝度測定、LUT表示

輝度は269.2cd/㎡と一般的な明るさで、色域はsRGBカバー率が98.9%。Adobeカバー率が77.0%。フリッカーは確認されませんでした。

赤青緑のLUT表示(別名ガンマ補正曲線)を見ると色バランスは取れており、若干、赤が強く出ていますが気になるほどではありません。

色域が広くて視野角も広いので見やすいです。明るさは普通ですがアスペクト比が16:10になり、キメの細かいQuad HD+液晶になっているのがポイントです。中には通常のFHD液晶(1920×1200)もありますが、一番下のi3モデルだけがそのようになっているようなので、主力型番ではありません。

アルパカのオススメとしても価格帯が大きく変わらなければ、今回レビューしているQuad HD+液晶(2560×1600)がオススメです。

明るい液晶を求めている人でなければ仕事用からエンタメ系、クリエイティブまで一通り使いやすいと思います。

 

16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)

以下は16:10比のWUXGA液晶(1920×1200)と、16:9比のFHD液晶(1920×1080)の違いに加えて、「Inspiron 13(5330)」での高解像度液晶Quad HD+の見え方の違いを比較したものになります。

※長くなるので折りたたんでいます(クリックかタップで開けます)。
※解像度が同じで同じアスペクト比であれば同じように見えます。
※フォントの大きさを150%均一での表示です。

16:10と16:9の表示の違い(ExcelやWebページなど)
Excel 100%時
Excel 100%表示限界
Quad HD+(2560×1600) W列 31行目
WUXGA液晶(1920×1200) Q列 19行目
FHD液晶(1920×1080) Q列 17行目
「Inspiron 13(5330)」の 16:10液晶1920×1200の 16:10液晶一般的なFHDの 16:9液晶

「Aero 13-be(2023)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-100%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-100%

Excel 90%時
Excel 90%表示限界
Quad HD+(2560×1600) Y列 34行目
WUXGA液晶(1920×1200) S列 21行目
FHD液晶(1920×1080) S列 19行目
「Inspiron 13(5330)」の 16:10液晶1920×1200の 16:10液晶一般的なFHDの 16:9液晶

「Aero 13-be(2023)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-90%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-90%

Excel 80%時
Excel 80%表示限界
Quad HD+(2560×1600) AC列 39行目
WUXGA液晶(1920×1200) V列 24行目
FHD液晶(1920×1080) V列 21行目
「Inspiron 13(5330)」の 16:10液晶1920×1200の 16:10液晶の 16:10液晶一般的なFHDの 16:9液晶

「Aero 13-be(2023)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-80%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-80%

Excel 70%時
Excel 70%表示限界
Quad HD+(2560×1600) AG列 43行目
WUXGA液晶(1920×1200) Y列 27行目
FHD液晶(1920×1080) Y列 26行目
「Inspiron 13(5330)」の 16:10液晶1920×1200の 16:10液晶一般的なFHDの 16:9液晶

「Aero 13-be(2023)」の16:10液晶(1,920×1,200)でExcel-70%

一般的なFHD16:9液晶(1,920×1,080)でExcel-70%

一つの画面に多くの情報量を出しておきたい人にとって、「Inspiron 13(5330)」の高解像度と16:10比率の広々とした液晶は大きな魅力と言えます。持ち運んだ先で調べものをする際にも見え方が変わって、広く下まで見えるので作業がはかどります。

Webページの表示例
「Inspiron 13(5330)」の 16:10液晶1920×1200の 16:10液晶一般的なFHDの 16:9液晶

「Inspiron 13(5330)」の 16:10液晶 Webページの表示例

「Aero 13(2023)」の16:10液晶でブラウジング画面

一般的なFHDの 16:9液晶でブラウジング画面

 

視野角の広さ(画像)

次に画像の見やすさ、視野角の広さを確認します。

タブのタイトル一般的なIPS液晶 sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61.3%

「Inspiron 13(5330)」のディスプレイ・正面から(画像)

