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パソコン(BTO等)選びの為のグラフィックカード性能比較一覧表

国内メーカーだけを考えるのであれば、ほぼ不要なのですが、海外メーカーやゲーミング、3Dのレンダリングソフトの使い方を視野に入れるのであれば、グラフィックカード(グラボ、ビデオカード、グラフィックカード、GPUと等と同義)も選ぶ必要が出てきます。

特に3Dのゲーム、動画の編集やデジ絵描きなどのクリエイティブな作業には、作業内容とソフトの種類によって必須となります。

目当てとするパソコンに搭載されるグラフィック性能をお調べするに際にご利用下さい。

既に目星を付けているグラフィックカードがあるようでしたら、パソコンで見ている人は、CtrlFで検索頂くと探しやすくて便利です。

※随時追記されてゆきます。

※型番や性能の見方は記事の後半にまとめてあります。見慣れていない方は、そちらを読みながら比較、ご検討下さい。

 

 

グラフィックカード一覧表の見方解説

グラフィックカード一覧表の見方が分からない人は、先にこちら↓をご覧下さい

グラフィックカード一覧表の見方解説

こちらはパソコン選びに役立つCPUの性能をまとめたものになります。

表示は二種類ありますが、性能を記した一覧表と、視覚的に見比べやすくしたグラフを切り替えて見れるようになっています。

 

PassMarkとは

CPUやグラフィックカードの性能を計測した数値です。

信頼のおける数値ではありますが、あくまでも各ユーザーから集められた数値を平均化しているので、実は日々、少しずつ変動します。

同じグラフィックカードなのに一年前より数値が低くなっていれば、それは発売から+1年経っている状態で計測したものが混じっているからです。

逆に数値が下がるどころか上がるようであれば、それは現在も生産が続いており、フレッシュな機体で計測している人がいるということ。

念のため、こちらにリンクを貼っておきますが、PassMark(GPU)専門ページは詳細に見れるのは素晴らしいのですが、見慣れていない人が見るにはあまりにも膨大な表記がされすぎていて目的とする型番を探すのも大変です。

そこで、どなたにも気軽にパソコン性能を見比べやすくなるよう簡略化したのがこのページです。

当サイトで紹介したパソコンを選ぶくらいであれば、十分な内容だと思います(順次、追加されてゆきます)。

もし、「そもそもグラフィックボードってなんぞ?」という方はこちらの説明からお読み頂くと分かりやすくなっています。

グラフィックカードの基本的な種類や選ぶ時のポイントをかいつまんだ説明はこちら。

 

TDP(Thermal Design Power)について

グラフィックカードは電力に比例して熱を発します。
「最大放熱量」は「電力を最大にした時」に発する熱量のことですが、これをTDP(日本語だと熱設計電力)と言います。
半導体は熱に弱いので、自身の発する熱で故障率を上げてしまい劣化を早めてしまいます。
効率化が進めば電力を抑えても高い計算力を発揮しやすくなりますが、高効率のグラフィックカードは総じて値段が高くなりがちです。
特にグラフィックカードはCPU同様(それ以上)に熱を発します。
「今まで使っていたパソコンが熱くて使いづらかった」「赤道直下の暑い国で使い続ける」などの都合があるようでしたら、TDPが低いモデルを考えて頂くのがお勧めです。
デスクトップは廃熱機構を大きく備えることができる体積を持つので、発熱量が高いCPUを入れていても値段を抑えながらハイパワーを手に入れやすい傾向があります。
逆に軽量ノートパソコンにハイパワーCPUが入るモデルは、高効率の放熱機構を組み込まねばならない分、値段が上がりやすくなります。
こちらではTDP基準でも見やすくするため、グラフの色をTDPの高低による四段階に分けて表記しています。

 

他、幾つかの用語に関しては記事後半で説明しています。

 

PassMarkを基準にしたグラフィックカード一覧表

グラフィックカード・性能一覧とPassMarkグラフ

※3DM=2019年4月2日時点でのPassMark(G3D Mark)の公証値で表記しています。
※メモリ=この場合はビデオメモリを指します。
※CC=コアクロック(ベースのみ)。
※シェーダー=コアの数。
SLI対応(NVIDIA)CrossFire対応(AMD) …この用語があるものは、それぞれ二枚挿しができるグラフィックカード、ということです。
GPU・性能一覧GPU・PassMarkグラフ
型番(性能詳細)PassMarkグラフ

