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パソコンの処分方法=連絡先一覧・家電リサイクル法について

パソコンを買う段階になってから「あ、そういえば今のパソコンを処分しないといけないな。どうすればいいんですか?」と、訊かれる方は多いです。

日本では家電リサイクル法が2004年に施行されましたので、それに準じた処分方法をしなければいけません。

今回はそんなパソコンの処分方法についてお話します。

そもそも家電リサイクル法とは?

資源の有効利用の観点から、廃棄物の減量に繋がるリサイクル推進を目的とした法案が1998年(平成10年)5月に国会で成立しました。

正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」と言います(以下家電リサイクル法)。

要するに、家庭ゴミの処分にはお金がかかる法案なのですが、この資金によって新しい資源へと再生させるよう、回収することも含めて製造業者等側に義務化したわけです。

この回収&再生業務の運転資金として、一定の金額を徴収するようになったのが“処分料”です。

さて。

一般家電と違い、パソコンは特に買い替えサイクルの早い商品です。

そのため、一般家電で3年の保障期間があるところを、ほとんどのパソコンメーカーでは1年間の保証期間しか設けていないのはそのためです。

この処分料をいちいち処分する度に払っていたら大変ですから「最初に販売する際に処分料を入れた値段で販売しよう」となりました。

そこで、「処分料が入っている状態で販売している家電製品にはマークを付けよう。それで区別がつくからね」となりました。

それがリサイクルマークです。

 

リサイクルマークについて

あなたの持っているパソコンを見ると、9割以上の確率で、どこかにこのマークがついている筈です。

これはカラーに限らず、白黒だったりもしますが形は変わりません。

これがリサイクルマークです。

昔、アルパカが使っていた acer の裏面

海外メーカーだから付いていない、国内だから付いている、という区切りはありません。

国内メーカーでも稀に付いてないこともありますし、写真のように acer でもちゃんと付いています。

このマークは2003年10月から後に販売されたほとんどの製品に付いています。

じゃあ、2003年の年末あたりだとどんな時代だったのかと言うと…WindowsはXPの全盛期でした。

その頃に被る日本語版OSの発売時期を順番に並べると…

「Windows 98」が8月。
「Windows 2000」が2000年2月。
「Windows Me」が2000年9月。
「Windows XP」が2001年9月。

の頃から発売となっています。

つまり、XPの初期型や2000などは、このマークが付いてたり付いてなかったりするので確認が必要、というわけです。

Vistaや7はほとんどが付いている筈で、逆に98になると付いていない可能性が高い、という目安になります。

次に処分料ですが、一般的な目安は以下の通りです。

パソコン処分料の目安一覧表

※この基本処分料に、各回収業者の定めた収集、運搬料金がプラスされます。

パソコンの種類処分料
タワー型デスクトップ本体3,240円
(税抜 3,000円)
ノートパソコン
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイ一体型デスクトップ
CRTディスプレイ単体4,320円
(税抜 4,000円)
CRTディスプレイ一体型デスクトップ
タワー型デスクトップ本体 +
CRTディスプレイ
7,560円
(税抜 7,000円)
タワー型デスクトップ本体 +
液晶ディスプレイ
6,480円
(税抜 6,000円)

CRTディスプレイとは、昔の箱型テレビのようなブラウン管を使ったディスプレイのことです。

私も「Windows 2000」を使っていた頃はCRTディスプレイを使っていましたが、その後は液晶に切り替えました。

ちょうど、この頃はCRTから液晶へ以降する過渡期だったのです。

地デジが浸透した背景には液晶ディスプレイの発達があったからですが、逆に考えれば液晶ディスプレイが馴染みとなったのは地デジが始まった2003年頃、という言い方もできます。

やはり、家電リサイクル法が施行された頃は、技術革新に伴って法令も整備されてきた、ということですね。

 

パソコンの処分方法、連絡先は?

まず、処分する前にパソコンの中に入っているデータをどうするか、という問題があります。

今は個人情報が漏れると、厄介な売り込みや犯罪に巻き込まれることも少なくありません。

しかし、無料回収をうたう業者の中には、廃棄物の収集や処分を「無許可」で行う者もいます。

データが残ったままのパソコンを正規ルートでない業者に渡してしまえば、どうなることか。

はじめは「無料」と言っていたのに、荷物を積み込んだ後に「全てが無料ではない」と高額の請求をしてくるケースもあるとか。

それでいて不法投棄でもされたら、何のためのリサイクル法だか分かりません。

そこで、正しい処分方法3パターンを以下に掲載します。

絶対にやってはいけないパターン 廃品回収車に任せる

顔見知りだったり、何らかの信頼のおける情報があるならともかく、そうでないなら廃品回収車に任せるのは極力、避けましょう。
きちんとした手続きを踏まずに、利用できそうなデータだけ抜いたら不法投棄している悪質業者がいます。
中にはまっとうに行っている方もいらっしゃるのかもしれませんが、なにしろ区別がつきません。