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(正面から)、標準的なIPS液晶

LAVIE Direct N15(R)のTN液晶 sRGBカバー率61.3%

タブのタイトル一般的なIPS液晶sRGBカバー率62.8%TN液晶 sRGBカバー率61%

「Inspiron 13(5330)」のディスプレイ・上から(画像)

「Inspiron 13(5330)」のディスプレイ・横から(画像)

ThinkPad E15 Gen 3 の斜め上から見た時の一般的なIPS液晶

「ThinkPad E15 Gen 3 (AMD) 」の液晶、画像(視野角確認)

TN液晶 sRGBカバー率61%、斜め上から

TN液晶 sRGBカバー率61%、斜め横から

 

内部性能について

今回、アルパカが調べたのはInspiron 13(5330)Core i7-1360P、Core i5-1340P それぞれの搭載機になります。

Windowsの更新が入らない状態で、立ち上げにかかる時間はどちらも約14秒ジャストでした。

※Windows11では電源設定の呼び名が変わりました。グラフ内などの表示がそのままになっているものがありますが、

Windows10の “最も高いパフォーマンス” = Windows11の “最適なパフォーマンス”
Windows10の “高パフォーマンス” = Windows11の “バランス”

としてお読み下さい。

Dell の機体では My Dell 内にある電源設定(サーマル設定、温度設定と表記)を変えることによってパフォーマンスを調整することができます。こちらでは主にACアダプタに繋げた状態での超高パフォーマンスと、バッテリー駆動時での最適化を計測しました。

 

性能を調べた結果、まとめ

「Inspiron 13(5330)」Core i5-1340PのCPU-Z、プロセッサー情報

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360PのCPU-Z、プロセッサー情報

あくまでもベンチマークの数値は目安にしかならないというのを先に記載しておきつつの説明になりますが、Cinebench R23 では、Core i7-1360Pはシングルで1895という高スコアを出しており、マルチでも一万には届かなかったものの、9731という数値になりました。

一方のCore i5-1340Pでは、シングルで1527という一般的な数値に留まり、マルチはともかくシングルでは大きな開きが出ました。

注意事項として記載しておきますと、i7の Cinebench R23 の数値がいまいち安定していなかったことから、実際にはもっと低い数値だったのかもしれません(複数回とって、高い方を採用しています)。バッテリー駆動時のCore i7-1360Pが極端にシングル性能が低くなっているのもその一つです。

もっとも、それらを差し引いても、かなり良い動きをしており、特に超高パフォーマンスにした時の動きの良さは、同じ価格帯のモバイルPCの中でも高い方に位置します。

Premiere Proで5分間動画を書き出した時には8分強ですから(なぜかi5とi7が逆転しましたが)、ここから先はグラフィックボード付きの領域となるため、機体重量が重たくなる一方です。あくまでも1.2kgクラスで出せる最良と思われるのが、今回の「Inspiron 13(5330)」の数値と考えられます。

ベンチマークのスコアが良くても、高解像度による負荷の高さや、様々なものが絡んだ結果として、各種実測グラフの通りとなります。ところによって一世代前の12世代Coreと同等か逆転しているのはそういう理由からだと思います(13世代と12世代とは元々、差が少ないです)。

序列通りに性能を発揮しているという意味では特にグラフィック性能は高めに引き出せているようで、軽めのゲームをやるくらいならまったく問題ありません。FF-XIV 暁月のフィナーレあたりなら設定を下げれば快適に遊べると思います。

ブラウジングの速度も問題なく快適です。バッテリー駆動時にはそれなりに減衰しますが Core i5-1340Pでも230はキープできているので、移動した先でも速度を落とすことなくネットを使い続けることができます。

※AC電源接続時は超高パフォーマンス、バッテリー駆動時には最適化設定にて計測しています。

CinebenchR23

Single Core 1895 pts、Multi Core 9731 pts(AC電源接続時、Core i7-1360P)
Single Core 1527 pts、Multi Core 9264 pts(AC電源接続時、Core i5-1340P)

