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富士通BTOパソコンのAHシリーズを動作確認してみた

2019年2月モデルとして、富士通の新機種が幾つか発売されました。

デスクトップのFHやDHシリーズなどでは、新しい型番のCPUも採用されています。

しかし、実際には一般のご家庭で最も多く販売されているのは富士通に限らず15インチノートと相場が決まっています。

今回はそんな中から「LIFEBOOK WA2/D1(以下、WA2/D1と略)」に的を絞ってご紹介します。

 

AHシリーズ(WA2/D1)の外観

「全てに上質を」というキャッチコピーを使うAHは、外観からして、独特の美しいデザインをしています。

私が手にしたのはCore i3のブラックなので、その写真ばかりが多くなってしまいますが、実際には以下の四色から選べます。

メタリックブルー ※Core i7選択時のみ
 ブライトブラック
 ガーネットレッド
 プレミアムホワイト

加えて、富士通デザインではCPUに i7を選ぶと「プリズムクリアキー」と呼ばれる特徴的なキーボードになります。

(品名も「WA3/D1」に変更されます)

キーボードの表面を機体色に合わせた色合いにしておきつつ、その側面下側をティーブラウン色のクリア部分にしているのです。

独特のコントラストが美しい機体を構成するだけでなく、視覚的にもキーボードの場所を把握しやすい造りになります。

このデザインが気に入った人は、これだけでi7を選ぶ人もいるほどです。富士通デザインならではですね。

 

 プリズムクリアキー一覧 ※WA3/D1(Corei7選択時)のみ採用

メタリックブルー

ブライトブラック

ガーネットレッド

プレミアムホワイト

 

また、ディスプレイに関しては、他社は15インチをコスト重視で安くしますが、枠を従来の太いものにする傾向があります。

しかし富士通のそれは、AHは幅を取らない狭額縁を採用。

スマートなディスプレイがフルハイビジョンの美しさを演出してくれます。

 

AHシリーズ(WA2/D1)の優れているところ

基本的に15インチシリーズを一括りに「AHシリーズ」と呼び習わしていますが、ハイスペックのWA2/D1、WA3/D1については、デザイン、内部性能共に大幅なモデルチェンジはしていません。

ですので最新の「WA2/D1」と同様の特徴を持っていると考えて良いです。

富士通は昔からキーボードが素晴らしく打ちやすい

人によって好みは分かれますが、入力をしっかり深く打ちたい人。

これからタイピングを覚える人には特にお勧めです。

これはずっと前から富士通のノートパソコンにあった特徴なのですが、キーストローク約2.5mmという深さなので、キー入力があやふやな人が体で覚えるのに向いています。

例えば、他社の一般的な15インチノートだとキーストローク約1.5mmですから、1mmも違います。

たった一ミリと思うかもしれませんが、この一ミリが大きな使い心地を分けるのです。

既にある程度慣れている人ならともかく、ご家庭用として使われることが多い15インチノートは、お子様がタイピングを覚える最初のパソコンとして選ばれています。

お子様の未来を考えるご家庭に置いて頂きたい一台ですね。

これからのタイピングの重要性について
これからのタイピングの重要性
あまり気づいていない方もいらっしゃいますが、現在の「大学入試センター試験」に代わって2020年度から「大学入学共通テスト」が始まります。
従来の紙ベースによる筆記ではなく、パソコンを使って回答する「GTEC CBT」などが組み入れられます。
問題数が多いことで知られる「GTEC CBT」ですが、英語の返答内容が分かっていてもタイピングでまごついているとタイムアップになりかねません。
また、これは氷山の一角で、2024年度にはプログラミングなどの「情報科目」を導入予定にもなっていますし、他の科目でも筆記からパソコンによる入力返答に変更検討されているものも多くあります。
つまり、これからの子どもたちはキーボード入力の速度と正確性が大学入試の成績に深く関与するようになる、ということです。

プログラミング必修化のニュースばかりが先行して目立っているのですが、全てのパソコン業務の基本は、まずタイピングです。

もし、まかり間違ってNECやLenovoのキーボードにでもしようものなら、CtrlキーとFNキーが逆になっているのに慣れてしまい、ショートカットを使おうとした時に、脳内に「?」が浮かんだままパンチミスを繰り返すようになります(現在の世界標準はCtrlキーが左下です)。

