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最新「office 2019」と2016の比較、Macでも使えるH&B

Officeの記事最新PC情報

前々から発売日が話題にあがっていた「Office 2019」が、いよいよ日本も販売開始となります。

最新の関連情報を入手したので、取り急ぎこちらの記事にて特徴をまとめてみました。

 

 

「Office 2019」はWindows10のみに対応、2016との違いは?

基本的にWin7や8では対応できないそうで、今後、発売されるWindows10の機体にプリインストールされてきます。

また、現在古いOfficeが入っているWindows10を使用していた場合。

2019を入れようとしても、先に入っているOfficeが優先されるので、同時平行で使うことはできません。

2016が入っているようでしたら、先にそちらをアンインストールしてから最新版を入れて下さい(もしくは「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」にしてしまいましょう)。

2019年1月22日から、Windowsストアで配信開始されます。

今後のWindows機のパソコンにはプリインストールされてくるでしょうから、今の内に新しい機能も抑えておきたいですね。

 

「Office 2019」はMacでも使えるようになったって本当?

これ、本当でした。

といっても全てのバージョンが、というわけではなく「Office Home & Business」に限り、です。

他のエディションは全て不可。

今までは「Office Home & Business 2016 for Mac」などと「for~」という隔たりがありましたが、H&Bに限り「for~」は付かなくなります。

年度版固定のOfficeが一つのパッケージで2台まで入れられるのは変わりませんから、、WindowsとMacそれぞれに一台ずつ入れることもできるようになる、ということですね。

 

「OneNote」がなくなる!?

最新版のセットの中から「OneNote」がなくなります。

「OneNote 2016」に関しては今まで無料でダウンロードできていたので、そちらをサービス継続するそうです。

つまり「OneNote 2019」はリリースされない、ということ。

最もよく売れていた「Office Home & Business」と言えば

今までは、「Word」「Excel」「Outlook」「PowerPoint」「OneNote」の5つのセットでしたが、これからは「OneNote」を除いた4つになる、ということです。

もともと無料でのサービスもあるので、これはあまり問題ない人も多いでしょう。

 

「Office 2019」の新機能紹介、365Soloの機能も使えるように

「PowerPoint2019」変形とズーム機能

Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」に搭載されていた機能です。

あるスライドと同じものをコピーで複製した後、配置を動かすと、「動かす前と後の間を埋めるような動画となる」というものです。

下図をご覧ください。

赤枠で示しているスライドの一枚目は惑星が一列に並んでいますが、二枚目はずらしています。

人工衛星なんかも右に移動していますが、二枚目がこういった動かした後になるよう指示させておけば、そのように動いてくれます。

動く間隔も秒数を定めておき、「早め」「遅め」と調整することも。

プレゼンの時に静止画だけのスライドショーだったものが、動画が入ることで、一段とインパクトのある分かりやすい構成にできますね。

 

「PowerPoint2019」3Dオブジェクト機能

グラフィックソフトを使える人ならすぐお分かりになると思います。

いわゆる3Dのポリゴンで造られた立体的な構造物を、操作ランチャーやマウス操作などでぐるぐる動かして見せることができる機能です。

※上記はイメージ図です(クリップスタジオの3Dオブジェクトの画面ですが、基本的には同様のものです)。

見せられる角度が上下左右、どの角度からでも大丈夫なので、まさに多角的な見せ方ができます。

実際に動かしてみたのがコチラです。

今までPowerPointではできなかったこれらができるようになるので、表現の幅が広がりますね。

 

 

「Excel2019」じょうごグラフ

これも元々は「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」に搭載されていた機能です。

下記画像にあるようなグラフが追加されています。

使用頻度がどれだけあるか分かりませんが、大きな統計データを扱う人は必要かもしれません。

例えば、一つの組織の中で、例えば出身地を都道府県別に分けた後、性別が男で、右利きで、更に妻子持ちで…と絞り込んでいくタイプの分析をする時に、その少ない数がどれだけの割合で位置しているのか。

それらを視覚的に把握する際に役立つグラフですね。

例を出しながら画面で見てみましょう。

例えば、上記のようなデータを分析する時。

コミケのブースの場所がしょっぱくて、客足が500人くらいしか来ないと予想しましょう。

その中でメガネ属性の人が400人強くらいだろうと予想します。

さらにその中で、猫耳好きの割合はおおよそ300人くらいと考えます。

すると、更にそこからツンデレ萌えの人が3分の2強まで減ってしまうと考えて225人。

更にここから購入意欲の高い割合は6~7割程度とするなら150人くらい。

なら、100部のコミケ本を作っても売れ残りは回避できるであろう、と予想が立ちます。

この内10部ほどは近場のご近所や手伝ってくれた人に分ける分として差し引かれます。

するとこのようなグラフができました。

でも、150人に対して100部は安全係数を高く見すぎているので、もうちょっと売上目指して130くらい印刷しておこうか、とか。

いやいや、それならもっと別の属性を加えた同人誌にしないか、とか。

じょうごグラフを使って視覚的に分析しやすくするなら、このような使い方ができそうです。

 