GeForce RTX 2080

3DM 15,742 / TDP 250W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1515MHz、MC 14000MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 2944 / ワークステーションを除けば、2019年前半時点では事実上、GeForceの最上位と思われる。

GeForce RTX 2070

3DM 14,468 / TDP 175W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1410MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 2944

GeForce GTX 1080 Ti

SLI対応

3DM 14,245 / TDP 250W
デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1480MHz / メモリバス幅 352bit / シェーダー 3584

GeForce RTX 2060

3DM 13,174 / TDP 160W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1500MHz / メモリバス幅 192bit / シェーダー 1536

GeForce GTX 1080

3DM 12,435 / TDP 180W
デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1607MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 2560

GeForce GTX 1070 Ti

3DM 12,352 / TDP 180W
デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1607MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 2432

GeForce GTX 1660 Ti

3DM 11,795 / TDP 120W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1500MHz / メモリバス幅 192bit / シェーダー 1536

GeForce GTX 980 Ti

3way-SLI対応

3DM 11,383 / TDP 250W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1076MHz / メモリバス幅 384bit / シェーダー 2816

GeForce GTX 1070

SLI対応

3DM 11,333 / TDP 150W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1506MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 1920
GeForce GTX 1060 Ti
3DM / TDP ? W

デスク用 / DirectX ? / OpenGL ? / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1500MHz / メモリバス幅 192bit / シェーダー 2182 / 正確なPassMarkスコアは不明ですが、聞くところによると「1070に近い能力を持ち、1060の25%近く上昇したパフォーマンスを出す」ということから、おおよそ11,200辺りだと推察表記しました。

GeForce GTX 980

3way-SLI対応

3DM 9,640 / TDP 165W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1126MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 2048

GeForce GTX 1060
6GB

3DM 9,095 / TDP 120W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1708MHz / メモリバス幅 192bit / シェーダー 1280

GEFORCE GTX 1060
3GB

3DM 8,970 / TDP 120W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1708MHz / メモリバス幅 192bit / シェーダー 1152

GeForce GTX 780 Ti

3way-SLI対応

3DM 8,890 / 250 W

デスク用 / DirectX 11.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 875MHz / メモリバス幅 384bit / シェーダー 2880

GeForce GTX 970

SLI対応

3DM 8,624 / TDP 145W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1050MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 1664

Radeon RX 580

3DM 8,448 / TDP 185W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1257MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 2304

GeForce GTX780

SLI対応

3DM 7,959 / TDP 250W

デスク用 / DirectX 11.0 / OpenGL 4.3 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 863MHz / メモリバス幅 384bit / シェーダー 2304 / PassMarkの公式ページにはなぜかメモリ6GBと書かれているが、誤植だと思う。

GeForce GTX 770

SLI対応

3DM 6,070 / TDP 230W

デスク用 / DirectX 11.0 / OpenGL 4.3 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1046MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 1536

GeForce GTX1050TI

3DM 6,010 / TDP 75W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1290MHz / メモリバス幅 128bit / シェーダー 768

GeForce GTX 960

SLI対応

3DM 5,818 / TDP 120W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1127MHz / メモリバス幅 128bit / シェーダー 1024

GeForce GTX 950

3DM 5,229 / TDP 90W

デスク用 / DirectX 11.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1024MHz / メモリバス幅 128bit / シェーダー 768

GeForce GTX 760搭載

SLI対応

3DM 4,938 / TDP 170W

デスク用 / DirectX 11.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 980MHz / メモリバス幅 256bit / シェーダー 1152

GeForce GTX 1050

3DM 4,683 / TDP 75W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1354MHz / メモリバス幅 96bit / シェーダー 768 / 1050はLPモデルとかあるので、幅10cmのスリムデスクにも積める。サブとしてはちょうど良いかも。メイン機に積むとしても、コスパ良く搭載できるので、入門用としてうってつけ。性能も良く、中堅クラスのゲームなら解像度を調節して十分活躍できる。逆の言い方をするなら、ここから上の領域は割高になるので、割高ハイエンドに入る手前の境界線は、このGTX1050と言える。