ちなみに、「富士通 WEB MART」ではブラウザ上から無料でタイピング練習ページを開放しています。

どなたでも気軽にできるので、仕事で鍛えたタイピングの腕試しをするのはいかがでしょうか。

ちなみに、「WA2/D1」を使って行った私のタイピング成績は以下の通りでした(笑:もう一歩でしょうか)。

ソフトウェアが充実している

VAIO以外の国内メーカーの個人向けパソコンには、総じて便利ソフトが入っています。

AHシリーズも例に漏れず入っているのですが、もっぱら人気ソフトとしては以下のものが整っています。

※入っているソフトは機種によって多少、違うこともあります。購入時には必ず、購入ページからソフトウェアをご確認下さい。

「筆ぐるめ 26」三大筆系年賀状ソフトウェアの一つ。定番です。

「CyberLink PowerDirector 16 for FUJITSU」動画編集の王道ソフトです。誰にでも使いやすくて、PCにかかる負担も軽いです。

「i-フィルター for マルチデバイス」ご家庭のお子様などがインターネットを行う際の閲覧制限をかけることができます(無償サポートと無償使用期間は使用開始から30日間)。

「マカフィー リブセーフ 3年版」米国発の有名なセキュリティソフト(無償サポートと無償使用期間は使用開始から3年間)。

上記のあたりがよく使われる人気ソフトですが、特にセキュリティソフトが3年版、最初から付いているのは他にはない特徴です。

一部の海外メーカーには年単位でセキュリティソフトを入れているところもありますが、基本的には3ヶ月程度です。

特に、今まで使っていたこだわりのソフトがないのであれば、機体乗り換えと同時にマカフィーを使ってみるのもお勧めです。

PowerDirectorに関しては以下の記事から見て頂くと分かりやすいかと思います。

また、「いつもアシスト ふくまろ」が個人向けFMVの全機種に入っているのも富士通ならでは。

音声認識でアシストしてくれるので、帰宅して、着替えながら家電のスイッチを入れたり、明日の天気の確認など、声で操作し耳で確認などが行えます。

忙しい現代人の時短に一役買ってくれる、ふくまろです。

ワイドレンジで歪みの少ない、ハイレゾ対応のスピーカー内蔵

ONKYOと共同開発のスピーカーを搭載しています。

※ハイレゾ対応スピーカーは、WA3/D1(Core i7選択時)のみ採用。
WA3/D1(Core i5)、WA2/D1選択時は、ステレオスピーカーを内蔵。

私も試しに高音質音源を流して聴いてみましたが、やはりノートパソコンにしてはいい音を出します。

元々、小型のノートパソコンに入れるスピーカーは音を反響させる空間を確保するのが難しいため、どうしても音が軽くなったり、小さくなりがちです。

音にこだわった機体は色んなメーカーで見てきましたが、その中でも特に音域の幅の広い良い音を出しているように感じました。

音を言葉で表現するのは難しいのですが、モニター下にあるアルミ製のスピーカー部分に書かれた「ONKYO Speakers Instaiied」の文字と広めに取ったスピーカー面積は伊達ではありませんね。

細部の部品まで頑健な造り

これもメーカーによって様々な特色がありますが、がっしりした機体構成は頑丈で長持ちしやすい造りをしています。

各メーカー、故障率は絶対の非公開情報ですが、私は現場の修理センターに持ち込まれる機体をずっと見てきました。

軽量モデルは落としたりぶつけたりが多くあるので除外しますが、通常の15インチノートPCでは富士通製品をなかなか見かけません。

この点ではかなり優秀なことが伺えます。

同様に店舗にACアダプタを買いに来る人は大勢いますが、富士通のそれはほとんど見かけません。

なぜか。

これは「WA2/D1」のACアダプタのL字プラグです(機体に差し込む部分ですね)。

見た目、ゴツいです。

いかにも頑丈につくってある感がします。

この部品をL字にするのに結構、コストがかかるようで、昔はコスト削減からストレートプラグを採用するメーカーもありました。

ところが、この接続部分が壊れることが非常に多いのです。

何しろ、「よじれて断線しちゃったの」から始まり「犬にかじられて…」「足ひっかけちゃった」などで、プラグ部分が機体に入ったまま折れてしまったり、線が千切れるなどしやすいのです(読んでいる方でもご経験、おありの方いらっしゃるのでは?)。