Cine R23 SingleグラフCine R23 Multiグラフ

Inspiron 13 (5330)グラフ-Cinebench R23(Shingle)

Inspiron 13 (5330)グラフ-Cinebench R23(Multi)

※記事が長くなりすぎるのを避けるため、グラフの多くを畳んでいます。クリックかタップでご覧になれます。

Adobe や Office の実測時間

Adobe や Office の実測時間

Adobe Adobe-Lightroom classic RAW現像Adobe Premiere Pro 4K出力Excel 置換Excel 計算Powerpoint・コピーPowerpoint・PDF出力

※108枚のRAWデータをJpeg変換するのにかかる時間を計測。

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P にて、Adobe-Lightroom classic 処理時間比較

※約5分間の軽い編集を加えた動画をH264(YouTube 2160p 4K)の書き出しをした際にかかる時間を計測。

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P にて、Adobe-Premiere Pro処理時間比較

78470件の9文字ずつの置換作業に変換した際にかかる時間を計測しました。

Inspiron 13 (5330)グラフ-Excel・置換

※128000回分のVLOOKUPと、184000回分のSUMIFS(3つの条件)を一度に計算させたときにかかった時間を計測。

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P にて、Excel計算処理時間比較

※スライド200枚をコピーした際にかかる時間を計測しました。パワポの場合、クリップボードに取り込むよりも張り付ける方が負担が大きいので、そちらのみの計測です。

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P にて、Powerpoint・コピー処理時間比較

※50.5MBのダミー商談資料スライド200枚をPDF出力にかかる時間を計測しました。

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P にて、Powerpoint・PDF出力処理時間比較

インターネットの速度(WEBXPRT3)とPassMark

インターネットの速度(WEBXPRT3)

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P ・メモリ16GB時「Inspiron 13(5330)」Core i5-1340P ・メモリ16GB時比較用・「dynabook GZ/HW(2023)」Core i7-1360P・メモリ16時比較用・「Aero 13(2023)」Ryzen 7 7735U・メモリ16GB時

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P ・メモリ16GB時

「Inspiron 13(5330)」Core i5-1340P ・メモリ16GB時

WEBXPRT3-ダイナ GZ/HW(2023)

主要三大ブラウザ(Chrome と FireFox と Edge)で、それぞれのAC電源あり最適なパフォーマンス時と、バッテリ駆動バランス時での速度を計測しています。

180あれば遅いとは感じなくなり、200でまあまあ。250で快適。300ならタイトなレスポンスを気にする人にもオススメできる即応性が手に入ります。

比較用として同時期にレビューした、同じ13世代Core搭載「dynabook GZ/HW」と、Ryzen 7 7735U搭載「Aero 13-be(2023)」を掲載しておきます。

「Inspiron 13(5330)」の場合、バッテリー駆動時に「dynabook GZ/HW」ほど速度をキープはできませんが、「Aero 13-be(2023)」のようにRyzen機ほどの低下はありません。AC電源のないバッテリー駆動時でも、さほど不便のないネット速度を維持できると思います。

※以下、その他計測した内容になります(クリックかタップで見れます)。

その他ベンチマーク、「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P 搭載機の計測結果一覧

PassMark

Core i7-1360P のCPU MarkCore i5-1340P のCPU MarkCore i7-1360P の3D Graphics MarkCore i5-1340P の3D Graphics Mark

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P 搭載機のCPU Mark

「Inspiron 13(5330)」Core i5-1340P 搭載機のCPU Mark

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P 搭載機のCPU Mark

「Inspiron 13(5330)」Core i5-1340P 搭載機のCPU Mark

 

ゲーム系ベンチマーク

軽い:ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX:「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360Pにて

ドラゴンクエストX:「Inspiron 13(5330)」にて

Core i7-1360P、最高品質、FHD、フルスクリーン設定:8707(とても快適)
Core i5-1340P、最高品質、FHD、フルスクリーン設定:6821(快適)