GeForce GTX750

3DM 3,319 / TDP 55W

デスク用 / DirectX 11.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1020MHz / メモリバス幅 128bit / シェーダー 512 / 軽量3Dである「メイプルストーリー2」でも、推奨スペックになるとこのあたりから上になる。グラフ表記は省いているが、GTX750もTiが付くとなるとPassMark 3,700クラスに相当する。

GeForce MX250

3DM 2,554 / TDP 25W

モバイル用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1519MHz / メモリバス幅 64bit / シェーダー 384 / MX150の10%増しだが、オンボードに比べれば遥かに良くなった。ドラクエXなら最高画質フルスクリーンにて、スコア11,000くらい出せる。軽量ゲームなら全て最高設定で楽しめそう。

AMD Radeon RX Vega 11

3DM 2,272 / TDP 35W

DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 8 / CC 1250MHz / メモリバス幅 ?bit / シェーダー 11

GeForce MX150

3DM 2,273 / TDP 25W

モバイル用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 16 / CC 1468MHz / メモリバス幅 ?bit / シェーダー 384 / モバイル用のGPUとして開発されたが、従来の「GT○○М」とかに比べれば遙かにましになった。それでいてコスパ良く機体を軽量化しやすいので、MSIの「Prestige ps42シリーズ」などお勧めしやすい。軽量ゲームなら最高画質でも問題なし。

GeForce GT 1030

3DM 2,213/ TDP 30W

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 3.0 x 4 / CC 1227MHz / メモリバス幅 64bit / シェーダー 384 / GT1030はメモリにDDR5を使っているものとDDR4を使っているものの二種類がある。この辺りはあまり買う人はいないと思うが、入手する際には必ずDDR5を。DDR4はオンボードに劣る地雷。

Radeon Vega 8

3DM 1,745 / TDP 65W

DirectX 12.0 / OpenGL 4.6 / 接続:? / CC 1100MHz / メモリバス幅 ?bit / シェーダー 8

インテルUHDグラフィックス630

3DM 1,202 / TDP --

DirectX 12.0 / OpenGL 4.4 / 接続:? / CC 0.95-1.15 GMHz / メモリバス幅 ?bit / シェーダー ? / 2018~2019年に発売されている第8世代CPU(Coffee Lake)の内、デスクトップ向けミドルレンジ以上に付帯しているグラフィック性能。ゲームは軽めのもののみに可能だが、一般使いなら広く活躍できる。
ちなみに、インテルの公式ページには「OpenGL対応 4.4」と書いてあるが、UHD610で対応できていたものができなるなるってどうよ。

インテルUHDグラフィックス620

3DM 1,041 / TDP --

DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:? / CC 1.00-1.15GMHz / メモリバス幅 ?bit / シェーダー ? / UHD630同様、第8世代CPUに広く付帯しているが、こちらはノートパソコン用。このお陰で国内メーカーでも、普段使い程度ならGPUなしでもけっこうイケてる作業ができるようになった。

GeForce GT 730

3DM 922 / TDP 45

デスク用 / DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:PCIe 2.0 x 8 x 16 / CC 902MHz / メモリバス幅 128bit / シェーダー 384 / 一昔前の入門用のグラフィックボード。3Dでも軽量オンラインゲームとして知られる「メイプルストーリー2」のあたりだと、これが必要最低限のスペックとなる。つまりは第8世代CPUのオンボード性能と同格の性能でいけるようになった、ということ。