そのため、お金がかかっても頑丈なL字プラグを使わないといけない事情があり、現在ではほぼ全てのメーカーではL字プラグを採用しています。

問題は採用の内容です。

一部の海外メーカーなどでは細い(本当に細い)プラグを採用している機体もあり、気づかないまま使っていたら折れてしまうこともよくあります。

そのため、店舗にACアダプタを買いに来る人が海外メーカーの互換アダプタを置いていないことを知ると、PCが使えなくなって悲惨な状況になることも。

もし、店舗でパソコン購入をするとき、展示機を触ることができるのなら、動作確認よりも前にまずACアダプタを触って動かしてみて下さい。

多少動くのは問題ありません。

ある程度の余裕がないと、ケーブルが引っ張られた際に耐えられなくなりかねませんので。

ですが、差し込みが緩かったり華奢なのは候補から外すべきで、予備のACアダプタとセットで考えるなら、まさしくそういう機体にこそセットで考える必要があります。

しかし、富士通のL字プラグは見ての通り。

まったく、その心配がありません。

 

新製品とは言ってもマイナーチェンジ、ならばいっそ型落ちも考える

昨今のパソコン事情では、軽量モデルはメーカーがこぞって力をいれて軽くしたり、小さいながらもハイパワーにしたりと、正に技術の粋を結集させます。

一方で、最も多く量産されている15インチモデルは色のバリエーションが増えたり、アプリケーションが変更されることはあっても、大幅なモデルチェンジが少ないもの。

良く言えば安定路線で安牌。

悪く言えばいつも通りです。

では、今回のAHシリーズの新旧の違いとは?

私の確認している限りでは、主だったところでは、

「Core i7-8550U → Core i7-8565U」になったということ。

「Core i7搭載時はBluetooth v4.1 → 4.2準拠」と、

「Officeが2016 → 2019」になった、という三点のみ。

Bluetoothのバージョンの違い、Officeソフトの年度版の違いは以下にて説明されています。

おそらく、多くの人が旧モデルを選んでも性能的、機能的に困ることはないと思います。

今回の「WA2/D1」は最新機種なので、富士通WEB MARTにアカウント登録して、22%オフクーポンを適用しても11万円弱からのお値段です。

LIFEBOOK WA3/D1、WA2/D1 カスタムメイドモデル

ですが、先にも書いたようにマイナーチェンジ = 内部性能の変更があまりありません。

「同じ性能で型落ちが安く買えるなら、新旧での違いは気にしない」

と言う方には、2018年6月モデルの「OUTLET  カスタムメイドモデル LIFEBOOK WA3/C2、WA2/C2」をお勧めします。

同様の組み合わせが9万円台から手に入ります。

もしサポートに頼ることはない、と割り切って無料での電話サポート期間をなくしてしまえば(「ミニマムサポート(電話お問い合わせ初回より有料)」を選べば)、更に値段が下がって8万円台も見えてくる…。

LIFEBOOK WA3/C2、WA2/C2 ブライトブラック (アウトレット)

この計算にはOfficeが入っていませんので、入ればもっと上の金額になります。

加えて、そのOfficeをどこまで使うのか。

ここが重要で、もし、簡単な使い方だけなら、いっそWPSのOfficeにすれば、10万円以下から同様の性能で揃うことになります。

まずは、ご自分の使い方がどのレベルなのか。

以下の動画を見て、把握してから性能をお選び頂くのがお勧めです。

 

最後にまとめ

富士通というメーカーを考えたときに、まず真っ先に出てくる印象が「手堅い」です。

最軽量13インチを持つ富士通なのに、あえて花形を外して考えれば、メーカーの特色が良く分かります。

造りがしっかりしていながら、製品情報のページが充実していますし、コールセンターを使わずとも、ユーザー同士で解決するフォーラム「OKBIZ. for Community Support」なども設置されています。

つまり、言い換えれば「困ることが少ないメーカー」とも言えます。

今回はご家庭用のパソコンというテーマで内容を絞った記事にしていますが、お子様向けのパソコンでは、以下、訳あり品のLHシリーズも81,800円とお安くなっていました(2019.2.21現在)。LIFEBOOK LH55/C2 アーバンホワイト

ですが、まずはパパさんママさんも共用で使える一台を、と考えるなら、AHシリーズ(新型なら「WA2/D1」)です。

富士通のノートパソコンは今も島根工場から、安心の二文字と一緒に造られ続けています。

誰にでも使いやすい、手堅い一台を皆さんのご自宅にもいかがでしょうか。

 

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