 

少し重い:FF-XIV 暁月のフィナーレ

少し重い:FF-XIV 暁月のフィナーレ

FF-XIV 暁月のフィナーレ:高品質ノートPC、フルスクリーン設定で計測
Inspiron 13(5330) Core i7-1360P Core i5-1340P
40.4 / 14
スコア:5808
30.1 / 14
スコア:4385

※平均fps / 最低fps。
※スコア15000以上が非常に快適。11000~14999がとても快適。10999~8000が快適。7999~6000がやや快適。5999~4000が普通。3999以下が設定変更を推奨、となっています。

 

3DMarkによるグラフィック性能比較

3DMarkによるグラフィック性能比較

3DMark-NIGHT RAID

3DMark- NIGHT RAID:「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P、Core i5-1340P 、メモリ16GB時にて

[/su_spoiler]

 

ストレージ

「Inspiron 13(5330)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて小容量で計測

「Inspiron 13(5330)」i7モデルの本体ストレージ・小容量で計測

「Inspiron 13(5330)」本体ストレージ・CrystalDiskMark7.0にて大容量で計測

「Inspiron 13(5330)」i7モデルの本体ストレージ・大容量で計測

「Inspiron 13(5330)」i5モデルの本体ストレージ・小容量で計測

「Inspiron 13(5330)」i5モデルの本体ストレージ・小容量で計測

i5モデルの本体ストレージ・小容量で計測

「Inspiron 13(5330)」i5モデルの本体ストレージ・大容量で計測

i5、i7モデル共にキオクシアのKBG50ZNS512Gを搭載しており、SSD自体はGen4対応ですが、稼働はGen3のようです。

 

数回とってそれぞれ良い数値を掲載していますが、微妙に数値が違っていたので念のため双方を並べておきます。もっともSSDはある程度の速度があれば、快適さはあまり変わりません。大容量のデータを移動させる時に速度がある程度落ちるくらいです。

なお、512GBのストレージで購入した場合の初期容量は以下の通りです。405GBが自由に使えますので、ローカルにデータを溜め込みたい人でなければ、すぐに使い切るようなことはなさそうです。

「Inspiron 13(5330)」512GBの初期ストレージ容量

※初期ストレージの空容量はOSの更新やリカバリ領域などの設定により増減します。

 

駆動音と機体外側の温度推移

「Inspiron 13(5330)」Core i7-1360P搭載機 でCinebench R23 を10分間稼働させた後の温度推移

「Inspiron 13(5330)」Core i5-1340P 搭載機で Cinebench R23 を10分間稼働させた後の機体外側の温度推移

“My Dell” の超高パフォーマンス設定時に高負荷ベンチマークを10分以上回した時にはキーボード左上を中心に50度を超えます。これは長時間のタイピング作業で不快感を感じ始める温度です。

この計測は夏場でしたから、空調を訊かせてサーキュレーターを回した中でのものです。念のため時間帯を変えて室温が違う時にも計測したのですが均一して50度超えは避けられませんでした(室温はおおよそ25℃前後)。また、Core i5-1340P と Core i7-1360P のそれぞれであまり違いはありませんでした。

ファンの音は少し大きくて、50dbあたりだと思います。超高パフォーマンスにした時はもちろんそうなのですが、最適化モードでも高負荷がかかれば同じくらい大きな音になります。

他レビュワーの方の記事を見る限り、そうした音や温度での指摘はなかったことから、おそらく冬場の気温では問題ないのだと思います。

夏場、目安25℃以上での環境では上記のようになるとお考え下さい。

 