インテルUHDグラフィックス610

3DM 779 / TDP --

DirectX 12.0 / OpenGL 4.5 / 接続:? / CC 1.00-1.05GMHz / メモリバス幅 ?bit / シェーダー ? / UHD630同様、第8世代CPUに広く付帯しているが、こちらはデスクトップでもローエンドCPU(Celeronとか)に付帯している。弱いけどないよりはいい。
表記について
全てのIntel製CPUの頭には“Intel~”と付くのが正式名称ですが、割愛しています。
AMD製の頭についたままにしたのは、メーカー分して見やすくするためです。他意はありません。
「VTP」とはVAIO TruePerformanceの略です。
PassMarkのスコアは多くのユーザーから寄せられた平均が公証値となっているため、現在の数値とは多少の差異が発生します。
RTX 2080 Ti / 3DM 17,041 / TDP 250W
RTX 2080 / 3DM 15,742 / TDP 250W
RTX 2070 / 3DM 14,468 / TDP 175W
GTX 1080 Ti / 3DM 14,245 / TDP 250W
RTX 2060 / 3DM 13,174 / TDP 160W
GTX 1080 / 3DM 12,435 / TDP 180W
GTX 1070 / Ti 3DM 12,352 / TDP 180W
GTX 1660 / Ti 3DM 11,795 / TDP 120W
GTX 980 Ti / 3DM 11,383 / TDP 250W
GTX 1070 / 3DM 11,333 / TDP 150W
GTX 1060 Ti / 3DM ? / TDP ? W
GTX 980 / 3DM 9,640 / TDP 165W
GTX 1060 / 3DM 9,095 / TDP 120W
GTX 1060 / 3GB 3DM 8,970 / TDP 120W
GTX 780 Ti / 3DM 8,890 / TDP 250W
GTX 970 / 3DM 8,624 / TDP 145W
RX 580 / 3DM 8,448 / TDP 185W
GTX 780 / 3DM 7,959 / TDP 250W
GTX 770 / 3DM 6,070 / TDP 230W
GTX 1050 Ti / 3DM 6,010 / TDP 75W
GTX 960 / 3DM 5,818 / TDP 120W
GTX 950 / 3DM 5,229 / TDP 90W
GTX 760 / 3DM 4,938 / TDP 170W
GTX 1050 3GB / 3DM 4,683 / TDP 75W
GTX 750 / 3DM 3,319 / TDP 55W
12.8
RX Vega 11 / 3DM 2,272 / TDP 35W
GT1030 2GB / 3DM 2,213/ TDP 30W
MX150 / 3DM 2,107 / TDP 25W
Vega 8 / 3DM 1,745 / TDP 65W
インテルUHDグラフィックス 630 / 3DM 1,202 / TDP --
インテルUHDグラフィックス 620 / 3DM 1,041 / TDP --
GeForce GT 730 / 3DM 922 / TDP 49
インテルUHDグラフィックス 610 / 3DM 779 / TDP --

※本来であれば一種類のベンチマークに頼ることなく、「cinebench」や「Geekbench」なども使用して正確な内容を追求すべきだと思うのですが、目的は上記の通りです。絶対の性能を約束するものではなく、あくまでも目安となる略図としてご活用下さい。より、詳細なデータをお求めの方は、各種ベンチマーク情報提供サイトのご参照をお勧めします。

 

GeForce と Radeon の型番の見方

過去には例外もありましたが、おおよそは以下の通りに序列が決められています。

まず、最初にグレードや世代を覚えておくだけでも、選ぶ時、比較するときに分かりやすいです。

もっとも、型番は大まかな見方でしか分からないものなので、やはり確かなものはベンチマークの数値であったり、説明文などで判断いただくことになります。

※特に一昔前の型番では、明らかに違った型番を配されているモデルもありました。

※当サイトの性能一覧表では、旧世代は説明の必要はないと判断して割愛します(一部、入れていますが過去機種との比較用です)。

 

GeForceの型番の見方

一般的には数字の前に付いている冠となるアルファベットの数字で性能の強さが以下のように定められています。

高い  RTX←GTX← (GT)S ← GS ← 無印 低い

元来、GTはGTSより性能が低かった筈ですが、現在ではほとんど同列、またはGTの方が上位に来ていることが多くあるようですので、このように表記しました。

Ti が数字の後に付くと、同数字の型番よりやや上の性能を指します。しかし、次の型番までではありません。

例)「GTX 1050Ti」は「GTX 1050」より高性能だが「GTX 1060」には及ばない。

また、型番の数字の下二桁は性能を表し、最初の1~2桁は世代を表します。

ですから、この記事をアップの2019年前半時点ではGTX 1050がエントリー用と言われていますが、これは第10世代の中間クラスの性能、という見方ができます。

 