「Outlook2019」メンション(強調)機能

今まで「メールを送ったけどなかなか読まれない」とか「しまった、大切なメールを見逃していた!」という時がありがちでした。

このメンション機能を使えば、見逃しずらくなるよう、受信側のメーラーで(メールを開く前の状態から)強調文字で表示させることができます。

もっとも、「全部読んで欲しい」となると、全てが強調されてしまって逆に目立たなくなってしまいますから、優先順位を付けて、重要な部分から強調するように利用してみましょう。

どんなに便利な機能も、使い方が良くないと意味がなくなってしまいますからね。

 

「Word2019」翻訳機能

Officeで対応している全言語で使える機能です。

つまり、英語でもフランス語でも、もちろん。

グジャラート語でもタタール語だってできます。

今までGoogle先生に頼っていたのでブラウザとの併用が欠かせませんでしたが、これからはWord一つあればなんとかなってしまうわけですね。

インターナショナルに使う人は絶対に欲しい機能でしょう。

 

「Word2019」読み上げ機能

Wordの中に「校閲タブ」なるものが出るようになります。

この中にある読み上げ機能を使えば日本語でも英語でも音声で伝えてくれます。

聞いた感じですと抑揚のないマシンの言葉という感じです。

それでも耳の不自由な人や、他作業をしながら耳からも情報を取得しておきたい、忙しい人には役立ちそうな機能ですね。

これは先述の翻訳機能と連動させることもできるので、訳された英文や他の言語でも読み上げることができるそうです。

※他の言語で使う際に「 他の言語のTTS エンジン」を追加でダウンロードする必要があります。

念の為、次の項目で対応している全言語を掲載しておきます。

 

Office 対応言語(マイクロソフトページより)

2019年春段階で対応している言語は70以上です。

以下、あいうえお順になります。

Afrikaans

アルバニア語

アムハラ語

アラビア語

アルメニア語

アッサム語

アゼルバイジャン語 – ラテン スクリプト

バングラ語 (バングラデシュ)

ベンガル語 (インド)

バスク語

ベラルーシ語

ボスニア語 – ラテン スクリプト

ブルガリア語

カタルニア語

中国語 (簡体字)

中国語 (繁体字)

クロアチア語

チェコ語

デンマーク語

ダリー語

オランダ語

英語米国

エストニア語

Filipino

フィンランド語

フランス語

ガリシア語

ジョージア語

ドイツ語

ギリシア語

グジャラート語

ヘブライ語

ヒンディー語

ハンガリー語

アイスランド語

インドネシア語

アイルランド語ゲール語

イタリア語

日本語

カンナダ語

カザフ語

クメール語

Kiswahili

コーンクニー語

韓国語

キルギス語

ラトビア語

リトアニア語

ルクセンブルク語

マケドニア語 (FYROM)

マレー語

マラヤーラム語

マルタ語

マオリ語

マラーティー語

モンゴル語のキリル文字

ネパール語

ノルウェー語 (ブークモール)

ノルウェー語 (ニーノシク)

オディア語

ペルシャ語 (ファルシ)

ポーランド語

ポルトガル語

ポルトガル語 (ブラジル)

パンジャーブ語 (インド)

ケチュア語 (ペルー)

ルーマニア語

ロシア語

スコットランド ゲール語

セルビア語のキリル文字

セルビア語のキリル文字 (ボスニア ・ ヘルツェゴビナ)

セルビア語 – ラテン スクリプト

シンディー語 (パキスタン)

シンハラ語

マレー語

マラヤーラム語

マルタ語

マオリ語

マラーティー語

モンゴル語のキリル文字

ネパール語

ノルウェー語 (ブークモール)

ノルウェー語 (ニーノシク)

オディア語

ペルシャ語 (ファルシ)

ポーランド語

ポルトガル語

ポルトガル語 (ブラジル)

パンジャーブ語 (インド)

ケチュア語 (ペルー)

ルーマニア語

ロシア語

スコットランド ゲール語

セルビア語のキリル文字

セルビア語のキリル文字 (ボスニア ・ ヘルツェゴビナ)

セルビア語 – ラテン スクリプト

シンディー語 (パキスタン)

シンハラ語

スロバキア語

スロベニア語

スペイン語

スウェーデン語

タミール語 (インド)

タタール語

テルグ語

タイ語

トルコ語

トルクメン語

ウクライナ語

ウルドゥ語

ウイグル語

ウズベク語 – ラテン スクリプト

バレンシア語

ベトナム語

ウェールズ語

 

いかがでしょうか。

まだまだ調べれば色々と便利な面が見えてきそうですが、ひとまず目立った特徴をご紹介しますと、このようになりました。

また、最新情報が入りましたらお知らせしようと思います。

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