価格とラインナップの一覧

基本的な性能

Inspiron 13(5330)の基本構成
カラー プラチナシルバー
初期OS Windows 11 Home or 11 Pro
プロセッサー Core i7-1360P
Core i5-1340P
グラフィック インテル Iris Xe グラフィックス内蔵
メモリ 8GB(8×1) or 16GB(8×2)
PC5-38400(DDR5-4800)
ストレージ 256GB or 512GB
(M.2 2280, PCIe-NVMe)
ディスプレイ 13.3型 FHD+ 液晶 (1,920×1,200ドット)
or
13.3型 QHD+ 液晶 (2,560×1,600ドット)
LEDバックライト 光沢なし WVA
キーボード 日本語 バックライトキーボード
生体認証 指紋認証
無線通信
Intel Wi-Fi 6E AX211 2×2 + Bluetooth 5.2
質量 約 1.24 kg(実測 1.18 kg
バッテリー Youtube再生実働時間 約6~6時間半
リリース 2023/1/31

※バッテリーは「Youtube再生実働時間」にて表示していますが、構成内容により差異が出ます。アルパカが確認した範囲での大まかな目安とお考え下さい(輝度200cd、バランスモード時の稼働時間として計測)。
※このシリーズには光学ドライブと有線LANが搭載していませんので、項目を割愛しています。

メーカー様より当サイト向けに「特別クーポンページ」をご用意頂きました♪

10万円以上であればXPS/Inspiron/Vostro/Alienware シリーズ、Dell G シリーズなどなど、一通りが3%オフとなります。

リンク先のクーポンコードをコピペして会計前にあるクーポン欄に張り付け、適用すれば、それだけで3%オフになります。

クーポンは税込10万円以上の製品に適用できますが、複数台や保証添付などで価格を調整しても使えます。10万円以下の商品をご検討の方は、ちょうど良い金額に足し合わせてからのクーポン使用がオススメです。

※プラチナシルバー ■ にて表示しています。

Windows 11 Pro 構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
140,783円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302001mcmpoojp
136,783円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmphojp
127,985円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmpoojp
105,800円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Pro Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) なし Wifi 6E sin5330200401mpnojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

Core i7-1360P 構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
142,543円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin53302001mcmohojp
133,744円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302001mcmooojp
121,536円 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD なし Wifi 6E in533014tkhm2comnojp
121,536円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i7-1360P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) なし Wifi 6E in533014tkhm2csmnojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

Core i5-1340P & i3構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
129,746円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmohojp
128,506円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB SSD Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin53302002mcmooojp
107,939円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) なし Wifi 6E in5330nfyypm2csmnojp
107,939円 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i5-1340P Iris Xe 13.3 QHD+ (2560X1600) 16GB DDR5 512GB(PCIe) なし Wifi 6E in5330nfyypm2comnojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

Core i3-1315U 構成

価格 即納 キャンペーン名 OS プロセッサー グラフィック ディスプレイ メモリ ストレージ Office 無線 カラー 発注コード
132,200円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) H&B、ペーパーレス Wifi 6E sin5330200401mohojp
121,200円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) Personal、ペーパーレス Wifi 6E sin5330200401mooojp
97,000円 即納 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U UHDグラフィックス 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) なし Wifi 6E sin5330200401monojp
97,000円 Inspiron 13 ノートパソコン Win11 Home Core i3-1315U Intel UHD 13.3 FHD+ (1920X1200) 8GB DDR5 256GB(PCIe) なし Wifi 6E oin5330200401monojp

※価格は全て税込表記です。
※2023年9月26日現在での価格にて表示しています。

 

メモリは、オンボードなのでCore i3-1315U モデルで購入すると、8GBのまま使い続けることになるため、安くても避けた方が良いですが、並行作業が少なくて軽い使い方のみに終始するようであればその限りではないと思います。

おおよその線引きとして、Chromeの複数ウィンドウを常に出しておき、タブ分けした検索が30を超える、Excelやパワポで5MB以上の重いファイルを扱うことが多い、などがあればメモリ16GBはあった方が良いと思います。記事アップ時点で127000円から。

もちろん価格は時事的に変わります。お安くなる時期があれば合わせての購入というのは良いと思いますが、そうでなくても、この内容で12万円台なら他社比較すると安い方です。

 