Radeonの型番

Radeonの場合も似通った型番の付け方をしています。

新 R ← HD ← X ← 無印 旧

最初の冠となるアルファベットがシリーズを表し、2019年前半現在では「R」型番が最新シリーズです。

次に来る数字(またはX)が大枠のグレードを表します。最高グレードは10の数字を表す「X」になります。

その次に来る後ろ二桁が大枠のグレード中、どの位置にいるかの小グレードを表し、10刻みで決められています。

例)「RX 580」は「R」シリーズの中でも、最高グレードに位置し、その中でも上位にあたる80ナンバーを備えている、という見方ができます。

 

グラフィックカードの性能の見方

幾つかの用語や数値の意味を記載してまとめておきます。

ビデオカードの説明ページを見る時に役立つと思います。

自作で組む人は別ですが、目的とする使い方を満たす機種を選ぶ際、性能差を比較する時などに役立つと思います。

言ってしまえば、全ての用語は重要ですが、ざっくり選ぶ重要部分にのみ【重要】の表記を付けました。

お忙しい方はそちらだけ読んでも、大まかに性能を把握できます。

 

【重要】TDP

TDP

これはCPU側の一覧表でも説明していましたが、同じ用語です。

要するに、どれだけ熱持つ設計なの? ってことで、この数値は意識しておくと良いです。

というのもパソコンの発熱する三大部品の中でもグラフィックカードは最も大きな熱量を持ちます。

それだけに無理もかかりやすく、空調の効いていない部屋でTDPの高いモデルを長時間ハイパワーで回すようなことは避けるのが望ましいですし、途中でサーマルスロットリングと呼ばれるリミッターに抵触して出力が抑えられてしまいがちです。

逆にTDPが低めの機体であったり、外気温が低い場所なら、そうした状況でもある程度踏ん張って動いてくれます。

つまり、PassMarkが同じくらいで性能が変わらないならTDPは低めの方が優秀なので、そちらを選びましょう、ということです。

もっとも、その分、値段も高めになることは多いので、そこはお財布と要相談ですね。

 

【重要】PassMark

PassMark

これもCPU側と同じ意味です。

記事の前半で解説している通りです。

あちこちで計測された同型番のスコアを平均値で出したもので、それゆえに一定せず微妙に上下します。

PassMark信者というわけでもないつもりですが、ただ細かい数値を覚えるよりも、この数値の比較を抑えておけば、大体、間違いはありません。

 

【重要】メインメモリ(一覧表ではメモリと略)について

メインメモリ(一覧表ではメモリと略)について

グラフィックスメモリ ( graphics memory )、ビデオメモリ ( video memory )VRAM ( video RAM )、とも表記されます。

パソコン側からモニターに映像出力する際、計算し終えたデータをモニター側へ送信する前にどれだけプールしておけるか。

一時的にどれだけ送信前状態で取っておけるのか、がこの数値です。

主にGBで表記され、大抵の場合、メインメモリが大きいグラフィックカードは他の数値も高くなります。

そのため、型番と共に最初にチェックすべき数値とも言えます。

使用ソフトの推奨環境を調べた時に、よく「メモリ○GB以上のGPU」などと書かれていることが多いですが、この数字のことを言っています。

ざっくり性能を知るにはちょうど良い指標でもあります。

 

コアクロック(CCと略、別称ベースクロックとも)

コアクロック

グラフィックカードが計算する速度そのもの。

まさにコア(核)となる計算力です。

CPUの周波数と同様に一秒間の計算回数をHzで表しています。

特に覚える必要はありませんが、オーバークロックしてギリギリのラインを攻めたいという人は、ここの数字とTDPとのバランスを崩しすぎないよう気をつけましょう。

もっとも、最近のはサーマルスロットリング(リミッターのこと)が働いて強制的に出力低下するから壊れる心配はありませんけどね。

 

メモリクロック(MCと略)

メモリクロック

コアクロックと並んで表記されることも多い数値ですが、一度に送れるデータ量を表します。

メモリバス幅に対して送れる値といったところ。

これも普通にパソコン買う分には覚える必要はないです。

ゴールドラッシュの冷めた2019年では、もう仮想通過のマイニングやってる人は少ないと思うのですが、念の為記載しておきます。

マイニングの場合はコアクロックよりメモリクロックを上げておくのが良いとされます(おそらく通貨によってはコアクロックが重視されるものもあると思う)。

ですので。「メモリクロック側をチューニングして、効率よくマイニングできるようにしたい」というマニアな使い方をする人じゃないと気にする必要はありません。

ちなみに、メモリ数に関して言えば、GeForceよりRadeonの方がメモリクロックが高いものが多いので、多くのマイナー達はRadeonを買っていました。

 

