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2022年のPCはどうなる、Ryzen 6000/7000 と 第12世代Core『Alder Lake』

PC知識全般

世界最大の家電見本市である「CES2022」のニュースを見返して思うのは、開発の速度が速い、というのと、PC業界の新技術への頭打ち状態であることでした。

そんな中でもRyzenとIntelの仁義なき戦いは今年もヒートアップしそうです。

※今回の記事は備忘録的まとめのため、サイトトップに移動しないものになります。

 

いよいよ Ryzen 6000 登場、2022年後半には7000も

Ryzen 6000は 7nm の次元からからいよいよ6nmへ。どれだけ微細に造れるか、Intelがもたついている中でのAMD社の追い上げが凄いです。

製造プロセスはTSMCの7nmから6nmへとさらに微細化し、基本設計となるアーキテクチャは現行のRyzen 5 5800Uなんかであった「Zen 3」の改善版となる「Zen 3+」となります。前世代よりも平均1.3倍高速になるそうで、グラフィックス性能が倍に。

「Zen 3」でも凄いな、と言っていたのに、この分だとアルパカは今年もベンチマークを回しっぱなし、調べっぱなしになりそうで怖いです。

Intelがどんなに資産があろうと、この勢いでAMDが開発続けていたら、ほどなく世界はAMD市場になるのかと。

個人的には電源設定が落ちた時のパフォーマンスの悪さと、AMDモデルだとACアダプタが大きくなりがちのところ(もちろんTDPが上がれればIntel機でも大きくはなるけれど)と、初速の弱さ、の3点を改善してくれるなら、Ryzen推しでも問題ないと思っています。

ちなみに、2022年には5nmの Zen 5 アーキテクチャの Ryzen 7000 シリーズも投入されるのだとか。開発早すぎてこっちの方がついていくのが大変に思えるくらいです。

もっとも、開発とリリースが早くても、生産が追いつくかどうかは別問題です。

現在、世界のサプライチェーンのボトルネックとなっている、中国、台湾、韓国がそれぞれに大きな問題を抱えているので、そこを回避してプロセッサー不足を解消できるなら、春先から身近に登場するかもしれません。

ちなみに、USBも進化して USB 4やWi-Fi 6E、Bluetooth LE 5.2などの最先端インターフェースにも対応します。

 

寅年だけど『TigerLake』から第12世代Core『Alder Lake』へ

一方のIntelも第12世代Core『Alder Lake』の搭載機種が多く控えています。

せっかくの寅年なので第11世代Core『TigerLake』もオススメなのですが、新しいのが出てくる性能がまた凄いこと。昨年、アップルの株化を大幅に上げるのに一役買った、とんでもな性能のM1チップでしたが、あれと同様のPコアとEコアを組み合わせて設計されたハイブリッド設計です。

PコアとEコアって何? 違いについて

Pコア=Performanceコア(高性能コア)
Eコア=Efficientコア(高効率コア)

の略ですが、電力効率を重視した効率性を重視するEコアに対して、常に高い電力でトップパフォーマンスを出そうするPコアという位置づけ。

全部Pコアにしていた方がハイパフォーマンスでいいじゃん、って思いがちですが違うようで、大して電力を必要としない作業、同じプロセスの繰り返しになるような作業をEコアに任せることで、Pコアがより集中して重要なタスクをこなせるようになる、ということです。

CPUの演算器をずっと使っているマルチスレッド的な処理を行なう場合に活躍するのがEコアの特徴です。

例えばエンコードなどでは重たい作業だからパフォーマンスの高いPコアの方が早い、と思いがちですが、PCにとっては同じ作業の繰り返しになる作業の代表例となります。つまりはEコアの方が遥かに効率が良いのだとか。

一例を挙げると、デスクトップ用の Core i9-12900K では、このコアがそれぞれ8つずつ入って計16コアです。

現行、Ryzenの最上位クラスとしてある Ryzen 9 5950X と同じ16コアですが、同条件のゲームで比較した際には最大30%ほどパフォーマンスが伸びるのだとか。

あくまでもIntel側の言うことですから大げさに言っているであろう分を差し引くとしても、かなりのハイパフォーマンスです。実際に動かした人の話を聞く限りでは、確かにレイトレーシング効かせた動きの激しい高解像度配信などでは違いが如実に出るとのことでした。

イメージとしてはEコアが中~長距離走選手に対して、Pコアが短~中距離走選手という役割分担に思えます。これらがタッグを組むことにより、それぞれの活躍できる場で性能を伸ばしあうことができるようになった、ということです。

ちなみに、DDR5およびLPDDR5のメモリや、Wi-Fi 6Eにも対応したというのも特徴としてありますが、これはいつものことです。プロセッサーの進化と共に、メモリの進化も並走しているので、当然と言えば当然ですね。

 

結論、今のPCはどう進化してゆくのか

速度を追求した結果、一定のレギュレーションの中で生み出されたフォーミュラカーが同じ流線形の似たスタイルになっていくように、すでに成熟した市場であるパソコン業界においては、革命的な変化は起こりづらいものです。

思うに、モバイルプロセッサーの能力が上がってきたことでタブレット形状の本体と、キーボードを切り分けるデタッチャブルが出てきたわけで、そういう意味ではMicrosoftのSurfaceやASUSの Transformerシリーズはとても画期的でありながら実用性を備えていて面白かったです。

同様の進化を期待するなら、モビリティに求められるプロセッサー能力はすでにあたまうちで成熟しており、ここから先は5Gの浸透にともなうネットコンテンツの拡充。また、それを生かすIOT機器への拡大が主軸になるものだと思います。パソコンもその後方に並ぶのかと。

気になることとしては、ゲーム業界ではeスポーツを大々的に売りに出しているわけですが、これはPCメーカーやグラボメーカーがスポンサードになっているから大金が動き、世の潮流となっているわけです。つまり儲かるからです。

このまま、5Gの高速回線が浸透すればどうなるか。

現在、オンライン上で重量ゲームがサクサクできる「GeForce NOW Powered by SoftBank」や「Steam Link」がボトルネックとしているのが通信速度なわけで、そこがクリアされればグラフィックカードを積載していないモバイルPCでもAPEXとか楽しめちゃうわけです。「レイ・トレーシング(ray tracing)」機能も付いてて綺麗な画面で楽しめます。

ただ、今のところは解像度がFHDまで。最高fpsも60までとなっており(2022年年初時点)、本格的なゲーマーには全然足りません。5Gが浸透してくると、ここが引き上げやすくなる、ということです。そうなるとeスポーツ関連業界に入ってきたお金の流れは変わるでしょう。

当然、PCの売れ筋も変わります。

そんな中、PCとしての進化ではディスプレイが結構な伸びしろテーマとして残っています。最近は有機EL(OLED)ディスプレイが安く出回るようになりましたが、まだ一般的ではありません。

有機ELディスプレイ(OLED)にこだわることなく、従来型のLED技術でも、もっと綺麗にできると思っています。それでいて低価格化が進んでくれると嬉しい限りです。

 

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パソコン選びのコツ

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