最後に・まとめ

「Inspiron 13(5330)」最後に・まとめ

まとめますと、「Inspiron 13(5330)」の気になる点としては、

・ファンの音がそれなりに大きい

・キーボード面の熱がそれなりに高い

の二点。
逆に良い点としては、

・16:10比に加えて高解像度液晶により表示範囲が広々して快適

・内部性能のパフォーマンスが高い

・コスパ優良モバイル

の三点となりました。

モバイルPCとして見た時には重さが1.2kgクラスというのが判断に迷う重さですが、ここは持ち運ぶ頻度や筋力体力により判断が分かれます。試しに1リットルペットボトルを持って頂き、それ+2割増し、とお考え頂くとイメージが付きやすいと思います。

それより気になったのはファンの音や外郭温度です。これは同じ日に同じ室温で別機種のモバイルPCを同様に計測して差が出たものです。もっとも、それを調整できるためのMy Dellがありますから、普段は低温、または静音にしておけば良いだけなので、欠点というほどではないと思います。

高いパフォーマンスの代償は避けられませんが、コントロールできる範囲なら問題ないわけで、そういう意味では使い勝手の幅が広いモバイルPCと言えます。

その高い処理能力に支えられた画面の解像度も、表示面積の広さが生かされています。

あとはやっぱりコスパが良いです。

13インチの各社比較の図

メーカー名 HP Dell dynabook Microsoft
モデル名 Aero 13-be(2023) Inspiron 13(5330)  GZ/HW Surface Laptop 5
プロセッサー Ryzen 7 7735U Core i7-1360P Core i7-1360P  Core i7-1255U
メモリ 16GB 16GB 16GB(最大32) 16GB(最大32)
ストレージ 512GB 512GB 512GB 512GB
ディスプレイ 16:10
1920 X 1200
16:10
2560 X 1600
16:9
1920 × 1080
3:2(タッチ)
2256 × 1504
キーボード 逆T字
電源ボタンキー配列内
非逆T字
電源ボタンキー配列内
逆T字
電源ボタンキー配列外
非逆T字
電源ボタンキー配列内
キーボードバックライト あり あり なし あり
カメラ 92万画素 200万画素 92万画素 92万画素
プライバシーシャッター なし あり あり なし
接続口 Type-C ×1
Type-A ×2(開閉)
HDMI
Type-C ×2(T4)
Type-A ×1(開閉)
HDMI
Type-C ×2(T4)
Type-A ×2
HDMI
micro SD
LAN
Type-C ×1(T4)
Type-A ×1
重さ 約 957 g 約 1.24 kg 約 875g 1.27~1.29kg
価格 i7,Ryz7 ¥116,101 ¥143,000 ¥147,180 ¥230,032
価格 i5,Ryz5 ¥107,100 ¥127,000 ¥136,180 ¥191,848 

※価格は記事アップ時点でのものです。
※重さは公式情報を引用しており、実測ではありません。

Surface人気は不動のものですが、あくまでもデザイン、品質を重視したもので、通常のノートPCと比べた時のコスパの悪さはどうしても目立ちます。

軽さで言うなら「GZ/HW」がオススメですが、ディスプレイは16:9です。2023年モデルは電力設定を控えめにしていたので、パフォーマンス重視の人は候補から外れると思います。

HPの「Aero 13-be(2023)」は絶対的な価格が魅力ですが、Ryzen機ということで、バッテリー駆動時のネットブラウジング速度の低下は避けられません。また高解像度でもありません。

対する「Inspiron 13(5330)」では、画面比率、高解像度、ハイパフォーマンス、コスパの良さなど。それらを全て備えておきつつ、その代わりに重さ1.2kgクラスを許容できる方に、という方向性です。

例えば、持ち運んだ先で万行単位の複雑に組まれたExcelファイルをガンガン操作したい人などに。時には “My Dell” の設定を弄りつつ、使いこなすことができれば強い味方になってくれます。

Inspiron 13(5330)」はそうした人にお選び頂きたいシリーズです。

 

スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
シェアする
パソコン選びのコツ

コメント