シェーダー数

シェーダー数

グラフィックカードは、平行して計算してゆく都合があることから、その頭脳には数多のコアが内包されています。

そのコアの数のことです。

当然、この数が多ければ多いほど並列処理しやすくなるので、CPUにおけるコアの数と同様に考えて良いわけですが、しかし、その数がCPUとは全く異なります。

一般的なCPUはせいぜい4つ、6つ程度ですが、CUDAとして多用途の並列処理もできるGeForceでは、入門用と考えられている「GTX 1050」程度でも640ものシェーダーがあります。

絵を描いたり動画の編集をしたり、普通のゲーマーは覚えておく必要はないのですが、AIのデータベースを構築したり、災害や天候のシミュレーションをさせるためにビックデータを分析する、などGPGUPとして並列計算させる時にはシェーダーが多いもので選ぶ傾向があります。

 

メモリバス幅

メモリバス幅

よく「bits」の数値で書かれているのですが、OSにおけるbit数と同じ意味です。

OSも16から32bitへ。32bitから64bitへと、一度に扱えるデータ量が増えてきましたが、その度に扱うデータ量が増えてきました。

送信する量をバケツの容量に例えると分かりやすいです。

バケツリレーで水を運ぼうとした時、バケツが大きければ大きいほど一度にたくさんの水を運べますね。

同じように頭脳が計算し終えたデータをどれだけ一度にたくさん送信できるか、ということです。

そして、この数値が大事と言う人もいるのですが…これは私アルパカの見解です。

重要とは思いますが別に覚えなくていい数値だと思っています。

なぜなら、コアクロックやメモリクロックが高くて計算力があっても、それを送るメモリバス幅が狭ければ本来の能力を発揮できませんし、逆もそうです。

トータルバランスで力を引き出せなければ実用性はないので、どこかに問題があれば、そこをボトルネックとして力が出ない=いまいちなグラフィックカード、ということです。

それらはベンチマークの数値に分かりやすく表されています。

もし、ベンチマークの数値が悪ければ、どこが悪いのかまでは分かりませんが、それを理解する必要はなく、単に「選ばない」という選択肢になるだけのこと。

時短して選ぶなら「こういう数値があって、こういう意味があるんだね。ふーん」くらいでいいと思っています。

 

【重要】APIサポート(DirectX、OpenGL)

APIサポート(DirectX、OpenGL)

こちらの記事でも説明していますが、APIとはグラフィックソフトで使われている動作の枠組みのことです。

目的としているソフトがどのようなAPIで稼動するのか、は必ず抑えておかないといけません。

DirectXを使うのか、OpenGLを使うのか。

そのバージョンは対応しているのか。

真新しいグラフィックカードを買う時は大体、対応しているものですが、新しいソフトを古い機体で使おうとした時などには気をつけないといけない部分です。

 

パソコン初心者にお勧めするゲームパソコンは?

この手の話になると、広くお勧めしているのがドスパラです。

私は毎回、ドスパラのパソコンをメインPCにしているのですが、その理由はサポート対応の良さです。

私がパソコン販売に携わる仕事に付く前からお世話になっていましたが、不慣れな頃にも親切に教えてくれた恩義は忘れられません。

DELLHPでも、かなりコスパはいいのですが、DELLはサポートセンターが日本にないので(中国の大連)、日本語を勉強したチャイナな方が出ます。

HPも悪くないのですが、時期とモデルによっては届くのが遅れることがあるのが困りものです(届いてさえしまえば、製品の品質は凄く良いのですけどね)。

ドスパラは最短で翌日着。

カスタムしても明後日着です。

加えて言うと、HPドスパラあたりを比較すると、選べる性能は同じようなものでも、若干ですがドスパラの方が安くなることがほとんどです(DELLだと負けることもありますが、先のサポート問題がある)。

こうした理由から、強いグラフィック性能を積んだモデルを考えている人には、ドスパラをお勧めしています。

 

PC知識全般 PC知識+α
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パソコン選びのコツ

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