パターン1 買取業者に任せる

廃品回収するのとは別に、固定の場所を構えて処分する業者もいます。

場所を固定して工場を構えている業者なら、きちんと認可を得て行っているわけです。

この場合、処分料を支払うどころか逆に貰える(買い取ってもらえる)ことも少なくありません。

彼らはパソコンに使われているレアメタルを回収することで収益を上げているので、ある意味、最もリサイクルに貢献しているとも言えます。

以下の記事内に買取業者のことを含めて、旧PCのデータの削除や、壊れてしまっているPCからのデータサルベージのことを記事にしています。ご参考までに

パターン1のデメリット
この場合のデメリットとしては、身分証明書の提示を求められることが基本です。
先にお話しているように、個人情報はどこから漏れるか分からないものです。
メールのやり取りで免許証のコピーを送ることに抵抗のある人は、この方法は避けた方が良いでしょう。

 

パターン2 小売業者に任せる

平成25年4月から「小型家電リサイクル法」に基づく小型家電の回収・リサイクルも開始され、一部の家電量販店や市区町村ではパソコンの回収も行われています。

小型家電リサイクル法に則った量販店としては「エディオン」や「ケーズデンキ」などがですが、それらには上記のマークが表示してあるのが目印となっています。

もっとも、「エディオン」や「ケーズデンキ」だからといって、全店舗が対応しているわけではないでしょうから、持ち込む前に必ず電話で確認した方がいいです。

また、このマークがなくとも各量販店での独自の買取サービスを展開していることもあります。

パターン2のデメリット
大抵の場合はPC処分の窓口としては機能はするものの、データの処分までは請け負っていません。ですので、「データの処分はお客様側で責任をもって行って下さい」と言われることも多いです。また、データを完全消去するサービスを請け負っていても有料になることも。
各法人、店舗によって様々ですので、先にお電話でのご確認を。

 

パターン3 メーカー側に問い合わせる正規ルート

これが一番スタンダードで、正規の処分ルートです。

製造したパソコンメーカーによる回収は法令で定められている通りですので、それぞれのパソコンメーカーにリサイクル対応の窓口が設けられています。

基本的にはパソコン内のデータは消去してくれるのですが、郵送中などの事故もあるので、基本的には「お客様ご自身の手で消去して下さい」

一番安心できるルートです。

ただし、輸送中や完全消去する前の手違いがないとは言い切れませんので、メーカー側としては「お客様の責任においてデータを消去してからお申し込み下さい」と言われます。

パターン3のデメリット
この場合、パターン1や2のように買取サービスではないので、お金は発生しません。先述しているように2003年9月より前に発売された機種だと、先にお話しているように処分料も発生します。
メーカーのリサイクル対応窓口があることを知らない人も多いのですが、その番号が調べづらい、というのもデメリットの一つでしょうか。

コールセンターにかけても、なかなか繋がらない上にそちらに回されて時間がかかることが多いので、できれば直接、正式な窓口にかけましょう。

記事の後半にて、各パソコンメーカーのリサイクル対応窓口を記載しておきます。

中には既に販売を中止していたり、なかなか聞き慣れないメーカー名もありますが、あいうえお順に並んでいますので探しやすいと思います。

 

パソコン関連リサイクル対応窓口一覧

受付の窓口となっている企業の中には、自社で処分する部署を設けていないことも少なくありません。

その場合は以下の窓口を通して「一般社団法人パソコン3R推進協会」に業務委託しています。

パソコンリサイクル受付センター
受付時間 : 10:00~17:00 (休日、祝祭日は除く)
 TEL : 044-540-0576下記、回収申込書(PDF)をダウンロードし、FAXまたは郵送でお申し込み下さい。
お申込先 〒212-0013 川崎ソリッドスクエア内 郵便局留
一般社団法人パソコン3R推進協会内 パソコンリサイクル受付センター
FAX:044-540-0577
申し込み画面
こちらから「パソコン/ディスプレイの回収申込書(PDF)」をダウンロードできます。

※基本的に一般ご家庭用(個人向けパソコン)を処分する窓口は以下の「一般社団法人パソコン3R推進協会」の公式ページにて紹介されていますので、メーカー側に処分をご相談する際にご利用下さい。

なお、上記の公式ページの情報が少し古かったり、足りない部分があったので、以下、補足までに。

「eMachines」のリサイクル受付センターは閉鎖されました。
全ての製品が製造・販売から5年経過したため、2017年5月末日をもって全製品のサポート(電話/メール)を終了しています。

 

ASUS JAPAN(株)・ASUSパソコン中心の処分窓口

【URL】ホームページ
【問合せ窓口】ASUSサポートセンター
【電話番号】0800-123-2787 (固定電話から)
0570-783-886(携帯・PHS・公衆電話から)
【受付時間】09:00-19:00(年中無休)
【E-Mail】申し込みページ

※下記PDFの書面から、リサイクルを申し込めます。

ASUSは、パソコン1件につき100円での買取を実施しています。ただし、データの処分はお客様側で行うよう通達されます。手放した後にデータが流出しても、一切の責任は負えない、とのことです。

 

処分の前にパソコンの状態を確認、データをどうする?

連絡先や処分方法のパターンは分かっても、データをいかにして削除するか、という問題も残ります。

改めてこちらにまとめてあります。

中には買い取りつつデータ削除まで完全無料の業者も紹介されているので、ご面倒であれば、そういう窓口を利用するのも方法です。

どの方法を使うにせよ、リサイクルは出す方も出される業者も、皆が意識して初めて成立するもの。

地球の為にも、自分のためにも上手に賢く処分したいものですね。

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